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岸田総理の「引きの悪さ」みたいなのは、やっぱりこの人は運が悪いんじゃないかと思う。 個人的に、リーダーになる人が要求される資質の一番は、測定可能な実力要素よりも、「あいつは運がいい」と周囲から思われていることなんだと信じている。
棄民政策の先にあるのは「邪魔な老人が死んでスリム化した社会」ではなく、「高齢者は保護され、経済力のない若い人が病院を利用できなくなる社会」で。 若そうに見える岸田総理だって65歳なんだから。
「なんかヤバいです」とか、「よくわからないけれどいつもと違う気がします」という印象も、大事な判断材料になる。 「事実と判断を区別せよ」は軍隊の基本だけれど、病院だとお互いある程度顔見知りという条件が入るから、厳密さよりも、言語化できない印象が伝わらないリスクのほうがむしろ大きい。
口頭での伝達技術をどれだけ頑張っても、なぐり書きで、時系列がバラバラのメモにすら負ける。 前者は「我慢できる限界を追求する技術」で、後者は「快適さを拡張する技術」で。 マイナスを減らすのと、プラスを重ねるのとではそもそも勝負にならない。
今の職場では、もともと使っていたRealForce と、興味本位で買ったMajestouch の赤軸を経て、結局ProgresTouch RETRO のピンク軸に落ち着いた。このキーボードはいいんじゃないかと思う。 https://t.co/Lp86hzBqag
大昔、開業した先輩に「開業医は、患者さんを持っていかれるとショックが大きいから、退院した患者さんはなるべくもとのクリニックに戻してね」と言われ、受け持った患者さんはなるべく自分の外来で吸い込むようにしていたんだけれど、それをやられる立場になって、ダメージの大きさを体感する昨今。。
試行錯誤の機会だったり、同僚や先輩後輩の成功/失敗体験を共有する機会であったり、「ホンダのエンジン開発」みたいな現場に身を置いたエンジニアに投じられたリソースは莫大なもので。 そうした経験値を得ているである誰かを、このまま国際市場原理に任せて放り出すのは、さすがに止めてほしい。
「壊れにくさ」というパラメーターは、過酷な状況を通じた経験の蓄積でしか積めないんだと思う。レースであったり、市販車の故障情報の蓄積であったり。学ぶのが難しいからこそ、そうした知識は財産そのもので。
「こうやったら成功した」という物語は、公開情報からいくらでも学べるけれど、「良かれと思ってこう判断したら大失敗した」という経験知は、同じ職場で手を動かして、ようやく教えてもらえる貴重なもので。それはおそらく、「失敗経験を買うために企業ごと買う」判断が正当化されるぐらいに。
敵の理性を信じる態度は、亡国に直結するのだろうなと。 「相手が理性的である」という想定は、不足の事態に対する備えを薄くするし。 そもそも論として、「理性的に演繹された最善」が、自他ともに共通であるという前提が楽観にすぎるし。
正義感こじらせて、「今年の芋煮会はボルシチで!」的な提案をはじめる人はきっとあちこちにいるのだろうけれど、そういう人を戻すのは本当に難しい。 ゆで卵が生卵に戻るような奇跡がないと無理。
空気が悪くなりそうな話をするときには、最近は「我々の目標は、〇〇さんが施設を退去せざるを得ない状況を、なんとかして回避することです」みたいに、ご家族と自分たちとでチーム感を強調することにしている。結論が最初にあると、話の流れが宗教戦争みたいな方向に行きにくくなる。
「戦争広告代理店」は2002年だけれど、あれから20年、国際世論、特に米国のそれを誘導する技術も20年分進歩しているはずで。 ロシア側なら「限定的な火力行使と平時同様の日常」を、ウクライナ側は「ロシアが行使した暴力が破壊した現在」を、それぞれが事前に準備していても驚かない。
射殺された埼玉県の訪問診療医がどんな誘われ方をしたのかは分からないけれど、トラブル続きだった患者さんが亡くなった翌日、ご家族から丁寧な謝罪の電話があり、その上で「ぜひ線香を上げに来て下さい」と誘われたら、同業者で行く人多いんじゃないかと思う。
このニュースは、「丁寧な言葉で謝罪を口にする相手を疑わないと殺される」というのが本当に恐ろしい。悪人がたまにいいことをすると称賛される理屈で、よほどガードを上げておかないとほだされる。 https://t.co/ubMMyFoAoc
でもこれからたぶん、トラブルリスクの高そうなご家族と被介護者が、地域の医療インフラからまるごとパージされる事例があちこちで発生すると思う。 それがたとえ自業自得とはいえ、じゃあそうなった被介護者を誰が診察するのか。
同業者バイアス前提だけれど、大坂のビル火災も、埼玉県の事例も、医療者側には致命的と言えるようなコミュニケーション上のトラブルはなかったんじゃないかと思う。「こうしていればよかったのに」という学びはおそらくなく、「やる奴はどこにでもいる。捕まると死ぬ」という事実だけが残った。
埼玉県の事例は、仮に弔問に出向かなかったとしても、今度はあの息子がクリニックを襲撃することだって余裕でありえたのだと思う。それこそ大坂のビル火災みたいに。普段どおりのことを続けるだけだけれど、リスクに関する想像は大幅に変えざるを得なくなった。
コロナウイルス感染症について、検査なしでも診断を可能にする方向の検討があるみたいだけれど、新型インフルエンザの昔と同様、結局「会社がどうしても検査を」みたいな声には逆らえないんじゃないだろうか。。
今振り返れば、河野太郎大臣をワクチン担当に据えていた時点で、菅元総理はコロナウイルス感染症対策に、全力で取り組んでいたんだなと。
フォローしている患者さんのリストには「キーパーソン」欄が必ずあって、連絡は最初にそこに入れることになっている。きっと昔だったら、必ず家にいる誰かが電話を受けていたのだろうけれど、今はもう仕事先だったり、「勤務中はコールを受けられない」みたいな但し書きの人ばかり。
メーカーの不祥事でこうなったみたいに書かれているけれど、問題の根は厚生労働省が薬価の設定を失敗した結果、医薬品の業界が商売として成り立たなくなったことにあるわけで。失敗の当事者に取材するなら、反対側の声も聞こうよ、と思う。 https://t.co/dT0Rwh4let
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