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note.com/rurune
この記事はふせったーで2019年7月に公開した記事を筆者本人がnoteに転載、加筆修正したものです。オンラインゲーム『ファイナルファンタジーXIV』の最新エクスパンション、『漆黒のヴィランズ』のメインシナリオクエストクリア後の感想+弱い考察記事となります。 私が『漆黒のヴィランズ』(以下、英題の『Shadowbringers』で表記します)のメインクエストを体験して思ったのは、「これは心理学でいうところのシャドウの物語であるのかもしれないな」ということです。シャドウとは「禁じられた願望を抱く自分」、「実現不可能な望みを持つものとして淘汰された自分」、厨二感を持たせて表現するならば「封印された自分」です。ここからは、私の持つカウンセリングの知識を交えてお話します。 あなたの心の中には必ず、禁じている望みがある。「自慢は悪いこと」、「わがままなんて許されない」、「自分の意見を言ってはいけない」
推敲してきちんとした記事にする予定はありません。今月中に消してしまうかもしれません。少し前の配信でも同様の内容に触れています。動画の方は消えたらおしまいです。 https://www.twitch.tv/videos/571134881 教え、教えられていい経験ができたけれど、わたしはそれをうまく活かせなかった。同級生の中でただ一人教職課程を取らず、正しくない先生のまま過ごした。皆がエリートコースを進む中、いい加減な就職活動の末、たくさんの失敗をして社会人としての生活からドロップアウトした。 子供をもうけることもなかったから、子供に寄り添うというのがどういうことなのか今もわからない。 母とは相容れない点を見ないふりをすることで、互いを尊重し守ることにした。ゲームの話をしない、ということがわたしたちの親子愛だった。母とは、和解できたと思っている。正確には彼女の死後、「母と分かり合えなかったの
夢小説というジャンルがその昔あった。今もあるのかもしれないが、あまり調べに行きたくない。ウェブサイトがJavascriptにだいぶん頼って動いていたころ、かなり流行っていたように思われる。あのころはなりきりチャットやオリジナルキャラ設定公開など、痛々しくもみずみずしい自己表現がよく見られた。みんな夢想の世界でたった一人の特別な自分になりたかったのだ。 さて、問題の夢小説とは「あこがれの2次元キャラと『私自身』もしくは『私のオリジナルキャラ』の恋を描いた小説」と定義されている。トップページにアクセスすると、「あなたの名前を入力してください」と出る。そこでわたしが「ゆうか」と入力したとする。名は自動入力で小説の要所にはめ込まれ、ヒロインゆうかと大好きな架空の男性キャラとの、次元を越えたラブストーリーが語られるのだ(おお、恐ろしい。ーわたしは架空の異性に「ハマる」という経験がなかったため、こんな
最近よく使っている名義はrurune 菅原有香名義で海外のPCゲームやオンラインゲームの記事を書いていました ゲーム配信 twitch.tv/rurune(←サブスクライブで有料記事がぜんぶ無料で読めます) note読むよりTwitchフォローしていただく方がうれしい
(四半世紀前の思い出。間違い、勘違いがいくつかあります。修正しようと努力しましたが、次第につじつま合わせに必死になり、書き上げた時の情熱を自ら消してしまいかねないと気づきました。なので10年以上も迷って、やっとついに書き上げることができたままの文を残しておきます。) 大学生時代、塾講師のバイトをしていた。理由は金。岩手県で「現役東北大学生が勉強を教えます」とぶん回せば仕事がたくさん来た。家庭教師もしていたが、すぐに塾一本に絞った。希少性を高めるため、不便なところを狙った。動機は金。岩手の実家から高速バスで1時間半揺られ、山奥の町の中にあるたったひとつの塾に週3回通った。当時の岩手はのんきなもので、高校進学の選択肢もそんなに多くはなかった。進学校に行くか、そうではない高校に行くか、それぐらい。それでも我が子のよりよい将来を願って、子供を塾に通わせる親が増えてきていた。 両親の願いを背負って送
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)とかいう菌がいる。胃液の中でも平気でぶくぶく生きているとんでもないやつだ。胃潰瘍や胃がんの原因になると言われ、ひと昔前あたりから除菌したほうがいい、せねば、絶対すべきという空気が強まった。わたしも同じようにピロリ菌の感染に不安を感じ、一度大きな胃潰瘍を患ったこともあって、これは除菌をせねばならないと思い立った。今思えば間違った判断だった。できればいない方がいいピロリ菌だが、無理に除菌しようとするとこのような結果も待っているということを知ってもらいたい。 ピロリ菌の除菌にはおよそ一週間かかる。非常に強い、菌を殺す薬をスケジュールに従って飲むのだ。成功率は現在では90%と豪語する案内も多いが、わたしが挑戦したときは70-80%と言われていた。オンラインゲームでエンチャントだの禁断だの強化だのといったあれやそれに手を付けたことのある人たちならよくわかるだろう。こ
これは考察とかレポートとかではなくて、単なる個人的思い出の話。 なぜかっていうと、主催サイドに取材許可をお願いしたけど何の返答もなかったから、この記事を書くにあたってはジャーナリストでもライターでもなく、イベントに参加した一般人の視点で勝手にやるしかないのだった。文責も正確性も放り投げて、思ったままに書いていく。すべてを追っていたわけではないので、当然気付いていない重要な事実もあるだろうし、主観のたっぷり入ったまま、思い込みで勝手なことを書いてしまうだろう。偏見も隠さない。非常に偏った視点からの記事になることは念頭に置いて読んでほしい。この記事は正義や正誤を語るものではなく、うわぁ初めてのバ蟲毒いきなりとんでもねぇやつ引いてびっくりしちゃったなぁ二度と見にいかんわ! っていう話。ところで今回の記事はVTuber関連で初めて具体名、固有名詞を出す記事になる。珍しいね。ただし私の身内に関する情
わたしが璃子と出会ったとき、彼女はまだ「生身」だった。進路どうしよう、親がうるさくってとぼやき、ちょっとした恋やバイトや旅を経験して、人生を楽しみながらゆっくり大人になっていった。わたしが早いうちからネットの世界とオンラインゲームの仕事にどっぷり浸かってしまったのを見て、「不健康だなぁ。ほんと、不健全」と15も下の彼女は苦笑した。 時は流れ、わたしの年齢から15を引いたって、さすがに璃子も若いとは言えない歳になった。オンラインにて消息を掴み、再会を果たした彼女は疲れ、落ち込み、自己否定をしながら生きる女になっていた。現実世界で何があったかは聞いていない。 久しぶりに言葉を交わした彼女の口、というかチャット欄からは「V単推しで生きていくことの覚悟と辛さ」という、今まで聞いたことのない言葉の羅列が飛び出した。彼女は現実で恋愛をする意欲を失い、愛する男性Vtuber(以下、時々単にVや推しと記述
わたしの母は2年前に他界している。認知症になり、体が弱って、岩手の厳しい冬を越せずに死んだ。父が病の進行を隠し通し、施設に入所させた後はプロの手厚いサポートのもとで暮らすようになったため、わたしは母の壊れていった様子をよく知らない。ただ、父は文字と映像ですべての記録を残していたから、あとからどのようであったのかを知ることはできた。パンツを腕に通して着ようとしている画像があった。 「お前には夫婦2人の世界がある。俺たちもそれは同じで、だから1人でお母さんの面倒を見た。2人きりの時間を過ごせて俺は幸せだった。お母さんにもう一度恋をしたんだ。もっと、ずっと一緒にいたかった」父はそう言って少し泣いた。長年「仕事で全然いない、家のことなんてどうでもいいに違いないおじさん」と思い込んでいた父との距離は、最近になってぐっと縮まった。父は人間で、家族のためにがんばって働いてくれていた。今となっては、わたし
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