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円安とは
lfk.hatenablog.com
今更ながらやっとこのnote記事を見て、一応思ったことを。 この人の友達・親友観はともかく、自分はどうかというと、まず自分には「親友」みたいな間柄の関係はない。僕にとっては、強いて言えば知人も友人も親友も同じで、友達に序列をつけることをあまりしたいと思わない。言い換えれば、そんなに親しい人はおらず、今までも出てこなかった。 学生時代より長年関係が続いている友人はいるか?地元の同級生で連絡先を知っている人はいる。こちらから連絡すれば会えるだろう。でも普段からの付き合いはない。高校に至っては連絡先を知る人がまったくおらず、大学は一人だけ。それも6年ほど前に会ったきり。会社員の頃に知り合った人で、今も連絡をとり合う人はいない。その後知り合った人で、定期的に会う人はいるけど、それは奥さんも含めたグループという間柄で、自分の個人的な友人ではない。だから個別に連絡をしたり会ったりはない。 このグループ
2007年に出た新書。一年の大半をタイ、バンコク、カオサンロードの日本人宿で過ごし、残り数ヶ月だけ日本で働いて生活費を貯めるという、当時一部で流行った「外こもり(海外で引きこもり)」というライフスタイルを調査した本。どういう人が「外こもり」の生活スタイルを行っており、どういう背景でそこに至ったか。年齢は、きっかけは、収入源は、10数人インタビューしていくなかで、その分類と傾向が見えてくる。また、外こもりの現場としては主にタイを取材しているが、カンボジアや沖縄の話も少し登場する。 著者は旅行ライターの下川裕治。もともとは格安航空券を紹介する本で有名になった人。ガイドブックや紀行文、旅コラムのような本もたくさん出ている。この「日本を降りる若者たち」のような、ある種ジャーナリスティックというか、ノンフィクションめいた著作は、旅行本界隈では珍しいんじゃないか。楽しさや冒険、波乱万丈を描く旅行本が多
アニメがもうすぐ終わるそうだ。僕はこの先の「黄金郷のマハト」編がけっこう好きだから、ぜひ続きもやってもらいたい。原作はサンデーうぇぶりで読める。今も続いている。 サンデーうぇぶり SHOGAKUKAN INC.ブック無料 葬送のフリーレンはなぜこんなに面白いのか、なんて話はきっと出尽くしていて、アニメが話題になってから今さらだし、僕はそういう考察が得意なわけでもなんでもなく、思ったことを残しておく程度。出遅れて今から入る人には参考になるかもしれない。あ、ネタバレはしてます。 主人公が最初から最強(無双) 主人公の弟子がもっと最強 少しずつ謎が明らかになる展開 緻密な世界設定 異世界転生の下地 オタクの願望と共感の詰め合わせ 主人公が最初から最強(無双) タイトルの通り主人公はフリーレンで、エルフの魔法使い。元勇者パーティーのメンバーで魔王を討伐済み。常に戦っているような物語ではないけど、主
何にも頼らず、誰にも頼らずに生きていけたらなーと思っていた。外国に出たとき、自分はあまりにも無力で、どうしようもなかった。お金のために身を削っても、何も出てこないぐらい。働くにも、特筆する何かがないと雇ってももらえない。誰にでもできる仕事がそんなにできない。学位はない。言葉もろくに話せない。日銭を稼ぐにも、結局日本人のつてを頼るしかなかった。日本で生きるよりもハードルが高いというか、一段低いところからスタートしないといけない。外国でも自分は、無能でとるに足らない存在だった。 日本にいるときも、会社員のときも、自分は結局会社に所属していなければ何もないも同然だった。会社の看板無しで、自分ひとりで何かを作って売ったり、客を得たり、そういうことは全くできない存在だった。YouTubeがなくなってもやっていけるYouTuberは、誰に頼らずとも生きていけそう。一人で完結している存在でありたかった。
僕が買って読んだことがあるのは「超簡単 お金の運用術(2008)」「全面改訂 超簡単お金の運用術(2013) 」この二冊だけ。山崎さんの主張は、僕の知ってる範囲でも昔からある程度一貫しているんだけど、山崎さんの本は具体的かつ実践的な内容が多いため、本の中でお勧めされている商品が、時代に合わせてコロコロと変わっていく。 時代が変わると制度が変わり、それに伴い商品のラインナップも変わる。昔書かれた書籍を読んで盲目的に商品を購入すると、今となっては時代遅れになる(例えば山崎さんはかつて日本のベンチマークに連動するインデックス投信を勧められていたが、近年は海外の指標に沿った商品を勧められている)。一貫している部分は、手数料が安く、リスクが低く、簡単なもの、このあたりだったと思う。それらに該当する、その時代の最適な商品を選んでこられた。最近ではオールカントリー。 また、山崎さんの本に書かれていること
株式投資関連本ということで「バフェットの銘柄選択術」に引き続き、「バフェットの財務諸表を読む力」を読んだ。ファンダメンタル投資を行うにあたり、財務諸表が読めないと話にならない。しかしこの財務諸表の読み方を取り扱った本というのが、意外と少ない。経理目線や経営者目線で数字の読み方を書き表した「決算書の読み方」というような本は山ほどあるが、株式の購入を検討する人向けの財務諸表の見方を解説した本は、全然見かけなかった。たまたまブックオフに置いてなかっただけかもしれない。 「バフェットの財務諸表を読む力」を書いたのは前回同様メアリー・バフェットとデビッド・クラーク、共にバフェットの元で学んだ人たち。「銘柄選択術」が2002年に出た本で、「財務諸表を読む力」は2009年だから、リーマンショックを迎えやや新しい内容になっている。それでもバフェット流の根本的なところは変わらない。「銘柄選択術」ではバフェッ
お題「捨てられないもの」 10年前に買ったバックパック、内側がボロボロになってきた。 もうバックパックで旅行することはないだろう。それでも記念にとっておいたけれど、こんなにボロボロになってたらさすがに捨てたほうがいいのかなと思っている。けれどデカいし、金属フレームが入っていたりして、家庭ゴミで出すのは難しい。もしくは解体して部品ごとに家庭ゴミで出すか。 長く使っていた。2013年から2019年まで現役で使っていた。そのうちの3年ぐらいは、このリュックの中身だけが持ち物の全てだった。カバン自体高かったし、重いし、特別使い勝手のいいリュックではなかったけれど、デザインが気に入っていた。生地が強く、ビニールだから水を通さないのも良かった。長く旅行していると、いろんな国で雨に見舞われることは多かったが、中身が水浸しになったことは一度もない。 旅行のときに履いていた靴なんかはさすがに捨てた。寝袋は空
辺境作家、最近は普通にノンフィクション作家と名乗られている高野秀行の最新著書「イラク水滸伝」を読んだ率直な感想は「あれ、もしかしてイラク行けるんちゃうん?」だった。実は以前の著書「謎の独立国家ソマリランド」でも同じことを思った。僕は結局訪れなかったが、実際ソマリランド本を読んで現地を訪れたという人の話がネットにたくさん転がっている。今回のイラク本もきっとそうなるに違いない。「あれ、もしかしてイラク行けんじゃね?」と思ったのは、僕だけではなかったはずだから。 当たり前だけど、イラクはずっと行けない国だった。イラクと言えば続く動乱と内戦。高野さんでさえも、行きたくてもずっと行けなかった国(P9)。今もそのまんまだと信じていた。この本で高野さんは、2018年からイラクを訪れている。その当時はまだ爆弾テロがあったみたいだけど、それでもかなり治安が改善していた方で、現地にイラク人の保証人がいれば30
父が亡くなった。ガンが見つかった時点で、助からないのは確実だった。残された時間は短く、あとはどう過ごすか。僕は最近時間の自由が効く方だったから、病人の父をけっこうサポートした。病院通いであったり、実家で過ごすにあたっての補助だったり。 具体的には、まず病院からの連絡は全て僕が受けた。入院中は2日に1回ほど病院に通い、洗濯物を交換し、本などの差し入れを持っていった。コロナ禍なので一般人は病棟に入れず、差し入れも看護師を通じての受け渡し。面会もできず、通話で話すのみ。入院中、父は検査を繰り返し、化学療法を行い、食事がままならなくなりみるみる痩せていった。 入院期間が終わり、通院生活が始まると、父の体調は一旦落ち着いた。食事ができるようになり、外を散歩したり、酒やコーヒーを飲むこともあった。親戚や知人に連絡を入れ、自宅を訪ねてもらったり訪ねたりした。父は入院前のように、冗談を飛ばすこともあった。
「新NISAは絶対得だからやるべき」なんてムードが蔓延している。何がどう有利なのか解説している人も多い。「なんだかよくわからないけど、みんなやったほうがいいと言うからやるべきなのかな?」ぐらいに思っている人もいるんじゃないか。 新NISAはただの非課税制度で、絶対儲かる話とか得する話ではない。中身はこれまでと同じ株であり投資信託だから、失敗すると当然損する。そのへんのことをちゃんと理解している人もいれば、あまりよくわかっていない人もきっといる。新NISAを活用するにしても、結局は投資をうまくやらないと失敗する。 NISAは非課税制度だから、政府の税収を減らす政策ということになる。また、現行のつみたてNISA(および新NISAのつみたて枠)は、手数料の安い投資信託だけが対象となっている。安いものが広まったところで、銀行や証券会社の旨味は少ない。なぜわざわざそんな制度を作ったのか?結局誰が得を
防水と言っても、基準は撥水、耐水、防水と段階があるらしく、いわゆる完全防水みたいなものはほとんど持っていない。IPx8といった規格もいつからか主流になった。僕はワイヤレスイヤホンを選ぶときによく見かけた。水に濡れても大丈夫というのは心強い。これまで何度雨に濡れていろんな物をダメにしただろう。教科書とか。本はさすがに防水仕様はない。 鞄 10年前、長期旅行をするにあたり、荷物をダメにしたくなくて、なるべく水に強い旅行カバンを選ぼうと思った。その当時買ったのは、クレッタルムーセンというスウェーデンのアウトドアブランドの65Lバックパック。今も売ってるのだろうか。今はきっと、もっといいのがあると思う。 KLATTERMUSEN クレッタルムーセン グナ2.0バックパック33L レーヴェン Klattermusen(クレッタルムーセン)Amazon 香港に行くとき、短期旅行用・機内持ち込みサイズの
カナートとはカナート洛北のことで、現在は洛北阪急スクエアという名前らしい。京阪だっけ、阪急だっけと思いつつ、どちらの沿線でもなかった。スクエアとはまた何も指していない四角である。というわけで先日カナートこと、洛北阪急スクエアに行ってきた。 現行でも1階のスーパーは「デイリーカナートイズミヤ」と言うらしい。じゃあカナートでいいんだ。「カナート行ってくる」でも間違いではない。「イズミヤ行ってくる」だと隣のイズミヤかどっちかわからない。「デイリーカナートイズミヤ」というネーミングはありなのか。カナートはミドルネームみたいになっている。じゃあそもそもカナートってどういう意味なんだ。イズミヤはせいぜい泉谷か和泉屋あたりの日本語だから意味はわかる。カナートとは?調べてみると「カナートとはオアシスを意味するアラビア語」めちゃくちゃやな。「デイリーカナートイズミヤ」は「毎日のオアシス泉谷」あたりか。「カナ
定期的に貯蓄をしていると回答したのは黒人で33%、ヒスパニック系で36%だったのに対し、白人は29%にとどまった。「人生一度きり」といった考え方の影響も表れた。「世界的な困難を考えると、きょう一日だけを生きればよいと思う」との文章に共感すると回答したのは48%。 文脈からすると、「人生は一度きり」だから貯蓄しないで使ってしまうそうだ。世の中にはきっとそういう人もいるのだろう。けれど貯蓄をする人も、みんながみんな我慢して将来のことを考えて貯蓄しているわけではないと思う。中には「貯金が趣味」と言う人もいて、貯めることそのものが楽しい人だっている。 僕も明日や未来に備えるより、今日を十分楽しむという考え方に近い。でもそれが=贅沢する、お金を使う、にはならない。お金を使う楽しみにあまり興味がないのだろう。食べ物は全然関心ないし、物は増えれば嵩張るからあまり増やしたくない。良い物を持つと扱いにも慎重
世界で最も富裕層が多い都市ランキングのニュース記事を見た。 世界で最も富裕層が多い都市、ニューヨークが再び首位-東京2位 - Bloomberg 1位がニューヨークで2位が東京、3位はサンフランシスコ、4位がロンドンと続く。だいたいトップ10のことしか書いてなかったが、元のデータを辿ると27位に京都が入っていた。日本でランクインしているのは東京、大阪、京都のみ。なぜ京都?横浜でも名古屋でもなく京都なのか? ランキングの基準は「100万ドル(約1億3000万円)以上の投資可能な資産を有する富裕層の人口が最も多い都市」ということで、京都には4万400人の億万長者がいるらしい。そして100億長者は26人、1000億長者(ビリオネア)は2人という数字が出ている。4万人となるとぼんやりしているけれど、26人とか2人とかになるとやけに生々しい。具体的な数字だ。 京都でトップ2の金持ちといったら誰なんだ
これを読んで、自宅BBQが忌み嫌われていることを知った。何を隠そう、ゴールデンウィークには自宅BBQに参加していた。この匿名ダイアリーを読んだのはその直後で、うーんそうなのか、と直前まで自分が参加していたことを思うと複雑だった。ただ僕が参加していたのは、自宅と言っても特殊な場所だった。これまでに何度もバーベキューをやっているみたいで、周囲からも文句は言われてないのだろう。 最中も若干声のデカさなどを心配していたが、問題なかったのだろう。まあきっとそういうことのために用途地域があって、第一種低層住居専用地域なんかだったらクレームになっていてもおかしくない。その宅は全然そういう場所ではなかった。第一種低層住居専用地域でも、土地がだだっ広くて隣家から思いっきり離れていたら、バーベキューぐらいやっても迷惑かけないのかもしれない。もしくは近隣住民に参加してもらうか。うちではやれないな、と思った(そん
歴史上の昔と比べたら、世の中は少しずつ確実に良くなっていると言われる。飢餓や疫病は減り、奴隷制はなくなり、パンとサーカスに例えられるコロシアムの殺人ショーはルールに基づいたスポーツに取って代わり、ギロチンのような公開処刑も先進国ではなくなり、人権の概念が生まれ、社会福祉の概念が生まれ、あたかも世の中は良くなっているように見える。本当だろうか?『暴力の人類史』という本があり、僕は読んでいないけれどスゴ本の人は「本書の嘘を暴く」とレビューしている。 おめでたいアメリカ人『暴力の人類史』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる 奴隷大国アメリカ 時給200円の不法移民 アルバイト生活の大卒 ビジネスと化した医療 ビジネスと化したアメリカ軍 民営化が産んだ奴隷制 奴隷大国アメリカ さて、『ルポ 貧困大国アメリカ』の話に入ろう。この本に書かれていることは、現代の奴隷制と言っていい。奴隷
またまた2人の個人投資家と話す機会があった。彼らが口をそろえて言うのは「働くより投資のほうが儲かる」。今回はなかなか実践的な話を聞いたのでメモとして残しておこう。 ゴールを決める 年間100万円ずつの運用 年間20万円ずつの運用 1億円を超える理由 年利20%?7%? 高いパフォーマンスを保つには ゴールを決める 投資を行うにあたっては、まずゴールを設定するのが基本だそうだ。ゴールというのはすなわち数値目標である。例えば1億円の資産を築くとか。そこから逆算して現実的なプランを練っていく。1億円を築くにはどのような投資を行い、何年かかるか計算していく。 年間100万円ずつの運用 仮に毎年100万円を投資に回すとする。一般的なサラリーマンだと年100万円貯金するのはそう難しくないだろう。それを全て投資に回し、年利20%で運用すると17年で1億円を超える。毎年100万円を17年貯金し続けても17
最近NISAについて調べていると、国策としての「貯蓄から投資へ」で流れていってるお金の行き先が、S&P500だとかVTIだとかことごとく米国だった。オルカンの指標となるACWIも6割が米国で、(こちらは5%ほど日本も噛んでいるが)NISA絡みの投資本やネット記事を見ると、だいたいこの3つ、S&P500、VTI、ACWI連動商品が推奨銘柄とされている。実際に資金も集まっているようだ。 1兆円突破、日本人の「S&P500買い」が止まらない 一方で米国では株価が下落(1/3)〈AERA〉 | AERA dot. (アエラドット) 「eMAXIS Slim 米国株S&P500」が残高2兆円を突破 - 資産運用・資産形成|QUICK Money World - よく、日本の預金口座に眠っている貯蓄を市場に流すために、アメリカから命令されて始めたのがこの「貯蓄から投資へ」だとか言われる。それがまんまと
街とその不確かな壁 作者:村上春樹新潮社Amazon 2023年4月13日に出た、村上春樹の新刊です。これまで村上春樹の新刊を、リアルタイムで読んだことはなかった。初めて同時代の波に乗っかる。ただ今回は、前回『騎士団長殺し』や前々回『1Q84』の時ように大々的に騒がれていない。一冊だけど650ページ超えで、長編のはずなのに。世間はもう村上春樹に飽きたのか。ノーベル賞も獲れなさそうだしね。 そもそも騒がれだしたのが、『海辺のカフカ』でノーベル賞の前哨戦と言われるフランツ・カフカ賞を獲ったあたりからだった。「大江健三郎以来か」とにわかに沸き立ったがその後何度も逃し、「どうやら見込みがなさそうだ」というところで落ち着いたのかもしれない。 なぜ村上春樹作品を読むか ネタバレ有りのあらすじと感想 読書メモ 第一部 第二部 第三部 なぜ村上春樹作品を読むか 僕は、というか多くの村上春樹読者は、そういう
どこかで読んだ新書リストが挙がっていたので、自分もリスト化してみたいと思った。覚えてないのやどうでもいいのも含まれている。 岩波新書 非ユダヤ的ユダヤ人|I.ドイッチャー 独ソ戦 絶滅戦争の惨禍|大木毅 ユーゴスラヴィア現代史|柴宜弘 魔女狩り|森島恒雄 パレスチナ〔新版〕|広河隆一 香港―過去・現在・将来|岡田晃 ルポ 貧困大国アメリカ|堤未果 日本人の英語|マーク・ピーターセン 知的生産の技術|梅棹忠夫 写真の読みかた|名取洋之助 日本の思想|丸山眞男 歴史とは何か|E.H.カー インドで考えたこと|堀田善衞 やさしさの精神病理|大平健 講談社現代新書 世界史の中のパレスチナ問題|臼杵陽 日本を降りる若者たち|下川裕治 「国境なき医師団」になろう! |いとうせいこう 教養としてのキリスト教|村松剛 はじめての金融工学|真壁昭夫 ちくま新書 ニッポンの海外旅行 若者と観光メディアの50年
休みだ。疲れた。体力がないの三拍子。地震なんかもあったが一週間ぶりにぼーっとしている。そんなわけで、サボっていた日記を書こうと思う。何書こうか。最近やっていたことは、プレゼンの講習に通っていた。プレゼンうまくなりたいとかではなく、必要があって通わさせられた。そこで改めて気づいたのは、僕はプレゼン上手い人が苦手だということ。 プレゼンとか、言うなれば雰囲気芸人である。以前に池上彰の解説について触れたことがあった。彼は難しいことを噛み砕いて、誰にでもわかりやすく解説することで有名だ。しかし僕は彼の話している内容を聞いて、そこにある「抜け」がどうしても気になる。 池上彰が嫌いなわけじゃありません プレゼン技術は見世物 上辺を見るか、中身を見るか 池上彰が嫌いなわけじゃありません 池上彰がベトナム戦争か何かについて大学の講義で話している動画を見たときに感じたのは、彼の解説が「難しいことをわかりやす
数年前に、研修で人前で話すスキルを習ったことがある。これが実際、けっこう人生で役に立つなーと関心した。と言うのも僕は、子供の頃から人前で話すことはずっと苦手で、なんなら憎悪していて、なるべくそういう機会を避けてきた。だからこんな研修も本当は受けたくなかったし、やってる間もずっと憂鬱だった。でも内容はとても有用で、もっと早くに学んでいれば、いろんな場面で役に立ったのに、と思うところもあった。今は人前で話す機会はないけれど、苦手意識は薄くなった(今もやりたくはないけど)。 僕が学んだのは、プレゼンの作法みたいなやつだった。一昔前に流行った、TEDでやっているようなプレゼン。プレゼンには決まりきった作法があって、そのとおりにやればけっこう誰でも上手くいく。人見知りとかしゃべるのが苦手とか、あがり症とか人前に出るのは苦手とかは関係なく、お手本通りにやればいいだけ。驚異のプレゼンが一冊の本になってい
「考え方が変わるのは悪くない」が枕詞になるとすれば、続く言葉は「でもコロコロ変わると信用できない」。 若い頃は、一貫性が大事だと思っていた。初志貫徹、道を曲げない、言葉を曲げない。一度決めたことは貫き通す。意見を変えるという行為は、裏切りに近い。Twitterなどでも有名人は過去ログを掘り返され「昔と言ってることが違う」と揚げ足を取られることがある。政治家などは特に多い。日和見主義だとか、流行かぶれだとか、自分の意志がないとか主義思想がないとか言われる。実際にそういうこともあるだろう。 特に世の中の流れが変わると、正義の中身も変わる。前に良かったことはダメになり、ダメだったことが善になる。世の時流に乗っかってしまうと、自然と自分の意見も変わってくる。考えもなしに乗っかっているだけの人は、ただの流行追いミーハーだと批判され、実際そのとおりなんだろう。逆に、世の中の流れが変わろうとも自分の意見
太陽光発電については、かなり前に知った情報の印象が強かった。製造コストが高いとか、発電効率が悪いとか、廃棄する際の環境負荷が高いとか。しかし最近はそうでもないらしい。 廃棄ですが、国内で既に全自動のリサイクルプラントが数か所稼働していて、数万枚の処理実績もあります。回収したパネルは100%近くアルミやガラスなどとして再利用されます。不純物が少なく再利用できるので、太陽光パネルはむしろリサイクルの優等生です。考えてみれば、ガラスとアルミとシリコンと樹脂といった少ない種類で構成されている物なので、リサイクルが容易なのは想像がつくと思います。 蓄電池に関しては、まだ経済的には回収は少し難しいです。電気自動車を購入して、毎日数十kmの通勤をするなら元は取れます。ただし災害などでの長期間の停電などには最も有効な対策になります。そうそう蓄電池を入れなくても、普通の太陽光発電でも日中は停電しても1500
このブログではGoogleフォームからご意見などを頂いております。それをときどき拾って回答してたりします。 91通目:エルピスに感じた歪さ エルピスを観た感想が知りたいです。 エルピスは2話しか見ていないんだけど、今日その2話を見ているときに、変な感じがした。タイトルにあるように、いびつだなーと思う部分があった。ドラマ自体はシンプルなストーリーで、テレビ局に勤めるキャスターとアシスタントが冤罪事件を調査し、真相を暴こうとする話。 違和感を覚えたのは、2話の中の回想シーンだった。長澤まさみ演じる役が、若きニュースキャスター時代に報道したニュースを思い返している。その内容とは、東北地震直後の「福島第一原発は直ちに問題はない」というシーンと、2020東京オリンピックを喜ぶシーン。これは現実にあった報道内容を、番組内でオマージュというかアレンジしている。 このドラマでは、長澤まさみ演じる役が、過去
これを読んで。 仕事もしていて実家暮らしで、なぜ150万の借金を作るのかと思ったら、ストレス発散のための飲み歩きと風俗だった。そういえば前働いていたところの先輩は、借金は知らないけれど給料をキャバクラで使い果たしていた。 これまで借金と言えば学生ローンかバイクのローンぐらいで、それ以外は親にも金を借りたことがない。カードも一括のみでローン払いしたことない。大学を出てから実家を出て、お金に余裕があったわけではないけど、借金はなかったなー。だから人がどういう経緯で借金を作るのか、やむにやまれぬ事情以外では想像つかなかった。 ストレス解消も一概に責めることはできないが、昔から「飲む打つ買う」は悪徳のように言われてきた。これらに手を染めると経済観念が狂いやすいのか、借金に陥りやすい気がする。飲み歩きも風俗も、飲む、買う、に含まれるだろう。 僕は外で飲むことがほとんどなく、外食さえあまりしない。風俗
知人が知識ゼロから投資を始めたいと言っていたり、NISAが新しくなるとかなんやかんやで、最近の投資事情について情報収集していた。で、これ以上はもういいかなと思えてきた。 初心者向けの投資は、ある程度調べるとそれ以上はいらなくなってくる。それどころか、むしろ一定以上の情報は邪魔になってくる。基本的なことだけわかっていればいい。それ以上の情報を得ても、本当に有益なのか判断できず混乱する。さらに、よくわからない商品に手を出して失敗して損することもある。山崎元さんの言う「買い物が楽しい状態」は避けたい。 このあたりでもう十分かなと思ったので、自分が調べた範囲のことを記録しておく。僕的には2023年3月段階で有効な情報です。 どの証券会社がいいのか 新しいNISA 何に投資すればいいのか 新NISAつみたて枠 新NISAつみたて枠以外 これ以上知っておくべきことある? どの証券会社がいいのか 今証券
なかなか日記がはかどらない。忙しくなくても、結局書く気が起こらない。 ポケモンは学校最強大会に2回勝って、星6のレイドに勝ったらやることなくなった。集めるのとかは、あまり気が向かない。最強レイドは気が遠くなる。準伝説は全部捕まえた。ガチ勢はきっとこっからなんだろうけど、僕は1ヶ月半ぐらい遊んだからもう十分かな。マスターボール使ってなかった。ポケモンホームまで待とうかと思ったけど、あまりいらなそう。 情緒が不安定だ。寒いからではなく、時間が経つにつれて徐々に壊れてきているように思う。元からそうだったか、もっとポンコツだったか。テレビのドキュメンタリーかなにかで、辺境の地ではまだ老人が尊敬されていた。社会が変化していない土地では、経験を積んであらゆる問題も繰り返し対処してきて冷静でいられる老人は重宝される。変化の著しい時代、土地では、過去の知識や経験が通用しないどころか足かせにもなる。経験が無
気づけば若い頃から聞いていたトム・ヨークもチバユウスケも、ぱっと見爺さんになった。歳も取るわけです。 加齢について、今までも何度か触れてきた。つい最近にも触れた。 だいたい似たような、ちょっと違うことを書く。歳を取ることの特徴のひとつとして、同じことを何度も繰り返してしまうのがある。それは前にやったことを忘れているから。加齢による健忘と言うのか。 今日が誕生日というわけではない。気づけば40を越えていた。あれ、自分今いくつだっけ?と思うことも増え、自分の年齢も覚えていられなくなった。ずっと最近まで、まだ39歳だと思っていたが、40を迎えたときにはちゃんとそれを自覚していた。単にその時のことを忘れていただけだった。二重三重構造で記憶の思い違い、年齢の勘違いがある。これも全て加齢による衰えだと雑にまとめてしまっていいものだろうか。 そうやって最近改めて自分が40を越えていたことを自覚したわけで
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