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昨日社内でインタビューのノウハウ、みたいな話になったので、自分が日頃考えていることをまとめておく。といっても私はインタビューがうまいわけでは全然ないし、これをライターの先輩に読まれたら恥ずかしいのではあるけれど、個人的な工夫の共有として。 ■沈黙を恐れないこと インタビュー中に聞き手が考えなければいけないことはたくさんある。次に何を質問するべきか、インタビュイーの言葉は取材の目的に沿ったものになっているか、読者が知りたい内容を聞けているか、相手は機嫌良く喋ってくれているか、終了時間まであと何分か、などなど。その中でも一番聞き手の頭を占めがちなのは「次に何を質問するべきか」だと思う。話し手が口を閉じた瞬間から始まる沈黙が恐怖だから。手際良く質問しないと忙しい取材相手を不快にさせるのでは、とか。不快にさせるとまではいかなくても、沈黙は気まずい。なので、聞き手はついつい「次の質問」を急いでしまう
石垣島を訪れるのは去年に続いて2回目だった。島の人たちと話して気付くのは、本土の出身者がかなり多いこと。流れ着くようにして来てしまったって。北海道にしろ沖縄にしろ、端っこには引き寄せられるのか吹き溜まりになるのか、人が留まるんだよと聞いた。そういえば昔働いていた向島も、東京の端っこにあった。隅田川をまたいで向こう側、江戸時代には愛人を住まわせる「向こうの島」だった土地。そこで出会った芸者のお姉さんの一人は、宮古島で2年間暮らしていたことがある人だった。「宮古島だって冬は寒いの。ストーブがなくて寒くて布団にくるまってたら2年経ってたんだよ」と言った。宮古島の冬は本当に寒いんだろうか。今思えば、彼女が当時何をして暮らしていたのかも知らない。 水商売あるいは芸者の世界あるいは花柳界。あの世界にはあの世界特有のしきたりがあって、たとえば当時こんなことがあった。 私はかもめ(芸者さんと同じ格好をして
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the letterに引っ越しました noteをやめてthe letterっていうサービスに移行しました。 基本ブログと同じように読めるけど、メール登録してくれたらさらに読める部分が増えたりします。 ↓良ければこちらから登録お願いします🙌😆 有料にしたいほどではないけど内容的に全体公開は気が引けるな〜っていうこととか結構あったので、the letterの、メール登録してくれた人だけに公開できる範囲を設定できるところが気に入っています。 noteで公開していた約200の記事はほとんど削除したんですが(読んで
以前、ツイッター上で若い女性が「美容室で女性ファッション誌を持ってこられるのにうんざり」、私そういうの読まないから、みたいなことを呟いていたのを見かけた。女性誌の情報を喜ぶようなバカな女に見られたくないんだけど、みたいなニュアンスだった。古くは(古くないけど)「スイーツ(笑)」という言葉があるように、女性誌のキラキラ感というか、無駄なポジティブ感というか、つくりあげられた虚構のような華やかさと現実離れした幸せロールモデルの押しつけみたいな世界観は、そこにノレない人たちからとてもバカにされがち。 私も以前は、女性誌に出てくる人とそのキラキラ感に憧れを抱ける女性たちを「自分とは違う世界の人」と思っていた。いや、今でも自分とは違う世界の人だと思っているんだけれども、当時よりも彼女たちの気持ちがわかるような気がする。というか、結局彼女たちも私も同じだなと思う、というか。 ここから昔話です。 私はも
■タイトルを読んだ時点で、自分が「賛成」か「反対」か分かるトピックでないとクリックされない Yahoo!個人などネット上でしばしば記事を書いています。先日、Yahoo!個人で書いた渾身の一記事が思ったよりもバズらず(反響が少なく)、ネット記事におけるタイトルの重要性を改めて考えました。考えた結果、出た結論がこれ。 タイトルを読んだ時点で自分が「賛成」か「反対」か分かるトピックではないと、人はクリックしたがらない。 ネットニュース編集者の多くにとって当たり前なのかもしれないけれど(私も一応ネットニュース編集者なのだけど)、私のような「PVも取りたいけど煽りタイトルは正直どうかと思っている」派は、なかなかそこのところが割り切れない。だから考えてみました。 以前私の書いたものの中で、かなりPVの良かった記事のタイトルは下記のようなものです。 共働き家庭の子どもは「かわいそう」ですか? 長時間労働
【1月8日19時30分追記】あるネットニュースを読んでこの記事を書きました。最初、この部分にはその記事のタイトルが入っていましたが、編集部が記事について謝罪され該当記事を削除されたのでタイトルも削除いたします。記事を執筆したライターさんに悪意があったとは思いません。軽率だったとは思いますが、その軽率さは「痴漢」の実態を知らないことによるのではないかと思いました。「痴漢が怖い」と言う人を自意識過剰だと笑う風潮は、被害者の口をふさぐことにつながります。実態を知ってほしいと思って書いたのが以下の記事です。【追記終わり】 常々不思議なのが、「痴漢をされる」のは魅力的な若い女性だけだと思っていたり、「痴漢された」と言うことを自慢と思ったり、「痴漢が怖い」という発言を自意識過剰だと感じる人がいるということ。上の記事もそうだけど、おばさんが「痴漢怖いわよね〜」とか言うと、「狙われねーよ」と笑われたりする
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