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クラウドソリューション部の荒木です。 今回は AWS のサービス Amazon EventBridge の「アーカイブ」と「再生」という機能に焦点を絞ってご紹介します。 概要:Amazon EventBridge とは Amazon EventBridge は、イベント駆動型アーキテクチャを実現するサービスです。リソースで発生する「イベント」を取り込み、フィルタリングや変換を行い、後続のターゲットへ配信します。アプリケーションのコンポーネント間に Amazon EventBridge を挟んで疎結合な構成とすることで、俊敏性が高くスケーラブルなシステムを構築することができます。 Amazon EventBridge はいくつかの要素で成り立っており、まずは関連用語をご紹介します。 リソースの状態が変化することを指します。例として、 Amazon EC2 の作成から削除までの一連のライフサイ
地方拠点の一つ、九州支社に所属しています。サーバ・ストレージを中心としたSI業務に携わってましたが、現在は技術探索・深堀業務を中心に対応しています。 2018年に難病を患ったことにより、定期的に入退院を繰り返しつつ、2023年には男性更年期障害の発症をきっかけに、トランスジェンダーとしての道を歩み始めてます。 LLM群雄割拠の時代 昨今、ローカルGPUで駆動できるようなLLM(大規模言語モデル)もかなり増えてきて、キャッチコピー的に「ついに我が家にもGPT-4が!」とか言われるようになってまいりました。パラメータ規模で言えば70億~130億(7B-13B)パラメータ、700億(70B)パラメータ、1400億(140B)パラメータあたりのモデルが活発にリリースされているように見受けられます。 大きなモデルをGPU寄せ集めしつつ遊びたい! しかしながら、コンシュマー向けのGPUにおいては、7B
IIJ 技術担当部長 最近はインターネットの技術を紹介するのがお仕事です。元々プログラマ、サーバ・データセンター・ネットワーク・セキュリティ・モバイルといろいろやってきました。 最近ニュースなどで「データセンター」がよく取上げられます。実は、この記事を書いている私自身も、TV番組に出演してデータセンターの解説をしていました。 千葉・印西市に世界が注目 データセンター集結の理由は【Bizスクエア】 2024年3月28日放送(TBS) 池上彰のニュースそうだったのか!! 2024年5月4日放送【1時間9分あたり~】 (テレビ朝日/TVer) この番組で取材を受けたのは「IIJ白井データセンターキャンパス」(千葉県白井市※)です。 ※印西市・白井市にまたがる千葉ニュータウンの一角に立地 番組中でもいろいろご説明しているのですが、この記事では基本に立ち戻って「そもそもデータセンターって何なの?」
技術研究所技術開発室で DNS 関連の開発を行なっています。最近、とくに重点的に取り組んでいるのは DNSフルリゾルバおよび DNSSEC の研究開発実装です。 研究開発中のフルリゾルバ実装の実用性を向上する目的で、 DNSSEC検証機能を実装しました。 反復検索と DNSSEC の関係について説明した後に実装について紹介します。 ゾーンの階層とフルリゾルバの反復検索 DNSでは、ドメイン名全体が成す木構造を分散して管理します。 上位から下位へと部分木の管理を委任することで、管理を分割します。 この管理単位をゾーン(zone)と呼びます(図: ゾーンの階層)。 ゾーンは上位から下位へ、委任情報によって紐付けられます。 委任情報は、委任先のゾーンの権威サーバの情報1を提供します。 名前解決を必要とするクライアントアプリケーションの要求を直接処理するのがDNSフルリゾルバの役割です。 フルリゾ
英語の「Authentication」を整理する ここからは先ほどの分類で言うところの「ユーザ認証」としての「認証」、つまり英語の「Authentication」に該当する「認証」について、さらに整理を進めていきます。 先ほど、「ユーザ認証」を「システムを利用しようとしているユーザを、システムに登録済みのユーザかどうか識別し、ユーザが主張する身元を検証するプロセス」と説明しました。「ユーザの識別」と「身元の検証」はユーザ認証に欠かせませんが、実際は他にも「ユーザの有効/無効状態の確認」や「検証に成功した場合の身元の保証(アクセストークンの発行等)」などの処理も一般的にユーザ認証のプロセスには含まれます。 ここで冒頭の「○○認証」を振り返りましょう。パスワード認証、SMS認証、指紋認証、顔認証は実はここで言うユーザ認証には該当せず、ユーザ認証中の一処理である「身元の検証」を担っていることがお
インターネット関連の最新動向や技術情報をお届けする広報誌「IIJ.news」。4月発行号(Vol.181)の特集は「つながらない、つながりにくい」のはなぜ? です。 筆者はインターネットのイニシアティブを執り続けてきたIIJのベテラン社員たちです。それぞれの立場から<つながらない・つながりにくい>問題の原因と対処法を深堀します。ネットが「つながらない」「つながりにくい」とユーザから言われた際、本特集が問題解決のきっかけとなれば幸いです。 原因と対処法 本特集は4つの記事で構成されています。それぞれ研究者、サポート、エンジニアの立場から<つながらない、つながりにくい>に対する解の一例を紹介しています。 「インターネットが遅い」という言い方 やめませんか? (長 健二朗:研究者) 混雑したイベント会場。地下鉄。ネットが「遅い」と言われがちな場所はありますが、「遅い」という表現は正確ではありませ
結構長くゲーム業界に出向していましたが、2022年秋に戻ってきました。ゲーム業界での経験も生かしながらIIJのエンジニアとしてちょっと面白いことを提供できていければいいなぁと思っています。格闘ゲームの世界チャンピオン(Evo2017)になった従兄弟がいますが彼にゲームを教えたのは僕ではありません。マスターリーグ大変そう、あと取締役就任おめでとう! Starlinkは相当の性能をもった回線ですが、数百Mbpsという性能はダウンロード方向でありアップロードはそこまで早くはありません。 Starlinkについて説明している動画をみるとアンテナ理論値は540Mbpsのようです。実際に手持ちの環境で最近計測したときの最高値はダウンリンクが316Mbpsでアップリンクが33.9Mbpsでした。Starlink衛星がアンテナとの通信に使っているKuバンドの帯域はダウンロード方向に2GHz、アップロード方
※通信速度は規格上のもの。実際のサービスでは異なる値が設定される場合もある。 ※3GPPは3G・4G(LTE)・5Gの規格を制定している団体 2007年に3GPP Release.8という規格で定義されたCat.1~Cat.5が、「元祖LTE」に相当するUEカテゴリです。これらは主に当時のスマートフォンで利用されていました。 3GPPの新しい規格が制定されると、カテゴリも追加されていきます。表では省略していますが、この後制定されたカテゴリでは新技術が投入され、通信速度が大幅に向上しています。 一方、この頃利用が本格化してきた、IoTに向けた通信規格も追加されました。2015年のRelease.12で追加されたCat.M(LTE-M)と、Cat.0がそれです。これらは、通信手順を簡略化して速度を低下させる代わりに消費電力を削減するといった、IoT向けのアレンジが加えられています。ちなみにII
インフラ系エンジニアをしているt-moriyamaです。ハードウェアからミドル、サーバやネットワークなど手広く守備範囲にしています。最近の流行りは仮想ルータと仮想スイッチでネットワーク構築です。 はじめに はじめまして、クラウド本部でインフラエンジニアをしているt-moriyamaです。 最近AIの話題も世間でずいぶんと浸透したようでいろいろとビジネス方面での活用方法が出てきていますが、AI/MLの検証利用目的でDell Technologies社製のGPU搭載サーバ、PowerEdge R750xaを入手しました。今後何回かに分けてGPUサーバやAI/MLに関する情報をお伝えしていきたいと思いますが、まず今回はせっかくなのであまりお目にかかる事が少ないであろう機器の中身を紹介させていただきます。 外観 当該機器は弊社DCの検証ルームに設置しました。 (PowerEdge R750xaを開
IIJのコンテンツ配信事業やグループ会社のJOCDNやIIJエンジニアリングに所属。CDNサービスの運用保守以外にもイベントで現場からライブ配信作業や動画編集などやってます。にじさんじ所属の星川サラが大好きなエンジニア。 IIJ Studio TOKYOでオペレーションをしていると、人力でできなくはないがオペミスに繋がるからITの力で簡単に安全な環境を作りたいと思う事が度々あります。 そんな困ったを今回は、Raspberry Pi 4 でNode-REDを動かして解決したお話です。 困ったは突然 3-4月には大型イベントで社内の配信機材は一部を社外に持ち出します。 その中にパナソニック製のスイッチャー(AV-UHS500)も含まれていました。 スタジオでは複数のリモートカメラ(AW-UE100K)をリモートカメラコントローラー(AW-RP150GJ)で制御しています。 その際に、リモートカ
Amazon Web ServicesとSEIL/x86 Ayameでクラウド間をVPN接続してみました 2024年04月08日 月曜日 はじめに はじめまして。クラウドソリューション部の瀬川です。2023年にIIJに入社し、クラウドソリューションの開発や、クラウド導入力の向上に関する活動などに携わっています。 本記事ではSEIL/x86 Ayame、AWS間のSite to Site VPN接続の一例をご紹介いたします。SEIL/x86 Ayameは、VMware、KVM、Hyper-Vなど主要な仮想環境をサポートする高機能なソフトウェアルータです。今回はAWSと対向する環境をIIJ GIOとしておりますが、オンプレミスやAWS(マーケットプレイス)などでも類似の設定を投入してVPN接続することが可能ですので、ご参考になれば幸いです。 構成図 IIJ GIOインフラストラクチャーP2プラ
はじめに はじめまして。クラウドソリューション部の瀬川です。2023年にIIJに入社し、クラウドソリューションの開発や、クラウド導入力の向上に関する活動などに携わっています。 本記事ではSEIL/x86 Ayame、Azure間のSite to Site VPN接続の一例をご紹介いたします。SEIL/x86 Ayameは、VMware、KVM、Hyper-Vなど主要な仮想環境をサポートする高機能なソフトウェアルータです。今回はAzureと対向する環境をIIJ GIOとしておりますが、オンプレミスやAWS(マーケットプレイス)などでも類似の設定を投入してVPN接続することが可能ですので、ご参考になれば幸いです。 構成図 IIJ GIOインフラストラクチャーP2プライベートリソース上に構築したSEIL/x86 AyameとAzure VPN Gatewayを接続して疎通確認を行います。 準備・
結構長くゲーム業界に出向していましたが、2022年秋に戻ってきました。 ゲーム業界での経験も生かしながらIIJのエンジニアとしてちょっと面白いことを提供できていければいいなぁと思っています。 格闘ゲームの世界チャンピオン(Evo2017)になった従兄弟がいますが彼にゲームを教えたのは僕ではありません。2023年は4位でしたね、おめでとうというべきか残念というべきか。 どうぞよろしくお願いします。 Starlinkのネットワークにインターネットからアクセスする 筆者は日頃Starlink配下の機器に直接インターネットからIPv6経由でアクセスして実験や検証をしています。Starlink Routerを介さず、直接アンテナ配下に接続すると使えるのはIPv6アドレスだけですが直接通信できます。Starlink Routerは細かいカスタマイズができないので、このような使い方をしています。USに設
IIJの撮影スタジオ「IIJ Studio TOKYO」では、今どきな縦動画を撮影できます! 2024年03月25日 月曜日 はじめに はじめまして。IIJ Studio TOKYOでオペレーション業務を担当しているchikamuneです。この度は皆様にスタジオをより身近に感じていただけるよう執筆をすることになりました。どうぞよろしくお願いします。 そもそも「IIJ Studio TOKYOって何?」、「IIJにスタジオがあったの?」と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。名前の通りIIJにあるスタジオなのですが、誕生にはいくつか理由があります。ここでは大まかにご説明します。 皆様もご存知の通り、コロナ禍で映像配信コンテンツの需要が高まりました。IIJでも例に洩れず、映像配信や収録を行う機会が増えました。 以前は社内の会議室にカメラなどの機材を持ち込みコンテンツの作成を行なってい
開発・運用の現場から、IIJのエンジニアが技術的な情報や取り組みについて執筆する公式ブログを運営しています。 2024年3月発行のIIJの技術レポートIIR vol.62 第3章では、IIJ創業30周年特別コンテンツとして、データセンターを取り上げています。 日本における商用インターネット開始前夜を含む1990年代から、カーボンニュートラルやAIなどデータセンターに対して多様な需要が生じた2020年代まで、以下の時代背景と共にIIJの取り組みを紹介しています。 レポートの大まかな流れ 1990年代「始まりはスペースの有効活用」 データセンターという言葉がまだ一般的では無く、伝送設備の隣に一緒に置かれることから「Co-Location」、顧客の機器を預かることから「Housing」とも言われていました。冷房の効いた「無機質で寒い部屋」というイメージがあり、1ラックあたりの供給電源は1〜2KV
2024年3月に発行したIIJの技術レポートIIR vol.62 第2章では、IIJ技術研究所の櫻庭が情報処理学会で発表した「送信ドメイン認証技術を用いた送信者レピュテーションの構築手法とフィードバックループを備えたメールシステムに関する研究(※1)」の中から、送信者レピュテーションの構築手法を紹介します。 本報告の考察 迷惑メール対策では、不審なメールを特定して排除するだけでなく、メール流量の大部分を占める受け取るべきメールを低コストで判断することも重要です。この判断のために、送信者のレピュテーションを構築することが有効であると考えられます。 今回のIIRで解説する送信者レピュテーションの構築手法は、メール内容を参照せず送信ドメイン認証技術の認証結果だけを利用する簡易的な手法であるにもかかわらず、高い精度の判定結果を得ることができます。 転送メールの送信元判定では、たとえDKIMの普及率
2024年3月に発行したIIJの技術レポートIIR vol.62 第1章では、年1回のセキュリティに関する定期観測レポート「SOCレポート」をお届けします。 本報告のポイント 2023年のセキュリティインシデントの振り返り 2023年に話題となった主要なセキュリティに関する出来事の中から、SOCが注目した事案をカレンダー形式で紹介します。昨年に引き続き、ソフトウェアにおける脆弱性の発覚やランサムウェア攻撃、設定ミス・外部からの攻撃による情報漏えいが発生しています。 IIJ SOCにおけるデータ分析や情報分析基盤の運用で見えてきた課題と解決に向けた取り組み IIJでは、サイバーセキュリティの脅威への予防措置や事後対処に活かすことを目的に「情報分析基盤」と呼ばれるデータ基盤を運用しています。本基盤の運用から見えてきた「データの鮮度やデータマート作成・保守」に関する課題と、OSS「dbt(dat
でもこの商品のお値段がちょっと高いんですよ。 だから欲しいと思っていてもなかなか購入ボタンを押せなかった。 だったら大好きな Raspberry Pi も供給が追い付き購入しやすくなっているから自分で作ればいいじゃないか。 材料の準備 Raspberry Pi Zero W本体 Raspberry Pi Zero Wのケース microSDカード(OSインストール) フレキシブルケーブルが長めのカメラ 曲がりやすい金属の金具 USB電源や給電用USBケーブル Raspberry Pi Zero Wのセットアップ Raspberry Pi Zero WへのOSインストールに関しては記載しませんが、「Raspberry Pi Imager」を使ってmicroSDカードに書き込んでいただければ大丈夫です。 それでは構築をしていきます。 管理者権限になる admin@RasPi-Camera-01
結構長くゲーム業界に出向していましたが、2022年秋に戻ってきました。 ゲーム業界での経験も生かしながらIIJのエンジニアとしてちょっと面白いことを提供できていければいいなぁと思っています。 格闘ゲームの世界チャンピオン(Evo2017)になった従兄弟がいますが彼にゲームを教えたのは僕ではありません。2023年は4位でしたね、おめでとうというべきか残念というべきか。 どうぞよろしくお願いします。 BCP対策とStarlink Starlinkが日本でも使えるようになり、新聞やテレビのCMでもその活躍が色々と紹介されるようになってきました。ウクライナ戦争での利用やイーロン・マスクの話題性から始まり、スターリンクトレインによる天文イベント的な認知、能登半島地震によって日本でも有用性がアピールされています。 企業のBCP対策に必要なインターネットへの接続性を確保する手段として期待は高くなる一方で
2023年に入社しました。クラウドソリューションの開発に携わっています。趣味はバレーボールの観戦で、名古屋や大阪まで遠征することもあります。 クラウドソリューション部の荒木です。今回は AWS の通知サービス、AWS User Notifications をご紹介します。 この記事では、既存の通知サービスとの構成や機能の違い、検証から得られた気づきについて記述しています。 AWS User Notifications とは AWS User Notifications は、複数の AWS アカウントやリージョンに対して、通知を一元的に設定および表示できるようにするサービスです。サービスやリソースの状態変化(=イベントの発生)を検出し、通知を行うことができます。また、検出の条件をカスタマイズできるため「指定したイベントのなかで、特定のタグを持つリソースだけを監視対象とする」というように絞り込
IIJ ネットワーク本部アプリケーションサービス部・(兼)社長室所属。 メールサービスの運用業務に従事し、日々世界の悪と戦う一児の父親。社内 Power Automate エバンジェリスト(自称)。M3AAWG member / openSUSE Users / WIDE Project メンバー。趣味は大喜利。はがき職人。 皆さんは、子どものインターネットの利用ルールってどのように決めているでしょうか。 文部科学省が提唱した GIGA スクール構想が実現され、今や小学校に入学すると 1人 1台、学校からノートパソコンやタブレットが配布される時代です。来年度 4月に小学校へ入学するお子さんをお持ちの親御さん、共通の悩みなのではないでしょうか。 登場人物 私 世界の悪と戦う一児の父親。 家庭内情報システム部 DX 担当部長、(兼)24時間パソコンなんでもお助けサポートセンター・カスタマーサク
地方拠点の一つ、九州支社に所属しています。サーバ・ストレージを中心としたSI業務に携わってましたが、現在は技術探索・深堀業務を中心に対応しています。 2018年に難病を患ったことにより、定期的に入退院を繰り返しつつ、2023年には男性更年期障害の発症をきっかけに、トランスジェンダーとしての道を歩み始めてます。 我が課に検証マシンが入りまして それまでGeForce RTX 3060で細々とやってた検証が少しばかりやれることが増えてきまして。 そしたらよりやれることを増やしたくなるのがエンヂニヤの性・・・・・・・・・ってやつではないでせうか? メーカー製の製品をおとなしく使う・・・・訳がなく、自前だったり社内で暇してるGPU等をかき集めたりしながら、色々検証内容としてやれることを増やしていこうとしていた時の話です。 デバイスもそこそこに増えてきて、まぁやっぱり色々検証してみたいんですね、これ
地方拠点の一つ、九州支社に所属しています。サーバ・ストレージを中心としたSI業務に携わってましたが、現在は技術探索・深堀業務を中心に対応しています。 2018年に難病を患ったことにより、定期的に入退院を繰り返しつつ、2023年には男性更年期障害の発症をきっかけに、トランスジェンダーとしての道を歩み始めてます。 ぶわーっと色んなモデルが登場しましたね。 Googleが現地時間2024年2月21日、Geminiのテクノロジーを用いて開発したエッジAI向けモデル、Gemmaをリリースしましたね。 Gemma: Introducing new state-of-the-art open models がその発表の内容です。 他にも同社がGemini Pro 1.5を発表したり、StabilityAI社がStable-Diffusion3を発表したりと様々なところで色んな生成AIと呼ばれるモデルが登
RFC9460が出ました 昨年、このエンジニアブログでHTTPSレコードについてとりあげました。これを書いたときはHTTPSレコードはまだインターネットドラフトだったのですが、2023年11月、ついにRFC9460として標準化されました。 RFCにはなったけど日本語の詳しい記事はまだ少ないし需要あるかなーと思って改めて解説を書きはじめたんですが、だらだらとクソ長くなって書いた本人が読んでも眠くて退屈な内容になってしまいました。ので、書いたものはばっさり捨てました。 そういえばいまから3年前、DNS Summer Day 2021で発表したプレゼン資料がありました。これをRFCになった現在の内容にあわせてアップデートしたほうがてっとりばやいしわかりやすそうです。 ということで、加筆修正した資料を置いておきます。DNS屋さんはとりあえず全部読んでおいてください。Web屋さんは前半だけ理解してお
九州支社で技術リサーチやビジネス開発などの業務を行っています。将棋が好きで、棋力はウォーズ二段ぐらいです。 こんにちは。暖冬と言われていたのに毎日寒いのは年齢のせいでしょうか。しゅっちんです。久しぶりのエンジニアブログへの投稿となります。今回は、話題の生成AIに関連してRAGの検証を行いたいと思います。 RAGについて 昨年は生成AI元年と言ってよい年でしたが、その生成AIに関連する注目技術の一つがRAGです。RAGとは Retrieval Augmented Generationの略で、日本語で検索拡張生成となります。訳すと余計に意味が分からなくなりますが、要はGPTなどの会話応答AIに関連情報を渡して、その情報を元に質問に回答させる仕組みです。 GPTなどの言語モデルは学習した情報が古かったり、専門知識が不足していたりしますが、RAGによって新しい知識や情報を得ることができ、専門的な質
結構長くゲーム業界に出向していましたが、2022年秋に戻ってきました。 ゲーム業界での経験も生かしながらIIJのエンジニアとしてちょっと面白いことを提供できていければいいなぁと思っています。 格闘ゲームの世界チャンピオン(Evo2017)になった従兄弟がいますが彼にゲームを教えたのは僕ではありません。2023年は4位でしたね、おめでとうというべきか残念というべきか。 どうぞよろしくお願いします。 StarlinkのIPアドレスと地域判定について Starlinkが日本に登場して1年が過ぎ、認知も徐々に広がってきています。利用が広がるにつれ、Starlink経由で国内のサービスを使った時にIPアドレスの地域判定に失敗する、例えば日本国内向けの動画視聴サービスをStarlink経由で使おうとすると国外と判定されてしまい使えないといった話も聞く事があります。 アクセス元のIPアドレスを使って地理
開発・運用の現場から、IIJのエンジニアが技術的な情報や取り組みについて執筆する公式ブログを運営しています。 2023年12月発行の技術レポート「IIR vol.61」の 第3章 フォーカス・リサーチ(2)では、IIJの30周年特別コンテンツとして、IIJがこの30年間、インターネットのセキュリティに対してどのように考え、どのように取り組んできたかを紹介します。 本報告のポイント この30年を振り返ると、インターネットは一対一が主であった通信サービスの世界に、一対多の通信や多対多の通信を実現するプラットフォームとして定着してきました。それに合わせて、利用のされ方も変化し、私たちの生活を変えてきました。特に、ブラウザを使った暗号通信の一般化から電子商取引が盛んになり、本人認証の拡張などと合わさって、日々より重要な、金銭的に価値のある情報を交換できるようになっており、今日ではスマートフォンを使
データセンター・エンジニアリング関連サービスの企画と開発を担当。もともとアプリ開発でスクラムマスターを経験しアジャイルに造詣が深く、世界のDX推進をインフラ設備から支えたいと考えている。 私の所属するチーム(基盤エンジニアリング本部基盤サービス部サービス開発課)では、DX edgeというエッジデータセンターソリューションを開発・運用しています。お客様の社内に設置したエッジデータセンターをIIJが遠隔で運用保守するマネージドサービスも提供しています。リモートから監視・運用するために、IIJ IoTサービスを活用した運用保守用のリモートアクセスする仕組みとゲートウェイ機器(リモートアクセスボックス)を開発しました。 先日、あるお客様から手軽に社内サーバへアクセスするためにこの仕組みが便利そうなので譲ってくださいとお願いされました。そこで、このリモートアクセスボックスを提供したところとても高評価
結構長くゲーム業界に出向していましたが、2022年秋に戻ってきました。 ゲーム業界での経験も生かしながらIIJのエンジニアとしてちょっと面白いことを提供できていければいいなぁと思っています。 格闘ゲームの世界チャンピオン(Evo2017)になった従兄弟がいますが彼にゲームを教えたのは僕ではありません。2023年は4位でしたね、おめでとうというべきか残念というべきか。 どうぞよろしくお願いします。 SEIL/x86をStarlinkルータとして考える Starlink付属のWi-Fiルータはカスタマイズできる範囲がとても狭く、面白くありません。 そこで多機能なIIJルータに置き換える話をしたいわけですが、機器として提供しているのはいずれも法人向けの製品で、MPCと呼ばれるクラウド型のマネジメントサービスとセットになっています。 そこで今回は個人でもAmazonから購入できるソフトウェアルータ
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