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<インタビュー>TAKU INOUEが『ALIENS EP』リリース 収録曲に込めたこだわりと“クラブ”と“宇宙旅行”を語る TAKU INOUEが12月22日に『ALIENS EP』をリリースした。 2021年7月にメジャーデビュー曲「3時12分 / TAKU INOUE&星街すいせい」をリリースしたTAKU INOUEだが、『ALIENS EP』には同楽曲を含め計5曲が収録。今回のインタビューを通して、EPを1つの作品としたときに、それぞれの楽曲がどういう役割を果たしているのかや、参加アーティストそれぞれの魅力など、5曲入りEPというボリューム以上の要素やこだわりを詰め込んでいることが分かるだろう。変動していくアーティストとしてのTAKU INOUEの今をキャプチャした『ALIENS EP』がどのように出来上がったのか、語ってもらった。 クラブに行くのは宇宙旅行っぽい ――Vtuber
プリンスが急逝してから早5年――今もなお、世界中のアーティストやリスナーを虜にしている孤高の天才が、2010年にレコーディングしたものの、お蔵入りにしていた“幻のアルバム”『ウェルカム・2・アメリカ』が、11年の時を経てリリースされた。そこには、彼が長年頭を悩ませてきたマスメディアによる情報のコントロールや人種差別、偏見に対するメッセージが込められており、今私たちが直面している問題を再度見つめ直すきっかけを与えている。 プリンスを愛し、彼から受けた影響を自身の作品に色濃く投影させているのが、『ジョジョの奇妙な冒険』の漫画家・荒木飛呂彦だ。プリンスの大ファンで知られる荒木は『ウルトラジャンプ』で2011年6月号から連載が始まった第8部『ジョジョリオン』の歴史に幕を下ろしたばかり。現在『ジョジョ』ロスが全国で広がっているが、そんな彼にプリンス愛を語ってもらおうと取材をオファーしたところ、「プリ
2021年6月2日に公開した「今」の宇多田ヒカルに迫ったインタビュー(https://www.billboard-japan.com/special/detail/3186)。今回、そのインタビューの完全版が、ビルボードジャパンに到着した。Part.1、Part.2の二部に分けて、公開する。 Part.2は、7月21日公開予定 歌もラップも、「ただ人間の声帯から発せられるもの」 ーー宇多田さんの音楽は常に時代とともにあると思います。2010年代以降、ラップミュージック的な音楽の作り方/聴き方がポップミュージックの主流となりました。宇多田さんのリリックの作り方やトラックへのボーカルの乗せ方は、どこかラップに近いアプローチも感じます。宇多田さんの楽曲制作の方法や音楽への向き合い方を“ラップミュージック的なもの”という視点で見た際、どのような捉え方になるのでしょうか。 宇多田ヒカル:2010年代
<対談インタビュー>神前 暁(MONACA)×八木海莉『Vivy -Fluorite Eye's Song-』を通して伝える“歌に心を込めるということ” 歌で人を幸せにすることをプログラムされたAIの歌姫ヴィヴィが、100年後に起きるAIの反乱を止めるべく活躍するオリジナルアニメ『Vivy -Fluorite Eye's Song-』。そのオープニングテーマ「Sing My Pleasure」が、Billboard JAPANダウンロード・ソング・チャート“Download Songs”で最高17位にチャートインしたほか、Spotifyの国内バイラルチャートで3週連続首位を獲得するなど話題となっている。同曲を歌う八木海莉はデビュー前の新人で、初々しくもありながら新人とは思えない表現力が、各方面から高評価を得ている。彼女の歌声はなぜ人を引きつけるのか、そして八木海莉とは何者なのか? 同曲の作
<インタビュー>時代、そして自分自身と向き合いながら。ポップミュージックの最前線を更新し続ける、2020年代の宇多田ヒカル 「私にとって真実に近いものは、何かの真ん中にある――。」 真実が行方を眩ませ、私たちを惑わせるこの時代に、宇多田ヒカルははっきりとそう言う。 彼女にとって、音楽を創るとは「自分とは何かを知ろうとする」行為だ。一方、その行為が“ポップミュージックとして”鳴ることで、私たち多くのリスナーを、そしてアーティストたちをも刺激し続けている。2021年の視点をもって彼女の音楽を捉え直してみるとどのように聴こえてくるのだろうか――。ポップミュージックの最前線を更新し続ける、「今」の宇多田ヒカルに迫った。 Interview:つやちゃん l Photo:TAKAY 楽曲制作の方法や音楽への向き合い方 ーー宇多田さんの音楽は常に時代とともにあると思います。2010年代以降、ラップミュー
石原夏織が、「Plastic Smile」ミュージックビデオのメイキングダイジェストが公開された。https://youtu.be/zBMrUhs-y9c 今回はドラマ仕立てのミュージックビデオということで、初の演技に挑戦する石原夏織の様子や撮影…
2020年、コロナ禍のステイホームの影響で、インターネットに触れる機会が圧倒的に増加した。音楽シーンにおいても、YouTubeやTikTokをきっかけに、YOASOBIやヨルシカなど、今までインターネット上で活躍していたボカロPの楽曲がヒット。 “歌ってみた”や“踊ってみた”といった、音楽を使って二次創作動画を作り出すUGC(ユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツ)の増加も後押しし、2019年以前のヒットチャートとは大きく様相を変えた1年となった。その結果、ニコニコ動画やYouTubeなどで「歌ってみた」動画を投稿しているボーカリストを指す「歌い手」の存在も大きくなっている。今までは米津玄師(ハチ)や、まふまふ、Eveなど、歌唱や作詞作曲まで自身で手掛ける歌い手が、音楽シーンを牽引してきた。ところが2020年から、yamaやAdoのような「歌い手」「ボカロP」「絵師」という組み合わせで活躍
Text:松島功 2020年末Billboardのチャートの指標に関して、日米ともに大きなポリシーの変更があり音楽業界に衝撃が走った。それは動画再生回数の指標において、一般ユーザーやファンによって投稿される二次創作的なユーザー作成コンテンツ(UGC)で音が使われていても、その分の再生回数を除外するという決定だ。 2020年12月以降、Billboardの総合チャートであるJAPAN HOT 100合算集計対象はアーティストによるオフィシャル動画のみとなり、UGCはHOT 100からは切り離されTop User Generated Songsチャート(以下UGCチャート)で発表されていくこととなったのだ。 2020年の音楽ヒットはUGCと共に歩んだ1年だった。クリエーター(ファン)が自分の熱量で作り上げたUGC動画が、YouTubeやTikTokに公開されることで認知が広がり、再生数が伸び、
Poppin'Party『Photograph』が当週10,123枚を売り上げて、2021年1月18日付の週間シングル・セールス・チャート“Billboard JAPAN Top Singles Sales”で首位を獲得した。 1位と5位には、ブシロードのメディアミックスプロジェクトの作品がチャートイン。1位は『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』より、Poppin'Partyの16thシングル『Photograph』。続いて『D4DJ』より、Peaky P-keyの1stシングル『最頂点Peaky&Peaky!!』が5位にチャートインした。 2位は、sumika『本音/Late Show』。【第99回全国高校サッカー選手権大会】の応援歌「本音」を含む今作は、1月4日~1月6日の速報集計で7,821枚を売り上げ、1週間で9,955枚を売り上げた。 3位は、櫻坂46が2020年12月9日に
BABYMETALが10周年を迎える。 メタルとダンスを組み合わせたそのあまりにも独特なスタイルが物議を醸したのも今や昔。国内外での勢力的なライブ活動を通して磨かれたパフォーマンス力を武器に世界中の名だたるメタルレジェンドたちからの支持を集め、アルバムチャート「Billboard 200」では初登場13位を記録するなど、BABYMETALはメタルの枠を広げる“未来”として語られる存在にまで成長した。 メタルとは縁遠い存在だったはずの彼女たちは、どのようにメタルと出会い、そしてその過酷な道を駆け抜けてきたのか。10周年を記念したベストアルバム『10 BABYMETAL YEARS』のリリースを2020年12月23日に控えるSU-METALとMOAMETALに、BABYMETALとしての10年を振り返ってもらった。 メタリカのライブが鮮烈なメタル体験をもたらした ――今日はBABYMETALの
12月19日に行なわれた聖飢魔IIの広島公演にヘヴィメタル/ハードロック専門誌「BURRN!」の現編集長が訪れ、“デビューアルバム0点事件”について正式に謝罪した。 新型コロナ禍で世界中が混乱に陥り、社会の価値観も大きく変化した今年も、あと残り僅かとなった。そんな混乱のなか、悪魔集団の聖飢魔IIは地球デビュー(メジャーデビュー)35周年を迎え、5年振りの期間限定再集結をし【ヴィデオ黒ミサ&生トークツアー『特別給付悪魔』】を10月11日、福岡サンパレスホールを皮切りに全国15か所で合計30公演を行い、残すところ12月27日の長野・ホクト文化ホール 大ホールのみとなった。今年激動の音楽業界、更に激震が襲うコンサート・エンターテインメント業界にあって全国ツアーをやり遂げようとしている。 ■『伝説の聖飢魔IIデビューアルバム0点事件』 初の無観客での開催となる『NHK紅白歌合戦』は、BABYMET
12月19日に行なわれた聖飢魔IIの広島公演にヘヴィメタル/ハードロック専門誌「BURRN!」の現編集長が訪れ、“デビューアルバム0点事件”について正式に謝罪した。 新型コロナ禍で世界中が混乱に陥り、社会の価値観も大きく変化した今年も、あと残り僅…
松原みき「真夜中のドア~stay with me」なぜ今話題に? 世界のシティ・ポップ・ファンに愛されたアンセム<コラム> 「ソウルやシンガポール、マレーシアでもDJで『真夜中のドア~stay with me』をかけると、イントロが流れた瞬間で歓声が上がるし、もはや“この曲はなんですか?”と聞かれることもない。それくらいみんなが知っていて、クラブに定着しているキラーチューンなんです」 プロデューサー/ミュージシャンとして日本と韓国を行き来し、クラブDJとして日本と韓国のシティ・ポップを中心にプレイする長谷川陽平氏は、アジア各国で目の当たりにした松原みき「真夜中のドア~stay with me」をそう語ってくれた。 近年、アジアやヨーロッパ、アメリカ西海岸を中心に盛り上がりを見せてきた日本のシティ・ポップ。70年代や80年代に海外に憧れ、都会的なライフスタイルを求めた若者たちの生活や趣味を背
鞘師里保「私も幸せでいたいし、みんなにも幸せであってほしい!」モーニング娘。卒業以来5年ぶりのインタビューで熱弁 かつてモーニング娘。再ブレイクの要として大活躍し、2015年に数多のアイドルファンに惜しまれながら17歳の若さで卒業。あれから5年の時を経て、22歳になった鞘師里保がソロアーティストとして日本のエンタメシーンにカムバックした。 12歳のデビュー当時から取材しているBillboard JAPAN.comでは、そのソロデビュー記念として再会インタビューを敢行。グループ卒業後の日々、故郷=モーニング娘。への凱旋、インスタ開設の理由、ソロ本格始動後初の主演舞台【黒世界】~女優業、この先届けていきたい音楽、みんなに伝えたい熱い想い―――ぜひご覧頂きたい。 ◎鞘師里保@ソロデビュー記念インタビュー <2020年の鞘師里保から見た、モーニング娘。の鞘師里保> --モーニング娘。卒業インタビュ
Perfumeが語る、“過去と現在”の心境が重なりループするシングル『Time Warp』と未来の1ページをめくるドキドキ感 今年で結成20周年、メジャーデビュー15周年を迎えたPerfumeが、アニバーサリーイヤーを締めくくる企画「Perfume 15th&20th anniv with you all」Vol. 2として、約2年半ぶりのニュー・シングル『Time Warp』を9月16日にリリースした。タイトル曲「Time Warp」、カップリングの「再生」共に、その歌詞からはPerfumeとプロデューサーの中田ヤスタカが駆け抜けてきた月日や現在の心境をうかがい知ることができる。また、親しみやすく明るいポップなメロディとサウンドにPerfumeの原点へ思いを馳せ、自分が過ごしてきた月日と重ね合わせるファンも多いのではないだろうか。 「Time Warp」と「再生」についてはもちろん、昨年
フィジカルからデジタルへ。所有から接触へ。音楽の楽しみ方はストリーミング・サービスの台頭により、いまだかつてないほど多様化・複雑化したと言える。そんな現代において“いま本当にヒットしている音楽”を特定することは、決して容易なことではない。この難題に対してBillboard JAPANは、複数のデータからなる総合ソング・チャート“HOT 100”を立ち上げ、必要に応じて構成指標のアップデートを行いながら、音楽の“社会的浸透度”を数値化することで向き合ってきた。 一方で、脳科学の事業応用に取り組むNTTデータおよびNTTデータ経営研究所は、動画を視聴時の脳活動およびその知覚内容を推定する『NeuroAI』を開発。その基盤技術が2020年の米国人工知能学会(AAAI-20)に採択されるなど、世界に先駆けた脳情報ビジネスの推進を行っている。 そこで両者は、「チャートデータ」と「楽曲の脳情報化技術」
今、SNSを中心に「夜好性」というネットミームが徐々に広まりつつある。ヨルシカ、YOASOBI、ずっと真夜中でいいのに。――“夜”という言葉を名前に含む3組のアーティストのファンが自らの呼称として使いはじめた言葉だ。 最初はファン同士が繋がるためのハッシュタグとして用いられていたこの「夜好性」というワードだが、最近ではテレビ番組で取り上げられるなど、メディアの注目も上昇。この3組だけでなく「ネットカルチャー発の次世代型アーティスト」が次々とブレイクしている今の日本の音楽シーンの潮流を示す言葉として話題を呼びつつある。 その大きな理由は、これらのアーティストの好調なチャートアクションだろう。YOASOBIの「夜に駆ける」は、2020年6月15日付のBillboard JAPAN総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”で3週連続の1位を獲得。ヨルシカ「花に亡霊」は2020年7月13日
博報堂 研究開発局による『音楽ヒット予想研究Vol.4』2020年上半期チャートから見るTikTok起点型ヒット~ ヒットの鍵は、参加したくなる“余地”と共感をつくる”余白”~ 消費者動向やメディア動向をもとに、コンテンツの消費動向の調査や新規事業の支援などを行う、博報堂と博報堂DYメディアパートナーズの共同プロジェクト、コンテンツビジネスラボ。現在、彼らが取り組んでいるのはビルボードの総合チャートを構成する、CD売上枚数やストリーミング、Twitterなどのデータから見える、ヒット予測研究だ。第4回となる今回のコラムでは、2020年上半期チャートを通じて見ることができるヒットの傾向について解説する。 Text: 博報堂 研究開発局 研究員 谷口由貴 Billboard2020年上半期チャートから見えるストリーミングシーンの変化 2019年の日本のストリーミングトップチャートは、1アーティ
【ビルボード】Poppin’Party『Breakthrough!』が20,988枚を売り上げてALセールス首位 TUBEデビュー35周年記念の2作がトップ5入り Poppin’Partyの『Breakthrough!』が初動3日間で14,424枚、週間で20,988枚を売り上げて、2020年7月6日付の週間アルバム・セールス・チャート“Billboard JAPAN Top Albums Sales”で首位を獲得した。 2位には、mirage2の『MIRAGE☆BEST -Complete mirage2 Songs-』が初動3日間で10,953枚、当週14,617枚を売り上げてチャートイン。そして3位と4位には、TUBEの『35年で35曲“夏と恋”~夏の数だけ恋したけど~』と『35年で35曲“涙と汗”~涙は心の汗だから~』がそれぞれ週間で10,823枚、10,285枚を売り上げてチャー
これまでCOVID-19状況下のアメリカのジャズ・シーンの動きについていくつか書いてきた。 この連載では〈GroundUP Music〉のようなレーベル、The Jazz Galleryのようなライブハウス、そして、ミュージシャンをサポートするプラットフォームの「Bandcamp」の事例を紹介したが、言うまでもなく多くのミュージシャンもInstagram Liveなどを使って自宅配信で演奏だけでなく、ファンとのQ&Aをやっていて、個人としてやれることをやっていたと思う。それ以外にもまだまだ動きはあったが、連載の最後に紹介したいのは公共的な施設や団体、NPOの動きだ。 ミュージシャンやレコード会社、レーベル、マネージメント、ライブハウス、プロモーター、学校などだけでなく、公共的な施設や団体、NPO(=Nonprofit Organization。営利を目的とせず社会的活動を行う民間団体)がか
<インタビュー>『あつ森』サウンド・ディレクター戸高一生が語る、シリーズにおける音楽の役割とその制作プロセス 2020年3月20日のリリースから瞬く間に世界中で大人気となっている任天堂ゲームソフト『あつまれ どうぶつの森』。外出できない期間が長引く中、多くの人々が�“あつ森”ののどかな世界観に癒されながら、ほかのプレイヤーたちとのヴァーチャル・コミュニケーション・ツールとしても活用しており、米国の有名セレブたちもハマっているようだ。 多くの人に愛される�“あつ森”の世界観に大きく寄与しているのが、その心地良いサウンドトラックだ。博物館の館長フータが日中に起こされた時に出す声や、土曜日の夜に広場でギターの弾き語りを披露する犬のミュージシャンとたけけの調べ、島の岸に打ち寄せる波の音など、何百時間も聴いているうちにすっかり心を奪われているプレイヤーも多いだろう。 この音楽のサウンド・ディレクショ
<緊急寄稿:COVID-19とジャズ>現代最高峰のライブバンド、スナーキー・パピーがコロナ禍でオンラインクラスにフォーカスする理由 これからは体験の時代だ。音源で稼げる時代は終わった、ライブで稼ぐべきだ。──音楽ストリーミングサービスの普及以降、そんな言葉を度々目にしてきた。それはジャズの世界に関しても例外ではなかった。 特にジャズはポップスやラップやロックほどの大きなセールスを目指すようなジャンルでもないこともあり、作品をリリースして、SpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスに発表しても、それ自体は大きな利益には繋がらない。それゆえにアーティストは世界中で多数のライブを行って、生計を立てていた。それが可能だったのは、世界中に無数のジャズクラブがあり、世界中の多くのジャズフェスがあり、世界中に大小の様々なイベンターがいて、それらが密接に関わり合っていたネットワーク
昨今のVTuber/バーチャルライバーシーンに多大な影響を与え、昨年末に前代未聞のバーチャルフェスを両国国技館で実現した“にじさんじプロジェクト”から1組の音楽ユニットがメジャーデビュー。 その名もRain Drops。性格も歌声も世界観もてんでバラバラで、関係性も大して築き上げて来てはいない……という個性派6人(える、三枝明那、ジョー・力一、鈴木勝、緑仙、童田明治)が選抜され、奇跡の一体感を創造! ここに1stアルバム『シナスタジア』を完成させてみせた。脇役不在、全員主役、そもそもグループ活動に適していないのかもしれない6人が巻き起こす、いまだかつてない革命物語の序章的インタビュー。ぜひご覧あれ。 参加メンバー(3者同時オンラインインタビュー): 三枝明那、ジョー・力一、緑仙 2Dと3D、ヴァーチャルとリアルの境界線がより曖昧になっている --Rain Dropsのメジャーデビューアルバ
収益を全てコロナウィルス救済支援に寄付するオンラインフェスティバル【Secret Sky Music Festival】が日本時間の5月10日に開催された。 ポーター・ロビンソン主催で行われたこのイベントは2019年の【Second Sky】に引き続きフランスの盟友Madeonや、オランダのDJ San Holo、スウェーデンのアーティストNanobii、日本からキズナアイ、長谷川白紙、kz(livetune)といった世界各国のアーティストがライブ配信で参加し、オンライン上を賑わせた。 約14時間にも及ぶライブストリーミング配信は述べ25万人もの人々が視聴し、架空のフェスティバル会場を催した特設サイトには世界中からたくさんの音楽ファンが集まった。 バーチャル空間に作られた会場では終始パフォーマンスに対するコメントが溢れ、ここ日本でも#SecretskyがTwitterのトレンドにランクイン
バンドリ!プロジェクトから生まれた第3のリアルバンド「RAISE A SUILEN」。バックバンドからスタートし、その後、Raychell(Ba.&Vo.)、夏芽(Dr.)、倉知玲鳳(Key.)の3名で「THE THIRD(仮)」を結成。さらに2度のライブを経て、小原莉子(Gt.)と紡木吏佐(DJ)が加入して、現在の正式バンド名に至る。 バックバンドとしての高い演奏技術はもちろん、オリジナル楽曲では独自の世界観と音楽性を感じさせて、観客を魅了。さらにデビュー後73日で日本武道館公演を成功させるなど、目覚ましい活躍を見せている。 そんなRAISE A SUILENの盟友であり立役者でもあるRaychellと夏芽に、2人が歩んできた道のりとたどり着いた先にあったものを、じっくり語り合ってもらった。 初めての出会いは審査する側とされる側 ――今回は対談ということでお二人に存分に語り合っていただき
和田彩花「アイドルの解釈を広げる」アンジュルム卒業の真相とその未来、言動への賛否両論、新型コロナで公演中止――想いの丈語る 昨年6月までハロー!プロジェクト及びアンジュルムのリーダーとして活躍してきた和田彩花。今現在はアイドルの解釈を広めるべくソロへ移行し、音楽中心により幅広い表現活動に日々勤しんでいるが、そんな彼女にインタビューを敢行(※2020年3月後半に実施)。…
一般社団法人日本音楽事業者協会、一般社団法人日本音楽制作者連盟、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会が、「エンターテインメントを愛する皆さんへ」として、3月4日に新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた共同声明を発表した。 2月26日に政府の新型コロナウイルス対策本部より、大規模なスポーツや文化イベントの中止もしくは延期が要請されたことを受け、様々なイベントの中止や延期が決定している。声明文では、それらの中止、延期を「皆さんの健康が優先されることが大事という、強い気持ちを持って判断した」とした上で、「開催に向けて準備してきた苦労や、開催することで得られる充実感や達成感、そして何よりもオーディエンスの皆さんと分かち合えるかけがえのない喜びなど、経済的な損失以上に、その代償は大きなものがあります」と述べた。 そして、これ以上感染が広がらないよう「今一度正しい知識と関心を持っていただき、これ
<インタビュー>TikTokでも人気、トーンズ・アンド・アイが語る「ダンス・モンキー」の大ヒットについて オーストラリアはモーニントン半島出身のシンガー、トーンズ・アンド・アイが旋風を巻き起こしている。彼女が路上ライブの拠点とするため、バイロンベイに移り住んだのが2018年初頭のこと。そこで早くも手応えを感じた彼女は、務めていた小売業の仕事を辞め、1年間ワゴン車で生活しながらバスキングを続けていたという。 そして2019年、デビュー・シングル「ジョニー・ラン・アウェイ」が、2週連続でオーストラリアのラジオ番組で「最も多く再生された曲」としての記録を樹立。続く2ndシングル「ダンス・モンキー」は、オーストラリアのシングル・チャートで24週1位を獲得し、歴代記録を塗り替えたうえ、その人気は本国から世界中へ飛び火。米ビルボードのソング・チャート“HOT 100”では、最高5位にまで到達してみせ、
<コラム>UKジャズシーンを席巻するエズラ・コレクティヴ、そのエネルギーを支える“カルチャー”(TEXT:柳樂光隆) 2月に来日公演を行うUKジャズシーンの再注目バンド、エズラ・コレクティヴ。“UKジャズ”の盛り上がりは近年の音楽シーンのトピックスの一つであったが、その真打ちとも言える存在が、いよいよ日本のリスナーの前にお目見えとなる。 性急に注目が集まったことで一部では、ややハイプ的な見方もされてきたUKジャズのシーンとそのアーティストたちだが、近年は来日公演も増え、彼らが音楽を通して打ち出している価値観や、その魅力もより明らかになりつつある。今回はエズラ・コレクティヴをきっかけに現代のUKジャズシーンへの理解をより深めるべく、『Jazz The New Chapter』の監修者で、2019年に現地ロンドンでの取材も行ったジャズ評論家の柳樂光隆氏に解説してもらった。(以下、文:柳樂光隆)
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