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円安とは
note.com/yosuke77
あらためまして。おかげさまでマネーフォワードは1月12日に2023年通期決算を発表することができました。 連結売上高は41%増の303.8億円、SaaS ARRは42%増の231.5億円と、ともに見通し上限を超えて着地し、法人課金顧客数は1万社以上と過去最大の増加に。 ユーザーやビジネスパートナーの方々からいただくフィードバック、投資家の方々とコミュニケーションを重ねながら、社内で成長の戦略を練り、現場のメンバーがコツコツと実行してくれたことで、目標値を上回る結果を出せたことを素直にうれしく思いました。 アナリストや投資家の方々の反応も非常にポジティブで、これから一層ご期待に応えていかなければと身が引き締まりました。 今回の決算報告で初めて開示したのが「5年後(2028年)の財務ターゲット」です。今期の見通しに加えて、初めて中長期の数値目標を発表したのですが……ドドン! 5年後の目標として
またすごいものが世の中に出てきました……。 「ChatGPT」、皆さんはもう試されたでしょうか? ChatGPTとは、サム・アルトマン、イーロン・マスクを中心とした投資家たちが設立した研究機関「OpenAI」が開発した対話型AIチャットボットです。テキストで質問を打ち込むだけで瞬時に、機械学習による非常に精度の高い回答が、しかも会話として違和感のないごく自然な言語で返ってくることで、IT業界を中心に話題になっています。 2023年1月23日マイクロソフトは今後数年かけてOpenAIに投資し、「マイクロソフト製品にChatGPTを基本搭載する」と発表しました。その投資総額は、1兆円(100億ドル)を超える規模!!と噂されています。 これが実現すると、Office等にAIが搭載されるのはもちろんのこと、アカウントに紐づくデータとAIを組み合わせ、個人ごとに最適化された全く新しい体験も生まれてく
「とにかく目の前のことに集中して、楽しくしっかり働いてきてほしい」 とある公共機関に数年間出向することが決まった若手メンバーから、「アドバイスください!」と言われて、しばし考えた末に選んだ言葉はこれでした。スタートアップ文化とはかなり異なる環境で修行をさせていただく間には、きっといろんな思いを抱くだろうなぁと想像し、「相手のカルチャーをリスペクトして、学ぶ姿勢を大切にすること」「何があっても出向期間中やり切ること」も伝えました。 立場上からか、優秀で成長意欲の高い20代、30代の方々に「辻さんが、今20代、30代なら、何をしますか?」とよく聞かれます。 年功序列、終身雇用が崩れ、「このやり方ならうまくいく!」というシンプルな方式がなくなってきています。また、仕事だけが全てではなく、いろんな価値観が認められる時代になりつつある中、自分自身のN=1の意見にどこまで意味があるんだろうか、とも正直
ロシアがウクライナに侵攻し、1週間が経過しました。 この戦争の被害が少しでも小さくなるよう心から祈っています。様々な背景や事情があるとは思いますが、力あるものが力づくて奪い取る、そんなことがまかり通る世界になれば、世界秩序は破綻しますし、大国に挟まされる日本も我が事として考えるべきでしょう。「自分の国は自分で守るしかない」という当たり前の現実を突きつけられた気がします。 実際のところ、仕事も手につきづらい状況ですが、僕たちがウクライナに対して、国際社会に対してできること(応援の寄付や人道支援の受け入れなど)を進めながら、日々の仕事に打ち込んでいくしかないでしょうか? こんな状況ですが、書きかけのテーマがあったので、表題のテーマについて少し考えたいと思います。“成功する新規事業”はどうすれば創れるのか、起業して以来、ずっと考え悩んでいるテーマです。新規事業の分野、規模にも、もちろんよりますが
「このままだと、あと数カ月もしないうちに、お金がなくなる」 振り返れば、創業期からいつも、そんな恐怖と闘っています。投資家を訪ね回り、幾度となく断られ、時には酷いことも言われました。 「マネーフォワード(お金を前へ)というミッションを持つ会社が、実はお金に困っている」なんてほとんどジョークみたいですが、創業当時は事実なので笑えません。 流石に最近ではビジネスも成長し、以前ほどの「お金がなくなる」という恐怖からは少しずつ解放されつつありますが、それでもビジネスは何が起こるか分かりません。「いつ潰れてもおかしくない」と常に漠然とした恐怖を抱えながら経営をしています。 先日、約315億円の資金調達が完了した際も、安堵の気持ちとともに、誰に言うとでもなく僕の口をついたのは「これでよっぽどのことが起こらない限り、明日会社が潰れることはなくなったかな」でした。 Why Japan? Why Money
「デザイン」とは-。 様々な概念を包含する「デザイン」という言葉を一言で表すのは非常に難しいですが、デザインとは「物事の本質を見極め、それを様々な手段を用いて、周りの人たちに正しく伝える、そして増幅していくこと」だと考えています。 「デザイン経営」「デザイン思考」をテーマにした雑誌、書籍、ブログ等は既に多く出版されており、改めて僕からお伝えできることは多くはないと思うので、今日は、なぜ僕がデザイン、そしてデザイナーを当社の成長になくてはならない存在と思っているか、という話を、幾つかの事例を紹介しながらさせていただきたいと思います。 恐怖のカードづくりがカルチャーのデザインへこれは、僕たちが創業期につくった当社の行動指針です。 「Work Hard.」「勝ちきれ、やりきれ。」「ベターで止まるな、ベストを目指せ。」なかなか刺激的で、立ち上げたばかりのベンチャーっぽく体育会系を思わせる言葉が踊っ
最近、プロダクトのことばかり考えています。経営者として考えなければならないことは他にもたくさんありますが、僕はやっぱりプロダクトづくりが一番好きみたいです。 もともと、人を喜ばせたり笑わせたりすることが好きですし、期待を超えて驚いてもらいたいという気持ちもあります。さらに、おせっかいな所もあり、一言で言うと「典型的な大阪人」なのかも知れません(笑)。こういう性格なので、「こんなサービスがあったら喜んでもらえるんじゃないか」「こういう機能があれば、◯◯さんが楽になるかも」と考えている時が、ワクワクできて、仕事をしていて一番楽しい瞬間です。 見た目が美しいだけのものを作ることにそれほど興味はありません。ただ、ユーザーをハッピーにすることに対して、徹底的にこだわっていたいと思っています。 自分の周りの仲のいい経営者の中でプロダクトに対して狂気的なこだわりを持っているのは、メルカリの山田さんやBA
7月7日に実施した『マネーフォワード ME』Web版リニューアルについて、現在、ユーザーの皆様よりたくさんの貴重なご意見を頂戴し誠にありがとうございます。私やプロジェクト責任者も、すべてに目を通しています。 そしていただいたご意見を真摯に受け止め、昨日、今日にかけて、関係者で集まり議論し、一旦リニューアル前の旧バージョンに戻すことを決断いたしました。今晩深夜メンテナンスを行い、明日の早朝より旧バージョンをお使いいただけるように準備をしております。 今回、「このリニューアルは改悪だ」という内容のTwitterやメールを、たくさんの方からいただきました。事前に一部のユーザー様にβ版をお試しいただいた上でのリニューアルでしたが、大幅なデザイン変更や一部の機能削減などにより、特に資産管理を目的としたユーザーの方々にとって、一部使いにくい変更となってしまいました。 そして、普段からWeb版を利用され
「Fintech企業の辻さんにはんこをお願いしてしまってすみません」とある銀行の担当者の方が、申し訳なさそうに僕に言った言葉です。 それを聞いて、こちらこそとても申し訳ない気持ちになりました。銀行関係の書類に、僕が押印を依頼されるのは当然のこと。誰も悪くないのに、気をつかわせてしまい、こちらも何となく悪いなと思ってしまう。 小さい頃から気がつけばはんこは身近にありました。夏休みのラジオ体操で、はんこがたまっていくのはうれしかったし、近所の駄菓子屋さんのスタンプも集めていました。 大人になってからは、はんこの種類が増えました。「ここには実印を、こちらは認印で大丈夫です。この書類には社印が必要です」もう、自分でどの書類にどのはんこを押しているのかさえ、分からなくなってしまう。 はんこって何のためにあるんだろう? はんこをめぐるルールが変わるイノベーションは、社会をより便利で豊かなものに変える力
マネーフォワード社長です。 ビジネス向けクラウドサービス『マネーフォワード クラウド』や、お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』などを提供しています。経営のこと、サービスづくりのこと、最近興味あることなど発信していければと思います。 よろしくお願いします。
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