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猫
note.com/cbd2018
先日、「モノシリーのとっておき」というテレビ番組でいわゆる「【感動】色覚補正メガネで初めて色を見た人の反応」系の動画を取り上げていたそうです。 このメガネの件についての自分の考えは以前記事にした通りですので、よろしければそちらをご覧ください。 その番組の内容次第によっては抗議を送ろうとしたのですが、機を逃してしまい内容を確認できていません。 それはそうと、 あの手の動画に対して、私はずっと違和感を持っていました。 詐欺の疑いということに対してではなく、 「なんか感動するポイントがズレてない?」と感じるのです。 その違和感が何なのか、ずっと整理がつけられずにいました。 しかし最近、 「これが違和感の正体かな?」という考えにたどり着きました。 この感覚は私個人の考え方であり、全ての色覚異常者がそうだとは限りません。その点を留意していただき、ご覧いただければ幸いです。 私が持っていたその違和感の
少数色覚者にとって黄緑とオレンジは見分けづらい組み合わせの一つです。この記事のタイトル画像とかなかなか最悪です。 WEB、アプリや印刷物などのメディアではだいぶカラーユニバーサルデザインの考え方が浸透してきており、デザイナーも多様な色覚でも読み違えないように配慮してデザインすることが当たり前になってきていると思います。 Photoshopなどのグラフィックツールには簡単に少数色覚の見え方を確認できるプレビューモードがありますし、AdobeColorを使えば無料で少数色覚の人が混同しやすい色かどうかをすぐに確かめられます。https://color.adobe.com/ja/create/color-accessibility 少数色覚が見分けづらい色の組み合わせだと「-」が表示されるしかし、工業製品の世界では少数色覚にとって見分けづらい緑とオレンジの組み合わせのLEDインジケータ(表示)を
JISのピクトグラム(図形)は看板や標識などをデザインする人たちには馴染み深いものです。 上の図などは誰もが目にしたことがあるでしょう。 JISのピクトグラムをそのまま使っていないにしても、参考にしているデザイナーも多いと思います。 この図はJIS(日本工業規格)という団体がつくっており、より多くの人へわかりやすく情報を伝えることを目的にデザインされています。 そのピクトグラムの色が、今年2018年4月に改定されました。http://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180420006/20180420006-2.pdf 改定目的は下記の通りです。 今回の改正では、(中略)世界に先駆けて、一般の人だけでなく多様な色覚を持つ人だれもが識別できる色を選定し、規格に採り入れました。 信号機に代表されるように、色は情報を伝えるための重要な要素の一つです。海外にいったとき
最近、色覚異常界隈で話題のコカ・コーラカラーボトルチャレンジ。 この5色、実は色覚異常者にとっては絶妙に混同しやすいバランスになっています。 ------------------------------------------------------------ 1.オレンジと黄色の絶妙な距離感------------------------------------------------------------ 以前の記事で「原色に近い彩度であれば色覚異常者でも見分けられる」と書いたことがありますが、絶妙なバランスのものについては高い彩度であっても見間違えることがあります。その代表が黄緑とオレンジです。 自分は2型の色覚異常ですが、おそらくこの組み合わせについては1型でも混同しやすいのではないでしょうか? そしてコカコーラボトルチャレンジのオレンジ色は極めて黄緑と混同しやすいバランスの色
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