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寒からず、暑からず過ごしやすい季節になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?管理栄養士の桝田です。気温が上がり、汗をかきやすいこれからの時期に発症しやすい疾患に「尿路結石」があります。尿路結石は尿の中の物質、シュウ酸、リン酸、カルシウム、尿酸などが複雑に絡み合って結晶化されたもので、最も多いのがシュウ酸カルシウム結石と言われています。今回はシュウ酸カルシウム結石の再発を防ぐ食事の中で、カルシウムとシュウ酸についてお話させていただきます。 私たちは、食事をすると胃で食物を分解、栄養素を腸で吸収し、血液を通して全身に循環させています。そして、全身から集められた血液は腎臓で濾過され尿の元が作られます。偏った食事や、カルシウムが不足していると、シュウ酸は消化・吸収され、体内で不必要なものとして尿に排泄されます。シュウ酸カルシウム結石と聞くと、カルシウムが悪者のように思われるかもしれませんが、
慢性腎臓病の治療薬について、吉矢医師から2021年7月号のコラムに掲載がありました。 今回薬剤師の立場から、薬についての注意点をお話しします。 1.腎臓の役割と薬の関係 薬には、主に腎臓から排泄されて体から消失するものと、肝臓で代謝を受けることにより消失するものが あります。全医薬品中の1~2割がそのような腎排泄性薬剤です。 腎臓から排泄される量が多い薬は、腎臓の機能が低下すると体の中にたまって、大量の薬を飲んだ時と同じ ような副作用が現れる危険性があります。そのため、尿に排泄される割合に応じて投与量を減量や中止する 必要があります。減量する場合、1回の投与量を減らしたり、投与間隔を延長します。 2. 薬の副作用によって腎臓が悪くなることがあります(薬剤性腎障害) 腎臓は最も重要な排泄臓器ですから、高濃度の薬物にさらされやすいこと、細い動脈でできているため血流 低下(虚血)の影響をうけやす
尿路結石内視鏡手術の成功率向上、術中・術後の合併症軽減のために手術前に計画的にいれることもあります。 ただし、あなたの治療において必要とは言うものの、ヒトの体にとっては異物が挿入されるため様々な症状が出る場合があります。主な症状とその対処法について解説します。 ①血尿: 尿管ステントの一部が膀胱粘膜をこすることで起こります。そのため日常生活で活動することにより、血尿が濃くなることが多く経験されます。一見濃い血尿でも水分を普段より多めに摂取する、少し安静を保つなどでほとんどが薄くなります。水分摂取が一番の対処方法になりますが、水分を多く摂取しても血尿が濃くなり更に尿が出なくなった場合は、受診していただくことになります。下記に示すグレードスケールでG4からG5程度になればお電話でご連絡ください。適切な対応方法をお伝えいたします。 ②頻尿、尿意切迫感(おしっこがしたくてたまらなくなる症状)、尿失
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