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“REVIEWS”は「ココに来ればなにかしらおもしろい新譜に出会える」をモットーに、さまざまな書き手が新譜(基本2〜3ヶ月ターム)を中心に9枚(+α)の作品を厳選し、紹介してもらうコーナーです(ときには旧譜も)。今回はライター、大石始による9枚。昨年末刊行の著書『盆踊りの戦後史 ――「ふるさと」の喪失と創造』などなど、ここ数年は日本の伝統音楽・芸能から現代を照射する、そんなテーマの著作が多いイメージですが、2011年の共著『GLOCAL BEATS』で展開したような全世界から強力なダンス・ビート〜ベース・ミュージックを発見してくる、そんな目利きでもあります。ということで、今回はそちら方面で音源をセレクト、コロナ禍でもぐいぐいと世界各国から、さまざまなスタイルが生まれているダンス・ビートをお届けします!(河) OTOTOY REVIEWS 020 『グローバル・ベース(2021年4月)』 文
昨年の緊急事態宣言下、在宅期間にVIDEOTAPEMUSICが深夜ラジオの電波をエディットして作ったメロウな楽曲「On The Air 2020(April 10)」を、1年の時を経て各種配信サイトにて4月10日0時より配信スタート。 昨年この楽曲をインスタグラムで公開して以降、阿佐ヶ谷のカフェバー・Rojiにゆかりのあるアーティストによるコンピレーションアルバム『crowd』にデモバージョンが収録されたり、様々な配信ライヴでも披露、YouTubeにもライヴ映像を公開していたのだが、誕生から1年を経て完成、リリースされる。 あの頃から変わったようで変わっていない世界だが、確実にあの瞬間を捉えた楽曲は、変わらない素晴らしさだ。 マスタリングは得能直也、ジャケットは大原大次郎が担当。 ■VIDEOTAPEMUSIC "On The Air 2020 (April 10)"LIVE at KAK
INTERVIEW : もふくちゃん、YGQ、Yumiko先生 でんぱ組.incが2021年2月15日、16日に開催した〈ウルトラ☆マキシマム☆ポジティブ☆ストーリー!! 〜バビュッといくよ未来にね☆〜〉は、「えいたそ」こと成瀬瑛美の卒業公演であると同時に、16日は新体制のでんぱ組.incのお披露目でもあった。愛川こずえ・小鳩りあ(元ENGAG.ING)、天沢璃人(RITO/meme tokyo.)、高咲陽菜(虹のファンタジスタを3月1日に卒業)、空野青空(ARCANA PROJECT)という5人の新メンバーを加えて、過去最大の10人体制となったでんぱ組.inc。今回は、プロデューサー陣として名を連ねるもふくちゃん(福嶋麻衣子)、YGQ、Yumiko先生に、新メンバー選抜の経緯とその意図、そして今後のでんぱ組.incがどんな変化を遂げようとしているのかを聞いた。「ディアステージのアベンジャ
毎回それぞれのジャンルに特化したライターがこの数ヶ月で「コレ」と思った9作品+αを紹介するコーナー。今回はアップデーテッドなジャズ+αに切り混む、好評シリーズ“Jazz The New Chapter”の監修を手がける音楽批評家、柳樂光隆が登場。ここ数ヶ月のジャズの新譜聴くなら、まずはコレ!な、なんとぎっしり12枚でお送りします。 OTOTOY REVIEWS 015 『ジャズ(2021年2月)』 文 : 柳樂光隆(Jazz The New Chapter) Antonio Neves 『A Pegada Agora E Essa』 UKの〈Far Out Recordings〉といえばその昔はクラブ・ジャズの延長上でブラジルのレジェンドの新録や発掘音源などをリリースしていたイメージだったが、近年はそのイメージは残しつつ、今までにはないリリースにチャレンジしている。その筆頭は同レーベルが2
ポスト・サブカル焼け跡派のパースペクティヴ──パンス(TVOD)インタヴュー:『年表・サブカルチャーと社会の50年 1968-2020〈完全版〉』 オトトイ読んだ Vol.4 オトトイ読んだ Vol.4 取材 : 河村祐介 今回のお題 『年表・サブカルチャーと社会の50年 1968-2020〈完全版』 パンス(TVOD) : 著 百万年書房 : 刊 百万年書房販売ページ ※限定300部、売り切れ次第販売終了 OTOTOYがビビッときた本、マンガを紹介する「オトトイ読んだ」。音楽関係の書籍はもちろん、それをとりまく時事ネタなノンフィクションやアート本などなど、音楽関連のもの、さまざまなトピックの書籍を紹介していきます。 今回はちょいと趣向を変えまして、なんと、年表……しかも超巨大なB1ポスター(天地1030ミリ×左右728ミリ)サイズ、さらにそれが4枚分にわたって繰り広げられる年表、その名も
でんぱ組.incが2021年2月15日、16日にチームスマイル豊洲PITにて〈ウルトラ☆マキシマム☆ポジティブ☆ストーリー!! 〜バビュッといくよ未来にね☆〜〉を開催。2日目の2月16日は豊洲PITの観客に加え、CSテレ朝チャンネル1での生中継やネットで生配信され、成瀬瑛美の卒業を多くのファンが見守った。先日、成瀬瑛美と根本凪の対談をインタヴューした宗像明将が卒業公演の模様をレポートする。 == 「置き土産ですね。でんぱの伝統なので。 跡部みぅちゃんを思い出してください。私も曲を置き土産にしようと」 (https://ototoy.jp/feature/202102033/) これは2021年2月3日にOTOTOYで公開された、でんぱ組.incの成瀬瑛美と根本凪の対談記事での、成瀬瑛美の発言だ。卒業をひかえた成瀬瑛美がここで「置き土産」と言っているのは、彼女が作詞した新曲「ポジティブ☆スト
2020年からはじまった「REVIEWS」、好評につき2021年はちょいと枠を拡大してお届けする予定です! これまでOTOTOYの配信作を半分以上という縛りがあったんですが、今回からはそんな枠も撤廃。フィジカル・オンリーを除いて、デジタル配信されているものなら全てという範囲に広げて紹介します。つまるところライターの方にそのときどきの「コレ!」という新譜を9枚(以上)紹介してもらいます。「このコーナーに来ればなにかしらおもしろい音源に出会える」と思ってきてもらうと幸いです。今回は昨年末、著書『盆踊りの戦後史』を上梓したばかりの大石始。今回は彼が最近注目しているという、中国、台湾や韓国などなどの東アジアのインディー・フォークにフォーカスした9枚です。 OTOTOY REVIEWS 011 『東アジアのインディー・フォーク(2021年1月)』 文 : 大石始 程璧「おまもりのうた」 過去には鈴木
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メジャーのフィールドへと歩みを進めた3人組ロック・バンド、羊文学。2020年9月にリリースされた先行シングル「砂漠のきみへ/Girls」からも感じ取れるように、いま彼女たちはこれまで鳴らしてきた音への自信を感じ、それを貫く強度を持っている。このたびリリースされた、『若者たちへ』(2018年)以降2年ぶりとなる新アルバム『POWERS』にも、そのエネルギーが十分に詰め込まれた。『POWERS』というなんとも力強いタイトルのアルバムを聴くと、この混乱だらけの世の中でもなんとかやっていけそうな自信が湧いてくる。今年を締めくくる傑作を作り上げた羊文学のメンバーへのインタヴューをお届けしよう。 INTERVIEW : 羊文学 羊文学が、アルバム『POWERS』をもってついにメジャー・デビューを果たす。もともと「フィクション」や「現実のもろさ」をテーマに…… と語られていた今作であった。しかし、蓋を開
決めつけずに、ここから新しいものを作っていきたい ──中川さんと奥野さん、お2人でのインタヴューって見ないですよね? 中川 : はじめてやんな? ニューエスト・モデル時代以来じゃない? ──えっ! はじめてなんですか? 奥野さんはなぜ受けてなかったんでしょう? 奥野 : いや、昔から喋るのが下手で…。 中川 : というよりこのひとは忙しいからね。 ──コロナでも忙しかったんですか? 奥野 : いや全然。もちろんいろんなライヴが飛んだしね。でも、いままではスケジュールに追われて、プレイヤーとして新しいものを吸収する時間もなかなかなかったから、音楽を聴く時間や、ある種、自由な時間がたくさん取れて、むしろ自分の好きなものを再認識することができたいい時期やった。 ──その再確認できた好きなものとは? 奥野 : やっぱり元々自分の中にある音楽、ニュー・ウェイヴとかリズム&ブルースやら革新的なもの。し
今回、OTOTOYが提案するのは「59,800円ではじめる高音質デスクトップ・オーディオ・セット」。今年はフェスやライヴのストリーミング配信やリモート・ワークなどなど、パソコンの前で音楽を聴きながら過ごす時間というのも増えたのではないでしょうか? イヤフォンやBluetoothスピーカーよりももうちょっと良い音質で……できれば簡単にという方にぜひともオススメのセットを提案します。 OTOTOY厳選の「お得にはじめる高音質デスクトップ・オーディオ・セット」 セット内容(販売期間2020年1月末まで) ■USB DAC : iFi audio ZEN DAC ■パワード・スタジオ・モニター・スピーカー : ADAM AUDIO T5V x 2本 ■OTOTOYカード 5000円分 ■マル秘セッティング・アイテム 販売価格:59,800円(税込み):送料込み 購入はコチラへ https://ot
後藤まりこ史上、最も赤裸々で素直な表現を行う弾き語りプロジェクト、後藤まりこアコースティックviolence POP。坂本慎太郎やOGRE YOU ASSHOLEらを手がけるサウンドエンジニアの中村宗一郎氏と二人三脚で作られたという新作アルバム『POP』は、素の後藤まりこを感じられる、あたたかみのあるサウンドに仕上げられている。今回のインタヴューでは、今作の楽曲の話から、ミドリ解散から10年経ってもなお、彼女が音楽を続ける理由を伺いました。また、今作のリリースを記念して、12月23日にはオンラインでの配信ライヴを開催。さらに、ライヴ後には彼女にとって、はじめての試みとなるオンライン・サイン会を開催。ぜひ、チェックを。 今作『POP』のリリースを記念して、オンライン・イベントの開催が決定。こちらは2部制になっており、第1部はアコースティック・ギター弾き語りによる配信ライヴを開催。この様子はO
お得にはじめる高音質デスクトップ・オーディオ・セット OTOTOYが提案する「59,800円ではじめる高音質デスクトップ・オーディオ・セット」。今年はフェスやライヴのストリーミング配信やリモート・ワークなど、パソコンの前で音楽を聴きながら過ごす時間が増えたのではないでしょうか? イヤフォンやBluetoothスピーカーよりも良い音質で……できれば簡単に、という方にオススメのセットです。
高橋健太郎のOTO-TOY-LAB──ハイレゾ/PCオーディオ研究室【第19回】お手頃価格で高音質、iFi audio ZEN DACで手軽にハイレゾ環境 機材協力 : Sennheiser Japan, SONIC Agency Inc. 写真(OTOTOYオフィス内の写真): 沼田 学 エントリー・モデルで組む、高音質デスクトップ環境 2020年はコロナ禍のために自宅で過ごす時間が増えた人が多いだろう。僕の場合は普段から家を仕事場にしている訳だが、それでもあらゆることがオンラインになり、デスクトップから離れられない時間が多くなった。その分、家で音楽を聴く時間も増えた。 面白いのは、OTOTOYの音楽配信の売り上げを見ていると、以前は夜間の売り上げが圧倒的に多かったのが、最近は昼間にも売れるようなっている。これも家でテレワークしている人が、ちょっとした合間に購入してくれているからかもしれ
バンダイナムコエンターテインメントが仕掛ける本格的なダンスミュージックを中心とした、音楽原作の新しいキャラクタープロジェクト〈電音部〉。コンポーザーとしてクラブを賑わすアーティストが起用されていたり、アイドルやVtuberが声優を担当したりと大注目のこのプロジェクト。今回オトトイでは、その世界観を大解剖するべく、電音部プロデューサーである子川拓哉氏と石田裕亮氏にインタヴューを実施。〈電音部〉が目指す「新しいコンテンツとの遭遇体験」について伺いました。電音部中毒の方も、初心者の方も必読です! 〈電音部〉シブヤエリア、待望のロスレス配信スタート!! 〈電音部〉とは? バンダイナムコエンターテインメント内に新しく誕生したレーベル〈ASOBINOTES〉から生み出された、音楽を主体としたキャラクター・プロジェクト。歌やDJ、作曲など、ダンスミュージックをメインにした活動を行う『電音部』に所属する女
1982年に名古屋で結成、日本のパンク黎明期から現在まで活動を続けるthe原爆オナニーズに迫った初のドキュメンタリー映画『JUST ANOTHER』公開にあわせ、先日よりスタートしたバンドのフロントマン、TAYLOWへの全3本立てとなるロング・インタヴュー『ANOTHER JUST ANOTHER』。第2回となる今回は日本のパンク黎明期のエピソードから、“ハードコア”としての根源的な考えなどについてなど、今回も濃厚な内容でお届けします。 第1回はこちら 第1回目のインタヴューでは、今回の映画に入る前などについて触れてきた。第2回目となる今回のインタヴューでは、映画の内容に触れながらも、さらに内容を掘り下げるインタヴューとなっている。the原爆オナニーズが結成された1980年代初期に、世界中の音楽シーンで起きたとしか思えない「何か?」とは? プロとしてではなくバンドを続けるための、仕事とバン
1982年に名古屋で結成され、日本のパンク黎明期から現在まで活動を続けているthe原爆オナニーズ。そのバンド名から、一般のパンクを知らない人間にまでも浸透する知名度の高さであるにもかかわらず、40年近くアンダーグラウンド・シーンで輝き続けているバンドである。なぜそうまでして独自のスタイルを貫きつづけるのか? the原爆オナニーズというバンドの在り方は、音楽やバンドのみならず、一般的な人々が生きていくうえでも参考になる部分が多くあるだろう。誰もが目指し憧れるが、なかなかできることではない「好きなことを好きなように自由に行う」という、生き方。バンドを通して見えてくる人生の指針のようなものが、この映画には詰まっているのではないだろうか。自分の人生の中で何かががうまくいかないときに、the原爆オナニーズのライヴを観て、体験すると必ず元気になってしまう。これまで何度そんな体験をしてきたかわからない、
いい曲沢山で聞きどころが選べないです… 私は最初から最後まで通して聞いてほしいです。 "ribbon"から"untie"の流れも素敵だと思います。 今回は全ての曲を録りなおしたんですけど"クラウチングスタート"とか初期の曲は特に声の変化がわかりやすいと思います。 初期の曲は本当に音が高い曲が多くて今回もなかなか苦戦したんですけど、これが最後の作品なので悔いのないようにレコーディングをしました。 皆さんが楽しんで聞いてくれたら嬉しいです! 最後まで照井さんの歌を歌えて嬉しいです。 私は歌う側だったけど、それ以前に照井さんの作る曲が好きでした。 好きな曲をたくさん歌えて嬉しいです。 最後の作品の『deep blue』も最後の最後まで照井さん爆発してて最高です! 歌えて楽しかったです! MESSEAGE from ”team osakana” 照井順政/sora tob sakana音楽プロデュ
富士山ご当地アイドル3776のメンバー、井出ちよののソロ・アルバム『わたしの高校生活』のOTOTOY独占ハイレゾ配信が決定。また、なんと9月3日のリリースに先駆けて『わたしの高校生活』湯呑み付きセットの注文受付がスタート。こちらは今作のハイレゾ音源と特製湯呑み、ポストカードがセットになった豪華版。さらに、9月2日(水)にオンライン・インストア・ライヴの配信が決定した。配信はOTOTOYのLiveチャンネルで行われ、誰でも無料で視聴が可能だ。 そして、OTOTOYでは井出ちよの本人と3776プロデューサー石田彰にインタヴューを実施。井出ちよのがどんな高校生活を送ってきたのか、今作はどのように作られたのか、ふたりに話を訊いた。 井出ちよの(3776)ソロ・アルバム『わたしの高校生活』 【アルバム購入特典】 『わたしの高校生活』デジタル・ブックレット(PDF) ※9月3日12:00より配信開始し
1988年の結成以降、轟音をかき鳴らし続けるロック・バンド、eastern youthが3年ぶり18枚目となるアルバム『2020』を完成させた。2019年は17年ぶりとなる日比谷野外大音楽堂での単独公演を敢行、30年間走り続けてきたバンドの歴史を総ざらいするような名曲の数々を披露し、全国各地から集まったオーディエンスを大いに湧かせた彼ら。そうしたターニングポイントを挟んで生み出された今作『2020』は、アルバム・タイトルやジャケットの赤が示す様に、“今”を生き抜くためのギラギラとしたエネルギーが詰め込まれた、これぞeastern youthという1枚に仕上がっている。OTOTOYでは今作の独占ハイレゾ配信が決定、予約受付を開始するとともに、吉野寿(G、Vo)へのインタヴューを掲載。まだ梅雨も明けないころ、雨が降る荻窪にて話を訊いた。
ソーシャル・ディスタンスな世の中で、バイクや自転車にまたがる人々が食べ物を入れて運ぶ“あの”バッグ。あの四角さ、大きさ、ハコ状の形、そうアレ、レコードバッグっぽくないですか? ということでどうしても気になってしまって…… ということでやってみました、“あの”バッグにレコードは一体何枚入るのか! 思ったより大きいの さて“あの”バッグの入手ですが、現在は特に登録せずともAmazonでも4000円ほどで買えるようですが、今回はOTOTOYの関連会社になんと「趣味(=コスプレ通勤?)」であのバッグを買ったという奇特な方がいらっしゃいまして、借りることができました。 今回借りたのは、ネットによりますと、通称第2世代と呼ばれているタイプのバッグのようで。まぶしい緑の生地に、前面にマジックテープで調整できるマチがあり拡張できるのがポイントのようです。拡張することで底面が正方形になり、ピザのデリバリー・
バンド「森は生きている」の活動で知られ、柴田聡子らなど注目されるインディー界隈の現場には必ずと言っていいほど顔を覗かせる音楽家、岡田拓郎が約3年ぶりとなるニュー・アルバム『Morning Sun』をリリースした。彼のルーツであるトラッドなロック・サウンドと、現在進行形で開拓されている新しい音楽の交差点となる本作は、日本のインディー・ロックの未来と、30代を迎えようとする岡田拓郎自身のこれからに繋がる布石としての一枚だ。徹底的な人力で作り込まれた音楽へのこだわりを、制作をともにしたエンジニア葛西敏彦を交えたインタヴューでお届けします。 INTERVIEW : 岡田拓郎×葛西敏彦 隙間から差し込んでくる光。それが夜の匂いを残した影の世界と強いコントラストをなす。そんな瞬間の記憶が蘇ってきた。それは古い古い記憶の中にある瞬間…でも、この夜が開けたら、またやってくる瞬間かもしれない。岡田拓郎のアル
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毎回それぞれのジャンルに特化したライターがこの数ヶ月で「コレ」と思った9作品+αを紹介するコーナー。今回はアップデーテッドなジャズ+αに切り混む、好評シリーズ、今春で6集目も刊行された“Jazz The New Chapter”の監修を手がける音楽批評家、柳樂光隆が登場。 Nduduzo Makhathini『Modes Of Communication: Letters From The Underworlds』 南アフリカ・ジャズ・シーンの中心人物のピアニストのンドゥドゥーゾ・マカティニが〈ブルーノート〉と契約した。ンドゥドゥーゾはアフリカ的というよりはUSのポスト・コルトレーン的なジャズ=スピリチュアルジャズのスタイルが特徴。南アフリカのジャズ史を振り返るとベキ・ムセレクなどマッコイ・タイナー影響下のピアニストが少なくなく、その流れを汲む意味では実はシーンの直系。アフロアメリカンが遠
坂本龍一のオーケストラ公演やYMOのライブ映像が、YouTubeで期間限定で公開されることが決定した。 commmonsチャンネルは、3月27日(金)から4週連続で坂本龍一の過去のライブ映像を公開していたが、外出自粛期間の長期化を受けて、今回新たに追加で動画の公開が発表された。ライブ映像は、YouTubeの「commmonsチャンネル」からプレミア公開される。 坂本龍一は、 「外出自粛が長期になりそうですよね。緊張をほぐして音楽でも聴いてください。STAY HOME STAY SAFE!」 とコメントをしている。(三) ーーーーーーーーーー 【期間限定 ライブ映像】 『Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014』 限定配信期間:4月24日(金)~5月22日(金)(日本時間) https://youtu.be/kB7g5IhtjKo 『POST
でんぱ組.incが“愛” “ファミリー“をテーマに掲げた6thアルバム『愛が地球救うんさ!だってでんぱ組.incはファミリーでしょ』をリリース。夢眠ねむが卒業した2019年以降の活動の総括でもあるアルバムとなっている。その魅力と制作の裏側と、3/25にスピンオフ・ユニットとしてシングルをリリースした”ねもぺろ”について、メンバーから鹿目凛と根本凪、プロデューサーのもふくちゃん、ディレクターのYGQにインタヴュー。 テーマはずばり“愛”と “ファミリー”! INTERVIEW : 鹿目凛、根本凪、もふくちゃん、YGQ この春、でんぱ組.incがリリース・ラッシュとも言えるほど次々と作品を発表している。まず2019年12月8日に幕張メッセ国際展示場2・3ホールで開催されたワンマン・ライヴを収録した映像作品『幕張ジャンボリーコンサート』をリリース。さらに、2019年1月に夢眠ねむが卒業した後の現
Moment Joon『Passport & Garcon』──昨年の『Immigration EP』や“令和フリースタイル”などで鋭いメッセージを投げかけるMoment Joonは、ナイーブで繊細な性格が裏にあってこそなのだと感じさせる今作。これは間違いなく2020年の国内ラップ・シーンを代表する1枚でしょう。しかしこのアルバムを語るとき、僕は言葉を選んでしまいます。それは自分が彼のような経験をした事がないから。彼のアルバムに出てくるような日本人も実在すると思いますが、幸い身の回りにいないのです。そんな自分が彼のインタヴューをしていいのだろうか。いや、このアルバムを聴いてそう感じている自分こそ、彼が日本に居場所がないと感じさせる社会に加担しているのではないだろうか。みんなが自分と同じような豊かすぎず貧しくもない人生を送っていると思う、このお前こそが。その気持ちでインタヴューをしました。
電気グルーヴのピエール瀧の番組『YOUR RECOMMENDATIONS』がYouTubeで配信スタートする。 『YOUR RECOMMENDATIONS』はピエール瀧が道行く人に「あなたのオススメは?」と尋ね、そのオススメ通りに旅をするプログラム。 番組のYouTube公式アカウントとTwitter公式アカウントが開設され、YouTubeでは予告映像が公開されている。 予告ではピエール瀧が雪景色に佇み、「初回はご覧のようなところからお送りする予定です。もう少ししたら始まります!」とコメントしている。スタートが待ち遠しい!(三)
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