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本稿では、Ignite に関するMicrosoftのレポート「Introducing Microsoft Copilot Studio and new features in Copilot for Microsoft 365」の内容を抜粋して紹介する。 Microsoft Copilotの先進ユーザーは効果を感じているのか? Microsoft Copilot Studioの導入 Copilot for Microsoft 365に関する発表 Microsoft TeamsのCopilot機能 Microsoft OutlookのCopilot機能 Microsoft LoopのCopilot機能 WordのCopilot機能 PowerPointのCopilot機能 Microsoft Vivaとの統合 その他、Copilotのトピック機能 Microsoftが11月15日に発表したレ
「Microsoft 365 Copilot」の現時点での日本語版の状況や、利用前に注意すべきことなど、業務での活用を想定したリアルな情報を専門家が紹介する。生成AIを体験できるチャット機能「Bing Chat Enterprise」やビデオ編集機能「Microsoft Clipchamp」、共同作業機能「Microsoft Loop」などMicrosoft 365の注目機能についても解説している。 2023年11月1日から一般提供が開始された「Microsoft 365 Copilot」(以下、Copilot)は、Microsoft 365のアプリケーションによる資料作成やデータ分析といった作業を生成AI(人工知能)で効率化するとして注目を集めている。自然言語で指示をすることで、あっという間に資料が出来上がるデモを見て期待を膨らませる人もいるだろう。 現時点での日本語版の状況や、利用前に
HDDは比較的「枯れた」製品だが、故障のしやすさにはかなりの差がある。どのメーカーの、どのモデルのHDDが故障しやすいのだろうか。2023年夏の猛暑の影響はどうだったのだろうか。 クラウドストレージサービスを提供するBackblazeは複数のデータセンターで10年以上、大量のHDDとSSDを運用してきた。同社は2023年11月14日に自社のデータセンターにおけるHDDの故障率などを統計レポートとして発表した。2023年第3四半期のデータだ。 2022年第3四半期末の時点で、Backblazeは26万3992台のHDDとSSDを運用していた。そのうち4459台が起動ドライブ(3242台がSSD、1217台がHDD)だった。今回の統計レポートでは起動ドライブを除く25万9533台のHDDに焦点を当てた。実際の故障率の他、「生涯故障率」も算出した。HDDのサイズやモデルごとに、故障したHDDの「
バーコード決済など多くの用途で利用されるQRコード。iPhoneには液晶を保護しているガラス面に、人間の目では見えないQRコードが存在するという。 「QRコード」は2次元バーコードの中でもポピュラーなもので、スマートフォンを使った決済をはじめ、URLのようなさまざまな情報を伝達する手段としても利用されている。 iPhoneには液晶を保護しているガラス面に「見えないQRコード」が存在するという。実は、これには重要な意味があるらしい。 いくらじっと見つめても見えない、人間には不可視のQRコード。これがiPhoneを製造する上で非常に重要で、製造コストの削減に貢献する欠かせないものだという。 この件について、Tech系ビジネス情報サイト「The Information」が2023年9月29日に記事を掲載して話題になった。それによると、約0.2mmの極小のQRコードがディスプレイを覆う保護ガラスに
迫る2027年 ERPの未来をどう見極めるか SAP ERPのサポートが最長でも2027年末に終了する「Xデー」が迫っている。国産ERPを25年以上にわたり提供してきたワークスアプリケーションズが、「Xデー」以降の未来を考えるための情報を届ける。 国内2000社以上が導入しているといわれるSAP ERPのサポートが、最長でも2027年末に終了する「Xデー」が迫っており、導入企業は自社ERPのグランドデザインの再設計が求められています。 本連載では、ワークスアプリケーションズがERPの歴史や分類、選定ポイント、生成AIを含む最新の技術動向などを多面的にお伝えします。第二回では、ERPがどのように登場し、発展してきたのかという歴史と、ERPの普及で日本企業が直面した課題について解説します。 ERPが登場した背景と「R/1」が与えた影響 まず、ERPが登場した背景と、世界初のERPシステム「SA
Google ChromeやMicrosoft Edgeに入力した個人情報がGoogleやMicrosoftに筒抜けになる「スペルジャッキング」という不具合が見つかった。パスワードも漏れてしまう。 「Google Chrome」や「Microsoft Edge」には便利な機能が備わっている。英単語のつづりを修正するスペルチェッカーもその一つだ。 スペルジャッキング攻撃で個人情報を盗まれる だが、このスペルチェッカーがユーザーの入力した個人情報を盗み出すのだという。どういうことだろうか。どうすれば防ぐことができるのだろうか。 英Comparitechが運営する比較サイト「Comparitech.com」は2023年9月18日(現地時間)、Webブラウザが備えるスペルチェッカーを介した「スペルジャッキング」について報告した。 同社のマーク・ダハン氏(オンラインプライバシースペシャリスト)によれ
対面での仕事に戻ることに価値があるかどうかを検証するさまざまな研究が行われる中、Microsoftのデータは対面での仕事がメリットになる場合を示した。 本ブックレットは、Microsoftが明らかにした出社すべき社員や対面でやるべき仕事の他、テレワーク派も出社すべきと考える場面、出社嫌いの若手が抱えるリスクを紹介する。
強力な「Dropbox詐欺」が現れた。これまでのビジネスメール詐欺と比べると検出が難しく、よりだまされやすくなっている。どのように対応すればよいのだろうか。 オンラインストレージサービス「Dropbox」を利用したビジネスメール詐欺(BEC)が急増している。Checkpoint Software Technologies傘下のAvananの報告によれば、2023年9月の最初の2週間だけで、このような攻撃が5440件も発生した。Dropboxをどのように悪用しているのだろうか、どうやって防げばよいのだろうか。 そもそもDropboxが悪いのだろうか 攻撃の手口は3段階に分かれる。まず攻撃者が無料のDropboxアカウントを作成する。 次に危険性のない文書を作成して、関係者のふりをして攻撃対象(ユーザー)と共有する。最後に狙われたユーザーにDropboxから「共有したコンテンツを誰かがクリック
Outpost24の分析データは、ユーザー名やパスワード、その他の認証情報を保持するアプリケーションを狙うマルウェアの一種「クレデンシャルステイラーソフトウェア」の分析に基づく。 こうして取得したパスワードリストから管理者パスワードだけを抽出するために、Outpost24は自社の脅威インテリジェンスソリューション「Threat Compass」のバックエンドに保存された統計データから、管理者ポータルとして特定されたWebサイトを検索した。2023年1月~9月に回収できたパスワードは合計180万件だった。 上位20件を見ると、既知の予測可能なパスワードに限定されている。それでも、管理者ポータルに関連しているものだけがリストアップされているため、攻撃者が特権ユーザーを標的にするために使われるリストと重複する部分が多いだろう。 状況が分かったところで、次にマルウェアがどのように管理者を狙い、どの
「ChatGPT」などの生成AIから役に立つ応答を引き出すには、どのようなプロンプトを与えるのが最善なのだろうか。Microsoftが勧める25のプロンプト術を紹介する。 「ChatGPT」などの生成AI(人工知能)はユーザーの問いかけ(プロンプト)に対して、応答する。プロンプトが適切でないと、望みの結果は得られない。 連載では6回にわたってChatGPTの開発元が公開した6つの戦略を紹介してきた。今回はMicrosoftが2023年10月23日に公開した生成AIを使いこなす25のプロンプト術を紹介する(連載記事の一覧はこちら)。 Microsoftが勧める25のプロンプト術 (1)解決したい課題を明確に伝える 解決したい問題やニーズをまずプロンプトとして明確に示す。「最新アプリケーション(アプリ)向けのマーケティングキャンペーンについて斬新なアイデアが欲しい」といった具合だ。 (2)単純
メールを使った攻撃では、「フィッシングメール」の被害が有名だ。だが、もっと危険な攻撃がある。ユーザーの受信トレイを丸ごと乗っ取ってしまう攻撃だ。 メールは他のコミュニケーション手段と比較して、自動化が進んでいる。メールクライアントソフトウェアには発信者やタイトル、内容に応じた自動振り分け機能が備わっており、自動転送や自動削除の機能もある。 これが危ない。サイバー攻撃者はメールクライアントの「受信トレイ」を狙っている。どのような危険があるのだろうか。 受信トレイ攻撃はどれほど恐ろしいのか Barracuda Networksのプレブ・デブ・シン氏は2023年9月20日、同社の調査に基づいて受信トレイ攻撃の危険性を指摘した。 攻撃者がユーザーのメールアカウントを手に入れたとしよう。これはさほど難しくない。2022年に公開された日本の個人情報の漏えい・紛失事故だけでも約600万人に及び、この10
ショートメッセージサービス(SMS)はスマートフォンで広く使われている。個人的なメッセージはもちろん、多要素認証のコードを受け取る場合もあるだろう。Googleによればここにワナが待ち受けているという。どんなワナだろうか。 Googleによればショートメッセージサービス(SMS)はあまりにも古い技術を使っているため、セキュリティが時代遅れになっていて、危険な状態にあるという。 2023年9月27日、Googleは安全性認証・試験機関のDekraが公開したホワイトペーパーを取り上げ、SMSのセキュリティの欠点を紹介した。どのような欠点があるのだろうか。 SMSのセキュリティはひどすぎる 友人とメッセージを交換したり、家族の写真を共有したり、銀行口座の機密データにアクセスするための多要素認証コードを受け取ったりするために、ユーザーは日々SMSを利用している。生成AI(人工知能)のような最新技術
情シス百物語 「IT百物語蒐集家」としてITかいわいについてnoteを更新する久松氏が、情シス部長を2社で担当した経験を基に、情シスに関する由無し事を言語化します。 今回のテーマはサービス選定です。正しくサービスを選定しなければ、企業内に似たようなサービスが乱立するリスクが生じたり、導入した高価なサービスが使われなかったりしてしまいます。その結果、ある企業では「Notion」「Confluence」「esa」「Kibela」といったドキュメント管理ツールが乱立していました。 全従業員が共通で利用するサービスのみを管理するのか、全てのサービスを管理するのか、範囲は企業によって異なります。チェックの厳しさも企業によって異なり、上場を目指す組織は社内に導入する全てのサービスに対して申請や調査を必要とするなど、厳しい運用が求められます。 今回は、情シスがサービス選定時に押さえておきたいポイントをお
Microsoft 365の多要素認証を回避し、ビジネスアカウントを侵害する自動ツールがダークWebで大量に販売されていた。どうやって防げばよいのだろうか。 ビジネスに使われるメールを侵害する「フィッシングキット」による被害が広がっている。過去10カ月の間に企業向け「Microsoft 365」のアカウントが少なくとも8000件侵害された(注1)。 2023年9月6日にこの状況を発表したのは、シンガポールを拠点とするサイバーセキュリティ企業Group-IBだ。 M365の多要素認証を回避する攻撃キットが闇市で売れている Group-IBの研究者によると、Microsoft 365のビジネスアカウントへの攻撃を目的とした複数のフィッシングツールとカスタムフィッシングキットが「闇市」で販売されているという。 場所は会員紹介制のダークWebマーケットプレース「W3LL Store」だ。ここには5
リクルートは2023年8月31日、「ミドル・シニア」層(45歳以上)のITエンジニアについて、転職支援サービス「リクルートエージェント」のデータを分析した結果を発表した。 なぜ「シニア」エンジニアの転職が増えているのか? リクルートによると、ミドル・シニアの転職決定者数は年々増加しており2017~2022年で4.9倍になっているが、ITエンジニアに絞るとさらに10倍に膨れ上がるという。 「ITエンジニア職のニーズが高まっており、企業側としては、求めている経験やスキルを持っている求職者ならば、年齢を問わず採用したいと考えるようになっています。加えて、ミドル・シニアの ITエンジニアが持つ、システム障害に対応した実績など、長年の経験によるスキルやプロジェクトマネジメント力が求められています。もともとは ITエンジニア職について、『35歳定年説』という言葉もありましたが、このような状況もあり、ミ
「パスキー」にまつわる7つの誤解から学ぶ いくつ答えられる?:いまさら聞けないパスキーの正体(後編) AppleやGoogle、Microsoftがパスワードに代わる認証方法「パスキー」に移行しようとしている。だが、パスキーには誤解を生みやすい部分がある。後編では「7つの誤解」を紹介しよう。 パスワードや多要素認証とパスキーの違いについて紹介した前編公開後、任天堂やGitHubが相次いでパスキー対応を発表するなど、パスキーが盛り上がりを見せている。 今回は、パスワード管理ソリューションを提供する1Passwordの解説を基に、パスキーにまつわる「7つの誤解」を紹介しよう。 【誤解1】パスキーはパスワードを隠しているだけで実際には使っている パスワードを代替する技術の一つが多要素認証だ。多要素認証は物理認証や生体認証などを使って、デバイスのロックを解除したり、オンラインアカウントにアクセスし
IT業界はパスワードを廃止し、より優れた認証方式へと移行しようとしている。パスワードの安全性は十分ではないからだ。パスワードに代わる認証方法として、AppleやGoogle、Microsoftは「パスキー」を選択した。パスキーはなぜパスワードよりも「強い」のだろうか。 パスキーとパスワードは何が違うのか パスキーは従来のパスワードとはそもそも何が違うのだろうか。 パスワード管理ソリューションを提供する1Passwordは、数回に分けてパスキーと従来のソリューションの違いを解説した。前編ではパスキーとパスワードの違い、パスキーと多要素認証の違いを紹介しよう。 Webアプリケーションにサインインする場合を考えてみよう。パスワードを使う場合、アカウント作成時にまず短い文字列を決めておく。これがパスワードだ。サインイン時に文字列を入力して、これが元の文字列と一致すればアクセスが可能になる。 パスキ
2023年2月のリリース後、話題を呼んだNotion AI。いち早くNotion AIの利用を開始したNotionユーザーである NTTデータとSansan が、Notion AIの導入の決め手やメリット、活用戦略について語った。 Notionはドキュメント作成・共有、プロジェクト管理、社内ナレッジ共有などの機能を備えたクラウドサービスだ。社内の情報をNotionに集約することで、情報の透明性や情報共有スピードが上がるとして、既に複数のコミュニケーションツールを導入している大手企業からも人気を集めている。 2023年2月には「Notion AI」が追加され、大きな話題になった。いち早くNotion AIを導入したNotionユーザーはどのようにAIを活用しているのか。NTTデータの合田剛史氏(ソリューション事業本部 デジタルビジネスソリューション事業部 デジタルワークスペース統括部 ソリュ
IPAが実施する「基本情報技術者試験」と「応用情報技術者試験」のどちらを受験するか。新任IT担当者の悩みの種の一つだ。IT記者が実際に受験して感じた両試験の違いや難易度、おすすめの勉強法を紹介する。 今や毎年約20万人が「ITパスポート試験」(以下、ITパスポート)を受験し、約10万人の合格者が生まれている。合格者達が悩むのがズバリ「次、何受けるか」だ。 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)はITパスポートの次のレベルの試験として「情報セキュリティマネジメント試験」と「基本情報技術者試験」(以下、基本情報)、さらにその次のレベルの試験として「応用情報技術者試験」(以下、応用情報)を用意している。今後もIT関連職に就くつもりであれば、まず基本情報を射程に入れる人が多いだろう。 そこで「よし、受けてみるか」と基本情報について調べてみると、ふとこんな見出しが目に入る。「基本情報なんて受けてもム
多くの企業で利用され、高い満足度を誇る「Microsoft Excel」(以下、Excel)だが、業務によってはExcelの利用を続けることによる非効率性も問題視されている。そこで、キーマンズネットの「『Microsoft Excel』の利用状況に関する読者調査」(実施期間:2023年8月3日~8月21日、回答件数:357件)の結果を基に、Excelからの移行状況について実態を探る。 脱Excelの移行先はどこ? はじめに、Excelを使用していた業務を他ツールに置き換えた経験の有無を聞いたところ「置き換えたことがある」(31.7%)と「今後置き換える予定」(7%)を合わせると38.7%となった(図1)。「置き換えたが、機能せずExcelに戻った」(4.4%)も合わせると4割を超える。 従業員規模別や業種別で見ても大差なく、どのような企業でも一定の割合で直面する課題のようだ。 では、肝心の
Webブラウザと拡張機能の組み合わせは便利だが、セキュリティホールを生み出してしまうこともある。Amazon.comやGmailのパスワードを第三者が盗む方法を研究チームが発見した。 Webブラウザと拡張機能を組み合わせることで利便性が増す一方で、セキュリティホールを生む原因にもなり得る。 あまりにも簡単にパスワードが手に入る ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームが2023年8月30日に発表した論文によれば、Amazon.comやgmail.comが入力されたパスワードを一時的に保持する方法に欠陥があり、あるWebブラウザの拡張機能を使うと、第三者がパスワードを読み取れる可能性があるという。これは現実的な危険なのだろうか。 結論から言えば現実的な危険だ。理由は2つある。理由の一つはトラフィックの多いWebサイトの一部にセキュリティ設計が甘いものがあること。もう一つの理由は、悪意のある
従業員は必ずしもフルタイムでオフィスにいることを望んでいないが、対面での仕事がメリットになる場合があることをMicrosoftのデータは示している。 昨今、「オフィス」が仕事に関する議論の中心になっている。対面での仕事に戻ることに価値があるかどうかを検証するさまざまな研究が行われる中、一つの疑問が残る。それは「オフィスでの時間を最も効果的に活用する方法は何か」というものだ。 出社すべき「従業員」と「仕事内容」は? Microsoftはガイドラインの範囲内で作業を行う限り、誰がいつオフィスに来るかの決定はチームに委ねられる「構造化されたフレキシブルワークモデル」を採用し、従業員の多くは約半分の時間をオフィスに出社して働くべきとする(注1)。同社は従業員のオフィスでの時間の使い方に関する社内データから、対面での時間が最も有用だと考えられる次の3つの瞬間を発見した(注2)。 さまざまな調査から分
ChatGPTはユーザーのどのような問いかけに対しても自然で流ちょうな文章を返してくる。だが、課題もある。内容に「ウソ」が含まれている場合があるのだ。これを解消するのに役立つツールが開発された。 「ChatGPT」とやりとりしていると、返ってきた回答が事実かどうかが分からず、困ったことはないだろうか。ChatGPTが返した回答の真実性を効率的に確認できる方法があるようだ。 どうやって「ChatGPT」のウソを暴くのか? 上海交通大学やカーネギーメロン大学、香港城市大学、ニューヨーク大学、Meta AI、香港科技大学、上海人工知能実験室に所属する研究者グループは、「ChatGPT」などの大規模言語モデル(LLM)が生成する文書のファクトチェックをするツール「FacTool」を開発し、2023年7月25日に論文を公開した。OpenAIのAPIキーがあれば、FacToolをダウンロードして試すこ
Ctrl+C/Vよりも“時短”になるコピペ法とは? 読者からは上記で挙げたもの以外にもさまざまなショートカットが寄せられた。場合によっては[Ctrl]+[C]/[V]よりも楽にコピー&ペーストが可能なショートカットもあるようだ。特に多く寄せられたものを4つ厳選して紹介する。ぜひ“時短”のために活用してみてほしい。 [Ctrl]+[D]、[Ctrl]+[R](上/左のセルをコピー&ペースト) [Ctrl]+[D]で上のセルの値を、[Ctrl]+[R]で左のセルの値をコピー&ペーストできる。つまり、わざわざ[Ctrl]+[C]と[Ctrl]+[V]の2つのショートカットを使わずともコピー&ペーストが可能だ。 オートフィル機能を使う場合でも、同じ値を連続で入力したい場合は同じ値が入力された2セルを選択する必要がある。オートフィル派もこのショートカットを覚えておいて損はないだろう。 ちなみに、「D
「Microsoft 365」には毎月のように何らかのアップデートが加わる。IT部門は、それらをキャッチアップするだけでも一苦労だ。2023年7月の月例更新で展開された機能や変更点をおさらいする。 「Microsoft 365 Apps」の更新プログラムには毎月提供される「最新チャネル」と「月次エンタープライズチャネル」、毎年3月と9月に更新プログラムが提供される「半期エンタープライズチャネル(プレビュー)」と、同じく1月と7月の第2火曜日に提供される「半期エンタープライズチャネル」の4つがある。 長年にわたってMicrosoft MVPを勤める内田洋行の太田浩史氏(エンタープライズエンジニアリング事業部)は「これらのアップデートを(IT部門だけで)追いかけるのは難しいが、新機能をできるだけ活用してほしい」と語り、同氏によるウェビナーで2023年7月に展開された機能を紹介した。 7月からど
新人マネジャーはマネジメントやリーダーシップのスキルをいち早く身に付ける必要があるが、周りの従業員の目は厳しいようだ。 優秀なリーダーシップは組織が成功するための重要な鍵であり、新人マネジャーはリーダーシップに関するスキルを身に付ける必要がある。しかし、現実はそうも上手くいかないようだ。 ある調査によれば従業員の約40%が仕事へのストレスや不安を感じ、その原因は新人マネジャーにあるという。この問題はどれほど深刻で、どうすれば解決可能なのか、調査結果と専門家の分析を通して探る。 新人マネジャーのスキル不足は職場に何をもたらすか リーダーシップ学習ソリューションを提供するOji Life Labが2023年7月18日(現地時間)に発表した報告書によると(注1)、米国の従業員の約40%が「仕事に行くことに対してストレスや不安を感じている」と報告している。 その結果、36%の従業員が「仕事へのモチ
IPAの高度試験の一つとされる「情報処理安全確保支援士試験」(通称:セキスペ)。IT記者が感じた難易度や受験に当たって取り組んだ試験対策、勉強時間、2023年10月の改訂内容などを紹介する。 「情報処理安全確保支援士」とはサイバーセキュリティに関する国家資格で、「情報処理安全確保支援士試験」に合格後、所定の登録手続きを行うことで保持できる。情報処理安全確保支援士試験は情報処理推進機構(IPA)が実施する試験の中で「高度試験」の一つとされ、同団体はセキュリティエンジニアやセキュリティコンサルタントを目指す人に最適だとする。 筆者の場合は特にそういった職種に就いているわけではないが、「今後もこの業界にいるなら取っておいて損はないかな」という軽い気持ちで受験してみた(2021年に値上げされたものの、他の民間資格に比べて受験料が安いのもありがたい)。 合格に向けて何をした? 難易度は? 筆者は上述
2022年からSlack活用を始めたコクヨは、導入から1年ほどで100円ショップ向けの商品売上前年比138%増を達成した。どのような施策によって、成果を生み出せたのか。 文房具やオフィス家具の製造販売などで知られるコクヨは、2030年に向けた中期経営計画「長期ビジョンCCC2030」を掲げ、売り上げ3000億円から5000億円への押し上げを目指す。組織成長には社内と社外の関係者を交えながら新規ビジネスを立ち上げ、顧客へのさらなる価値創出が必要だった。それには「経営層と現場」「組織と組織」で情報がスムーズに流れ、現場のコミュニケーションの活性化が欠かせない。 そこで同社は、経営層から現場への情報発信「縦のコミュニケーション」と、従業員の意見を交えた議論を醸成する「横のコミュニケーション」の改革を目指した。バリューチェーンを密着させて組織の壁を超えたプロジェクトの推進を目的に、2022年に「S
製造業に長年従事し、RPAによる業務改善で成果を上げた担当者が、それまでの経験を基にして製造業の課題やRPAの活用方法、現場の理解を得るための工夫を語った。 製造業では、統一されていない業務手順や業務プロセスの複雑さ、セキュリティが障壁となり、RPA(Robotic Process Automation)の導入プロジェクトが頓挫(とんざ)してしまうことがある。また、RPAを導入したものの「RPAとは何か」が社内に浸透せず、一部の部署のみの利用にとどまるケースが珍しくない。現場の理解を得ることは、製造業に限らずRPA推進における課題の一つだ。 こうした課題をどのように解決できるだろうか。長年、製造業の企業において業務改善プロジェクトの責任者としてRPA・DXを推進した澁谷 匠氏(ASAHI Accounting Robot 研究所 テクニカルエバンジェリスト/DXアドバイザー)が、自身の試行
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