なぜ書籍を出したのかについて話させてください。 経営者が書籍を出すということは成功者ぽい雰囲気になるので、挑戦している最中の自分が出すと気の緩みそうで避けてきました。そんな自分がなぜ書籍を出すのか。 この本を届けたいのは今挑戦している真っ最中の起業家、ではなく「なんとなく学校に行って何かをしたい気持ちはあるけれど、ぶつけ先がなくそれでも気持ちはある。そんな毎日をすごしている高校生や大学生」です。 僕は平凡で平和な小中高大学生活を送ってきて、ずっと自分の「熱」のぶつけ先を探してきました。高校大学と体育会での挑戦に挫折してしまい、いよいよ自分の熱のぶつけ先がなくなってしまいそのまま惰性で生きてきました。そんな中で起業家とベンチャーキャピタルという生き方に出会って以来、今日まで恥ずかしげもなくいうとずっと青春しています。 僕はベンチャーキャピタルの活動の他に、個人でソーシャルセクターの活動を支援