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緊急事態宣言が解除され、少しずつ経済も復活しつつあります。しかし、コロナ以前に元通りというには程遠く、むしろもう元通りにはならないだろう、何かを変えなければと感じておられる方は多いのではないでしょうか。 緊急事態宣言が発令されている間、私に何かできることはないだろうかということで、4月末から6月頭にかけて、週2回くらいのペースで無料Zoomセミナーをやっていました。具体的には、いつも新規事業創出・経営改革コンサルティングを一緒にさせていただいており、国内外の多数の企業で経営改革に取り組んで来られた元マッキンゼーの赤羽雄二さんとともに、『After/Withコロナをチャンスに変える!』というテーマで、無料Zoomセミナーを全5回のシリーズでやりました。 本シリーズの後、『3倍速で個人・チーム・組織を改革し、After/Withコロナ時代に対応する方法』というテーマで、全6回のシリーズもやりま
緊急事態宣言が解除され、少しずつ経済も復活しつつありますが、2020年の年初には、誰もこのようなことになるとは想像していなかったと思います。それくらい、この数ヶ月の変化の速度と大きさは大変なものでした。 緊急事態宣言が発令されている間、私に何かできることはないだろうかということで、4月末から6月頭にかけて、週2回くらいのペースで無料Zoomセミナーをやっていました。 具体的には、いつも新規事業創出・経営改革コンサルティングを一緒にさせていただいており、国内外の多数の企業で経営改革に取り組んで来られた元マッキンゼーの赤羽雄二さんとともに、『3倍速で個人・チーム・組織を改革し、After/Withコロナ時代に対応する方法』というテーマで、無料Zoomセミナーを全6回のシリーズでやりました。 本シリーズの前に、『After/Withコロナをチャンスに変える』というテーマで、全5回のシリーズもやり
みなさんの周りにも、「この人はハイパフォーマーだなあ」という人、いませんか? 弁護士業界というのは化け物揃いでして、いろんな意味でハイパフォーマンスな人(「いつ寝てるの?」ってくらい労働時間が尋常じゃない・専門分野の知識がハンパない・頭のキレがすごすぎるなど)がゴロゴロしているので、おかげさまで謙虚にならざるを得ないという環境なのが、1つありがたいことだなと思っています。 少し話は逸れますが、先月から、東京で月1回、「マーケット開拓実践会」というイベントをこっそりと始めています。これは、1業種1人・マーケットの新規開拓の仕事をされている方限定で、いろんな分野のマーケット開拓のノウハウを共有するという企画です。 昨日、第2回を開催し、今回はSIerで1人で売上1億円以上を叩き出し続ける発表者が大変気合の入った、なおかつ非常に実践的な発表をしてくださったので大変盛り上がったのですが、その中でハ
弁護士1年目の私が何をしていたか 弁護士1年目の私は、自分で選んだ道とはいえ、心身ともにとてもきつい日々を過ごしていました。 2014年1月に弁護士登録し、同時に弁護士業含めて4つの事業(弁護士業・NPO法人・株式会社・合同会社)を立ち上げたので、無限にやるべきことがありました。ストレスで首と肩はバキバキで、体重は右肩上がりで増え続け、土日は仕事をする以外は寝るだけで終わっていました。 当時所属していた法律事務所は、若手を育成するというコンセプトで、新人弁護士を教育しては2年で独立させるという少し変わった事務所でした。 私は2年で弁護士として独立してやっていけるだけの技量を身につけないといけなかったので、10時から18時までの間は必ず弁護士業をやり、その後に他の事業の仕事をするようにしていました。 2年で独立、使える時間は1日8時間まで、体力的にもきついという制約がある中で、最速で独立して
どこの会社でも、30〜40代のマネージャーの方は、部下のマネジメントには苦労しています。言うことを聞いてくれない、やる気がない、意図していないことをやる、なかなか成果が出せない・・・マネジメントの問題は尽きません。 ただ、マネージャー自身にとっても、会社にとっても、人材というリソースを使って成果を出すことの重要性はますます強くなっていますし、個人がチームを率いてどんどん社会を変化させていくという方向性においても、メンバーに対して適切にフィードバックして成長してもらうことは極めて重要です。 そこで、今回は、自戒も込めつつ、仕事でうまく成果を出せないとか、仕事が遅いといった問題を抱える部下に対して、どうアドバイスしたらいいか、私の経験も踏まえて書いてみたいと思います。 技術①:「部下にアドバイスしてあげよう」という意識を捨てる 部下が仕事で問題を抱えていると、「アドバイスしてあげよう」「自分が
昨日、カルロス・ゴーン氏が記者の前で会見を開きました。私も全部見ましたが、特に目新しいこともなく、彼の身の潔白を証明し、世界の世論を味方につけるという点ではむしろ逆効果ではないか、というのが正直な感想です。 しかし、彼が有罪か無罪か、という点については、私はまったく興味がありません。日産と検察が仕組んだといった話もどうでもいいです。おそらく多くの弁護人も、この点は同じではないかと思います。 彼は、会見で「公正な裁判を受けられるのであれば、レバノン以外でも受ける」、と言っていました。しかし、彼が罪を問われている金融商品取引法及び会社法は、日本の法律ですから、それらに違反するかは日本の裁判所でしか判断できません。それらの公訴事実についての有罪無罪の判断は、日本の裁判所でやっていただければと思います。実質的な意味においても公正な手続で裁判が行われるのであれば、結果はどちらでも構いません。 問題は
2020年、庚子の年になりました。あけましておめでとうございます。 一般的には今年はねずみ年と呼ばれていますが、正確には庚子(かのえ・ね)の年です。これは陰陽五行説の誕生時から数千年近く使われている暦の呼び方ですが、60ある干支(かんし)には、すべて意味があります。 今回は、陰陽五行説的な意味合いを手がかりに、2020年の社会の動きと、私個人がどう動くかについてまとめたいと思います。 「庚子」という年の意味合い 庚(かのえ)とは、木・火・土・金・水という五行のうち、「金」を陰と陽に分けた陽を意味します。金の陽が庚、陰が辛です。 庚は、鋼や武器を意味します。斧が一番わかりやすいかもしれません。 漢字の成り立ちは諸説ありますが、鐘が吊るされている状態であったり、植物が殻を破って姿を表す直前の姿を表したとも言われています。精神世界ではなく物理世界で、硬いもので切り裂いていく、押し通すイメージです
2019年はなかなか変化の激しい1年でした。 劇的に変化が激しくなったのは正確には2018年の12月からですが、一言で説明するとプロフィールに書いてあるとおりです。 2018年 銀座にオフィスを構えるブロックチェーンベンチャーのBINARYSTAR(バイナリースター)の事業立ち上げに参画。大阪からリモートでマネジメントし、1ヶ月半で事業を立ち上げる。「日本最大のブロックチェーン・ビジネスハブ」というコンセプトを掲げ、元マッキンゼーのパートナー・『ゼロ秒思考』の赤羽雄二氏とともに、大企業向けの新事業創出・経営改革コンサルティングを開始。 2019年 BINARYSTARにおいて、ブロックチェーンに関する技術・法律・ビジネスの講演を多数実施。毎月開催しているブロックチェーンビジネスアイデアソンの講師も担当。 弁護士業においては、大企業のプロジェクトを受託する「プロジェクト型企業法務」を本格化。
私は、2016年にTBSのSASUKEに出場したことがあります。 当時、私は書籍出版のストレスでかなり太っており、体重が72キロくらい(身長166センチ)ありました。痩せたいなと思っていたところにSASUKEのオーディションの告知が流れてきたので、痩せる動機づけにしようと思い立ち、応募してみたのです。 もともと器械体操部でしたので、たぶんなんとかなるだろうという気持ちもありました。 思い立ったのが3月末。本番までしばらく時間あるだろうとタカを括っていたら、以下のとおり2ヶ月弱しか時間がなかったので、大急ぎで体重を減らす必要がありました。 3/31 SASUKE参加を思い立ち、減量開始 4/8 オーディション締め切り 4/10 書類選考結果通知 4/16 オーディション(関西) 5/8 本戦出場の連絡 5/28 本戦@緑山スタジオ ちなみに、1stステージのスタート地点はこんな風になってます
悪循環からいつまで経っても抜け出せない、そんな方は結構多いのではないでしょうか。 私たちの身の回りには、たくさんの悪循環があります。痩せたいけどまったく痩せられない、職場の問題がいつまで経っても解決しない、パートナーとの関係性がどんどん悪くなる、自分のメンタルがどんどん落ち込み続ける・・・ もちろん、悪循環に巻き込まれてしまっている人は、なんとかその状況を解決しようと試みます。しかし、なかなか解決しないからこその悪循環。むしろ解決しようという試みがさらに事態を悪化させることもありますね。 そこで、今回は「悪循環からどうやって脱出するか?」について書いてみたいと思います。 そもそも悪循環とは? 悪循環とは、悪い結果が発生する構造ができあがってしまっている状態です。いくつかの要素が連鎖して、悪い結果につながるという構造ができているということです。一度この構造ができてしまうと、脱出するのは困難で
カルロス・ゴーン氏は、なぜ逃亡したか。 日本の刑事司法の闇のフルコースを喰らい、絶望したから、ではないでしょうか。 何か問題が起こると、誰かの責任問題にしたい人たちがいます。しかし、最初に申し上げておくと、今回の件に限っていえば、保釈を認めた裁判所にも、保釈請求を通した弁護人にも、一切責任も問題もありません。 これは、日本の刑事司法システムをきちんと理解している人にとっては当然の理解です。本件で裁判所と弁護人の責任を問おうとする人は、日本の刑事司法に関する基本的な知識がないし、本件の特殊性を過大評価しているだけと言っていいでしょう。 他方で、おそらく刑事弁護に携わる多くの弁護士は、彼が逃亡したくなった理由に、理解を示すと思います。 彼の弁護人を務めている高野隆先生は、昨日、ブログでこのようなコメントをされておられました。 確かに私は裏切られた。しかし、裏切ったのはカルロス・ゴーンではない。
30代以降、らせん状にキャリアアップしていくための連載企画、3回目です。 1回目は大きなフレームワーク、2回目は大きな方向性を決めるための具体的な方法論をご紹介しています。 キャリアの大きな方向性が決まったら、次はその方向性を実現するためのフィールドを選びます。フィールドとは、業界・職種・会社のことです。この考え方は、特に転職のときに威力を発揮します。実際に、私が転職のアドバイスをしている人は、全員給与がアップしています。 また、フィールドと仕事の選び方、仕事に対する考え方でまったく生産性が変わってきます。 まずはフィールドの選択の重要性について説明します。 自分の給与は、自分のパフォーマンスではなく業界の伸びと会社の利益によって決まる 自分の給与の額は、会社で自分が出した成果に比例して上がると思っていませんか? あながち間違いではないですが、パフォーマンスに比例して変動する額は、よほど並
前回の続きです。 前回: www.igaki.work 前回は、①自分のやりたいことと実現可能性から選択肢を絞り、それを②自分のこれまでの実績や強みが活きるものかどうか、③これからの社会で必要とされそうかという点から確認すると大きな方向性を決められる、と書きました。 この記事では、以上のうち①について、具体的な方法をご紹介します。 ①自分のやりたいことと実現可能性から選択肢を絞る方法 紙に書き出すワークのやり方です。全部で7つのテーマをご用意しますが、書き出し方は、「ゼロ秒思考」のA4メモ書きのやり方をおすすめします。 ゼロ秒思考のA4メモ書きのやり方 A4メモ書きのやり方は、とてもシンプルです。 A4用紙を横置きにする 左上にタイトル、右上に日付を書く 本文を4~6行で各20字程度書く。A4 横幅の3分の2程度が目安(今回は、右3分の1のところに縦線を引いて区切ってください) 1分でタイ
30代で今後のキャリアをどうしていくかで悩んでいる方が周りに結構います。私自身も概ね方向性は決まってはいるものの、はっきりと定まっているわけではありません。 ただ、自分のキャリアの方向性の決め方はなんとなく定まってきたので、連載という形でまとめておこうと思います。 30代までの世代にとって、キャリアを真剣に考えるのは当たり前の時代 ここ数年で、パラレルキャリア、複業(副業)、キャリア3.0といった言葉が当たり前のように語られるようになりました。本屋でもそういった本が増えたと思います。 私自身は2014年に、「これからは1人の人が複数の仕事を持ち、会社をまたいで仕事をする時代が来るだろう」と考えて、一度に4つの事業を立ち上げたりしました。 当時はまだ、今ほど複業(副業)への社会の関心は高くなかったのですが、この5年の間に、政府が副業解禁の方向に動き、人生100年時代が現実のものになりつつある
私は普段、弁護士と経営コンサルタントという、一応プロフェッショナルと呼ばれる仕事をしています。今日は、自分の仕事の価値をなかなか理解してもらえないということについて書こうと思います。 プロフェッショナルの仕事は、費用が高いと思われがち プロの仕事というのは専門性が高く、クライアントはその専門性による問題解決を求めて依頼するわけですから、その情報格差ゆえに仕事内容がクライアントに理解されないのはある意味当然です。しかし、仕事の価値をクライアントに理解してもらえないと、お互いに不幸な状態に陥ることがあります。 たとえば、その結果起きがちなのが「費用/報酬が高い」というクレームの発生です。私は幸いほとんど依頼者から言われたことはないのですが、「弁護士費用は高い」という印象は多くの方がお持ちなのではないでしょうか。*1 弁護士費用が高いと思われる理由は大きく3つあると思っています。 弁護士費用は数
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