「なんかつまんない」 8月に入ったばかりの暑さの厳しい日 幼稚園から自宅まで歩いて帰る途中 5歳の女の子がボソッと呟いた この記事は以前書いた 子どもの話を聞くということ・自分の気持ちを話すということ①に 現在のアイデアを加筆・修正しました 1,2年前、知人の子どもを 夏休みの間だけお世話をしていた 親の代わりに幼稚園に迎えに行って 親が帰宅するまで一緒に過ごしていた ある暑い日に 5歳の彼女を迎えにいくと 家までの道中にいつも マシンガントークのように 喋り続ける彼女が 「今日、体操教室があったんだ」 と言ったきり静かだった 手を繋いでトボトボと歩く 暑かったし、疲れたのかな? と思って様子を見ていたらポツリと 「つまらない」 とつぶやいた その言葉を聞いた時 きっと以前の私なら 「じゃあ楽しいお話しよっか!」 「しりとりしながら帰ろうか」 「疲れちゃった?」と 声をかけていたと思う だ