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先週あたりにアメコミ界隈で話題になったニュースだが、マーベルのゴールデン・エイジ作品のコンピレーション版の出版にあたって、「マウス」でピューリッツァー賞を受賞したアート・スピーゲルマンに序文が依頼されたものの、内容が政治的すぎるとしてマーベルに却下されたそうな。修正を断ったスピーゲルマンは事の顛末の説明とともに序文を英ガーディアン紙に掲載している。 マーベルが序文を拒否したのは、マーベルのCEOであるアイク・パールムッターがトランプとズブズブの関係だからでは?とスピーゲルマンは示唆してるものの、これについてマーベルから公式な説明も出てないし、実際どこまでの忖度が働いたのかはよく分かりません。パールムッターは映画の記者会見で、記者がもらえるフリードリンクの数にケチをつけるような目ざとい奴として知られるが、本の序文にいちいち目を通してるのか分からないし。まあアウシュビッツをテーマにした「マウス
「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」に出演したら、やれアジア人だの女性だのと壮絶なハラスメントにさらされ、SNSの投稿を全削除することになったケリー・マリー・トランが、ニューヨーク・タイムズに寄稿した文章をざっと訳してみた。原文はこちら。決して名文というわけではないが、広める価値はあると思ったので。 日本でも「スター・ウォーズにアジア人なんか出すな」という心ないことを言った連中がいたそうだが、そういう連中こそ読むべきものであろう。 ケリー・マリー・トラン:私はネットの嫌がらせに屈しません 編注:この夏、彼女はネット上の嫌がらせを受けて、インスタグラムの投稿を全て削除しました。これはその後の彼女の初の発言です。 問題は彼らの言葉ではなく、私がその言葉を信じ始めたことでした。 彼らの言葉は、女性として、有色人種として育ったことで、すでに私に教え込まれたことを保証するかのように思えたのです:私は
感想をざっと。 ・スコセッシの前作「ウルフ・オブ・ウォールストリート」はドタバタが続いて3時間があっという間の作品だったが、こちらは主人公たちが苦悩する姿が同じくらいの時間続くので、なかなか観ていてしんどい作品ではあったよ。大作ではあるのだが、シネコンで大勢で観る映画にしてはアートシネマすぎるというか。 ・原作は読んでないので比較などはできません。なぜ日本ではそもそも根付かないのかということや、仏教との比較などについてもっと掘り下げて欲しかった気もするものの、そこらへんは原作だとどうなっているんだろう。ただ映画というのは必然的に映像の媒体であるわけで、目から映像が入ってきてしまうために神の痛々しい「沈黙」を表すのは小説に比べて不向きであるような気もする。 ・その反面、映像の美しさは際立ったものがあった。撮影監督のロドリゴ・プリエトって「ウルフ〜」からスコセッシと組むようになった人なのか。台
翻訳の勉強も兼ねて、ボブ・ディランのノーベル賞受賞のスピーチ(本人は式典に欠席)を訳してみたのだよ。原文はこちら。コピーライトは© The Nobel Foundation 2016. 12月10日から2週間のあいだはどんな言語でも事前承諾なしで掲載してオッケー、みたいなことが書いてあるので著作権的にもクリアされてると思います。 (2016年12月10日、スウェーデンの駐米大使アジータ・ラジによる、ボブ・ディランからのノーベル賞授賞式でのスピーチ。) 皆様こんばんは。スウェーデン・アカデミーの会員各位および会場にいらっしゃる名高いお客様たちに、心からのご挨拶をさせていただきます。 私自身が式典に出席することができず申し訳ありません。しかし私の気持ちは皆様とともにあり、このような栄誉ある賞を受け取ることができたことを光栄に思っています。ノーベル文学賞を受け取れるなんて、私はまったく予想も想像
恋人探しをする身体障害者たちを題材にした「The Undateables」など、やたらエッジの効いたリアリティ番組で知られる英チャンネル4の新番組。 『現代ではみんなデートアプリを使って恋人を探し、ファッションとか髪型に気を使ってるけど、重要なのは結局のところお互いの肉体に興味を感じるかでしょ?ならば最初から裸を見ればいいじゃん!』とかいうコンセプトのもと、恋人募集中の男性もしくは女性の前に、すっぽんぽんの6人の候補者が登場し、ほぼ肉体的興味だけで候補が絞られていくという身も蓋もない構成になっている。イギリスのテレビ局(民放のみ?)は深夜帯なら性器を見せても良いことになってるらしく、あれもこれも見せられて凄いことになっております。 第一回目の前半では恋人を探している女性が登場し、その前にはケースで隠された6人の全裸の男たちが。そして司会者の「それでは下半身を見てみましょう」という掛け声とと
第二次大戦中は日系人の強制収容所で育ち、60年代に「スター・トレック」のスールー役として世界の人気者になり、そして2000年代になってからカミングアウトしてゲイのアイコンとなり、77歳にしてSNSで膨大なフォロワーを誇るという実は唯一無二の人生を送ってきたジョージ・タケイについてのドキュメンタリー。 旦那であるブラッド・アルトマンとの睦まじい夫婦(夫夫?)仲を紹介しながら、彼の生い立ちが語られていくもので、東京生まれでアメリカにやってきた父と、アメリカ生まれだが人種で隔離された学校を避けて日本で教育を受けた母とのあいだに生まれたジョージは、第二次大戦の勃発により一家の家財がアメリカ政府に没収され、カリフォルニアからアーカンソーの強制収容所に運びこまれ、終戦までそこで暮らすこととなる。ここらへんは日本人にとっても興味深い証言じゃないかな。 そして終戦後に解放された一家はカリフォルニアに戻り、
今年のサンダンスで話題になったドキュメンタリーで、アメリカではネットフリックス配信になったもの。カート・ラッセルの親父であるビング・ラッセルがポートランドで立ち上げた、独立系のマイナーリーグ球団「ポートランド・マーヴェリクス」の歴史が語られる。 ニューヨーク・ヤンキーズのキャンプ場の近くで育ったビングは、ジョー・ディマジオやルー・ゲーリッグといった選手たちに可愛がられた少年であった。それからハリウッドに移って役者になり、「ボナンザ」の保安官役を長年演じたりしたものの、野球に対する愛情は消えず、番組が終ったあと1973年にポートランドで野球チームを立ち上げることを決心する。当時はすでにメジャー球団によるアフィリエイト化が進んでおり、独立系の球団は彼らのファームチームになっていったものの、ビングはそれに逆らって、トリプルAクラスのビーバーズが去っていったポートランドに、当時唯一の独立系チームと
昨年のアカデミー賞にもノミネートされたドキュメンタリー。 こないだウガンダでは同性愛を犯罪とみなし、終身刑の厳罰に処することができる法案が署名されて国際的な批判を受けたわけだが、その思想の根源はアフリカでなくアメリカのキリスト教右派にあるとする内容。世界各国に宣教師を送り込みキリスト教の教えを伝道しようとする団体「International House of Prayer」(通称IHOP。日本にも支部があるようだけど日本語の団体名が分からなかった)は、イディ・アミンが失脚したのちに混沌状態にあったウガンダに目を付け、アフリカでの伝道の拠点とするために宣教師たちを送り込むようになる。彼らは住民のために献身的に活動する一方で、同性愛や婚前のセックスは悪だとするキリスト教保守の考えを持ち込み、やがてウガンダの政治家たちも感化されていく…というような話。 IHOPの宣教師たちは目つきや話し方がちょ
最近いろんな映画関連の記事で目にするようになったものに「ベクデル・テスト(Bechdel test)」というものがありまして、これはアリソン・ベクデルが1985年に描いたコミックストリップ(上の画像)での会話が起源らしいが、要するに「その映画はどれだけ女性をまっとうに描いているか?」ということを測るテストだそうな。これは3つの基準から成り立っていて、 ・(名前のついている)女性キャラクターが2人以上登場するか ・それらの女性たちはお互いに会話をするか ・その会話の内容は、男性に関するもの以外のことか というもの。当然ながらより多くの基準を満たしたほうが女性をリスペクトした映画とみなされるわけで、最近の映画をこのテストにかけた結果を表示してるサイトもあったりする。例えば「キャプテン・アメリカ2」ではスカジョ演じるブラック・ウィドーが主役並みに活躍している一方で、女性同士が会話するシーンは無か
昨年公開されて絶賛と論議を呼んだジョシュア・オッペンハイマー監督のドキュメンタリー。プロデューサーにヴェルナー・ヘルツォークとエロール・モリスという巨匠が名を連ねているが、製作自体にはあまり関わってないみたい。122分のバージョンと159分のものがあって、後者を観たのだが、122分のほうにだけ使われてる映像もあるとか? インドネシアで1965年に起きた軍事クーデターの結果として行なわれ、100万人もの共産主義者(中国系が多い)が殺されたという大量虐殺に関与したアンウォー・コンゴ(劇中ではずばり「処刑人」という肩書きで紹介される)を追ったもの。70を超えても高そうなシャツとスーツに身を包み、入れ歯を入念にチェックするアンウォーは北スマトラ州で映画館のチケットのダフ屋をしていたギャングの一員だったが、軍部が共産主義者の粛正にあたりギャングの手を借りたことから、彼らの虐殺に加担することとなりワイ
自分が大学時代によく聴いていたメランコリックなバンド、ギャラクシー500のドラマーで現在はデーモン&ナオミで活躍するデーモン・クルコフスキーが2012年の11月に、ピッチフォークのサイトに寄稿した記事。月額制の音楽ストリーミング・サービスが、ミュージシャンに雀の涙ほどの印税しか払っていないことを述べたもの。1年前の記事なので各サービスの財政状況は変わっているかもしれないが、先日もジョニー・マーがSpotifyを糾弾してたりするのを見ると、ミュージシャンの待遇はさして変わってないだろう。 ただし自分もこれに似たサービスに関わっていることもあり、ミュージシャンへの還元よりも株主の利益を優先してしまうSpotifyやPandoraの行動も、まあ理解できなくはない。これらの会社の成長と、ミュージシャンの利益を両立させるのはどうすれば良いのか、というのが悩ましい点でして。 ちょっと話はズレるが、いま
ちょっと前に紹介したNASAの宇宙ステーションが名前を募集してた件、見事「スティーブン・コルベアー」が1位の得票数を獲得したらしいぞ! でもあくまでも最終的な命名権はNASAにあり、モジュールの1号「ユニティー」と2号「ハーモニー」に見合った名前を選ぶということなので結局は無難な名前になりそうな気がする。宇宙に浮かぶ「コルベアー号」なんていい響きだと思うんだがなあ。
なに、もしかしてiPod Touch上でgmailのメールを削除した場合、サーバーに置いてあるものも削除されて、ついでに他のマシンで読み込んだメールも消されたりする???いつの間にか母艦のMac miniのメールが1月分ほど消えてるんだが??? gmailの同期の仕組みっていまいちよく分かってなかったりする。うーん。というわけでバックアップはこまめにとっときましょう。
「マネーボール」を書いたマイケル・ルイスが今年プリンストン大学で行ったスピーチを訳してみた。原文はこちら。このスピーチのことはビル・マーの番組で言及されてて知ったのだが、親のあとを継いだ政治家や自分の成功を当然だと考える実業家が多い世の中において、実に素晴らしいことを言っていると思うのです。 「幸運のクッキーを食べないで」 ありがとう、ティルマン総長。理事や後援会の方々、父兄の皆様。そして今年度の卒業生の皆さん。お互いを讃え合いましょう。次に皆が黒い服を着て教会に集まる時は、喜び合えるような雰囲気ではないでしょうから。この時を楽しみなさい。 30年前、私は皆さんが座っているところにいました。年配の方が人生の経験について語るのを聞かされたのでしょうが、内容はまったく憶えていません。誰がスピーチをしたのかも記憶に残っていません。しかし卒業式のことは明確に憶えています。卒業式では期待と開放感を得
今回のアカデミー賞ドキュメンタリー部門賞の最有力候補「MAN ON WIRE」を観る。 これは1974年に世界貿易センタービルの2つのタワーのあいだで綱渡りを行ったフランスの軽業師フィリップ・プティの物語で、歯科医の待合室にあった雑誌で完成前の貿易センターの写真を目にした若きフィリップは、その瞬間に自分の夢が何であるかを悟り、貿易センターでの綱渡りを達成するためにひたすら突き進んでいく。金とか名誉とかとはまったく関係なしに、ただ純粋に自分の夢を追いかけて期待に胸をふくらませるフィリップの姿が素晴らしい。とはいえ彼は盲目的に夢を追ったわけではなく、何度もニューヨークに渡っては貿易センターの研究を重ね、時には記者を装ってタワーの屋上で写真を撮ったりして綿密に計画を重ねていく。そして仲間たちとともに貿易センターに侵入し、機材を屋上に運びこみ、ガードマンの監視をくぐり抜けながら弓矢を使ってタワーの
フリー百科事典ウィキペディアに「Vフォー・ヴェンデッタ」の記事を投稿した。8割くらいが英語版からの翻訳で、2割が俺の文。まだスタブ(書きかけ)で、これから全体のあらすじなんかを加筆してきます。 映画公開を控えた売名行為のような気がすごくするんだけど、まあそれなりにマシなものが出来たんじゃないすか。
ここ最近は新型のMacBook(アルミのやつ)が無性に欲しくなってて、nVidiaのグラフィックカードでゲームをしてみたいという邪道な目的に駆られることしばし。週末に秋葉原に行って、中古で出回ってたら買っちゃおうかなとも考えてたんですが、なんか変なDRMが内蔵されてるんだって? HDCPとかいう最近のDRMをサポートした外部モニターじゃないと、接続してもiTunesストアで買った映画が再生できないらしい。何だよそれ。自分で買った映画を大画面で観ようとして何が悪いんだよ。これで購入意欲が大幅に削がれたぞ。でも欲しいんだよな…。
「ギャラクティカ」が4コママンガだったならば誰もが考えるであろうオチで本当に締めくくってしまったところが凄い。今後の展開がまるで読めないところも凄い。 「ギャラクティカ」ってグラント・モリソンのコミックに通じるところがあって、ストーリーの途中はあまりにもラリった展開が多すぎて一体何が起きるのか見当もつかないんだけど、根本にはちゃんとしたプロットが敷かれていて、物語が終わったときにやっと全ての展開が意味を成すようになるんじゃないのかな。最終回はいちおう収録済らしいんだが、放送されるのは来年だとか。ああ早く観てぇ観てぇ。 ちなみに最後のサイロンはカリー・ティロルだと思ってたんだけど、なんか微妙な展開になってしまいましたね…。
「Changeling」の脚本ってJ・マイケル・ストラジンスキーだったのか。TVシリーズの脚本をチマチマと書いていたポール・ハギスが「ミリオン・ダラー・ベイビー」(あとまあ「クラッシュ」)でブレークしたように、ストラジンスキーもこれで映画に活躍の場を広げてくのかな。まあ彼の場合は既に「バビロン5」で名声を築いているわけですが。あと彼の書いているコミックはそれなりに面白いので、多忙になってもそっちの方からは手を引いて欲しくないところです。
連休中には「Southland Tales」を観ようかと思ってるのですが、あれを監督したリチャード・ケリーの衝撃のデビュー作「ドニー・ダーコ」が演劇になるんだとか。寝室に落ちてくるジェットエンジンとか、どうやって再現するんだろう。
享年74。半年くらい前に、家賃が払えなくて困ってるなんて記事をどっかで読んだことがあるけど、あの頃から体にガタがきてたんだろうなあ。代表作「イルミネータス!」3部作は残念ながら読んでないのですが、その後に出た「コスミック・トリガー」はオカルトとカウンター・カルチャーを絶妙に混ぜ込んだそのスタイルがめちゃくちゃ面白くて、むさぼるように読んだっけ。ディスコーディアンとか23エニグマとかのことも、その本できちんと知ったんだよな。 彼の魂は現世を離れ、宇宙の究極の真理を発見することになるんだろうか。 Hail Eris!
本屋で文庫本を物色してたら、ジョン・クリストファーのジュブナイルSF「三本足シリーズ」が数年前に新訳で復刊されてたことを発見。 三本足の巨大機械を操る宇宙人に征服された地球における少年たちの話で、俺が小学校のころに三部作の第2巻まで読んで、最後の第3巻を読むことができなかったために現在までずっと終わりが気になってた作品なんだよね。それが「トリポッド」シリーズと名を変え、今風のイラストまでついて復刊されてたとは。しかも1988年にプリクエルが執筆され、四部作になっていたのか。復刊の理由はどうもタッチストーンが映画化を試みているかららしい。やはり映画化の話には出版社は敏感だな。 うちの近所の図書館にも置いてあるらしいので、今度借りて読んでみよう。
アメリカン・ニューシネマの隠れた名作として知られる(らしい)、モンテ・ヘルマン監督の「断絶」(1971)を鑑賞。 物語としての情報を、最低限のもの以外は徹底的に切り落とした虚無的なロードムービーで、登場人物たちにも名前が与えられておらず、クレジット上ではただ「運転手」とか「メカニック」などと表記されるのみ。彼らの経歴や年齢などについても一切説明はなく、ただロードレース、および路上を走ることだけにとりつかれた男たちの姿を追っている。英語でいえば「zen-like」な作品ということになるのかな。 運転手とメカニックが東海岸を目指してチューンアップしたシェビーを走らせ、途中で家出少女を乗せてやり、それからウォーレン・オーツ演じるGTO乗り(その名もずばり「GTO」!)とお互いの車を賭けてワシントンDCまでのレースをするというプロットはあるんだが、じゃあ血湧き肉踊るレースが展開されるのかというとそ
俺も最近まで存在を知らなかったんだが、アメリカにはAMCなる有料チャンネルがあって、もともとはクラシック映画などをチマチマと流している局だったのが、50年代の広告業界を舞台にしたオリジナル・シリーズ「MAD MEN」が昨年高い評価を得たことから急に注目を集めることになったらしい。そしてそのAMCの新作シリーズ「BREAKING BAD」がiTunesストアで売られてたので早速入手。 主人公のウォルター・ホワイトは、ニューメキシコの高校で長らく化学を教えているさえない教師。妊娠中の妻と脳性麻痺の息子を抱え、家計を助けるために洗車場でバイトするというしがない生活を送っていた。そんなある日、胸に異常を感じて卒倒したウォルターは、タバコを吸ったこともない自分が末期の肺がんに冒されていることを知る。心のなかで何かが吹っ切れるウォルター。彼は麻薬取締官の義弟に頼んで見せてもらった麻薬取り締まりの現場か
来た!あのバカ映画「ハロルド&クマー」の続編のトレーラーだ! マリファナ天国のアムステルダムに向かった2人だが、クマーがアルカイダに、ハロルドが北朝鮮人に間違えられてグアンタナモ送りになるという、なかなかキツいジョークのきいた作品になりそうで期待できる。「デイリーショー」のロブ・コードリーが出てるほか、前作に続いてニール・パトリック・ハリスが(ほぼ)本人役で出るみたい。上のポスターなんかもう主役扱いだなNPH。ああ早く観たい。 ハロルド役のジョン・チョウが「スタートレック」のスールー役に決まったことは以前にも書いたが、クマー役のカル・ペンも最近は「ドクターハウス」にレギュラー出演してるそうで、彼らの人気が上がっているのは喜ばしいこってす。
ALICEという名の人工知能と対話ができるサイトがスラッシュドットに紹介されてたので早速試してみる。 さすがに人間様の頭脳には程遠い出来映えで、複雑な質問をすると話の内容がどんどんあさっての方向に行ってしまう傾向があるものの(特に口語の理解が弱い)、単純な会話であれば意外なくらいに上手く受け答えをしてくれる。「人生の意味は何だ?」と尋ねてみたら、「答えは実は42じゃなくて23なのよ」と実に濃い返答をしてきたのには驚いた。SFマニアとオカルトかぶれにしか分からない返答ですが。
アマゾンに注文してから1ヶ月半、やっとDVDが到着。 いやあ評判通りの大傑作。コメディとして秀逸なのはもちろんなんだが、それ以上にアクション映画として異様に出来が良かったりする。ほのぼのとしたコメディかな?と思わせておいて、後半は怒濤の「ショーン・オブ・ザ・デッド」的展開になっていくのが素晴らしい。いろんな展開が凝縮された内容ながら、ジェリー・ブラッカイマー的編集とはまた違う、素早いカッティングを効果的に使った編集によって観る人を引き込んでいく。あの編集テクニックに俺はイギリス映画の底力を感じましたよ。話の合間に挿入される細かいギャグにも感心。 「ショーン」だと典型的なダメ男を演じてたサイモン・ペッグが、今回は有能で真面目な警察官を立派に演じているほか、マーティン・フリーマンやスティーブ・クーガン、スティーブ・マーチャントといった俺好みの役者たちがちょろっと出演しているのもナイス。日本では
音楽鑑賞については第2世代iPod Shuffleで十分なので、そんなにiPodには興味ないのですが、新発売のiPod touchは電話機能のないiPhone、要するに高機能のPDAとして使えるかなと思ってるんだけど、テキストとか表の同期・読み込みってどこまでできるんだろう。でもBluetooth搭載してない段階でダメかも。複数のマックとケーブルなしで気軽にデータをシンクできれば非常に魅力的なんですが。米国ではiPhoneの価格がガクンとさがったそうで、いっそそれを買えばいちばん高機能でいいのかもしれない。 あとiPod Nanoの進化は必然的なものなんだろうけど、あの小さい画面でビデオとかカバーフロー機能をつけたからって、どのくらい実用性があるのかは甚だ疑問。 とりあえず個人的には、年末に出るとされるフラッシュメモリ搭載の薄型ノートブックの発売を信じてセコセコと金をためときます。
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