ある程度大きな会社で開発をしているエンジニアであれば、始業から終業までコードを書くことだけが仕事で、顧客と話したことなどない人も少なくないでしょう。そういう人にとっては、そのコードに「いくらの価値があるか」関心がないのが当たり前です。それよりもエッジファンクションの使いみちとか、CSSのスタイルが競合しない方法とか、ペアプログラミングのほうがずっと興味があるものです。ところがさあ自分でコードを書いて、それを製品として売ることを商売にしようと考えたとすると、ちょっと考え方のシフトが必要になるかもしれません。 変わらない仕様はない会社に雇われてコードを書くのであれば、メールアドレスはやっぱり100文字必要だからデータベースの構成を変えてくれといわれたとき、50文字で十分だといったチームリーダーを非難する権利がプログラマーにはあります。でも自分で事業を立ち上げて、新しいサービスを提供するとなると