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円安とは
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好きなんである。宮崎駿が。 実は映画はそうでもない。 特にハウルとポニョは、何度も挑戦したが、 何がなんだかわからない。 映画の100倍、この人自体が面白い。 映画でしか触れないのは勿体ない、 という事で、 関連書籍をほぼ読破した自分が、今回は 巨匠が作成した「企画書」を紹介しようと思う。 最初に思ったのは、 「宮崎駿も企画書とか作るんだ・・・。」 まさかパワポ?と思ったが、 もちろんそうではない。 全て手書きである。文章のみ。 しかしこれがものスンゴい。 情熱がほとばしる、美文。 そして何より、 「企画書通りの映画になってる。」 という驚き。 企画意図の部分のみを 抜粋して紹介する。 時代背景を思い出しながら、見てもらいたい。 「耳をすませば」企画書(1993年3月) 混沌の21世紀の姿が、次第にはっきりしてきた今、日本の社会構造も大きくきしみ、ゆらぎ始めている。時代は確実に変革期に入り
「なんか面白い広告手法ないですかね」 「新しいキャンペーンを話題にしたいんです。」 「なんか消費者が驚くような」 「ネットで拡散されるような」 こういう話を聞くたびに、 僕はいつも マキシマム ザ ホルモンを思い出します。 亮君のこの顔↓↓とともに。 言わずと知れたマキシマム ザ ホルモンの ボーカルにして全詩曲を担当する 最重要人物。 でも亮君はそれだけにとどまらず、ホルモンに関する全てのプロモーション設計も担当しています。 その手法がなんというか 斬新というか なんとうか。とにかく 超面白い んです。 備忘録の意味も込めて、 まとめてみます。 ※このプロモーションは、マキシマム ザ ホルモンとファンとの「濃い関係」があるからこそ成り立つものですので、参考になるかどうかはわかりません。 ①(嘘の)新曲PVをWEB上に突如UP。 これは一番有名なんじゃないでしょうか。 ・ナヲ(ドラムで姉)
ロシアでの日本のW杯は終わった。 そしてケイスケホンダのW杯も終わった。 (事実上の代表引退を表明) 日本は総括しなければならない、この男を。 ベルギー戦の総括よりも急を要する。 一体なんだったんだ、この人は。 W杯直前に放送された「プロフェッショナル~仕事の流儀~」において、 自分の名前を個人名ではなく「概念」にまで押し上げ、 日本中から猛烈な「ふざけんな」寄りのツッコミを受けるも、 それをあざ笑うかのようなセネガル戦でのゴールと、あの敬礼ポーズ。 実にこの顔である。 日本を救う劇的なゴールへの感謝を一瞬忘れてしまうほど、 ムカッとくるフェイスだ。 なんでこんな顔をする必要があったのか・・・。 しかしこれこそが、ケイスケホンダがケイスケホンダである所以だ。 8年前、日本サッカー界に突如として降臨し、長きに渡って君臨した男の、コアが凝縮されて世界に配信されたと言っても過言ではない。 「そっ
「書けねえんだよ、 企画書がよぉ‥!」 「企画書 書き方」で検索すると それこそ山のように 情報が出てきますよね。 山のように出てくるということは 「そんなモノは存在しない」 と思っていいでしょう。 解決してしまうことに需要はありません。通販の健康商材も、治ってしまうと売れなくなるので、治っちゃいけない、という不文律があるそうです。 「存在しない」は暴論だとしても、 万人向けの最適解がない、というのが 企画書制作の特徴だと思います。 企画書と一口にいっても目的は 様々ですから。 これがしかも「提案書」になると、 とんでもなく多岐にわたります。 そして、それぞれに 書き方は異なるでしょう。 検索を開くと、 ちゃんとしたことが書いてます。 ・5W1Hを明確に ・CTPTを意識して ・できるだけ簡潔に ・できるだけわかりやすく ・まず頭を整理しよう。 違うんだ。それが出来ないんだ。 そんな事じゃ
「興味深い話やで‥。」 一読してそう思いました。コレ↓ bakazee.hatenablog.com いいテーマですよね。 僕も最近、気になっておりました。 是か非かの論争については、 コワ過ぎるので加わりませんが、 この手の番組でよくある、 外国の人に日本を褒めてもらうという アプローチを見ていて、 思い出したことがありました。 ノエル・ギャラガー「なんなんだ、お前らはw」 説明不要の、世界的ロックバンド「OASIS」 の(兄ちゃんの方)が、ノエル・ギャラガーです。 会話にFU〇Kが多過ぎることで有名。 日本のメディアのインタビューで、 こんな一幕がありました。 ― 日本でもオアシスはファンがたくさんいますが、日本のファンについての印象・感想を教えて下さい。 こんなことを聞いて来るのは、日本人だけなんだよね! 世界中で日本人だけが、相手がどういう印象を持っているかを聞いてくる。 アメ
ガキの使いのフリートークに、 甘口カレー事件というのがある。 (概要) 松本人志の知人が「自分は甘口のカレーが好きだ」と言った。松本はそれは絶対に受け入れられないとする。カレーという料理自体の成立要件に「辛さ」が含まれており、その為「甘口のカレー」などというものは存在し得ないというのである。 そんなに辛くないカレー、ならいい。 「甘い」までいってしまうとは何事か、という話だ。 この時点でもう面白いのだが、 これがどのくらい愚かな言い分であるかを説明するために、氏は二つの比喩を持ち出す。 ①クーラーでいうなら・・・ これがどのくらい無茶苦茶な話かって言うとですよ?部屋にパッと飛び込んだ時にね、「あ~、ちょっとクーラー効き過ぎ、クーラー止めて!」って言うならわかりますよ?そうじゃなくて「クーラー効き過ぎ、暖房に切り替えて!」って言ってるようなもんですよ! ②車でいうなら・・・ 車に乗ってて、「
全国の本田圭佑ファンの皆さん、 (想定500万人)こんばんは。 僕も2010年の南アフリカW杯から 注目し始めたミーハーファンです。 (でももう6年経つんだ・・) その後、2014年ブラジルW杯に 至るまでの彼の言動・行動・ そして結果については、 本当にワクワクさせてもらいました。 2010年頃に彼が掲げたVISIONは、 「レアル・マドリードの 10番を背負い、 世界一のサッカー選手になる」 というもの。 日本人で、しかもロシアのクラブで プレーしている選手が? 日本代表で中心選手でもないのに? メッシやロナウドを超えるって? 無理無理。ぜったい無理! 誰もがそう思ったはずです。 でも彼はそれに向かって、 ・自分に足りないものを見つめ ・そこにある課題を抽出し、 ・ゴールから逆算して日々の計画を立てる。 という、大学生起業家@はてなぶろぐ みたいな意識の高さと、 しかし尋常ではない努力
事務所の近くにコンビニがある。 頻繁に行くため、 もうすっかり店員さんとも顔なじみだ。 おばさん、おじさん、お姉さん、お兄さん。 「お疲れ様です!」 「行ってらっしゃい!」 みたいな感じで、常連ならではの マニュアル一歩先の接客をしてくれる。 とっても気分がいい。 タバコも2個買おう。 しかし、それは日中までの話。 22時を過ぎるとやつらがやってくる。 そう、グローバルスタッフ (from ASIA諸国)だ。 いつの頃からだろう。 中国人店員がまず増えたのは覚えている。 ここ数年顕著なのは、東南アジア人スタッフの 爆発的増加だ。どうやら、 〇ベトナム 〇ミャンマー 〇ネパール などからの留学生が激増していることが 原因らしい。 しかし、それにしても多い。 深夜のコンビニは基本2人体制だが、 どちらもアジア人だ。 紹介しよう。 グエン(仮名)※ベトナム出身 写真はもちろんイメージです。 グ
stereorynch.hatenadiar 鈴木敏夫を暴くキーワードは「虚無」である、その➁へ続く。 と偉そうにカミングスーンしたのが5か月前。 すぐ続きを書こうと思ったのだが、直後にこの本の発売が発表された。 「禅とジブリ」 〈「今」を生きなきゃ! ──スタジオジブリプロデューサーと禅の僧侶が語らう、現代の生き方〉 〈ジブリを禅で読みとく、禅をジブリで読みとく白熱対談〉 「過去、未来じゃなく、もっと今のことを考えなきゃ」──スタジオジブリプロデューサー鈴木敏夫氏が禅僧と奔放対談。対するは、玄侑宗久氏(作家・福聚寺住職)、横田南嶺氏(臨済宗円覚寺派管長)、細川晋輔氏(龍雲寺住職)の三人。『もののけ姫』『火垂るの墓』などジブリの名作から、死生観や人生哲学などを禅的に読みとき、宮崎駿・高畑勲両監督との映画制作の経験に照らして禅を語ります。月刊『なごみ』連載に対談と鈴木氏のエッセイを追加収録。
音楽家、漫画家、映画監督が好きだ。 学者や評論家も好きだ。 でもやっぱり創作する人たちの方が好きだ。好きというか、尊敬しているというか、なんでそんなことが出来るのか(やろうと思ったのか)という畏れも含んでいて、なかなか言葉にできない感情がある。 そう、まさに「言葉にできない」もの。 または「名前のついてない感情」。 彼らが取り扱い、表現するのはそれだ 少なくとも自分が好きな作家はそうだ。 その感情は、別に高尚なものでも、素晴らしいものというわけでもない。なんか情けなかったり、悔しかったり、恥ずかしかったりするものも含まれる。 最初にそれを僕に教えてくれたのは松ちゃんだった。 ダウンタウン 松本人志 ビジュアルバム 「古賀」 高校生の頃に見たんだと思う。 基本的には、ここに出てくる「謎なほど勝手な」友人の古賀(もちろん板尾)の生態を笑うコントだが、 僕が当時驚愕したのは、後半の 門扉前の攻防
押井守という人がいる。 作品はもちろん、歯に衣着せない、かつ独特の論理展開で本質をつく言説でも人気の映画監督である。そして圧倒的な犬好き。 押井守は著書 「コミュニケーションは、要らない」で こう断言する。 日本人は順番にものを考えられない。 だからダメなんだ・・・! どういうことか。以下、同書からの引用。 日本人と言うのは、とにかく一から順番にものを考えるということが苦手だ。論理的に物事を積み重ね、結論に辿り着くという思考回路が不思議なほど欠如している。「絆」などという情緒的な言葉に過剰に反応し、「廃炉」や「原発」という言葉にも情動的な反応を見せるが、その背後にある物事を学び、そこから順番に考えることができない。 この指摘自体は珍しいものじゃない。だからこそ「論理的思考」だの「本質思考」だのをテーマにした実用書が多く出され、売れてもいる。僕らも自覚がないわけじゃない。 ユニークなのはここ
宮崎駿監督の最新作のタイトルが 「君たちはどう生きるか」に決定したとのこと。 有名な同名小説からとっているが、これをそのままアニメ化するわけではなく、物語の中で、この小説が重要な意味を持つ、ということらしい。 あまりにも有名な小説なので、読んだことのある人も多いと思う。 つい最近も漫画化され、話題になった。 漫画 君たちはどう生きるか 作者: 吉野源三郎,羽賀翔一 出版社/メーカー: マガジンハウス 発売日: 2017/08/24 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る この物語は、若い叔父と甥(コペル君)とのやり取りを中心として展開され、その中でまさに「君たちはどう生きるべきか」というタイトル通りのメッセージが挿入される構成である。 そのうちのいくつかを抜粋すると、 ・自分の体験から出発して、正直に考えること。決して誤魔化さないこと。 ・大きな繋がりの
世界史を割と詳細に勉強している。 ここ3年ほどずっと、である。そんな僕を奥さんは不思議そうに見ている。 「なんで30過ぎて今さら世界史?」 なんでだっけ?確かに自分でも不思議だ。 楽しいから、という理由なのは間違いないが、何が楽しいんだろう。考えてみた。考えてみるとやはりそれなりに答えは見えてくる。 断言できるのは、仕事に役立てたいとか、社会人の教養として身に付けたいとか、そういうことではない。そんな不純(?)な動機なら、 紀元前のローマ軍VSカルタゴ軍の戦い(第二次ポエニ戦争)の地形まで調べたりしない。ビジネスの場で役にたつわけがない。 アレってもしかして…!! すげえ!!カタルシスについて こういう記事がある。 d.hatena.ne.jp 同じ作者の作品の世界観が密接にリンクしている、というもの。 そう、「つながる瞬間」 これが好きなんである。 僕的に一番は、森博嗣のS&Mシリーズと
Nさんという人がいます。 Nさんと僕は、 「褒め合い同盟」を結んでいます。 お互い、明言はしていません。 そこが重要です。 はっきりしてしまうと醒めてしまう、 盗撮モノのA〇のような同盟です。 褒め合い同盟について説明させてください。 【同盟の掟】 ① 「ゴマすり」とは一線を画す、キレのある褒め方をすること。 ・0を5にしてはならない。あくまで5を10にする。 ・相手が最も褒めて欲しいポイントを見極め、スウィートスポットを攻めること。しかし、相手が「自分では気づいていないけど指摘されて嬉しいもの」である場合は、この限りではない。 ➁同じアプローチの褒め方は2週間に1回に抑えること。 ・同じ角度から何度も褒めない。定型化を避ける。 ・ただし、「新しい人」がその場にいる場合は、エンペラータイム(絶対時間)として全てのアプローチを解放する。 ➂その場でのラリーではなく、「時間差」を意識すること。
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