サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
GPT-4o
twitter.com
twitter.com/brighthelmer
ネットで揉めているのをみると、対立陣営に対する悪魔化がすごい。相手側の行動は徹頭徹尾、利己的なものであって、あらゆる行動をネガティブに解釈する。欺瞞と偽計しかない。そういう誹謗じみた還元論を採用せずとも、相手の思想や行動を批判することはできると思うんだが。
ウクライナが「かわいそう」だから支援していると考えるか、それとも「軍事力で国際秩序を変更することを許さない」から支援していると考えるかで「感謝されないならもう助けない」となるか否かは違ってくるんじゃないか。
昼間、デヴィッド・ミラーの議論に即してロシアの政策について一般のロシア人を批判するべきではないという話をしたのだが、規範理論としてはそうでも、実際には戦争が長引くとそれがどんどん難しくなっていくと思う。(続)
遅ればせながら、江原由美子さんの「からかいの政治学」(『増補 女性解放という思想』ちくま学芸文庫に所収)を読んだ。初出は1981年とのことだが、昨日か一昨日ぐらいに書かれたんじゃないかと思うぐらいに現代性がある。(1)
上野千鶴子さんの「ギャルゲーでヌキながら、性犯罪を犯さずに、平和に滅びていってくれればいい」という発言は、オタクへの誹謗としてツイッターでよく槍玉に上がるのだが、あれは議論の前の部分を意図的にか省略した、非常によろしくない切り取りだと思う。
以前、ある中国の方から、中国の国内問題に対する批判が中国人に対するヘイトスピーチのように聞こえるという話を聞いたことがある。制度や社会構造に対する批判と、そこに暮らす人びとに対する差別的言動は別物だと思うし、切り分けなくてはいけないが、やはりグレーゾーンは残るんだろう。
何かについて調べたいというとき、資料を4つの層に分けて考えている。第1層は入門書。大学の学部生ぐらいが読むことを想定して書かれたもの。これは意外とバカにならなくて、自分が知ろうと思う領域の全体像を知るうえで役立つし、第2層以降の読書案内にもなる。
ジャニーズそのものには全く疎いのだが、ジャニーズファンの研究は面白いと思っていて、大尾侑子「デジタル・ファンダム研究の射程」(伊藤守編『ポストメディア・セオリーズ』ミネルヴァ書房、2021年所収)も大変に興味深かった。読んでて「すげえ…」とうなってしまう。
「オリンピックに関わるものは全て肯定」か「全て拒否」かの二択ではなく、「見るには見るけど、この時期の開催が正しかったかは微妙」という層も相当いると思うが、「事前の反対はあったが、結局は大成功だった」という物語にやがて回収されていく… https://t.co/4pVRLqzFyP
ネット言論では何が「権威/反権威」で、何が「支配的意見/少数意見」なのかという認識が人によって全く違っていて、しかも対立する双方が自らを抑圧される側に置こうとするので、抑圧の被害者と加害者が目まぐるしく入れ替わる。確かに、どこを見るかでそういう認識は全く変わってくるだろうけど…
戦前に英国で出発されたプロパガンダ論を読んでいると、当時の日本について、海外からの宣伝攻勢で切り崩すのはほぼ不可能なほどに国内では強力な管理体制が敷かれている一方、海外に対するプロパガンダはお話にならないレベルという感じの評価になっていて、今に通じるものがあるように思う。
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Shotaro TSUDA (@brighthelmer) | Twitter』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く