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ブックレビュー
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私が2008年7月23日に書きましたエントリーであります三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな 〜ジョセ・モウリーニョ1〜、三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな 〜ジョセ・モウリーニョ2〜。このエントリーからちょうど2年が経過したのですが、いまだに多くの方にこのエントリーに訪れて頂いております。本当にありがとうございます。 ジョゼ・モウリーニョ。プロサッカー選手として1秒ですら試合に出場した経験が無い選手が、体育教師、通訳を経て、世界最高のサッカー監督に昇りつめたという、現代サッカー界最高のカリスマ。彼がプロ選手としての挫折からいかに世界最高の監督に昇りつめたかを私なりにまとめたものが上記2つのエントリーでした。 このエントリーを書いた時のモウリーニョは、ちょうどプレミアリーグ・チェルシーの監督を解雇となり、イタリア・セリエAの強豪インテルの監督に就任したばかりの時でした。このエントリーで、
先日3月28日、中国の民間自動車メーカーの吉利自動車が、米フォードから高級車ブランド「ボルボ」を約1,600億円で買収するという発表がありました。最近本当に増えてきていますね、中国企業による欧米、日本企業買収。 この吉利自動車の創業者であり、現在の董事長(取締役会長)が今回ご紹介する李書福(リー・スーフー)氏、1963年生まれの47歳。この買収を報じた日経産業新聞にこの李書福さんの凄まじい今までの道のりが書かれておりました。まさに「中国パワー」を感じざるを得ないところでして、判りやすく箇条書きにしてみます。。 高校卒業時(18歳) 親からの卒業祝い金、約1,300円を元手に中古カメラを購入し、写真スタジオを開設。 1986年(23歳) その後廃家電から金属を回収する事業を経て、冷蔵庫部品メーカー「吉利」を設立。 1989年(26歳) 冷蔵庫完成品製造を開始、製造業としてのノウハウを蓄積 1
2009年度も間もなく終わろうとしている今日この頃。皆さんの中にも来季(2010年度)の事業計画作成の真っ最中という方も多いのではないでしょうか。また、来季に向けて新しい企画を打ち出そうと新しい企画書を作成されている方も。。。私もそういった機会が多々ありますが、「おまえが何を言いたいのかよくわからない」とか、「書いていることに具体性がない」などと上司からお叱りを受けることってありませんか? 私もいまだに試行錯誤中でありますが、私が中小企業診断士の受験勉強中に、診断士受験予備校T社でご指導頂いた「コツ」を今も使ってまして大変重宝しております。診断士の勉強の中で今一番役に立っているのは、この「コツ」ではないだろうか、と思うぐらいです。。この「コツ」を今回ご紹介したいなと思います。 自分が書いた文章を「3つの視点」で突っ込んでみる 診断士の試験(2次試験)では、架空の企業のケースが与えられ、その
大変長らくのご無沙汰で申し訳御座いません。。約半年ぶりのエントリーになります。また今日より心を入れ替えて、新たに知ったこと、思ったことを書いてみたいと思います。お気に召しましたらお付き合い頂ければ。。。 以前、「三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな 〜ジョゼ・モウリーニョ〜」というエントリーを書かせて頂いたように、私欧州のサッカーが好きなんですが(といってもあまり詳しくないのですが。。)そんな経緯もあり、思わず手に取ってしまったのが下記の書籍であります。 ゴールは偶然の産物ではない~FCバルセロナ流世界最強マネジメント~ 作者: フェラン・ソリアーノ,グリーン裕美出版社/メーカー: アチーブメントシュッパン発売日: 2009/12/01メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 209回この商品を含むブログ (49件) を見る 今や欧州でも1位2位を争うビッグクラブをなったFCバルセロナ
先日8月30日に行われ民主党の大勝に終わった衆議院選挙。その民主党の選挙戦略を責任者として取り仕切った小沢一郎氏のその手法が色々なところで取り上げられておりますが、その中でも「自民党を震え上がらす これが小沢選挙だ(日刊ゲンダイ)」がかなり克明にその内容を伝えており、はてブでも結構話題となりました。 私もこの記事に感銘を受けたのですが、よくよく自分の立場に戻って考えてみると、これってまさしく「営業の極意」とも言える内容であり、またまさしくこれは「あるべき営業本部長像ではないか」と思ったんですね。。 そんな小沢営業本部長に学ぶ「営業の極意」と「営業チームマネジメント」、そんな視点で少し書いてみたいなと思います。 小沢営業本部長の営業極意1:基本原理・原則の徹底 これはもう何度もニュースなどで報道されていますが、小沢営業本部長は、今回多くの新人候補、浪人候補に対し、(1)1日50か所の辻立ち(
日本経済新聞社との共同による「モノやお金の仕組みDS」、Wiiでのインターネット接続率向上に向けたインターネットチャンネルの無償化など、ゲームの領域を超えて更なる「DS」と「Wii」の水平展開を仕掛け続けている任天堂。私も何度か任天堂の話を書かせて頂きましたが(三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな 〜任天堂社長 岩田聡氏〜、任天堂 売上高2兆円突破を記念し、数字を色々集めてみましたなど)、ちょっと前に出版された下記の任天堂本を読みたい読みたいと思いながらも先送りにしていまして。。先日ようやく読み終えました。。 任天堂 “驚き”を生む方程式 作者: 井上理出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2009/05/12メディア: 単行本購入: 31人 クリック: 408回この商品を含むブログ (126件) を見る 「今までの任天堂」と「これからの任天堂」をわかりやすく纏めてあり、単純に「
ちょっとご無沙汰しておりました図解・ビジネスフレームワークのトリセツ。今回第2回は、私がかなりの頻度で使ってます「5W2H(Who, What When, Why, Where, How, How much)を取り上げたいと思います。「そんなのいまさら。。。」という方もおられるかもですが、以外と使い勝手の良い、汎用性のあるフレームワークだと私は思っております。 皆さんもよく「事業計画」的なものを考えたり、資料としてまとめたりされると思います。「事業」というと少し括りが大きいかもしれないですが、そこまで大きな大きく無くても、例えば新製品・新技術の開発だとか、新規顧客の開拓、新人の教育など、「事業」という大きな括りからブレイクダウンした形、いわゆるプロジェクト的なものでしょうか、これらに関わり、プロジェクトの運営を主導したり、またメンバーとして関わったりされていると思います。 そういった資料な
最近テレビで見ない日はないほどの超人気タレントであるはるな愛氏(本名:大西 賢示)。はるな氏はタレント業だけでなく、三軒茶屋にお好み焼き店とバーの2店、桜新町にお好み焼き・鉄板焼き店1店、計3店のお店を経営する「エンジェルラブ株式会社」の社長としての一面も持っています。また7月26日(明日ですね)東京港区の飯倉に新店がオープン、お好み焼きの通販も立ち上げ予定と、経営は極めて順調とのこと。そんなはるな氏の経営者としての一面を垣間見ることができるインタビュー記事がアップされていますので、ご紹介させて頂きます。 はるな愛、「経営者」というもう1つの顔壮絶な人生経験を活かしたマネジメント方法とは?(CareerZineより) 中学生時代のいじめ、決死の覚悟の性転換手術、売れない芸人時代などの「人生の修羅場」を経てたどり着いたはるな流の経営術のベースは「シンプルで等身大のコミュニケーション」。インタ
ビジネスシーンにおいて、フレームワークをお使いになるケースが多々あると思います。ですが、なかなか教科書どおりいかないということありませんか?私も色々使ったりしますが、正直なかなかうまくいかないんですね。。私も色々試行錯誤中ではありますが、何かの参考になればということで、私なりのフレームワークの使い方をちょこちょことご紹介してみたいと思います。第1回は非常にポピュラーなフレームワークであります「SWOT分析」で。。 SWOT分析は「クロスSWOT分析」で SWOT分析は、外部環境を「機会」「脅威」で、内部環境を「強み」「弱み」で整理し、その企業が抱える問題・課題を明らかにするというフレームワークとしてよく使われております。以前は単に「機会」「脅威」「強み」「弱み」を並べるだけだったのですが、最近は「クロスSWOT分析」が当たり前のように使われております。ですので「SWOT分析」とは「クロスS
先日6月1日と2日に、IT mediaというページに梅田望夫さんのインタビュー記事が掲載されており、ネット上で話題というか、騒動になっております。。私も読みました。 日本のWebは「残念」梅田望夫さんに聞く(前編) Web、はてな、将棋への思い 梅田望夫さんに聞く(後編) 私は再三申し上げておりますが、梅田望夫さんの著書にインスパイヤされてこのブログを始めましたし、実際梅田望夫さんとも一度ですがお会いしたことがありますし、メールでもやり取りをさせて頂いております。 私はこのIT mediaというサイトが掲載したインタビュー記事に大変怒りを感じており、何も言わず静観すべきかとも思いましたが、誰に何を言う意図があるわけでもありませんが、私なりの思ったことを書いておくべきと思いまして、私がどうしても腑に落ちない「4つのなぜ」について書かせて頂きます。少々言葉が荒くなるかもしれませんがご了承下さい
本当にすいません。。一ヶ月以上更新が滞っておりました。。実は理由がありまして(言い訳?)この5月、1ヶ月に渡りまして中小企業診断士として東京の某繁盛商店街の商店街診断に従事しておりました。 日本全国に商店街は数多くございますが、その中で繁盛している商店街は全体の2%しかない状況であります。日常の本業をやりながら平日夜と土日を使っての診断でしたので、大変厳しいものでありましたが、その2%の成功事例にダイレクトで関われたことは本当に幸せなことであり、学び多き充実した一ヶ月でした。 そんな一ヶ月の間に、人材コンサルティング会社・ワイキューブの社長である安田佳生さんの著書「検索は、するな。」に偶然に出会ったんですが、今回の一ヶ月の商店街診断の中で、この「検索は、するな。」の意味をとても痛感したんですね。そのことについてちょっと書いてみたいと思います。 検索は、するな。 作者: 安田佳生出版社/メー
前回のエントリー祝・梅田望夫さんブログ復活 〜「時代の力」と「時代の荒波」〜で、梅田望夫さんのJTPAシリコンバレー・カンファレンス(2009年3月21日)での講演「自分の力と時代の力」をご紹介させて頂き、恐縮ながら下記のようなまとめをさせて頂きました。(このまとめを「いいですな」と褒めて下さった方がおられました。ありがとうございました。) 自分一人の力だけではたどり着くことができない場所に自分を運んでくれる「時代の力(世界経済の力、日本の力、自分が選んだ産業や得意領域の持つ力)」というものが過去存在したんだが、この「時代の力」が段々と弱まっていて、「自分の力」で自分の未来を自分で切り開いていかないといけない時代になっている。ではあるが、インターネットに代表される「自分の力を増幅する装置」は依然と比べ物にならないほど充実しており、こんな時代だからこそ、この「増幅装置」をフル活用し、「自分へ
4月に入り新年度を迎えましたが、うれしいことが2つありました。ひとつは先日のWBCで日本代表が優勝、今までに経験したことのない不信にあえいだイチローが最後の決勝で大仕事を成し遂げたこと(先日のエントリー 「イチローに見る生まれ変わるための死〜豊田泰光氏コラムより〜」で書いたことは杞憂に終わりましたね。。)。そしてもう一つは何といっても我が師匠梅田望夫さんの約半年ぶりのブログ復活。是非とも下記をご一読頂きたいのですが、これらのエントリーの中で今の経済状況下で我々はどう生きるべきなのかについての大きな示唆を梅田さんは与えて下さってます。 「自分の力と時代の力」講演録(JTPAシリコンバレー・カンファレンス2009年3月21日) この半年のこと、お知らせ、お詫び、諸々。 ドッグイヤーで生きること、そしてそのスローダウン 私が特にインスパイヤされたのは最初の「自分の力と時代の力」講演録。簡単に要約
先日の私のエントリー「私が考える良いプレゼンにするための6つの誓い」、「良いプレゼン「6つの誓い」に頂いたコメントに回答してみます」は多数の方にご購読頂き、また色々なサイト・ブログでご紹介頂きました。 そのエントリーを執筆後に、ある企業の若手営業マン向けに小規模ですが「キーエンスのコンサルティング営業」についての講演をさせて頂く機会が御座いました。今回はこのプレゼン資料を使いまして、ブログ上でプレゼンをしながら、どんな感じでやったのかというのを文章で再現してみたいと思います。皆様のプレゼンの参考になれば幸いですし、キーエンスのコンサルティング営業は、特にBtoBビジネスの営業成功事例として学ぶべき点が多数あると思いますので、そういう視点で見て頂いてもよいかと思います。 ちょっと全体的に資料に文字が多いのは自覚しているのですが、今回の資料はテキストの側面もありまして、皆さんにコピーをお配りし
皆さん豊田泰光さんという野球評論家をご存知でしょうか。現役時代は西鉄黄金時代を支えた名打者で、現在は野球評論家として、いや野球評論家の域を超えた素晴らしい発想力と文章力で球界を切るOne and Onlyな方であります。 豊田さんは、日本経済新聞朝刊スポーツ面で定期的に「チェンジアップ」というコラムを手がけられています。私はこのコラムが大好きでいつも拝読しているのですが、先日3月5日(木)の朝刊に掲載されたコラムが出色の出来で、かつ強烈に胸に残るメッセージを私に残してくれました。是非皆様にもご紹介させて頂きたいと思います。 今回のテーマは3月5日に開幕したWBCにおけるイチローの不振について。強化試合6試合で打率1割3分。イチローレベルまで行ってしまうと誰も何も言ってくれない(言えない。。)ので、イチローしか経験できない「孤独」がそこにあると豊田さんは語っています。 そんなイチローを豊田さ
先日もソニー新体制の発表があったりと、非常に厳しい状況にある日本のエレクトロにクス業界。ちょっと前なのですが、週刊ダイアモンドが2月21日号で「電機」全滅!瀕死のテレビ・半導体は再生できるかというショッキングなタイトルで、日本のエレクトロニクス大手9社(日立、パナソニック、ソニー、東芝、富士通、NEC、三菱電機、シャープ、三洋電機)の業績と業界の分析を行っています。現在エレクトロニクス業界で起こっていることを俯瞰するのに非常に良い記事でした(エレクトロニクス業界に身を置く私としては、まぁ手のひらを変えて、ここまでボロクソ言うかとも思いましたが。。) この記事では、大手9社の最終利益(税引後当期純利益)を見て「電機全滅」という話をしています。確かに最終利益も大事なんですが、やはり「本業の力はどうなってるんだろう」と考えるとやはり「営業利益でも比較してみたい」と思いまして、営業利益自体は比較的
先日アップしました私が考えるプレゼンを良いものにする6つの誓い、多くの方に読んで頂き、そして多くの方のサイト・ブログでご紹介頂きまして、本当に有難うございました。何が一番嬉しかったかといいますと、私の内容をきっかけに、皆さんがいろんなオリジナル・ノウハウを惜しげもなくご披露いただき、それを基に私もまた勉強させて頂いたことです。これがブログの魅力ですね。重ね重ね御礼申し上げます。有難うございました。 私が一番言いたかったことは、プレゼンにあたり「自分なりのセオリーを持っておいたほうが良いプレゼンになる」ということなんです。私がご紹介した内容はあくまで「私の誓い」ですので、あくまで参考程度に、是非皆さんのオリジナルの「誓い」をブラッシュアップして頂ければと思います。 色々質問・コメント頂いた中で、私なりの回答を差し上げたほうが良いかなと思ったことがありましたので、参考になればということでアップ
私もしばしばプレゼンをさせて頂く機会を頂いたり、またプレゼンを聞かせて頂く機会があったりしますが、まぁプレゼンというのは千差万別と言いますか、プレゼンターによって全然違いますね。その人の個性が出てそれはそれで面白いのですが、プレゼンの目的である「何かを伝える」に立ち返ると、行き当たりばったりではなく、何らかの自分なりの「プレゼンセオリー」を持っておく必要があるなといつも感じています。 今回は色んな「師匠」に教わりながら、私なりにいつも意識してプレゼンに取り組んでいる「6つの誓い」をご紹介したいなと思います。一部「それは違うんとちゃうの」というご指摘もあろうかと思いますが。。。 「しゃべりはプレゼン資料と一致させる」と固く誓う 「プレゼン資料は事前に配り、出し惜しみしない」と固く誓う 「資料のレイアウトはワンパターンを貫く」と固く誓う 「使う色は自分が使い慣れた3色まで」と固く誓う 「文字の
この年末、テレビ・雑誌で「変なもの」を良く見かけませんでしたか?以前より話題になっていたようなんですが、恥ずかしながら私は未チェックで、年末の深夜番組でのこんな紹介で初めて知りました。 サラリーマンの40〜50%は男性用ブラジャーを愛用している。彼らのことを「ブラリーマン」と呼ぶ。 男性用ブラジャーは、楽天市場に出店中の下着専門店「ウィッシュルーム」が、「どうしてメンズブラはないの?」という素朴な疑問からスタートし商品化。価格2,800円で発売後3週間で500個を完売。先ほどHPを確認したら、約2/3は品切れのようです。。 下着専門店「ウィッシュルーム」のHP 意外にも、あなたに大目玉を食らわしている怖〜い上司も、男性用ブラジャーを着けているかもしれません。 私はまだ愛用していないのですが、それ以来男性用ブラジャーのことが頭から離れず、男性用ブラジャーについて色んなことを考えている中で、「
あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。年末年始とばたばたしており、更新が滞りがちで申し訳ございません。。新年一発目は「三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな」で。梅田望夫さんの著書「ウェブ時代をゆく」で下記の文章に大変感銘を受けたことをきっかけにスタートしております。 「三十歳から四十五歳」という難しくも大切な時期を、キャリアに自覚的に過ごすことが重要である。(P194) だとしたら、具体的にどうすれば自覚的に過ごすことができるのかと考えている中で出会ったのが、梅田望夫さん提言の「ロールモデル思考法」であります。 これは、「好きなこと」「向いていること」の答えを自分の中ではなく「外の世界」に求め、自分の直感で選んだ人物を「ロールモデル(お手本)」と位置づけ、また一人だけを盲信するのではなく、多くのロールモデルの、あらゆる局面の情報を丁寧に収集し、学び続けるという
長らくご無沙汰しておりました。。以前自分の仕事を作る〜ブック・ディレクター幅允孝(情熱大陸より)〜でも少し紹介させて頂きました、新進気鋭の広告製作会社「風とロック」の代表で、現在NHK「トップランナー」の司会者でもある箭内道彦さんの最新著書「サラリーマン合気道」。私は以前より箭内さんの大ファンで、少し前にこの著書も読んでいたのですが、最近再読しました。この著書には箭内さん独自視点の45の仕事術・言葉が紹介されているのですが、断腸の思いで45個から私的に大切にしたい3つの珠玉の言葉を選びまして、ご紹介したいと思います。 まず「サラリーマン合気道」とは。。 箭内さんは依然より「クリエイティブ合気道」という言葉を語っておられまして、それをクリエイティブ業界だけでなく、幅広くビジネスパーソンにも広げてみようよというのが箭内さんの主張です。 「合気道」という武術は、柔道・相撲などの自分の力のみで相手
ちょっと時間が経ってしまったのですが、ほぼ日刊イトイ新聞の「梅田望夫×岩田聡×糸井重里 適切な大きさの問題が生まれれば」全8回が終了しました(すいません。。大分前ですね。。)。「わかりやすくて深い言葉」に多く出会えるとても豊潤な対談であったのですが、その中でも私の中でとびきりに胸を打ち、考えさせられた言葉がありましたので、ご紹介したいと思います。 それは、第7回に語られている糸井重里さんの言葉、「10年前の自分に感謝する」。 言葉の意味をできるだけそのまま伝えたいので、「ほぼ日」から引用させて頂きます。糸井さんが10年前に「ほぼ日」を手探りでスタートさせたことについての一考。。。 糸井さん そのとき、社員と話してるうちにね、「10年前の自分に感謝する」って思ったんです。つまり、10年前の自分が、先のことを考えずに「よいしょ!」ってやってくれたおかげでいまの自分たちがあるわけですよ。で、いま
既に色んなところで話題になってます「ほぼ日刊イトイ新聞」の梅田望夫さん、岩田聡さん(任天堂社長)、糸井重里さんの対談。先週全8回中2回が終了しました。なんともいい空気に満たされた空間の中、「わかりやすくて深い」豊穣な言葉で満たされていて、とても心地よいです。 第1回「主体的に時間を使わない限り、人生はすぐに終わってしまう」 第2回「やることを誠実に小さくしていくと、奥行きが出て、豊かになっていく」 「三十歳から四十五を無自覚に過ごすな ~任天堂社長 岩田聡~」というのを以前書いてますのでよろしかったらどうぞ。 むかし私が高校生のころ、毎年年明けにNHKFMで「大瀧詠一×山下達郎×萩原健太(音楽評論家)」の新春放談というのがあって、こたつに入り、みかんを食べながら「最近どうよ」的な話をやるラジオ番組がありました。ゆるーい感じで進むんですが、各人がぼそっという言葉がなんとも豊潤なわけでありまし
ちょっとご無沙汰しておりました「三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな」。梅田望夫さんの著書「ウェブ時代をゆく」で下記の文章に大変感銘を受けたことをきっかけにスタートしております。 「三十歳から四十五歳」という難しくも大切な時期を、キャリアに自覚的に過ごすことが重要である。(P194) 今回ですが、今年生誕80年を迎え、今だに数多くの研究書が執筆され続ける漫画界のみならず昭和の巨人。手塚治虫。 今回手塚治虫を取り上げた理由。それは2つあります。 一つは、手塚治虫は、「三十歳から四十五歳という大切な時期」に、自分のそれまでの生き様を否定されるほどの大きな挫折を味わい、しかし留まることなく前に進み続けることによりこれを克服したことを知り、書き留めておきたいと思ったから。 もう一つは、先日手塚プロダクションから、3年以内に「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」などの手塚作品全作品の全編をインターネット上
Googleと言えば、社員に対する福利厚生が最高、世界各国の健康的な良質の食事・ドリンクが無料で用意されていることは有名なお話ですよね世界中の技術者が憧れる、Google本社の豪華ランチを食べてみた!!(確かに美味しそう。。)。 今回取り上げるのは、腹ぺこなGoogler(Googleで働く人たちのこと)たちの空腹を満たしながら、それだけではなく料理を通じてGoogleの企業文化にまで大きな影響を与えてしまった、世界初のストップオプション付き上級シェフ、チャーリー・エアーズ(Charlie Ayers)。彼のことを知り、そのいい仕事に大変感銘を受けましたので、ちょっと書いてみたいと思います。 チャーリー・エアーズがGoogleのシェフになるまで チャーリーはニュージャージーのHilton hotelで料理人としてのキャリアをスタート、時には料理学校の講師を務めたりしながら、米国ロードアイラ
先日10月19日(日)の情熱大陸を御覧になられましたでしょうか。私にとっての「情熱大陸」は私の「パーソナルカミオカンデ」に組み込まれており(「パーソナルカミオカンデ」については私のエントリー「パーソナル・カミオカンデをデザインする」「私のパーソナル・カミオカンデをご紹介します」をご覧下さい。)毎回楽しみに見ておりますが、10月19日(日)の「人」、ブック・ディレクター幅允孝さんのお話に非常に思うところがあったので、少し書いてみたいと思います。 ブック・ディレクター 幅允孝とは 選書家、ブックディレクター、編集者、執筆家。有限会社BACH(バッハ)代表。 BACH(バッハ)主宰。慶應義塾大学法学部卒業。青山ブックセンター六本木店、建築・デザイン書のバイヤーを経て、(株)ジェイ・アイ入社、書籍の編集二十時。その後独立し、2005年10月に選書集団・BACH(バッハ)を設立。「Tsutaya T
先週一週間、仕事でサンフランシスコに行って参りました。訪れたのはサンフランシスコから南下し、途中シリコンバレーがあるサンノゼを通過、2時間ほどで到着するモントレーという町。Carmel Beachなどのきれいな海岸、Whale Watchingも可能なFisherman’s Wharfなどとても楽しい観光地なのですが、私の仕事のある半導体関連産業の大規模なカンファレンスが毎年このモントレーで開催されます。 シリコンバレーからは少し離れているのですが、参加する企業、人たちは普段シリコンバレーで働いている人たちが多く、会場全体がシリコンバレーの雰囲気でした。 とにかく天気と空気が良いんですよ!雲ひとつない青空なんですが、その青さが筆舌に尽くしがたく感動的。澄んだ青というのかな、日本ではなかなかお目にかかれない素晴らしい青空です。そんな中ですので、カンファレンスの出席者は「まじめなビジネスマン・
先日のエントリー三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな ~任天堂社長 岩田聡氏~、任天堂 売上2兆円突破を記念し、数字を色々と集めてみましたを色んなブログ、ニュースサイトなどで取り上げて頂きました。Mixiで取り上げて下さった方もおられたのですが、ある方が私のエントリーとともに、現在任天堂の専務取締役で「マリオ」「セルダ」の生みの親として超有名な宮本茂さんのインタビューを紹介されていました。 宮本茂(みやもとしげる)任天堂専務取締役 情報開発本部長 ご存じ『マリオ』『ゼルダ』をはじめとした数々の傑作を生み出してきたゲームクリエイター。1952年11月16日京都府園部町生まれ、1977年金沢美術工芸大卒、任天堂入社(配属は企画部)。ゲーム関連にとどまらない数々の賞を受賞、2006年にはフランス政府芸術文化勲章シュバリエ賞 受賞。 1本のゲームソフト開発に注力する立場から、任天堂関連ソフトを全体
先日私、なんと私梅田望夫さんと直接お会いしお話をお伺いしました! このブログを書き始めて6ヶ月経ちましたが、いつも梅田さんに読んで頂いております。そんな中6月頃に梅田さんからメールを頂き、「是非お会いしたい」と私が無理をお願いしまし、今回実現しました! 都内某ホテルのロビーで待ち合わせ、そのままロビーラウンジでコーヒーを頂きながらの1時間でした。もう感動です。。 梅田さんとお話したこと。。 私は、梅田さんはとても自分に厳しいストイックな人だから、私にもかなり厳しいことをばんばんおっしゃるタイプかなと思い、お会いするまでかなり緊張していたのですが、お会いして全く印象が違い、とてもびっくり。物腰柔らかく、だけど自分の意思をこめてお話なさる方でした。 私は「しなやか」という言葉が大好きで(梅田望夫著 「生きるための水が湧くような思考」の書評で「しなやかさ」について書いてますので、是非ご一読を)、
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