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ウェブディレクターという職種柄、社内・社外含め、数多くのミーティングに出席している。その中でも、進行役(ファシリテーター)によって、「今日のミーティングはわかりやすかったな」と思うときと、そうでないときがある。その違いは何かを改めて考えてみて、原則として整理をしてみたので共有したいと思う。 原則①:ミーティングの目的やゴールを明らかにする ミーティングには、必ず目的やゴールが存在する。しかし、これらを明確にしないまま本題に入ってしまうミーティングを今まで何度も見てきた。最終ゴールが何かわからないまま議論を進めると、本当に達成したかった目的とズレが生じたり、得たかった情報が得られなかったりし、再度ミーティングをするハメになってしまう。 そのため、仕事におけるミーティングの目的を下記の大きく5つの場に分類して、頭に入れておくと、目的を明確にしやすくなるのでオススメだ。 1. 情報共有 プロジェ
プロジェクトを進めていると、「この案件はイレギュラーだった、特殊だった」と言いたくなる場面に遭遇することがある。しかし、経験を積むにつれて気づくのは、実はどの案件も何かしら事情が異なり、イレギュラーや特殊な状態なのではないかということだ。 「イレギュラー」をコントロールするのが仕事 もちろん全てのプロジェクトが「テンプレ通り」に進んだら楽ではある。しかし、実際にはそんなことはあり得ない。 特殊な状態であったとしても、それをコントロールして進められる状態を作り、前に進めるのが私たちの仕事ではないだろうか。プロジェクトは想定外のことが起ころうが、前に進めて完遂するしかない。優れた人ほど、「この案件は特殊だから」とは言わずに、粛々と特殊さを解きほぐして最適解で進行しているように見える。 「想定外」を「想定内」に変える方法 では、どのように「特殊さ」を乗りこなせばよいのか。 想定外のことが起こった
プロジェクトを進めていく中で、お客さんにヒアリングをする機会は多くある。しかし、質問の質が低いと、得られる情報も曖昧になってしまう。 そこで、事前に質問を考え、ヒアリングに同席予定のベイジ社長・枌谷さんにフィードバックをもらった。そこで次のようなことを学んだ。 良い質問は、質問の意図が見える 質問の質を上げるには、質問の意図が見えるようにすることが大切だという。具体的には、以下の2点をセットにして質問をすると良い。 質問に答えてもらうことで、どんな情報が欲しいのか(意図)を伝える 自分が今どんな仮説を持っているのかを伝える これにより、お客さんも質問の背景を理解した上で答えやすくなる。 今回は今までより質問数を多く用意できたものの、8割が「質問するための質問」になってしまっていた。わかりやすく言うと、以下のような違いだ。 意図が見えない質問 : この製品を使うユーザーはどの年代がメインです
ここ2年ほど、全国に点在する経営者や経営幹部と出会い、話を聞く機会を増やしている。月平均3~4名くらいのペースで、企業規模は数十名から数百名前半くらいの中小・中堅企業が多い。 地域/業種/業界/規模はバラバラながら、共通する話題もある。中でも表題の「40~50代社員の老害化」はよく耳にするテーマである。 個人的には、「老害」という言葉を安易に用いるのは好きではない。なぜなら、自分に都合が悪い年配者をすべてそこにカテゴライズし、全否定できる言葉だからである。実際には老害とは反対の「若害」といえる現象も存在するように思う。それも含めて、物事は「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」で冷静に客観的に見なければいけない。 その前提があった上で、比較的若い経営者や経営幹部の話を聞くと、「それは確かに老害という言葉で表現するしかないかもしれない」と思うことはある。 老害社員とは こうした話題で出てくる
2021年現在、ベイジの柱の事業はウェブ制作事業とウェブアプリデザイン事業です。ウェブ制作事業は会社設立の2010年からの主力事業で、サービス品質の平準化を目的に2014年頃からワークフローの整備を進めてきました。 一方ウェブアプリデザイン事業については、事業拡大したのがここ数年で、まだワークフローが整備されておらず、各人の裁量に委ねた進め方になっていました。そこで今後の事業拡大とメンバー増員を想定し作成したのが、業務システムやSaaSのUIデザインに特化した「ベイジの業務システムUIデザインワークフロー2021年版」です。 基本的な進め方は国際規格(ISO 9241-210※)の人間中心設計プロセスに基づいて組み立てていますが、細かいタスクの順序や内容は、今までベイジで培ってきたノウハウをふんだんに盛り込み、組み換えています。 また今回ワークフローを整備するうえでは、クライアントごとの開
今日も会議がある。憂鬱だ..。一日のスケジュールに会議の予定を見つけて、そんな気持ちになる人は多いだろう。会議は仕事を進めるための手段だが、時間を奪われる、目的があいまい、空気が悪いなど、課題は尽きない。 しかし会議の名前を工夫すると、そんな悩みが少し緩和されるかもしれない。サイボウズさんのインタビューによると、あるイベントの進捗管理会議に「おしりぺんぺんタイム」とユニークな名前をつけたところ、会話のきっかけが増え、打ち合わせを楽しむ空気が生まれたそうだ。 認知科学の分野では名前が人の認知や行動に与える影響が研究されており、「表記法の違いが異なる思考プロセスを生み出す」という結果が出たものもあるという。実際にベイジ社内でも、工夫をこらした名前がついている会議では、参加者の意識や行動に違いが生まれているように見える。以下に思い当たる例を3つ挙げてみる。 1. 「根性注入会」~会議の空気が明る
“アテンション・エコノミー”という言葉がある。膨大な情報に囲まれている現在、アテンション(注目・注意)が経済価値になり、多くの企業がアテンションの獲得にしのぎを削っている実態を表した言葉である。 まさに我々は公私ともども、「通知」というアテンションに囲まれ、それに反応して多くの行動を起こしている。その状況は、通知に支配されていると言っても過言ではない。自分の意思で通知を上手にコントロールしないと、まるでドラッグのように「通知を見たい」という欲求に溺れ、時間を無駄に使ってしまう。 社内に導入しているSlackは、非常に優れたUXを備えたアプリケーションである。実はSlackのかなり初期に会社で使っており、その時には満足できず別のチャットに乗り換えたが、再度Slackに戻した時に、その進化に軽く驚いた。痒いところにまで手が届くようにアップデートされていたからである。しかしSlackのUXが抜群
仕事でもプライベートでも、何か相談されたときに、「それ、私じゃなく本人に直接言ったほうが早いのでは?」と返すことがある。 世の中で時々見かけるのは、AさんとBさんの間でミスコミュニケーションが起きてるのに、AさんはBさんに直接言わず、CさんやDさんと話してるケースである。で、CさんやDさんもBさんに直接言わず、想像でAさんの悩み相談に応じていたりする。これはまるで往年の恋愛ドラマのようでもある。 しかしこれはちょっと時間の無駄なんじゃないかな、と思う。特に仕事においては、「直接言わないことで膨れ上がる工数」は案外バカにならない。悶々と一人で悩んでいる時間も勿体ないし、本来は関係ない人を巻き込んで相談している時間も勿体ない。 なので、「悩んだら本人に直接言う」は条件反射的に選択して大ハズシしない鉄板セオリーだと思ったりする。 ただ、ほとんどの人も、他人に相談するより本人に直接言う方が早い、と
デザイナーの池田です。先日、ベイジの社内メンバーから「仕事で行き詰まることありますか?そんなとき何をしていますか?」と質問された。 失敗したり落ち込むことも日常茶飯事だが、ベイジで7年くらい仕事をする中で、いくつか私なりの対処法があるかも、と思ったのでまとめてみる。 マインド面 1. 完璧主義を捨てる どんな仕事に対しても、完璧を求めすぎた頃があった。ただ完璧でなくても、「仕事を前に進めることが大事」だと気づくことがあり、考えが変わった。たとえば、顧客への提出のクオリティレベルには至っているものの、自分の中で納得がいかないこともある。時間とのバランスもあるから、初回提案では作ったものでアイデアを試してみる。納品まで時間があれば、提案後に「ブラッシュアップしました」と、顧客に提示することもある。 「完璧にできた!」と思っても、日が経つと違う知識や観点が身についてるので、新しくできていないとこ
ラジオボタンとはコンピュータの操作画面で、複数の選択肢から一つだけ選択する際に用いられるUIパーツです。ラジオボタンはよく目にする選択式フォームですが、その特性を活かしきれないまま使われていることもあります。基本的な機能を理解したうえで設計に組み込み、適切に実装していきましょう。 ラジオボタンの定義 ラジオボタンはUIパーツの一種で、小さな丸い印で表示されるのが一般的です。ユーザーは2つ以上の複数の選択肢から一つだけ選ぶことができます。もしすでに選ばれているものとは違う選択肢を選ぶと、それまでの選択肢のチェックは自動的に解除されます。 ラジオボタンが作られた背景 ラジオボタンという名前は、ラジオ受信機のチューニングボタンが由来です。ラジオでチャンネルを選ぶ際、1つのチャンネルだけが選択される仕組みと同じです。 ラジオボタンの機能 ユーザーに対して2つ以上の選択肢を提示し、その中から必ず1つ
昨年秋から、私が起業する前、フリーランスや会社員時代に仕事をした方からの連絡が相次いだ。タイミングが重なったのは偶然だろうが、何か大きな仕掛けの中に自分がいるような気分になった。 当時を振り返ると、必ずしもうまく動けていなかったと思うことも多い。しかしそれでも「枌谷さんと話がしたい」と、10年以上も経って連絡していただけるのは、嬉しいことである。 結果より過程 仕事で結果を出す。成果を出す。その姿勢は当然大事だ。結果や成果を追求する姿勢こそが、職業人としての信頼に繋がるからだ。ただし、信頼というのは、結果や成果の有無や大小より、その過程で生まれるものだとも思う。 不思議なことに、その時は結果が出なかったとしても、信頼を獲得することはできる。信頼さえ得ていれば、その時はうまく行かなくても、自分のことを思い出し、また頼ってくれる。仕事をすればするほど、こうした人たちが増えていく。そしてこの社会
ウェブデザイナーであれば誰しもフリー素材のアイコン・イラストを流用してデザインに活用したり図版を作る機会があるだろう。 そんな時に以下のような悩みがでてきたことはないだろうか どの素材を選べばいいか迷ってしまい、選定に時間がかかる 集めた素材をうまく流用できない 展開した図版を並べるとなんとなく統一感がない 今回はそんな場面で活用できるコツをまとめてみた どの素材を選べばいいか迷ってしまい、選定に時間がかかる 数あるフリー素材の中から何をどう選んでよいかわからず、気づいたら数時間経っていた..なんてこともあるだろう。 個人的には以下3点に注意して選定するようにしている。 同じモチーフの形状を揃える 人物の形状を例にすると、表情があるもの・髪の毛があるもの・首がつながっているもの・曲線的なもの・直線的なもの・手の指先まで描かれているもの・耳があるもの…など様々だ。 同じモチーフは形状が同じに
仕事をしていると、「言語化が大事」という話をよく耳にします。私自身も短くないキャリアの中で言語化の力を多用し、その恩恵を受けてきました。 特に組織づくりにおいては、理念、行動指針、ブログ、各種心得、日報などなど、考えを言葉に落とす言語化こそ、組織の土台を作る第一手だと、私自身が考えているところがあります。あるイベントに登壇した時は、自らのスタイルを「言語化マネジメント」と例えたこともありました。 ただし、組織を動かすことを目的とするならば、実は「言語化」だけでは不十分であるとも思います。言語化のその先、「共通言語化」まで至らないと、組織や人は変わりません。では、「言語化」と「共通言語化」の間には、どのような違いがあるのでしょうか? 「言語化」と「共通言語化」の違い その違いは、以下の2つの文章を比較してみるとよく分かります。 ユーザーを最優先に考えよう ユーザーファースト 意味としては、言
顧客企業のコンサルテーションやベイジのセールス&マーケティング領域を担当するマーケターを募集しています。 全案件直取引なので、経営者やマーケティング担当者と直接会話できる 顧客企業と制作レベルではなく戦略レベルでのディスカッションができる 書籍では学べない現場の生々しい知見に触れることができる 多種多様な業界・業種のビジネスの実状を垣間見れる 多種多様な業種・業態との仕事を通じて実践的なスキルを身に付けられる 多種多様な業種・業態のKPIやMA/SFA、ログデータに触れることで数字の感覚を磨ける ベイジが強みとしているBtoBマーケティングとHR領域に強くなれる ベイジの独自メソッドを使った戦略提案力を身に付けられる 社内の制作スタッフと技術的な裏付けを取りながら提案できる ベイジで働くメリット
会議やミーティングで何かを提案する際には、たいていの場合相手に意見を聞く時間を設ける。そこでよくあるのが「何か意見はありませんか?」と聞いた後の気まずい数十秒間の沈黙。何気に私は、提案することより、沈黙を伴う「意見を聞く時間」が苦手だ。 しかしこの沈黙、自分の意見の聞き方次第で回避できるかもしれない。今回は、先輩社員にアドバイスをいただいたり、試して良かった「沈黙回避法」を紹介したいと思う。 相手が答えづらい問いかけ方 いい例を紹介する前に、悪い例を紹介してみる。よくやりがちなのが以下のような雑な投げかけではないだろうか。 ①抽象的な質問 例:「(一通り提案した後に)何か気になる点や良いと思った点はありますか?」 これでは抽象的かつ、相手に丸投げの印象を与えてしまう。どんな答えが欲しくて意見を聞いているのかが分かりづらい。 ②二者択一の質問 例:「自分は○○か○○だと考えているのですが、い
アフターコロナでオフィス回帰が進み、リモートワークからオフィス出社へと働き方を変更する企業が増えている。そんな中でベイジは変わらず「フルリモートOK」だ。気がつけば地方在住社員は4名になり(福岡、長野、石川、富山)、都内から地方への移住を予定している社員までいる。 私自身も福岡でフルリモートワークをして2年が経つ。そのせいか採用面談の場ではリモートワークの実態について質問されることが多い。そこで求職者の方へいつも答えていることを紹介し、ベイジの「今」の仕事のやり方をお伝えしようと思う。 1. コミュニケーションで困ることはない? 社内のやりとりはSlack、バーチャルオフィスとしてDiscord、ドキュメントのやりとりはGoogle Workspaceを活用している。テキストコミュニケーションに慣れているメンバーばかりなので、オンラインでもとてもスムーズ。直接話したい時はSlackのハドル
デザインシステムとは、サービス開発する上で必要となるデザインの概念、スタイルガイド、コンポーネント集などで構成されるデザインのルールです。 Salesforce.comの「Lightning Design System」が2015年に登場して以来、多くの企業がこのデザインシステムを導入するようになりました。 プロトタイピングツールで有名なUXPinが提供するデザインシステムプラットフォーム「adele」では、90個以上(2019年12月現在)ものデザインシステムが公開されています。その企業のラインナップを見ると、大手ITベンダー、SaaSベンダーのみならず、自治体、金融機関、大学など多くの業界で、組織のブランド確立のために、デザインシステムを活用していることが分かります。 GoogleやAppleが提供するデザインシステムは、既に多くのブログで語りつくされていますが、その他の企業でも素晴ら
私たちの日常業務で使われる管理画面は、大量の情報と複雑な機能で構成され、利用難易度が高い傾向にあります。検索性の乏しい管理画面の一覧から1つの情報を見つけるために、どれだけの時間を費やしているでしょうか。 1億円の工数をかけて開発した機能も、低品質なデザインでは、機能の存在に気付かれなかったり、間違って使われたりと、期待した業務コストの削減に繋がりません。これでは、1億円を捨てたようなものです。 使い勝手の良くないデザインは、ユーザーだけではなく、開発者にも悪い影響を及ぼします。複雑な構造と分かりにくい操作体系の管理画面は、開発やテストの手間を増やし、その後の機能拡張も難しく、改修コストも増大します。 これらのリスクを抑えるためには、UIデザインの基本原則を理解し、適切に管理画面を設計することが重要です。 私たちは管理画面のUIデザインの改善やリニューアルを手掛けることも多いのですが、その
記事作りに関する書籍などを読むと「リード文は読者を引き込むための大事な入口です。だから力を入れて書きましょう」というようなことが書かれているときがある。たしかに、ウェブ記事でも書籍でも、リード文や「はじめに」の章が強烈に面白いことはたまにある。そういうものに出合うとぐんぐんと文章に引き込まれ、続きを読みたくなる。 しかし、そういった文章に出合うことは稀である。多くの場合、私は1行目の途中くらいでリード文を飛ばして本文を読み始める。意外とこういう人は多いのではないだろうか? ウェブ記事なら初めから目次の位置までスクロールして読むという人もいるだろう。 ライターや編集者という仕事をしていると、文章を読むことに慣れてしまう。だから、人は文章を読んでくれるという前提になりがちだ。しかし、実際にはそうでもないかもしれない。そもそもリード文は必要なのか? リード文を冗長に書いても読者にとってはノイズに
UXについて色々と考えることがあり、少し言葉にまとめてみた。何が正しいという話ではないが、率直に感じていることである。 意図されたBad UX 車を運転する人なら経験したことがあると思うが、「近づかないと識別できない信号」というのがある。 この手の信号は、近付くまで青なのか赤なのか判別できない。そのため信号の近くになるまで、このまま進むべきか、ブレーキを踏むべきか、とドキドキさせられる。 先日までペーパードライバーだった私は、当初、スムーズな運転を妨げてストレスを感じさせるこの信号を、液晶の表示角度などの計算を誤った設置ミスだと思っていた。 しかしこれは、複雑な交差点などでの交通事故を防ぐために意図的に仕掛けられたもののようである。 いちドライバーとしては、けっして心地よい体験ではない。しかし、社会全体にとっては良い方向に向かうようデザインされた信号といえる。 このような「意図的にユーザー
数年前、BtoBサイトの「詳細ページ」で次のような構成にしたことがある。ページの目的を踏まえて、ページタイトルの下に写真を配置した。 ワイヤーフレームのイメージです ベイジで取り扱っているBtoBサイトは、BtoB企業のマーケティングあるいはセールスに貢献することを目的として作られたwebサイトのこと。コンバージョン数/率で成果を出したいので、勝ちパターンを踏襲して制作する。 弊社の経験でいえば、コンバージョンの約30~50%は、最終訪問でホームからフォームに直行する。コンバージョンの約10~20%は、初回訪問でいきなりお問い合わせに直行するので、ページのファーストビューにコンバージョン導線を設置するのは、理にかなっている。 コンバージョン目的のユーザーを取りこぼしてしまう確率を1%でも下げることを考えると、やはりファーストビューの、視線が始まる300px~500pxあたりに、明確に視認で
外部のディレクターの方とお話をすると、「ベイジのディレクターはBtoBマーケティングの知見が豊富にないといけなのでは?」「顧客の役員レイヤーの人たちと対等にビジネスの話をし、戦略的なコンサルティングをできなければならないのでは?」と聞かれることがある。 これは半分正解であり、半分間違っている。なぜなら、確かにBtoBマーケティングの知識や顧客のビジネスへの理解は求められるものの、現在のベイジでは、「コンサルタント/マーケター」と「ディレクター」の職能が存在しており、「コンサルタント/マーケター」がその領域を担っているためだ。 (※なお、コンサルタントはクライアントワークが中心、マーケターはクライアントワークだけでなく、自社のマーケティング活動の役割も担っている点が違いである) そのため、ディレクターはどちらかというと「プロジェクトマネジメント」の領域に専門性があり、進行管理がメインの業務に
SaaS領域に飛び込み活躍できるデザイナーとは?──ベイジ枌谷力さん×プレイド鈴木 BtoBデザイナー対談 前編
仕事において、口頭でのコミュニケーションは不可欠な要素だ。しかし、「口頭でのコミュニケーションは相手の時間を奪う」という考え方も存在している。この考えには、相手への配慮と効率性の追求が根底にある。しかし、この観点は常に正しいのだろうか?特に、リモートワークが普及した現在、この問いはより複雑になっている気がする。 リモートワークとコミュニケーション リモートワークでは、情報の伝達方法が限られる。全員が出社するのが当たり前だったオフィス環境では、気軽にコミュニケーションを取り、関係性を築くことが可能だった。しかしリモートワークでは、口頭でのやり取りが減少し、その分、チャットなどのテキストコミュニケーションが主な手段となる。この変化は、コミュニケーションの質に大きな影響を与えていると思う。 口頭でのコミュニケーションの価値 リモートワークにおいて、口頭でのコミュニケーションの時間は限られたものに
デザイナーであれば誰しも「複数案作って提案する」という経験があるだろう。 例えば与えたい印象が複数あり、どれを優先させるかビジュアルを踏まえて検討したい時、コンセプトは1つでも表現方法に幅がある時、など案件や顧客によって様々だ。 今日はそんな場面で心得ておきたいポイントをまとめた。 各ビジュアルで表現したいことを考える 複数案作るとなると表層の“見た目の違い”ばかりを意識してしまい、結果それぞれの案で表現したいことが曖昧になることがある。 それぞれの案で表現したいことは何なのか、そしてそれがどのような印象を与えることを目指すものなのか、まずは言語化できるまで考える。 個人的に言葉よりも具体的なイメージが先行することが多いが、先行したイメージを言語化→言葉で考えてイメージを調整→と行き来しながら明確にしてくと良いだろう。 印象の違いが明確に分かるように、振り切ったビジュアルを作る 与えたい印
ライターチームのメンバーとのミーティングで「対談やグループインタビューなど、複数の参加者がいる取材で意識していること」という話題が出た。私もこれまで企業の社員座談会などで、2人以上を一斉に取材した経験がある。その時にどんなことを気にしていたのか、逆に「こうすればよかった」と感じたことを振り返ってみた。 1. 参加者全員が答えられる質問を用意しておく 座談会やグループインタビューの場において、参加者全員が活発に発言してくれたらいいのだが、人によってどうしても発言量に差が出てくる。参加したのにほとんど発言しなかったという人を出さないためにも、全員順番に答えてもらう質問をいくつか用意する。 2. 最初に自己紹介をしてもらう 2、3人ならまだしも、4人以上だと後で聞き直した時に、誰の発言かわからなくなることも多い。文字起こしの際に声の主を聞き分けられるように、最初に全員、短めの自己紹介をお願いする
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