サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
猫
news.yahoo.co.jp/byline/senoomasatoshi
新型コロナウイルスの影響で、休校(臨時休校)が長引くなか、学習や学校生活に支障をきたしていることへの対応策として、9月入学、9月新学期を提案するアイデアがある。昨日、宮城県の村井知事は「学校の入学、始業の時期を9月にずらすのも大きな方法。9月入学にすれば学力差が無くなる。今は学校をやっているところと、ずっと休校しているところでかなり学力差、地域格差が出ている」と述べた(東日本放送記事4/27)。 このYahoo!ニュースのコメント欄にも賛成意見が多く寄せられている。また、わたしが小中高などの教員向けに独自調査した結果でも、9月入学を提案する意見は多かったし、何人かの先生にヒアリングしても、賛同する方がほとんどだった。保護者のなかにも賛同する意見がかなりあるようだ。 わたしも当初は、これもひとつの選択肢かと感じていたが、よくよく考えてみると、問題も大きいと思うようになった。きょうは、その理由
休校(臨時休業)が全国的に広がりそうだ。昨日、政府は緊急事態宣言を全国に拡大した。休校の判断は、感染状況など、地域ごとの実情に応じて、各自治体で判断することに変わりはない(文科省のコメント、産経新聞2020年4月16日)が、おそらく休校は広がるだろう。ちなみに、都市部を中心に一つ前の緊急事態宣言下にあった学校のほとんどは、開いていない(文科省調査、図は教育新聞2020年4月13日)。 ゴールデンウィーク(GW)明けまでは休校というところが多いようだが、GW明けまでに新型コロナウイルスが落ち着くとは限らない(むしろ長期化する可能性を指摘する専門家も少なくない)。地域にもよるが、GW後に1日か数日の登校日を設けて、すぐまた再休校となる可能性も高いと思う。いま、かなりの教育委員会や学校、私立の学校法人等は、1学期(ないし2学期も)が吹き飛ぶかもしれないことも想定しつつ、苦悩していることと思う。
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『news.yahoo.co.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く