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「おはぎゃあ」から卒業するための2つの対策 ●SNSでよく見かける「おはぎゃあ」投稿 ●何がそこまで驚くべきことなのか ●おはぎゃあ対策は2つ(3つあるが3つ目は除外) ●毎朝、資産状況をチェックしなくてもいいくらいの投資スタンスで行こう 2024/1/9新NISA元年の経済予想は「ぶっちゃけわからない」くらいのスタンスで 2023/12/26投資で成功する人は、失敗談から学んでいる 2023/12/12新NISA「毎月10万円積み立て」にこだわる必要なし! 2023/11/29「現NISAは2023年内に売らなくちゃ」は誤解?正しい満期をチェック 2023/11/14投資を学ぶことは現実世界を学ぶこと!理屈通りにならない結果も 2023/10/24ファイナンシャル・ウェルビーイング(幸福)視点で考える投資の効果 2023/10/10株式売買の手数料無料化。投資家はスタンスを変えるべき?
●あまりにも長い間、愚か者にカネの雨が降っていた… ●株式相場は急落した後、底入れまで4段階のプロセスに従うことが多い ●6月1日のラジオNIKKEI『楽天証券PRESENTS 先取りマーケットレビュー』 あまりにも長い間、愚か者にカネの雨が降っていた… テスラのイーロン・マスクCEOがツイッター上で、米国経済がリセッションに陥ることは「有益だ」との考えを示した。他の投稿者からの「米国経済はリセッションに近づいているのか」との質問に対して答えたものだ。さらに次のようにツイートしている。 「あまりにも長い間、愚か者にカネの雨が降っていた。いくつかの倒産が起こる必要がある。また、コロナ禍におけるステイホームのようなものが人々を騙し、実際には一生懸命働く必要がないと思わせている。怠惰な目覚めがやってくるだろう」 イーロン・マスクのツイート
●基本に返って、高配当株投資! ●「ダウの犬」戦略とは ●「ダウの犬」を日本株に応用 ●実際にポートフォリオを作ってみる 基本に返って、高配当株投資! 日経平均株価は、11月から外国人投資家の買いで急騰し、コロナ前の高値を抜けて既に2万6,000円台に達しています。日経平均だけ見ると、日本株は高値を抜けてかなり上昇したように見えますが、実態はやや異なります。 日経平均先物への買いが戻りをけん引してきたため、今の日本株市場で、日経平均の上昇率が、目立って高くなっています。東証一部の全上場銘柄の加重平均からなるTOPIX(東証株価指数)は、以下の通り、まだコロナ前の高値をようやく少し超えた程度です。 <日経平均・TOPIXの推移比較:2019年末~2020年12月7日> 私は、日本株は配当利回りや買収価値から評価して、現水準でなお割安で、長期投資で良い買い場と考えています。今から株式投資を始め
●売り買いすると、利回りは7%くらい下がってしまう? ●「ほったらかし」の方が良い理由は? ●「ほったらかし」でもリターンが生まれ続けるのはなぜなのか? つみたてNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)や、確定拠出年金(企業型DCや個人型のiDeCo)を利用して、長期的に資産形成に取り組む方が増えています。これらの制度では、主に株式や債券などを対象とした投資信託に継続的に積立投資をしていきます。 一般的に、20年、30年と続けていくことになりますが、その間、上がったら売って、下がったら買い戻して、などと売買する必要はないのでしょうか。今回は、長期の資産形成では「ほったらかし」でいい。「ほったらかし」の方がむしろいい、という事実についてご説明します。 売り買いすると、利回りは7%くらい下がってしまう? 次のグラフは、米ダルバー社が、投資信託に投資する投資家の平均リターンについて調査した結果です
世界の多くの金融機関がリップルのネットワークに参加の意思表明をしている。そのメリットは、より安く、より早く送金できること。そのケタ違いの供給量も特徴。ただ、注意点もある。 リップルとは? リップルとは金融機関同士の送金ネットワークならびにトレーディング・プラットフォームを指します。仮想通貨「XRP」はリップル・ネットワークによる送金をいっそう簡単にするためのトークンです。 ▼リップルの特徴は次の通りです。
・「輸出小国」日本がやるべきことは輸出比率を高めること ・小規模・中小企業の多さが生産性向上を妨げる ・経営者は積極的に生産性向上に関与すべき ・最低賃金がカギ 7月6日大阪にて開催された楽天証券の20周年セミナー。伝説の金融アナリスト、デービッド・アトキンソン氏が講演した「講演内容:生産性の向上について~人口減少×高齢化に打ち勝つ企業の生産性向上戦略~」の後編です。 経営者のリスクを取った挑戦が日本経済を救う 生産性はどんな要素によって決まるのか。英国政府が複数の大学に依頼して長期に渡る膨大なデータを分析した結果、導き出した要素の順番はこうです。 1.Entrepreneurship 2.設備投資 3.社員教育 4.技術革新 5.競争 Entrepreneurshipはわざと翻訳しませんでした。日本では起業家精神と訳されますが、それはEntrepreneurshipの定義の一部であり、正
●病気と療養の概要 ●情報•判断•処理の能力とコスト ●癌の費用と「がん保険」 ●髪の毛や酒の「真の損得勘定」 ●時間の最適化としての人生 病気と療養の概要 筆者は昨年、癌に罹った。食道癌である。本稿執筆の時点で(2023年1月下旬)、手術からの回復過程にあるが、再発防止目的の薬剤を投与するために一月に1、2度通院している。癌は全てが投資やお金と関係する訳ではないが、本人にとって不確実性下の意思決定問題である点が投資と似ている。 今回は、自分で癌に罹り、治療に臨んでみて、何を感じ且つ考えたかについて率直に書いてみよう。今後に公開する動画で、筆者の風貌が少し変わっている(数キロ痩せて、髪の毛が減っている)理由の説明にもなるだろう。 尚、投資の文章では末尾などに「投資判断はご自身で行って下さい」としばしば注記されているが、本稿の性質もそれに似ている。筆者の治療方針の選択や意思決定は一例であって
●山崎元さんが数十年かけて訴えてきたことは実現したのか ●ステップ1:個人投資家が投資を行う環境の改善 ●ステップ2:個人投資家が低コスト投資を行う環境 ●ステップ3:個人投資家が長期積立分散投資を行う環境 山崎元さんが数十年かけて訴えてきたことは実現したのか 山崎元さんが1月1日にお亡くなりになったことは皆さんもご存じのことと思います(トウシルでのご報告のページはこちら)。 私がトウシルで記事を書くきっかけをいただいたのは山崎さんであったりします。この業界で20年以上にわたっていろいろなご縁をいただき、また教えをいただいた方の訃報に接するのは辛いことです。 (ちなみに、名字は同じですが、たまたまです。山崎さんは区別するのによく、「にごらないほうのヤマサキくん」と私を呼んでいました。山崎さんの視点や世界観が濁っているはずもなく、呼ばれるたびに恐縮していたことを思い出します) 山崎元さんの果
●月額3万円から月額30万円まで、ご自身のペースで ●上限まで使う必要はなし!5~30年で720万円投資する場合のシミュレーション ●利回り3%なら、30年後には1,160万~1,627万円に ●利回り5%なら、30年後には1,637万~2,767万円に ●利回り7%なら、30年後には2,352万~4,663万円に 投資で得た利益に税金がかからないNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)は2024年、制度内容が大幅に拡充します。制度は終了期限のない恒久制度となり、非課税で投資できる期間も無期限に、非課税で投資できる額の上限(非課税保有限度額)は1,800万円になります。 今回は、新しいNISAを利用して資産形成をする際に毎月いくら積み立て、何年ぐらいかけて取り組んでいくのが現実的なのか、ご説明します。 月額3万円から月額30万円まで、ご自身のペースで 新しいNISAでは、日本に住む18歳以上
●確定申告は国税庁ウェブサイトの「申告書等作成コーナー」で ●投資で損をしたら「損益通算」「繰越控除」を利用しよう ●配当金・分配金を受け取ったら「配当控除」の申告を検討しよう ●国民健康保険や後期高齢者医療保険の対象の方は注意! ●外国株式・海外ETFの配当への二重課税を申告しよう ●老後でも確定申告をした方がいい場合とは? 確定申告は、会社勤めの方にはあまりなじみがないかもしれません。しかし、個人投資家としては知っておきたいポイントがたくさん。例えば投資で損が出た年は、翌年以降の利益と相殺すれば税金を抑えることができます。また、配当金を受け取った場合は確定申告をしないと税金を払いすぎてしまうかも…!? 本業はファイナンシャルプランナーであり、人気ブログ『かえるの気長な生活日記。』を運営する投資ブロガーの「かえるさん」こと尾上堅視さんに、個人投資家が知っておくべき確定申告テクニックを教え
癌の費用と「がん保険」 ※注:自分の癌について「癌」、「がん保険」について「がん」と書き分けている。 話題が癌となると、がん保険に興味を覚える読者がいらっしゃるだろう。また、そもそも筆者が選んだような治療には費用がどれくらい掛かるものなのか。 筆者が8月の下旬に食道癌だと診断されてから、病院や薬局などに支払った医療費はざっくり合計して200万円程度だ。過去に歯科医院に支払った金額を大幅に下回る。 抗癌剤の治療、比較的大規模な手術、合計約40日の入院が主な細目だが、手術や抗癌剤は健康保険の対象なので病院で支払った金額の上限は健康保険の高額療養費制度で決められた額が上限であり、200万円の大半は個室(シャワー付き)の費用だ。個室にした理由は、パソコンを持ち込んで原稿書きやメールのやりとりやオンライン会議などの仕事がしやすいことと、消灯時間が自由であることなどを考慮したものだ。部屋代を原稿料で稼
●対面での金融商品営業、今後の在り方は? ●コンサルティングと商品販売のアンバンドリングに対応する以外に道はないと思います 【質問】地方銀行で金融商品販売を担当している者です。山崎さんが日頃から仰る通り、対面営業から金融商品を買ってはいけないというのは当事者から見てもその通りだと思います。一方で、金融機関もビジネスなので、収益を出していかないといけないという面もあると思います。対面での金融商品営業の今後の在り方について、山崎さんのお考えを伺いたいです。 質問者が正直に仰っておられるように、対面での金融商品営業は多くの場合顧客のためになっていない一方で、ビジネスとして収益を確保しなければならないという難しい問題があります。率直に言って、行き詰まっています。 行き詰まりを象徴する事例は、先般、金融庁が問題化するに至った、千葉銀行とその子会社が関わった仕組み債の不適切販売でしょう。千葉銀行は地方
時間の最適化としての人生 「初期(内視鏡で切除できるステージⅠ)でもないが、末期(遠隔転移のあるステージⅣ)でもない食道癌」が見つかった時に、筆者は、「仕方がないなあ。治療上やれることをやって、使える時間を有効に使おう」と思った。 どうして癌に罹ったのか、どうしてもっと早く見つけることが出来なかったのか、等の「後悔」には殆ど意識が向かなかった。日頃から投資について、原稿を書いたり話したりしているせいか、「病気の現状はサンクコスト(埋没費用)だ」と思うことがすんなり出来た。 当初にネットで見たデータは少し古かった(抗癌剤3剤を手術・放射線前に投与する治療の前のデータだった)ため、5年生存率で30〜40%というデータから、「治療が奏功しない場合は余命1、2年だろうし、まあまあ上手く行くと再発を挟みながら5年程度は粘れるのではないか」というくらいに自分の「持ち時間」を考えた。子供(当時、高3と高
●日本株は配当利回りから見て割安と判断 ●10万円から始める高利回り株投資 ●スーパースクリーナーを使って銘柄選択 ●10万円以下で買える、時価総額1,000億円以上、配当利回り(予想)4~6%の15銘柄 ●私が投資してみたいと考える7銘柄 ●筆者がファンドマネージャーならば買ってみたい7銘柄 日本株は配当利回りから見て割安と判断 日本株は、配当利回りや、PER(株価収益率)などの株価指標で見て、割安と判断しています。長期投資で、資産形成に貢献する投資対象と考えています。 日本の長期金利(10年もの新発国債利回り)と東証一部予想配当利回りの推移:1993年5月~2019年11月(6日まで) 1993年当時、長期金利が5%あった時、東証一部配当利回りは1%未満でした。この時、長期国債は割安で、日本株は割高でした。ところが、現在、長期金利はゼロ近くに低下しましたが、配当利回りは2.4%まで上昇
よくある質問「なぜ外国債券をポートフォリオに入れないのですか?」 ・為替市場の原則論 ・アセットアロケーションとしてどうなのか? よくある質問 投資家が集まるセミナー的なイベントで、筆者がよく受ける質問に「なぜ外国債券をポートフォリオに入れないのですか?」というものがある。 その前段として、国内債券については、長期金利(10年国債の流通利回り)が日銀の金融政策によってほぼゼロ%に固定されていて、期待リターンが小さいにも関わらず、インフレ目標「2%」が達成された時には、国債の利回りが上昇し、すなわち価格が下落するので、損のリスクばかりが大きいと理解して、「割りが悪い」と思う投資家が少なくないようだ。 補足すると、 (1)過去には、株式と債券を組み合わせると、リスクのバランスが良かったというデータをみて国内債券も持とうとするのは如何か。過去のデータはあくまでも過去のものなので今後に起こりそう
●オールカントリー一択問題 ●オールカントリーとは ●新興国 vs 米国 ●世界分散と米国 ●オールカントリーの妙味とリスク 今回のサマリー ●ほとんどの人にとって、オールカントリーは妙味ある投資ツール ●しかし、どんな投資もリスクがないものはない ●オールカントリーとともに生きるための長期投資、世界分散、株式一択の意味を理解する オールカントリー一択問題 NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)が、新バージョンとして大幅に拡充されました。米日株や為替の相場活況とともに、日本の個人マネーの動向が注目されています。この新NISAにおいて、圧倒的に人気の投資対象となっているのが、全世界株式の投資信託、いわゆる「オールカントリー」です。 オールカントリーは、世界各国の株式に分散投資して、世界経済の成長の糧を取り込むものといえます。筆者にも、新NISAはオールカントリー一択で良いのか、その勝算・リス
●教科書か、問題集か ●新NISAとiDeCoの使い分けをどうしたらいいか教えて下さい。 ●高配当株式への投資は新NISAでの資産形成に有効でしょうか。 ●新NISAでのお勧めポートフォリオを、さまざまな対象者別に教えて下さい。 教科書か、問題集か 前回の本連載で、新NISAについて利用法を説明した。筆者としては、必要なポイントは少なくとも考え方レベルでは全て網羅したつもりだったのだが、現実の投資を考える投資家は様々な疑問を持つ。 ある場所で、新NISAをテーマに話す機会があり、聞き手側で参加を予定する方から多くのご質問を頂いた。受験勉強では、教科書や参考書を読むばかりでなく問題集を使うことが有効な場合がよくある。今回はQ&A形式で新NISAの使い方について説明してみたい。 以下、セミナーでならこのようなやり取りになるだろうという会話調で10組のQ&Aをご紹介しよう。 Q&Aの前に、新しい
●【質問】今のプロ棋戦の戦法、どのように追いついていますか? ●【回答】将棋はスマホで観るのが一番いい トウシルはこのほど、読者の皆さまから山崎元に聞きたいテーマを募集しました。たくさんの投票をいただき、ありがとうございました。自由回答でいただいた疑問・質問は、全て本人に届けております。この記事では、いくつかの質問に回答します。(トウシル編集チーム) 投票結果はこちら 【質問】山崎さんと同世代で東京六大学の将棋部に在籍していました。入社して将棋部に入り、20年くらい指していましたが、指さなくなって20年近くになります。今はネット観戦です。今のプロ棋戦の戦法、戦い方(考え方)などは以前とかなり変わりましたが、どのように理解していますか。どのようにして追いついていますか。 私も、近年、人間とは殆ど将棋を指さなくなりました。専ら、将棋モバイル中継を観ています。将棋の盤面はほどよく小さいので、スマ
●NISA・つみたてNISA概要 ●気をつけたい、初歩的な失敗 ●失敗談:番外編 ●読者からよく受ける質問に回答:非課税期間が満了するまでに売る必要ある? 毎日のレポートで繰り返し述べている通り、私は、日本株は割安で、長期投資で買い場を迎えていると判断しています。 短期的な波乱は続くと思いますが、時間分散しながら、コツコツと割安な日本株(または日本株に投資する投資信託)に投資していくことが、長期的な資産形成に寄与すると考えています。 長期の資産形成は、「NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)」など、非課税口座を活用してやっていくべきと考えます。 2014年にNISA制度が始まってから今年でもう9年目です。しっかり使いこなしている方もいます。 ただ、制度がやや複雑できちんと内容を理解せず、うまく使えていない方もいます。そこで今日は、よく聞くNISAの勘違い・失敗談について、まとめました。 N
読者の中で、経済学部で金融論を学んだ方、あるいは証券アナリスト試験を受けたことがある方は、CAPM(資本資産価格モデル)を導く途中で「分離定理」という考え方が出て来たことを覚えておられるのではないか。 ファイナンスの分離定理 読者の中で、経済学部で金融論を学んだ方、あるいは証券アナリスト試験を受けたことがある方は、CAPM(資本資産価格モデル)を導く途中で「分離定理」という考え方が出て来たことを覚えておられるのではないか。 複数のリスク資産があり、資金の借り入れ・運用が同一のリスクフリーレートで可能な場合、投資家は、リスク資産の構成についてはリスクフリー資産と独立に決めることが出来るとする考え方だ。リスク回避的な投資家は無リスク資産をたくさん持つだろうし、リスク拒否度の小さい投資家は借り入れを行ってレバレッジを掛けてリスク資産の「同じウェイトの組み合わせ」を買ってもいい。しかし、リスク資産
2018年からスタートした「つみたてNISA」。これまであった「一般NISA」と同時には使えない。つみたてNISAは「株」が買えない。でも、トータルの投資枠は多い。こんなメリット、デメリットを点検。夫婦2口座で使い分けプランも! NISAとつみたてNISAはひとつしか選べない 2018年1月にスタートしたつみたてNISA(ニーサ・少額投資非課税制度)ですが、ひとつ悩みがあります。それは「一般NISA口座と択一しなければならない」ということです。 積立枠も40万円に縮小するわけですから、一般NISA口座とつみたてNISA口座は同時開設できそうな気がしますが、現状、2つのNISA口座を同時に保有することはできません。 新規にNISA口座を開設する人はどちらかを選択しなければならないし、すでに一般NISA口座を開設している人も、つみたてNISA口座を利用したい場合は、その旨選択しなければなりませ
●円安進行、何が起きている? ●実は年初来マイナスの「S&P500指数」 ●為替の影響を気にしたくないなら、「為替ヘッジあり」を選択 ※本記事は2022年9月に情報を更新しました。 円安進行、何が起きている? 長期投資を前提としたコツコツ積立投資の場合、短期のマーケット動向に一喜一憂する必要はありません。とはいえ、連日のように報道される足元の急速な円安進行が資産形成にどう影響するのか、気になるという方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、為替変動が投資信託に及ぼす影響について整理するとともに、今後の投資戦略についても考えていきます。 現在起きている「円安」とは、ドルに対して円の価値が低くなることを意味します。円の価値が低くなるということはつまり、元々100円で購入できた海外製品が、140円払わないと購入できなくなるということです。 最近は、原油や穀物などさまざまな原材料価格も上昇してい
●「ドルコスト平均法」の評判 ●ドルコスト平均法の比較対象は何か? ●当口数投資と比較すると ●ドルコスト平均法で起こりうる弊害 ※本記事は2012年9月7日に公開したものです。 「ドルコスト平均法」の評判 今回は、「ドルコスト平均法」について考える。一般に言われていることと違うことも申し上げるので、「頭を柔らかくして」「先入観を捨てて」読んでほしい。 読者の多くは、ドルコスト平均法が何を指すのかを既にご存じだろうが、念のために説明しておくと、「一定期間ごとに、一定金額で、同じ投資対象を買い付ける投資方法」のことだ。たとえば、毎月同じ日に、2万円ずつ、TOPIX(東証株価指数)連動のインデックス・ファンドを買い付ける、というような投資方法だ。 積立投資を実行しやすい方法であり、投資家が独自に行う投資信託や外貨預金などの積立投資の他に、社員持株会、金地金の積立投資、確定拠出年金など、さまざま
●一生、大金には縁がないとあきらめるのは早い! ●世界のGDPは2050年に250兆ドルに達する ●予測できないなら、いっそ全世界に投資すればいい 2020年3月に新潮社から出版された『33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由』。著者の井上はじめさんは、約10年で1億円の資産を築きました。ただし、井上さんは、チャートの達人でも投資の天才でもなく、ごくごく普通の一般人。しかも、今も一般企業に勤める会社員です。「証券会社の口座をチェックするのは月に10分程度、投資の専門知識はほとんどない」と言う井上さん、いったいどうやったら1億円の資産が築けるのでしょう? ▼井上はじめさんProfile 1985年、宮崎県生まれ。社会人になってから、生死をさまよう大事故にあったことをきっかけに、お金を増やす方法を発見。「投資家ではなく節約家」をモットーに、コツコツと無理せず積み立て投資を続け、ついに
【質問】 ご自分の晩年を意識された活動をされているようにお見受けします。 人生の生き方として、歯に衣を着せない発言は行うべきでしょうか? 私の場合、晩年が予定よりも早くやって来てしまいました。癌に罹ったせいなので、これは仕方がありません。与件ですし、意識もしています。「何ヶ月単位」で物事を考えています。ただ、急な変化だったので、まだ十分「晩年慣れ」していません。 さて、一方、「歯に衣を着せない発言」は行うべきかというご質問の趣旨は何なのでしょうか。「山崎元は、晩年を意識して、発言を先鋭化させているのではないか」と思われているなら、全力で訂正したいと思います。 ご質問にストレートに答えるなら、発言・発信にあって「歯に衣を着せる」必要はありません。「衣を着せる」必要があるなら、歯なんて要らないし、そもそも発言すべき中身を持っていないということなのでしょう。そのようなツマラナイ人間に私はなりたく
・長期的な時間軸で比較検証する内外株式リターン ・為替変動リスクを織り込んだ円換算パフォーマンスでは? ・日米株式の積立投資効果を長期市場実績で比較する 長期的な時間軸で比較検証する内外株式リターン 世界市場は、米金融政策を巡る不透明感とトランプ大統領による対中関税第4弾発令に伴う貿易摩擦激化不安で動揺。米国株下落を引き金にしたリスク回避姿勢の強まりが、米国債利回り低下を介してドル安・円高に繋がり、国内市場も先物主導の売りで日経平均は2万1,000円割れまで下落しました。投資家のなかには、外部環境の悪化や市場心理の冷え込みを前に、「株式資産の状況を見るのが怖い」という方も増えているようです。 望ましくない投資行動としては、「下がると怖いので売り、上がると焦って買う」を繰り返し、市場が乱高下するなかで資産を減らしてしまうことが挙げられます。最近株価を急落させたのはパウエルFRB(米連邦準備制
※本記事は2018年5月16日に公開したものです。 誤解の多い「長期投資」 投資の世界では、「長期投資」の有効性について語られることが多い。筆者も、長期投資が有効であることに賛成するが、同時に、あれこれと誤解が多いのが長期投資でもある。誤解の中には、長期投資を過剰に賞賛する内容のものもあるのだが、その内容が正しくないために、長期投資をかえって胡散臭い物として印象づけてしまうような残念な話が時々あるのだ。 たとえば、「20年」の長期投資の安全性・有利性を示すのに、過去60年のデータを持って来て、「60年の中には20年が41回あるが、41回の投資期間のうちにマイナスになったものは一つもない。長期投資が安全で有利であることは、データで証明されている」と言い張るような意見だ。 実際には、60年の中には独立している「20年」は3つしか含まれておらず(その他のデータはお互いに重なりを持っている)、たと
はじめてETF投資をスタートする人にもオススメできる、活発にトレードされているETF10銘柄について解説します。 トップ10銘柄 下表は純資産が大きく、活発にトレードされているETF(上場投資信託)10銘柄です。 銘柄 コード 時価総額 (単位:10億ドル) 平均出来高 (単位:株) SPDR S&P500 ETF
・「裁定買い残」が5,620億円まで減少、短期的な「売られ過ぎ」シグナルか ・裁定残を見ながらトレーディングする際の注意事項 ・裁定買い残高が3.5兆~4兆円まで増加すると、減少に転じることが多い 「裁定買い残」が5,620億円まで減少、短期的な「売られ過ぎ」シグナルか 私がファンドマネージャー時代に、日経平均先物のトレーディングをする上で重視していた需給指標に「裁定買い残高」があります。裁定買い残の変化に、外国人による投機的な先物売買の変化が表れます。 外国人が先物を買うと日経平均が上昇し、(裁定取引を通じて)裁定買い残が増加します。外国人が先物を売ると日経平均が下落、(裁定解消売りを通じて)裁定買い残が減少します。 近年の日経平均および裁定買い残は、以下のように推移しています。 日経平均と裁定買い残高の推移:2007年1月4日~2019年1月7日(裁定買い残高は2018年12月28日ま
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