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独立したCSS translate・rotate・scaleプロパティだからできる、豊かなアニメーションテクニック! 2023年3月9日公開西原 翼♥ 299
ウェブ制作の現場で一般的に使われるようになってきたデザインツール「Figma」。そのFigma上で動作する文章校正支援プラグイン「テキスト校正くん」を弊社からリリースしました。無料で利用できます。 テキスト校正くん for Figma 本プラグインを利用することで、画面内の文章を手軽に校正でき、テキストの品質を高めることができます。 「テキスト校正くん」はテキストエディターの「VS Code」(参考)や、デザインツールの「Adobe XD」向けの拡張機能(参考)として以前から公開しており、多くの方に利用いただいています。とくにVS Code版の「テキスト校正くん」は約4万インストールも利用されており、今も利用者が増えています。「テキスト校正くん」の校正機能をさまざまなツールで利用できるよう、今回はFigma向けのプラグインとして新たに開発し公開しました。 「テキスト校正くん」でできること
アニメーションライブラリ「Tween24.js」正式リリース! 相対値や曲線移動などバージョン1.0の新機能 「Tween24.js」はメソッドチェーンで記述するのが特徴で、たった1行でアニメーションが実装可能なJavaScriptライブラリです。筆者が開発を続けており、今回の2022年3月のアップデートでは6つの新しい機能を追加し、バージョン1.0として正式リリースとなります。 正式リリースでメジャーバージョンが変わりますが、仕組みの変更はなく下位バージョンとの互換性があるため、すでにお使いの方もそのまま利用いただけます。 基本的な使い方や導入方法を知りたい方は、記事『新感覚!メソッドチェーンでアニメーションがスラスラ書ける「Tween24.js」を作りました』をご覧ください。 今回のアップデート内容 新機能:曲線的に座標移動させるbezier() 新機能:設定時からの相対値でトゥイーン
ウェブ制作の現場で接する機会が増えてきているデザインツール「Figma」。前回の記事『FigmaのAutoLayout入門 - エンジニアに伝わるデザインを作ろう』では、デザイン制作とその後のコーディング作業を強力にサポートしてくれる「Auto Layout」機能を紹介しました。 本記事ではデザインパーツの管理や柔軟な変更が可能になる「Components」について詳しく紹介します。Componentsを使い、何度も出てくる要素を管理すると、制作が効率よく進められます。 この記事は、次のような方々にオススメの内容となっています。 デザイナー 同じグラフィックをいつもコピペで複製している方 Components機能の使い方やルールに不安のある方 エンジニア デザイナーから受け取ったデザインにComponents機能が使われいて、参照方法がわからない方 コーディングで、Componentsのル
グーグルが開発した画像圧縮ツールSquoosh。フロント開発向けにNode.jsで扱う方法まとめ 『Squooshスクーシュ』というGoogleが開発した画像圧縮ウェブアプリがあります。ブラウザで変換結果を見ながら圧縮設定ができるので、画像圧縮の難しい知識を持たない方でも使いやすいことが特徴です。圧縮だけでなく、WebPなどの各種フォーマットへの変換・リサイズといったこともできる便利ツールです。 このSquooshをNode.jsで扱える『libSquoosh』が存在します。libSquooshは大量の画像を一括で圧縮、WebPへの変換、リサイズなどの処理をこれ1つで完結できるのがポイントです。昨今のウェブはページの読み込み時間が重視される傾向があります。画像のファイルサイズは読み込み時間に大きく影響するため、画像圧縮は重要なテクニックです。libSquooshをwebpack・Viteと
視覚的に情報を伝えられる「アイコン」は、ボタンやナビゲーションなどのUIによく使用されています。なかでもアイコンとテキストを横並びにするレイアウトは実務で組む場面が多くあります。 横並びのレイアウトはさまざまな実装方法が存在し、それぞれに注意すべき点があります。たとえば、Flexboxで横並びのレイアウトを作ると以下のようなレイアウト崩れが発生する場合があります。経験したことのあるHTMLコーダーの方もいるのではないでしょうか? さらに、アニメーションやアクセシビリティも考慮すると実装方法に向き不向きがあります。この記事では横並びのレイアウトを例に、4つの実装方法とその注意点を紹介します。 ※この記事のサンプルコードでは、CSSクラスの親子関係をわかりやすく、読みやすくするためにSass(SCSS)を使用しています。 レイアウトの実装方法 まずはレイアウトの実装方法から紹介します。以下の条
2021年のVue.jsは新しいVue 3のコアが安定し、開発環境からライブラリやコードの書き方まで、新しい発表の多い一年でした。ICSではすでに複数のプロジェクトでVue 3やVite等の新しいフレームワーク・ツールを使用していますが、まだまだ様子見という方も多いでしょう。 変化の大きいVue 3の周辺ですが、2021年11月のVueConf Toronto 2021(セッション動画)でようやく次の定番と言える構成がアナウンスされました。この記事では、Vite・cteate-vue・<script setup>・Piniaといった新しい推薦構成を紹介し、Vue 2時代から何が良くなるのかを比較します。 新しい構成は何が良くなる? メリットを確認 新しい構成ではプロジェクトを作成する際のコマンドラインツールからVS Codeの機能拡張やコードの書き方まで、さまざまな部分が変わっています。個
ICSはフロントエンドを専門とするウェブ制作会社ですが、オウンドメディアとして技術情報発信サイトを運用しています。このサイトは開設から8年目をむかえましたが、今年は「国内のウェブ水準を前進させる記事を。話題のテーマも、他のサイトでは読めないニッチな技術も」をテーマとしてやってきました。そんなICS MEDIAにとっての2021年を、あらゆる数値を使って多角的にレポートします。 今年はどの記事がもっとも読まれたのでしょうか? 今年執筆した記事で上位10記事をピックアップしました。 1位 : スクロール演出の作り方 トレンドウェブサイトから学べ! JavaScriptで作る本格スクロール演出 20,800 PV ウェブサイトを魅力的にするスクロール演出。スクロール演出を3種類にわけ、それぞれの実装方法を解説しています。ウェブサイトを「より良く魅せたい」というニーズが大きいのか、この記事が202
Adobe XDの2021年最後のアップデートとして、「ビデオの再生」と「Lottieの再生」が登場しました。MP4形式の動画と軽量なアニメーションを再生できるLottieファイルがAdobe XDで扱えるようになり、より没入感のあるプロトタイプが作成できるようになりました。 今回の記事では、これらの機能の使い方から活用方法、注意点を紹介します。動画やモーションをXDのプロトタイプに組み込むことで、開発チームとデザイナーの認識合わせに役立つはずです。 動画やモーションが入った状態のデザインを早めに確認しておきたいというデザイナーはもちろん、プロジェクトの早い段階で方向性を共有したいというディレクターもぜひご覧ください。また、Lottieファイルの対応によって実装段階でのアニメーションの再現が容易になるため、エンジニアにも見逃せない機能となっています。 ビデオの再生の使い方 ビデオの再生はそ
ウェブサイトのリッチな表現に欠かせないアニメーション。実装にはCSSを使ったものからJavaScriptを使ったもの、WebGLを使ったものまでありますが、今回はTween24.jsを使ったウェブ制作の場面で使える実践的表現を紹介します。 基本的な導入方法や使い方は記事『新感覚!メソッドチェーンでアニメーションがスラスラ書ける「Tween24.js」を作りました』をご覧ください。 CSSアニメーションとの違い CSSのtransitionプロパティや@keyframesを使ったアニメーションなどがあります。これらは比較的手軽にアニメーションを実装できるのがメリットです。手軽さとは引き換えに複雑なアニメーションや動的に変数が変わるようなアニメーションが苦手です。一方でJavaScriptを使った手法は、複雑なものや動的なアニメーションも実装できるメリットがありますが、CSSと比べると記述量も
ES2015で登場したPromiseとES2017で追加されたasync/awaitによってJavaScriptのコーディングスタイルは大きく変わりました。Promiseの基本的な使い方を理解していることは「脱初心者」のひとつの指標にもなっているようで、網羅的で優れた解説も数多く存在します。 では、基本をおさえた後の活用方法はどうでしょうか? 実際のところ実務ではライブラリやフレームワークから返却されたPromiseをそのままawaitするだけ…という使い方がほとんどかもしれません。しかし、これらのライブラリやフレームワークの中で利用されているような高度なPromiseの活用法をマスターすれば、もっと自由なプログラミングができるようになります。 この記事ではPromiseを活用した実践的な例を3つ紹介します。いずれもライブラリやフレームワークに類似の機能を持つものはありますが、仕組みを理解
スマートフォンの普及によって、カメラやマイク、位置情報などを用いたコンテンツに誰もがアクセスできるようになりました。さらに近頃では、ビデオ会議が盛んに行われるようになったり、カメラと同期して動くバーチャルアバターで遊ぶ人も増え、デバイスを介した面白いコンテンツがどんどん増えています。 フロントエンドの開発者としても、時流に乗っておもしろコンテンツを作りたい、そんな思いでいっぱいです。そこで、今回の記事ではカメラを用いたウェブコンテンツを作成してみます。今回作成するのは、次のようなブラウザで動くクリエイティブカメラです。 サンプルを別ウインドウで開く コードを確認する 本記事を読むことで、以下の知識が身につきます。 ブラウザからウェブカメラにアクセスする方法 デバイスから取得したデータをブラウザに表示する方法 映像とCanvasを組み合わせたクリエイティブ表現の作り方 ブラウザはもはや、ブラ
アドビ主催の世界最大規模のクリエイティビティ・カンファレンス「Adobe MAX 2021」(オンライン開催)。2日目の10月28日は「スニークス」と題してアドビの研究中の技術が発表されました。スニークスはAdobe MAXで最大の盛り上がりをみせる恒例の人気セッションです。 現時点では製品に未搭載であるものの、将来的に製品に組み込まれるかもしれない技術が紹介されます。スニークスで発表された技術はCreative Cloudの製品に組み込まれたものがあります。今年はコメディアンのキーナン・トンプソンが司会進行のもと、アドビのエンジニア9名が先進技術を発表しました。 絵画風の映像を作る技術 「Project Artful Frames」は絵画を参考画像として、動画の映像をそのタッチに仕上げる技術です。 左側の水彩画の画像をもとに、右側の動画に適用します。 すると、水彩画と同じタッチの動画が仕
徐々に日本でもメジャーなデザインツールとなっている「Figma」。前回の記事『FigmaのSmart Animateを活用したプロトタイプ入門』では、簡単にアニメーションを実現できる「Smart Animate」機能を紹介しました。 本記事ではデザイン制作とその後のコーディング作業を強力にサポートしてくれる「Auto Layout」について詳しく紹介します。「Auto Layout」はデザインを効率よく進められるだけでなく、デザイン段階でHTML・CSSコーディングの参考になる情報を追加できます。 デザイン段階での使い方はもちろん、Figmaでデザインを受け取ったエンジニアがどう考えて実装していくべきかまで紹介します。デザイナーはもちろん、Figmaで作られたデザインファイルを受け取る可能性があるエンジニアの方も是非ご覧ください。 Auto Layoutとは 「Auto Layout」とは
普段、みなさんはプログラムでデータのソートをするとき、内部でどのようなアルゴリズムが働いているか意識していますか? 大半の方はプログラム言語にあらかじめ用意されているソート関数を使用し、特別にアルゴリズムについて意識することは少ないと思います。ソートのアルゴリズムにはデータ量やデータの初期の状態に応じた向き不向きがあり、それぞれのアルゴリズムについての理解を深めて適したものを選択すると、ソートにかかる時間を短縮できることがあります。 ソートアルゴリズムの可視化デモ (HTML5製) 次のデモはソートのアルゴリズム可視化するコンテンツです。HTML5 Canvas要素とJavaScriptで作成しています。画面下のプルダウンでアルゴリズムの種類を選択すると、ランダムに配置されたデータが選択した方式に応じたアルゴリズムでソートされる様子を表示します。 デモを別ウインドウで再生する ソースコード
Vue.jsを使った開発でよく悩まされるのがコンポーネントの肥大化です。複雑なアプリケーションになると、1つのコンポーネントが<script>ブロックだけで数百行…なんてこともめずらしくないでしょう。従来、Vue 2までの標準的な書き方では、UIとしてのコンポーネントの細分化はできてもロジックの分割や整理には限界がありました。しかし、Vue 3のComposition APIを活用すると、はるかに柔軟な整理・分割が可能です。 「Composition APIは難しそうだからまだ使っていない」という方、あるいは「導入はしているけどイマイチメリットがわからない」という方は、この機会にぜひComposition APIを活用したコンポーネントの整理術を試してみてはいかがでしょうか? なぜ、Vueのコンポーネントは肥大化するのか? 簡単な例を見てみましょう。下のサンプルはミニマムなアナログ時計のコ
Adobe XDステート機能を使いこなそう! - ホバー、カルーセル、ハンバーガーメニューの効率的な作り方 2020年3月5日公開海老江 優太♥ 270
Vue.jsは昨今よく使われるモダンなJavaScriptフレームワークの1つです。Node.jsで環境構築し、サイト全体をVue.jsベースで開発することもあります。しかし、フロントエンド開発に慣れていない方やデザイナーにはNode.jsでの環境は少し参入障壁が高いです。 実は、Vue.jsは<script>タグから読み込こめばNode.jsを用いずとも使えます。この方法ならばLP(ランディング・ページ)やWordPressサイトといったHTMLベースのサイトでもVue.jsを活用できるでしょう。本記事ではそのようなちょい足しVue.jsの活用例を、最新のVue Composition APIとESモジュールを使って紹介します。 Vue.jsをちょい足す HTMLに下記のようなコードを足すことで、Vue.jsを<div id="app">の要素内に導入できます。 <div id="app
いずれもMITライセンスで公開されていますので、個人・商用問わず利用可能です。 Slick.js Slickスリック.jsは簡潔なコードで実装できるのが特徴のモバイルフレンドリーなカルーセルライブラリです。機能は少なめですが、ナビゲーションや表示するスライド数を変更するといった基本的な機能は備わっています。jQueryプラグインのため実装にはjQueryを読み込む必要があります。タッチ・スワイプ操作にも対応しています。ReactやVue向けのモジュール、TypeScriptのサポートは公式で提供されていませんがOSSで存在します。 このJSライブラリの基本的な実装と、アニメーションをフェードに変えた作例を用意しました。 基本の作例 サンプルを別ウインドウで開く コードを確認する <div class="slick carousel"> <div>1</div> <div>2</div> <
単なるアニメーションにとどまらない!条件分岐やイベント待機など「Tween24.js」の新機能 「Tween24.js」はメソッドチェーンで記述するのが特徴で、たった1行でアニメーションが実装可能なJavaScriptライブラリです。筆者が開発を続けており、今回の2021年8月アップデートでは条件分岐やイベント待機など、アニメーション作成をより柔軟にするための機能追加がメインとなっています。 基本的な使い方や導入方法は、記事「新感覚!メソッドチェーンでアニメーションがスラスラ書ける「Tween24.js」を作りました」をご覧ください。 今回のアップデート内容 新機能:トゥイーンを条件分岐させるifCase() 新機能:イベントを受け取るまで待機するwaitEvent(), waitEventAndFunc() 新機能:途中で次のトゥイーンへ移行するjump() 新機能:親トゥイーンを進める
ウェブ業界の当たり前だと思っていることでも、他社の人には違う常識があるかもしれません。自分が業界多数の傾向と違うところはどこなのか・・・、この連載ではアンケートデータから国内のウェブ業界の傾向を分析します。 連載7回目となる本記事では「ウェブ業界で、2010年代から変化したもの」をテーマとしてアンケート結果を紹介します。 floatプロパティーは現役? floatプロパティーは、CSSレイアウトのために2000年代中頃からテーブルレイアウトに代わって使われてきました。FlexboxやCSS Gridなど、他にレイアウト手法が存在する現在において、floatプロパティーはどれほど使われているのでしょうか。 1829票の回答があり「とてもよく使う」が5.7%、「たまに使う」が19.8%、「ほとんど使わない」が69%、「floatを知らない」が5.5%でした。 現在はfloatプロパティーを使う
新進気鋭のデザインツール「Figma」。オンラインの共同編集やデザインシステムの構築機能などで人気を集めていますが、実は強力なアニメーション機能も搭載されています。 前回の記事『最新版で比較するAdobe XDとFigmaの違い - プロトタイプ機能編』でAdobe XDとFigmaの機能の違いを紹介しましたが、本記事では改めてFigmaの「Smart Animate」について詳しく紹介します。 「Smart Animate」を使うことで、簡単にアニメーションを実現でき、インタラクションのイメージの共有が可能です。これからFigmaを触り始めようと思っている方や、どのデザインツールを使うべきか具体的な機能を知ってから判断したいという方は是非ご覧ください。 Smart Animateとは 「Smart Animate」とは、アートボード間の差分をアニメーションでつないでくれる機能です。2つの
Vite(ヴィート=フランス語で「速い」の意味)は2020年に発表された新しいフロントエンドのビルドツールです。 開発者がVue.jsの作者であるEvan You氏であるため、Vue.jsのツールであると誤解されることもありますが、プレーンなJavaScript(バニラJS)からVue.js・React・Svelteといった流行のフレームワークまで、さまざまな環境で利用できる汎用的なツールです。 位置付けとしてはwebpackのようなバンドラーと呼ばれるものに近い存在ですが、それだけではありません。この記事では、Viteを導入してプレーンなJavaScriptから、TypeScript+Vue.js・Reactといったフレームワークまで、快適な開発環境を手に入れる方法を紹介します。 この記事で紹介すること: Viteの特徴と基本の仕組み 基本の使い方 Vite + SCSS Vite +
近年、ウェブ技術の発展により、画像の一部だけを表示する「マスク表現」がよく見られるようになりました。一言でマスクと言っても、アニメーションやインタラクションとの組み合わせによりさまざまな表現が可能です。 また、どの技術を用いるかという選択も重要になります。マスク表現はCSS, SVG, Canvas APIといった技術で実現できますが、それぞれが異なる得意分野をもちます。 本記事の前半では、マスク表現を実現する技術について解説を行います。後半では実践的なマスク表現をいくつか紹介しながら、それぞれの実装方法を紹介します。いままで技術的に難しいと諦めていた表現が、マスクによって実現するヒントになれば幸いです。 ▼マスク表現の例(背景画像の一部を表示している) - Erika Moreira Portfolio マスクとは 本記事で紹介するマスク表現とは、画像の一部を切り抜く手法です。マスキング
CSSのgapプロパティーは余白を指定できる新しめの手法です。余白といえば、marginプロパティーやpaddingプロパティーを思い浮かべる方が多いと思いますが、CSS GridやFlexboxでgapプロパティーを使うと柔軟にレイアウトを組めます。もともとgapプロパティーはCSS Gridでのみ利用できていましたが、macOS Safari 14.1およびSafari on iOS 14.6からFlexboxでもgapプロパティーが使えるようになりました。 この記事ではFlexbox、CSS Gridで利用できるgapプロパティーを活用したレイアウト手法とそのメリットを紹介します。今までmarginプロパティーで要素間の余白を調整していたものもgapプロパティーで柔軟に対応できる場面もあります。なお、下記サンプルでmarginプロパティーは一切使っていません。 サンプルを別ウインドウ
「Tween24.js」の新機能!ループやテキストアニメーションなど、ウェブサイトの演出に役立つ機能を追加 「Tween24.js」はメソッドチェーンで記述するのが特徴で、たった1行でアニメーションが実装可能なJavaScriptライブラリです。このライブラリを筆者が開発しているのですが、今年4月に公開したところ大変好評いただきました。 たくさんの要望もいただき、新しい機能を追加したのでアップデート内容を紹介します。今回はアニメーション制作において必要度の高い機能追加をメインに、各機能のブラッシュアップを行っています。 基本的な使い方や導入方法は、前回の記事「新感覚!メソッドチェーンでアニメーションがスラスラ書ける「Tween24.js」を作りました」をご覧ください。 今回のアップデート内容 新機能:トゥイーンを繰り返すloop() 新機能:トゥイーンを連続で遅延させるlag() 遅延させ
画面サイズだけではなく、デバイスのユーザー設定に対してレスポンシブにできる新しいCSSのメディアクエリーが登場しています。スマートフォンやパソコンで、画面サイズに応じてレイアウトが変化する「レスポンシブ・ウェブ・デザイン」はほとんどのウェブサイトで実装されているでしょう。新しい世代のレスポンシブ手法は、画面サイズだけでなくユーザー設定に対して挙動やスタイルを変更させることができ、ユーザービリティーやアクセシビリティーの向上に役立ちます。 本記事では事例とあわせて最近のレスポンシブ手法を紹介します。 この記事で紹介すること ダークモード対応 モーションの無効化設定 iOSのフォントサイズ変更 ダークモード対応 OSには外観モードの設定項目があります。Windows 10やmacOS、iOS、Androidのいずれもライトモードとダークモードの切り替え機能が提供されています。ライトモード・ダー
CSSで3D風の表現ができることをご存知の方は多いでしょう。しかし、自由に使いこなせると自信を持って言える方は少数派ではないでしょうか? この記事ではイメージの掴みにくい3Dの変形機能について、基本の使い方から実際の適用例までしっかりと紹介します。 なお、前回の記事『CSS Transform完全入門(2D編)』では3D部分を除いた基本の2D変形について紹介しています。3Dの変形は2Dの応用で利用するプロパティーもほとんど同じです。合わせてチェックしてみてください。 CSS 3D Transformでできること・できないこと 3Dの表現はCSSとしては少々異色の機能です。ときおり専用のライブラリやエンジンを使ったかのような高度な作品が話題になることもありますが、実装の複雑さや性能の観点で実用的なものは多くありません。 今回は見た目の派手さよりも、現実的にCSS Transformが向いてお
「かっこいいウェブサイト」とはどのようなものでしょう? ICS MEDIAを見てくださるみなさんであれば、ダイナミックなアニメーションや3次元的な動きがあるウェブサイトに「おっ」と惹きつけられた経験は一度や二度ではないかと思います。たとえば、スクロールに連動したインタラクティブな動きは冒険するようなワクワクした気持ち、没入感を与えてくれます。 『ポーラ2029年ビジョン』 本記事の前半では、話題になったウェブサイトからかっこいいスクロール演出の事例を取り上げ、それらを分析します。 さらに記事の後半では、「自分でも作ってみたいなぁ、でもどうやって実装しているんだろう?」と悩むみなさんに向け、オリジナルのデモを用いて実装を紹介します。 本記事を読んだ後には、「どうやって実装しているんだろう?」と未知の技術に感じていたスクロールアニメーションも、「こうやっていたのか!」と身近に感じられるようにな
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