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中東情勢
note.com/yosuke77
今回、個人向けの事業において、二つの新しい取り組みを発表させていただきました。 (1) 『マネーフォワード ME』、新NISA対応の投資一任サービス『SUSTEN for マネーフォワード』を提供開始 (2) 〜富裕層の資産管理・形成を支えるファミリーオフィス事業を展開〜PrivateBANK社と共に、ジョイントベンチャーを設立。富裕層に向けたマルチファミリーオフィスを展開 このうち(2)に関しては、「なぜマネーフォワードが、富裕層に向けたビジネスを始めるの?」というお声もあるかと思い、背景をお話したいと思います。 その前提として、本noteでは(1)に関わる、「家計管理から資産管理、資産形成」の取り組みについて、まずお話しさせてください。 現状把握から、その先へ。当社は、Missionに「お金を前へ。人生をもっと前へ。」を掲げ、ユーザーの人生を少しでも前に進めることができる、そんなご支援
あらためまして。おかげさまでマネーフォワードは1月12日に2023年通期決算を発表することができました。 連結売上高は41%増の303.8億円、SaaS ARRは42%増の231.5億円と、ともに見通し上限を超えて着地し、法人課金顧客数は1万社以上と過去最大の増加に。 ユーザーやビジネスパートナーの方々からいただくフィードバック、投資家の方々とコミュニケーションを重ねながら、社内で成長の戦略を練り、現場のメンバーがコツコツと実行してくれたことで、目標値を上回る結果を出せたことを素直にうれしく思いました。 アナリストや投資家の方々の反応も非常にポジティブで、これから一層ご期待に応えていかなければと身が引き締まりました。 今回の決算報告で初めて開示したのが「5年後(2028年)の財務ターゲット」です。今期の見通しに加えて、初めて中長期の数値目標を発表したのですが……ドドン! 5年後の目標として
来年1月からいよいよスタートする「新NISA」が話題です。新NISAがいかにお得でどう始めたらいいのかという情報は、すでに世の中に溢れるので、僕のnoteでは僕なりの「投資論」を書きたいと思います。 なんておおげさに言ってしまいましたが、お伝えできるのは個人的な投資の経験やそこから得た学びです。あくまで僕個人の体験に基づく考えなので、参考程度に読んでいただけたらうれしいです。(投資は自己責任で。笑) マネーフォワードは世の中のお金の困りごとを解決する会社なので、その社長をやっているというと「投資にも詳しいんでしょう?」「投資で失敗なんてしませんよね?」と思われがちなのですが、全然そんなことはありません。投資に関しては手痛い失敗をしまくって、今に至ります。 僕の投資デビューは社会人になって間もない頃で、株式投資から始めました。 新卒で入った会社はソニーでしたが、入ったときから「いつでも辞めら
5カ月前に「ChatGPTの衝撃」というタイトルのnote記事を出しました。たくさんの方に読んでいただけたようでうれしいです。ありがとうございます。 当時は、ChatGPTが登場したばかりで、どんなものなのか、何ができて、何ができないのか、よくわからなくて、世の中がざわついていた頃。僕も興奮と焦燥が入り混じる感情の中で記事を書いたのを覚えています。 その後、さらに世界は凄まじいスピードで動き続けています。 Generative AI(生成AI)の覇権をとるためのLLM(Large Language Model)プラットフォーム競争が激化。 これまでGoogleが圧倒的優位にあった検索エンジンの勢力図も大きく形を変えるのではないかと言われ始めていて、 Microsoftが新たな覇者になるのか、はたまた違うスタートアップが現れるのか、まだ誰にもわからない状況になっています。 プラットフォームの
少し前の週末に、大好きな釣りに行ってきました。 決算発表までキリキリと根を詰めた緊張を開放して、素敵な仲間と一緒に、海と空、波と風にたわむれる。大自然にどっぷり浸かり、最高のリフレッシュになりました。 お目当ての魚も釣れて(というより、凄腕の船長に釣らせてもらって)、夜は釣果を美味しくいただいて(調理も、友人の釣り&料理の達人にお任せしてしまいました)、心身共に満たされました。 自然相手の釣りは、なかなか計画通りにいきません。 釣れない時間がひらすら流れ、ただじっと耐えるしかないしんどさも幾度となく味わいましたが、僕がいつも感動するのは発揮される「人の力」です。 潮の流れを読み、正確に魚の群れを突き止める船長の力。道具をスマートに使いこなし、巨大な魚も逃さず釣り上げる釣りの達人達。芸術のような包丁さばきで、目にも舌にも美味しい料理を仕上げる力。 芸達者な皆さんに囲まれて、ただただ「人ってす
またすごいものが世の中に出てきました……。 「ChatGPT」、皆さんはもう試されたでしょうか? ChatGPTとは、サム・アルトマン、イーロン・マスクを中心とした投資家たちが設立した研究機関「OpenAI」が開発した対話型AIチャットボットです。テキストで質問を打ち込むだけで瞬時に、機械学習による非常に精度の高い回答が、しかも会話として違和感のないごく自然な言語で返ってくることで、IT業界を中心に話題になっています。 2023年1月23日マイクロソフトは今後数年かけてOpenAIに投資し、「マイクロソフト製品にChatGPTを基本搭載する」と発表しました。その投資総額は、1兆円(100億ドル)を超える規模!!と噂されています。 これが実現すると、Office等にAIが搭載されるのはもちろんのこと、アカウントに紐づくデータとAIを組み合わせ、個人ごとに最適化された全く新しい体験も生まれてく
「とにかく目の前のことに集中して、楽しくしっかり働いてきてほしい」 とある公共機関に数年間出向することが決まった若手メンバーから、「アドバイスください!」と言われて、しばし考えた末に選んだ言葉はこれでした。スタートアップ文化とはかなり異なる環境で修行をさせていただく間には、きっといろんな思いを抱くだろうなぁと想像し、「相手のカルチャーをリスペクトして、学ぶ姿勢を大切にすること」「何があっても出向期間中やり切ること」も伝えました。 立場上からか、優秀で成長意欲の高い20代、30代の方々に「辻さんが、今20代、30代なら、何をしますか?」とよく聞かれます。 年功序列、終身雇用が崩れ、「このやり方ならうまくいく!」というシンプルな方式がなくなってきています。また、仕事だけが全てではなく、いろんな価値観が認められる時代になりつつある中、自分自身のN=1の意見にどこまで意味があるんだろうか、とも正直
今年の日本は、3年ぶりに行動制限がない夏となり、久しぶりに海外で過ごしたという人も周りにもチラホラでてきました。僕もこれからできる限りの時間を使って海外に出向き、日本だけでなく、グローバルのビジネスの現状を理解し、マネーフォワードの今後の経営に生かしていきたいと思っています。これ、単なる希望や願望ではなく、かなり本気で考えています。 なぜ本気かというと、マネーフォワードのグローバル化をさらに加速していく必要があるからです。 グローバル化には「資本のグローバル化」「人材のグローバル化」「事業のグローバル化」の3つのステップがあると思いますが、2017年の上場以後、海外機関投資家のご支持もいただき、株主様の約半分が海外機関投資家の方々になり、「資本のグローバル化」に関してはかなり前進しました。 次に今取り組んでいるセカンドステップは、「人材のグローバル化」。つまり、一緒に働いてくれる素晴らしい
本日5月18日、マネーフォワードは創業10周年を迎えることができました。 2012年、高田馬場の家賃10万円程度の古いワンルームマンションからスタートした当社。 「フェイスブックのお金版をつくろう!」と意気込んで生まれた最初のサービス「マネーブック」は、全くユーザーが集まらず、絶望的な展開からはじまりました。そんな我々がこうして10周年を迎えることができたのは、多くの方々に支えていただいた賜物に他なりません。 ユーザー様、取引先様、パートナー様、株主様、メディアの皆様をはじめ、応援してくださるステークホルダーのみなさま、そして、日々頑張ってくれているメンバーのみんなに改めて心からの御礼を申し上げたいと思います。10年間、本当にありがとうございます。 また、マネーフォワードを退職され、新天地で活躍している皆様。コロナ禍でなかなかお会いできずにいるステークホルダーの皆様にも心から感謝します。ふ
ロシアがウクライナに侵攻し、1週間が経過しました。 この戦争の被害が少しでも小さくなるよう心から祈っています。様々な背景や事情があるとは思いますが、力あるものが力づくて奪い取る、そんなことがまかり通る世界になれば、世界秩序は破綻しますし、大国に挟まされる日本も我が事として考えるべきでしょう。「自分の国は自分で守るしかない」という当たり前の現実を突きつけられた気がします。 実際のところ、仕事も手につきづらい状況ですが、僕たちがウクライナに対して、国際社会に対してできること(応援の寄付や人道支援の受け入れなど)を進めながら、日々の仕事に打ち込んでいくしかないでしょうか? こんな状況ですが、書きかけのテーマがあったので、表題のテーマについて少し考えたいと思います。“成功する新規事業”はどうすれば創れるのか、起業して以来、ずっと考え悩んでいるテーマです。新規事業の分野、規模にも、もちろんよりますが
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いします。 2022年最初の投稿なので、今年の目標について書いてみたいと思います。多くの方々がされているように、僕も毎年年末年始に一年の目標を立てるようにしています。「言語化・テキスト化すると、その目標が潜在意識に刷り込まれて、意識的にも無意識的にも、目標達成の道筋やアクションを探し出す」というのは本当にそうだなあと思います。 年明け最初のイベントは通期決算発表当社は決算期が11月末のため、新年の最初のイベントは通期決算発表になります。めずらしい決算期であるため投資家の方に知っていただきやすい一方で、年末年始は決算発表のことがどうしても常に頭の中にあるので精神的にはあまりおすすめはしません。(笑)先週金曜日に発表を終え、「ようやく年を越せたなあ」と。 さて、通期売上高は前年同期比+38%の156.3億円、売上総利益は
僕の人生のテーマの一つは「社会をForwardするために、チャレンジする人を増やしたい」ということです。 また、サービスの提供を通して、ユーザーのみなさんからうれしいお声をいただいたり、感謝いただいたりすることが僕の一番のモチベーションとなっています。 資本主義のルールマネーフォワードでは、SDGsの一つの目標として「Society Forward」というコンセプトを打ち出し、推進しています。 社会課題を解決し、社会をもっと前へ進めていくというミッションの推進と同時に、僕たちは厳しい資本主義のルールの中で、ビジネスをしています。投資家から大切なお金をお預かりし、ユーザーに喜んでいただけるサービスを作り、対価をいただく。経済活動を通して雇用を増やし、配当や株価によって株主に還元していく、というサイクルです。 資本主義は、世の中にイノベーションを起こし、人々の生活をよくしている大きなエンジンの
「このままだと、あと数カ月もしないうちに、お金がなくなる」 振り返れば、創業期からいつも、そんな恐怖と闘っています。投資家を訪ね回り、幾度となく断られ、時には酷いことも言われました。 「マネーフォワード(お金を前へ)というミッションを持つ会社が、実はお金に困っている」なんてほとんどジョークみたいですが、創業当時は事実なので笑えません。 流石に最近ではビジネスも成長し、以前ほどの「お金がなくなる」という恐怖からは少しずつ解放されつつありますが、それでもビジネスは何が起こるか分かりません。「いつ潰れてもおかしくない」と常に漠然とした恐怖を抱えながら経営をしています。 先日、約315億円の資金調達が完了した際も、安堵の気持ちとともに、誰に言うとでもなく僕の口をついたのは「これでよっぽどのことが起こらない限り、明日会社が潰れることはなくなったかな」でした。 Why Japan? Why Money
マネーフォワードでは半期ごとに「スローガン」を発表しています。前回のスローガンは「BEYOND●●!(●●を超えて行こう)」、過去には「やり切る!!」「まず、動け。」などを選んできましたが、今年6月からの半期のスローガンは『「うれしい体験」を届けよう』にしました。 スローガンを選ぶようになったのは2017年上期からなので、今回の『「うれしい体験」を届けよう』はちょうど10番目のスローガンに当たります。 当時から、半期に一度メンバー全員が集まる総会を開催していましたが、僕たちが大切にするMVVC(Mission(社会への使命)Vision(目指すべき未来)Value(行動指針)Culture(大切にする文化))に加えて、この半期で一番メンバーに意識してもらいたいこと、大切にしたいことをうまく伝えたいなと思いながら、なかなかいい方法が見つかりませんでした。 そんな課題感を持っていた時に、サイバ
本日、マネーフォワードは、東京証券取引所マザーズ市場から第一部へ市場変更いたしました。 改めてこれまで当社をご支援くださいましたユーザー様、取引先様、株主様をはじめ、全てのステークホルダーの皆様に厚く御礼申し上げます。 また、日々頑張ってくれているメンバーのみんなに改めて深く感謝感謝です。 本当にありがとうございます。 (▲コロナ禍で式典がないので、3年前のマザーズ上場の時の写真。笑) 一部上場企業は、わずか2,192社にすぎず(2021年5月末時点)、日本の企業数を273万社(「会社標本調査結果(平成30年度分)」より)として、わずか0.08%だそうです。 MissionとVisionの実現に向けて、引き続き「User Focus」のプロダクトを創り、届けていくということに変わりはありませんが、この市場変更を更なる追い風として、メンバー一丸となって「Fun(仕事を楽しむ)」の精神で取り組
マネーフォワードは、創業10年目を迎えることができました。 10年目をなんとか無事に迎えることができたのは、多くの方に支えていただいた賜物。ユーザー様、取引先様、株主様をはじめ、応援してくださるみなさま、何より、日々頑張ってくれているメンバーのみんなに改めて感謝したいと思います。本当にありがとうございます! 今日は創業の想いと「祖業」である『マネーフォワード ME』の話を少ししたいと思います。 ▲本日(5/18)のお祝いイベントの様子 「お金を前へ。人生をもっと前へ。」に込めた想い2011年3月18日、起業の1年以上前に僕はこんなことを言っていました。 当社のプロダクトを使うことで、お金に関する悩みや問題が少しでも減り、人生において本当に幸せで、充実した時間を過ごせるようになっていただければ、これほど嬉しいことはありません。今思うと、サービスもできていないのによくこんな話をしたものだとも思
「デザイン」とは-。 様々な概念を包含する「デザイン」という言葉を一言で表すのは非常に難しいですが、デザインとは「物事の本質を見極め、それを様々な手段を用いて、周りの人たちに正しく伝える、そして増幅していくこと」だと考えています。 「デザイン経営」「デザイン思考」をテーマにした雑誌、書籍、ブログ等は既に多く出版されており、改めて僕からお伝えできることは多くはないと思うので、今日は、なぜ僕がデザイン、そしてデザイナーを当社の成長になくてはならない存在と思っているか、という話を、幾つかの事例を紹介しながらさせていただきたいと思います。 恐怖のカードづくりがカルチャーのデザインへこれは、僕たちが創業期につくった当社の行動指針です。 「Work Hard.」「勝ちきれ、やりきれ。」「ベターで止まるな、ベストを目指せ。」なかなか刺激的で、立ち上げたばかりのベンチャーっぽく体育会系を思わせる言葉が踊っ
突然ですが、僕と一緒に新規事業に挑戦してくれる人を募集します! 新規事業って、めちゃくちゃ楽しいんですけど、めちゃくちゃ難しいんです。聞こえはいいし何となくかっこいい雰囲気ですが、何回やっても失敗の連続で…(汗)。 会社を立ち上げてから初めてリリースしたMoneybook(トップ画像)は、最初の大失敗でした。「これからはSNSの時代だ(当時fb全盛期)!お金の情報もオープンになるんだ!」と意気込んでつくったんですが、自分の資産ポートフォリオを他人に公開したい人は、いませんでした(笑) 結果、1日のアクセスは数十件。しかも、ほとんどが創業メンバーの友達だという状況で、文字通り大失敗。みんな会社も辞めて人生をかけてジョインしたのに、幸先は真っ暗…。そこから、なんとか今の家計簿サービス『マネーフォワード ME』が生まれ、その後クラウド会計をリリースしました。 マネーフォワードには、サービスが30
最近、プロダクトのことばかり考えています。経営者として考えなければならないことは他にもたくさんありますが、僕はやっぱりプロダクトづくりが一番好きみたいです。 もともと、人を喜ばせたり笑わせたりすることが好きですし、期待を超えて驚いてもらいたいという気持ちもあります。さらに、おせっかいな所もあり、一言で言うと「典型的な大阪人」なのかも知れません(笑)。こういう性格なので、「こんなサービスがあったら喜んでもらえるんじゃないか」「こういう機能があれば、◯◯さんが楽になるかも」と考えている時が、ワクワクできて、仕事をしていて一番楽しい瞬間です。 見た目が美しいだけのものを作ることにそれほど興味はありません。ただ、ユーザーをハッピーにすることに対して、徹底的にこだわっていたいと思っています。 自分の周りの仲のいい経営者の中でプロダクトに対して狂気的なこだわりを持っているのは、メルカリの山田さんやBA
7月7日に実施した『マネーフォワード ME』Web版リニューアルについて、現在、ユーザーの皆様よりたくさんの貴重なご意見を頂戴し誠にありがとうございます。私やプロジェクト責任者も、すべてに目を通しています。 そしていただいたご意見を真摯に受け止め、昨日、今日にかけて、関係者で集まり議論し、一旦リニューアル前の旧バージョンに戻すことを決断いたしました。今晩深夜メンテナンスを行い、明日の早朝より旧バージョンをお使いいただけるように準備をしております。 今回、「このリニューアルは改悪だ」という内容のTwitterやメールを、たくさんの方からいただきました。事前に一部のユーザー様にβ版をお試しいただいた上でのリニューアルでしたが、大幅なデザイン変更や一部の機能削減などにより、特に資産管理を目的としたユーザーの方々にとって、一部使いにくい変更となってしまいました。 そして、普段からWeb版を利用され
「Fintech企業の辻さんにはんこをお願いしてしまってすみません」とある銀行の担当者の方が、申し訳なさそうに僕に言った言葉です。 それを聞いて、こちらこそとても申し訳ない気持ちになりました。銀行関係の書類に、僕が押印を依頼されるのは当然のこと。誰も悪くないのに、気をつかわせてしまい、こちらも何となく悪いなと思ってしまう。 小さい頃から気がつけばはんこは身近にありました。夏休みのラジオ体操で、はんこがたまっていくのはうれしかったし、近所の駄菓子屋さんのスタンプも集めていました。 大人になってからは、はんこの種類が増えました。「ここには実印を、こちらは認印で大丈夫です。この書類には社印が必要です」もう、自分でどの書類にどのはんこを押しているのかさえ、分からなくなってしまう。 はんこって何のためにあるんだろう? はんこをめぐるルールが変わるイノベーションは、社会をより便利で豊かなものに変える力
本日、スマートキャンプ株式会社がマネーフォワードグループにジョインすることを発表しました。 (スマートキャンプ会社のグループジョインについて) 代表古橋さんと知り合ったのは約1年半前。 「明るくてよく笑う、とてつもなくエネルギッシュな人」という印象を受けました。そこからはイベントなどでたまに顔を合わせる程度でしたが、グループジョインについて具体的に話し始めてから、何度か飲みに行く機会がありました。場所は決まって都内のホテルのバー。地下一階の薄暗くてムーディーな個室に入っていく僕たちを見た人は、カップルだと思ったかもしれません(笑)。 初対面の古橋さんに抱いた「明るくてよく笑うエネルギッシュな人」という印象は今でも変わりませんが、2人で膝を突き合わせて話をしていくうちに、「溢れるほどのパッションと意志を持った努力家」でもあることが分かりました。世の中にSaaSを広めることに情熱を注ぎ、誰より
創業期の矛盾との闘いが今の経営基盤を生み出した「経営は矛盾の超克だ。経営者は、常に矛盾と向き合い、その矛盾を超え、こたえのない解を探し続けなければいけない」尊敬するある経営者の方から、このようなことを言われました。 振り返れば7年間、どのフェーズにおいても「矛盾」は山のようにあり、その矛盾を超えて、いくつもの判断を下し、実行していかなければなりませんでした。 顧客視点でのサービス作りとマネタイズ、スピードと品質、限界あるリソースと数あるやるべきこと、コスト削減と新しいチャレンジ、挙げ始めればきりがありません。 失敗も数多く経験しました。スキルを重視して採用した人が社内文化にうまくフィットできずチーム全体が疲弊してしまったり、「ニーズがあるはずだ」という思い込みで作ったサービスが全く使われなくてお蔵入りしたり。 (創業間もない頃の様子) 最も印象に残っている決断の一つは、クラウド会計の開発で
SonyCSLの北野先生が座長の総務省AIインクルージョン推進会議の構成員委員であられる安宅さん作成の資料を拝見していて(表現修正しました)、下記のデータを拝見しました。(資料、素晴らしいのでぜひご一読ください。安宅さん本当にお疲れ様です&ありがとうございます) マネーフォワードを起業した時の挨拶で記載した想い 子供を持てない理由、結婚できない理由の一位は、「お金がないから」。お金に対する知識不足や不安は、結果として人口減少、未来の国力の低下をもたらすことになります。 今後給料は上がりにくく、少子高齢化が進むことによって社会福祉の負担は増え、年金もどうなるかわからない、という厳しい外部環境が続く中、人生に対する不安は、ますます大きくなることが想定されます。 (中略)私は、「インターネット」と「お金」の世界で10年近くビジネスをやってきましたが、インターネットの力をうまく使えば「お金に関する
マネーフォワード社長です。 ビジネス向けクラウドサービス『マネーフォワード クラウド』や、お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』などを提供しています。経営のこと、サービスづくりのこと、最近興味あることなど発信していければと思います。 よろしくお願いします。
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