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世界禁煙デー
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モーター・シティ。 シカゴハウスの大御所のCajmereとCajual recordsの総括的な2枚組ベスト盤が出るということで、YouTubeでCajmere関連の曲を聴き漁っていたところ、古いテレビ番組の一場面のような動画に出くわしました。それが下の動画。 Cajmereの大名曲「Percolator」流れる中、ネオンで彩られたストリップクラブらしき場所のステージを練り踊る黒人の若者達、という強烈な映像で、あまりにも曲のイメージと映像がマッチし過ぎているので、どこかから取ってきた別の映像を曲と重ねたファン制作のビデオなのかなと思いましたが、動画の最後に出てくるテロップ文字「THE NEW DANCE SHOW WILL BE RIGHT BACK」でYouTube検索すると、まぁ出てくるわ出てくるわの物凄い映像の数々。 そして思い出したのは、デトロイトのミュージシャン、Mayer Ha
Pete NamlookことPeter Kuhlmannさん。 テクノミュージシャンでFAX +49-69/450464レーベルのオーナー、Pete Namlookが11月8日に亡くなられたそうです。51歳。 彼の訃報を伝える記事や追悼する文章が多数発表されています。Boing Boingの記事(→Link)で紹介されていたPete Namlookのスタジオ兼自宅での2007年のインタビュー動画というのが、彼の私生活や人間性、音楽観が垣間見れる良い内容だったので、下に貼っておきます。 オープンカーで颯爽と乗り付けたスタジオから見える風景は、見渡す限りの大草原。彼は元銀行員で、退職金を使ってFaxレーベルを始めたということを以前インタビューか何かで読んだ覚えがあります(要出典)。 FaxレーベルはCDで入手しようとすると大変ですが、今はネット配信に力を入れていて、iTunes Storeで多
当世アルバムプロモーション事情。 まだ日本のレコード会社がやってる事例は多くないようですが、英米では発売前のアルバムをストリーム形式で最初から最後まで全曲聴かせてしまうという、いわゆる「全曲ストリーミング試聴」が音楽アルバムのプロモーションの定番スタイルとして急速に普及しつつあるようです。自分の興味の範囲内だと、最近ではFlying Lotusや、Pet Shop Boys、Ricardo Villalobos、Neil Young、Nathan Fake、The Orbなどなど、メジャーインディ関係無く様々なアーティストがやっています。 発売直前にアルバムの全曲を丸々キレイな音で聴かせてしまうというこのプロモーション方法、数年前の感覚なら信じられないスタイルだと思うのですが、次から次へと新しいプロモーション方法が登場する現在の感覚だと、「こうやって話題を作って広く知られることがプラスにな
A Guy Called GeraldとGraham Masseyが再タッグ組んでズラっとアナログ機材並べてライブやったらしい 日本でもやってほしい。 先週末にA Guy Called GeraldとGraham Massey、つまり元808 Stateと現808 Stateの2人が再びタッグを組んでロンドンでライブをやったそうです。 音や動画を探しましたが、まだ発見できず。その代わりにライブの様子を撮影した写真がオフィシャルに公開されています。 909、808、303、101など、あの時代のRolandのアナログ機材がずらっと並んでいて、音がなくても気分が盛り上がります。Graham Massey曰く「クリシェ(常套句)は使わない」とのことですが、じゃぁ一体どういう音になっているのか、とても気になります。 そして、ライブのタイトル(ユニット名?)は「Rebuild Live Acid J
真相に迫る! いきなりタイトルに反することを書きますけど、正確には、8月に出たfabricシリーズ最新作「fabric 65: Matthias Tanzmann」はiTunes Storeでも配信されていて、これが2001年から続くロンドンの老舗クラブfabricがリリースしてきたミックスシリーズ「fabric」と「FABRICLIVE」を通じて、初のiTunes Storeでの配信作品になります。 では、何故これまでfabricはiTunesで配信してこなかったのか、何故今回の「fabric 65: Matthias Tanzmann」は配信されているのか、その理由について、レーベルのプロダクトマネージャー、Leo Belchetzさんがレーベルのブログでくわしく説明しています。これが現在のDJMixのデジタル配信事情についてよくわかる面白い文章だったので、全部ザザッと訳してみました。
「Since I Left You」は2000年のリリース。 2010年の6月に「The Avalanchesの10年振り2ndアルバムが(ほぼ)完成しているらしい」という記事を投稿してから2年経ちました。他サイトのニュース記事を紹介してるだけの記事なのですが、とは言え、こうも状況が動かないと、自分が嘘記事を書いてしまったような心苦しい気持ちがあります。 ずっとThe Avalanches情報は追い続けているのですが、「シングルが2011年に、アルバムが2012年に出る」というところで情報は止まったまま、2012年も残すところあと4ヶ月ちょっとという状況の中、ちょっと動きがあったので、状況をまとめました。 アメリカの音楽情報サイトPitchforkがThe Avalanchesのニューアルバムについての情報をまとめた記事を掲載しました。 ■ The Avalanches' New Albu
80年代に流行したワシントンDC発のファンク「Go-Go」を網羅したCD2枚組全24曲のコンピレーションアルバムがJoey NegroのレーベルZ recordsからリリース。 Go-Goは大好きなのですが、何枚か定番アルバムを聴いている程度で、それ以上深く入り込みたくても入手困難な音源が多く、CD化もされていなかったり、CD化されていてもやたら音質が悪かったり、廃盤で入手困難だったり(たとえばTrouble Funkの名作「Drop The Bomb」はアマゾンで5000円とか8000円とか →Amazon)と、興味を先に進めることが出来なかったのですが、ここに来て素晴らしいコンピレーション盤が登場しました。定番どころのアーティストの大部分が押さえられていて、音質のほうもしっかりリマスタリングされていてバッチリでした。 Go-Goとは、アメリカの首都ワシントンDCで生まれたパーティーファ
デッドマウスさん。 カナダ人のテクノ系アーティスト、Deadmau5さんが「テクノ(EDM)のライブはみんな再生ボタンを押してるだけ」というようなことを言って、ちょっとした騒動になっています。 ことの発端は下の米ローリングストーン誌のインタビュー記事。拙訳失礼。 ■ On the Cover: The Rise of Deadmau5(rollingstone) David Guettaは2台のiPodとミキサーを使ってトラックを再生させてるだけだ。「これはAkonとの曲だ。チェケラ!」って感じ。Skrillexだって技術的に難しいことは何もしていない。ノートPCとMIDIレコーダー(注:MIDIコントローラーの誤記?)を使って彼の曲を再生してるだけ。みんな(リスナーは)賢くなって誰が何をしてるか分かるようになってきてはいるけど、いまだにボタンプッシャー(再生ボタンを押すだけのアーティスト
タイトルは「Punk Britannia」。 毎度おなじみ、YouTubeにイギリスBBCの音楽ドキュメンタリー番組が丸々全部アップロードされてますシリーズ、今回はイギリスのパンクムーブメントの前夜から後日までを特集した「Punk Britannia」です。まだ今月に放送されたばかりで、全3時間。 第一回「Pre-Punk 1972-1976」はこちら。第二回「Punk 1976-1978」はこちら。 まだ第一回と第二回はさらっと飛ばしながら視聴した程度なのですが、第三回「Post-Punk 1978-1981」が自分の音楽趣味の中心をズバっと突いていたので、まずこちらからじっくりと鑑賞させて頂きました。 ■ Punk Britannia Post-punk (1978-1981) (BBC4) Punk had shown what it was against - now what w
イギリスのMatt CutlerさんによるLoneの5枚目のアルバムは90年代レイブ調の元気のいいテクノ。 この音がR&S Recordsから2012年にリリースされるっていう事実に「テクノも一周回ったな」という感慨を強く持ちました。照れみたいな部分がまったく無くストレートに90年代しています。90年ごろのイギリスのレイブや初期のドラムンベースを入り口にテクノを聴き始めた者としては、この雰囲気には逆らえないですね。このシンセの和音。Loneさんは26歳くらいで、R&Sで好きなレコードはAphex Twin「Classics」だそうです。 Loneのこれまでの曲は「そこまでやらなくても…」というくらい圧縮されてくぐもった独特の音質で、曲のテンポもBPM125くらいが中心、デトロイトテクノっぽさが強かったと思うのですが、今作「Galaxy Garden」はかなり音色がクリアでテンポも速いです。
デトロイトのレコ屋がJ Dillaのレコード7000枚や数100本のテープを倉庫から発見 - 謎のビート集も(追記2つあり) テープの中身は。 J. Dillaのレコードコレクションがデトロイトのレコード屋で売られていると言う話がニュースになったのが先週くらいでしょうか。 ■ EXCLUSIVE: J. Dilla’s Mom Gets Hundreds Of Unreleased Tapes, Artifacts, Manuscripts(AllHipHop.com) Fans around the world will now have the chance to hear new, previously unheard material by J.Dilla, thanks to a record store owner in Detroit, who discovered hund
Kraftwerkが4月10日からニューヨークのMoMAで連夜ライブをやってるのを記念して、Kraftwerkのカバーアルバムをご紹介。去年末にリリースされた、スイスのジャズバンドMenschMaschineによる全曲Kraftwerkカバーのアルバムです。グループ名はもちろん「Man Machine」のドイツ語表記「Mensch Maschine」から。 13曲プラス隠しトラック1曲で全14曲収録。ジャズカバーと聞くと高級ホテルのラウンジバー的な企画臭の強いカバーに身構えてしまうと思いますが、これはなかなかラウンジバーでは聴けない挑戦的な内容です。元曲のフレーズやリズムを不必要にいじりすぎず、しかし崩すところはジャズ的な発想で大胆に崩す、尊敬具合と逸脱具合が素晴らしいバランスでつりあっています。おまけにファンキーときたもんですから、これはもうたまりません。 バンドは4人組で、楽器構成はピ
Richard D. Jamesの曲と90年代頃のクラブヒットの自作マッシュアップばかりをまとめたDJ Mixを作りました。 ■ AFX : Selected Mashup Works 88-01(mixcloud) Matsu & Take's mashup mix of club hits during 1988-2001 x RDJ. 自分がDJする時のためにコツコツ作ってきた「Aphex Twin x 90年代頃のポップスチャートに入ってたようなクラブミュージック(おもにハウス)のボーカル」というマッシュアップ作品がそこそこなボリュームになってきたのですが、披露する場面の見当たらないタイプの曲が大半なので、軽くミックスして公開することにしました。 ダウンロードはこちら。いつまで置いておくかはわかりません。 さて、MP3が配布されるところに告知あり。4月4日にgroup_inouのC
自分はTraktor派です。 ニューヨークのベテランDJ、という表現では軽過ぎる気がしますが、DJのフランソワ・ケヴォーキアン(François Kevorkian、François K)がFacebookで「デジタルDJ」についての議論をしています。 フランソワ・ケヴォーキアンは近年パソコンを使ってのデジタルDJスタイルに移行しているそうですが、トップDJに対する期待なのか、彼がパソコンでDJをすることに対して直接的・間接的に中傷を受けることがあるようで、それらの声に対してFacebookに熱い文章を投稿してます。これが興味深い内容だったので一部を翻訳してみました(いつもの感じの雑な訳ですが)。 ■ Living In A Digital World - Part Seventy-Two. (..the ongoing saga)(Facebook) Deep Spaceに2人のゲストD
当ブログは寡作アーティストの風説を流布するタイプのブログです。 情報の出どころはBBCのネットラジオ局BBC 6 Music。2月18日に放送された番組の中で、DJがBoards Of Canadaを紹介する時に「The Campfire Headphase 以来のニューアルバムがもうすぐリリースされる、2枚組になるだろう」という話をしたとのこと。 ■ BBC6 Says Boards Of Canada Have A New Double Album (ology) This track I’m gonna play, it’s from their last full album, which is The Campfire Headphase from 2005. They’ve got a new album coming out soon and I think it’s gon
One nation under a groove。 P-Funkの総帥、ジョージ・クリントンが50,000ドル(約400万円)を目標にした資金調達をオンライン資金調達サイト「IndieGoGo」でスタートさせています。その使途は、P-Funkクラシックのテープの「保存」と「再創造」だそうです。via prefixmag ■ Fundraiser for George Clinton, C Kunspyruhzy and What Production Studios(indiegogo.com) 「どんどん広めてくれ」ということなので、文章を翻訳してみました。なにか間違ってたら教えて下さい。 Our Story Dr. Funkenstein, Mr Wiggles the Worm, Lollipop Manなど、彼は様々な名前で活動しているが、どの名前で呼ぼうと彼の仕事を避けて通るこ
スカーフです。 ブレイクビーツの代名詞、The Winstonsというバンドの曲「Amen, Brother」の間奏から取られたブレイクビーツ、通称「Amen Break(アーメン・ブレイク)」。 ヒップホップに始まり、テクノ、ドラムンベース、ポップス、コマーシャル、なんでもござれのどこに居ても聴こえてくるこのビートが、ついにスカーフになりました。(via residentadvisor) ■ The Amen Break Scarf(andrewsalomone.com) This is a scarf I knitted based on a sample of the The Amen Break. I took an image of the waveform of the amen break and converted it into a knitting pattern, w
ルーク・ヴァイバートが1995-98年に作ったPlug名義の未発表ドラムンベース全10曲。 ルーク・ヴァイバートはPlug名義以外でも、Wagon ChristやLuke Vibert、最近だとAmen Andrews名義でドラムンベース/ジャングルの曲をリリースしていますが、Plugのコンセプトなのか、昔の機材環境だからなのか、Plugの音は他の名義でのドラムンベースとは少々おもむきが異なっています。インチキっぽい上品さとノスタルジー。ラウンジ音楽やライブラリー音楽のようなホテルのロビー感満載のサンプルネタで作られた、まさにパパのためのドラムンベース、手品師のティータイムジャングルです。このアルバム「Back On Time」の音は当時の音そのまんまです。 アルバム「Drum N’ Bass For Papa」リリースが1996年ですから、もう16年も経つのですか。1995年のPlugの
あなたが若かった時の空はどんな感じでしたか? アメリカの音楽雑誌SPINのサイトに「It Was 20 Years Ago...」という20年前を振り返る月刊連載インタビュー記事が載っていて、これまでにMatthew Sweet、Chris Cornell、Naughty By Natureが登場して自身の20年前のヒット曲やアルバムを振り返っているのですが、今月のこの連載にThe Orbのアレックス・パターソン(Alex Paterson)と、サポートメンバーだったユース(Youth)が登場して、1990年にリリースされたThe Orbのヒット曲「Little Fluffy Clouds」について語っています。知らなかった面白い話がいくつもあったので一部翻訳してみました。拙訳失礼。 ■ The Orb Look Back on 20 Years of 'Little Fluffy Clo
年末の恒例行事です。 2011年にリリースされた新譜の中から、よく聴いたものを選びました。 ■ Well Spent Youth - Isolée ドイツミニマルテクノの至宝、Isolée5年ぶり3枚目のアルバム。5年後が楽しみです。(レビュー / Amazon / iTunes) ■ Relax - Das Racist ブルックリンのキューバ人とインド人がサブカルについてラップする、気の抜けたヒップホップグループ。アルバム前のミックステープも含めてよく聴きました。(Amazon / iTunes) ■ 93 Million Miles - Africa Hitech Global CommunicationのMark PrichardとSpacekのSteve Spacekが結成したUKベース音楽見本市的なユニット。さすがのクオリティと遊び心。(レビュー / Amazon / iTun
雑い…。 アメリカで言うところの「エレクトロニックダンスミュージック」、日本で言うところの「テクノ」の専門用語について、最近までアメリカで発行部数一位を誇っていた大衆新聞USA Todayのサイトに「Electronic dance music glossary(エレクトロニックダンスミュージック用語解説)」という記事が掲載されていて、ちょっと面白かったので訳してみました。解説しているのはアメリカのベテランテクノアーティスト、Mobyさんです。 ■ Electronic dance music glossary(usa today) ブレイクなんとか?ダブ誰々?エレクトロニックダンスミュージックの新たなファンにとってジャンル名やサブジャンル名は迷路みたいなものです。さぁ、それらを区別するのをMobyに手伝わせましょう。 EDM: まず知っておきたいのは、エレクトロニックダンスミュージック(
Resident Advisorの動画。 テクノを中心としたクラブカルチャーを紹介するサイトResident Advisorの日本語版がこの夏にスタートして、翻訳記事や日本オリジナルの記事がジャンジャン投稿されています。その流れの中で、過去にResident AdvisorがVimeoに投稿していたドキュメンタリー動画のシリーズ「Real Scenes」が、日本語字幕がつけられてYouTubeに再投稿されています(YouTubeの字幕機能を使って付けられています : 出てこない時はCCボタンをオン)。 ■ Real Scenes: Berlin(resident advisor) このReal ScenesシリーズではBenchの発案と協力のもと、エレクトロニック・ミュージックにおける重要な都市を音楽/文化/クリエイティブなどの各方面から切り取り映像化する。その街を中心に活動し、同時に世界
Legofeet名義。Skamから。 オウテカがWarpレコードからデビューアルバム「Incunabula」をリリースしたのが1993年ですが、オウテカはSkamから"Legofeet(Lego Feet)"という名義で同名タイトルのEPを1991年にリリースしていました。こちらがRob BrownとSean Boothの真のデビュー作品なのだそうです。これがCDで限定再発されます。 ■ Autechre’s “lost” debut reissued(factmag) The rare debut EP by Autechre – long regarded by fans as the holy grail of electronica – is to receive a limited CD release for its 20th anniversary. このLegofeetのE
musique concrète。 ミュジークコンクレートの創始者の一人、フランスの音楽家ピエール・アンリ(Pierre Henry)のドキュメンタリーがYouTubeに丸々あげられています。タイトルは「The Art of Sounds 」、2006年のフランス制作です。簡単な英語の字幕が入っているので内容はだいたい分かると思います。 ミュジークコンクレートとは何かというのはウィキペディアあたりをどうぞ。 ■ ミュジークコンクレート(Wikipedia) ミュジーク・コンクレートまたはミュージック・コンクレート (musique concrète)は、1940年代の後半にフランスでピエール・シェフェールによって作られた現代音楽のひとつのジャンルであり、音響・録音技術を使った電子音楽の一種。具体音楽とも訳される。人や動物の声、鉄道や都市などから発せられる騒音、自然界から発せられる音、楽音、
「今はどんなバカでもダンスミュージックを作れる」。 元オアシスのノエル・ギャラガー(兄担当)がソロアルバム「Noel Gallagher's High Flying Birds」のリリースに合わせてYouTubeに自分語りの動画を複数投稿していて、その中のひとつがダンスミュージックをこき下ろしている内容だということで話題となっています。 ■ Noel Gallagher: 'Any fucker can make dance music now'(NME) ニュース拡散のもとになったNMEの記事が「ノエル・ギャラガー:今はどんなバカでもダンスミュージックを作れる」というなかなかパンチのあるタイトルなので、「ビートルズをパクってるだけのお前が言うな」的な反応から「そのとおり!ダンス音楽はゴミ」的な反応まで、世界各国の言葉でいろいろと語気荒く吹き荒れております。 ところが、記事タイトルに惑わさ
ピーーーーピロピロピロ。 現在Plastikman名義で世界ツアー中のRichie Hawtin、そのライブの様子を撮影した動画をminusがYouTubeで公開しています。60分のライブを60秒に縮めた映像です。60分を60秒?どういうことかわかりにくいと思うので、取りあえず下の動画を御覧ください。 なにがなんだかサッパリわかりませんが、モデム音のような格好良い電子音が鳴っていて、みんなガンガン手を振り挙げていて、映像と照明がものすごいことだけはこの短縮映像からでもよくわかります。あと傘。ライブのビジュアルを担当しているのはAli Demirel & Jarrett Smith(Derivative)。 この「Plastikman Live 1.5」と題された大掛かりなライブについてRichie Hawtinが説明している動画があります。 観客撮影の動画もありました。 これはものすごい…
すっかりベテラン選手のテクノ/エレクトロ・ユニット、プラッド(Plaid)のオリジナルアルバムとしては8年ぶりとなるニューアルバムです。 8年前の「Spokes」よりもほんの少しビートが強調されているような気がしつつ、ほんの少しダブステップ等のUKベース音楽を意識した音色があるような気がしつつ、ギターや生声をデジタルにシミュレーションしたような音響実験がありつつ、基本的にはいつもどおり。ゲストボーカルなど無し。自分はプラッドの大ファンなので、このプラッドらしさ全開の、ほどよく感情を刺激する複雑で人なつこいメロディー・和音・音色・ビートが聴けるだけで満足です。 アルバムタイトル「Scintilli」はラテン語で“きらめき“の意味だそうです。「きらめきエレクトロ」と書くと苦し紛れのレコード店ポップのうたい文句ような響きですが、このアルバム「Scintilli」の中で聴けるきらめきは、デジタルシ
The Vaccines。 まず、InstagramとはiPhoneのアプリのことで、SNSによる共有機能と画像加工のフィルター機能が充実した無料の写真撮影ソフトです(→iTunes)。イギリスの新人バンドThe VaccinesがこのInstagramを利用してプロモーションビデオを作成しました。 方法はとてもシンプルで、The Vaccinesが出演するロックフェスでInstagramを使って写真を撮影し、ハッシュタグ「#vaccinesvideo」を付けて投稿するようファンに呼びかけるだけ。 それに応えて30カ国以上から投稿された2433枚の写真を元にして作られたのが、下のプロモーションビデオです。曲名は「Wetsuit」。 画面の色彩がいかにもInstagramです。投稿された画像は全て特設サイトで公開されています(→Link)。ちなみにこの曲をプロデュースしているのはThe St
ブブブブブブビビビビビビ…。 まったくC言語のプログラムに関する知識のない自分でも、このノイズの格好良さとシンプルな数式のマジックには意味がわからないままに驚愕します。たった1行程度のC言語プログラムで生成された低bitなデジタルノイズミュージックの数々がプログラムのコードとセットでYouTubeに公開されています(via: motherboard.tv)。 上のようなたった数十文字の単純な記号と数字を書きこむだけで本当にこんなノイズが出せるものなんでしょうか。一文字一文字の意味の詳しい説明を聞いても全く頭の中にとどまりそうにありませんが、作者のブログに説明が書かれています(→Link) 動画の作者はviznutというフィンランド人。小サイズのCGアートを製作するデモシーン(Demoscene →Wikipedia)で活動している人物だそうです。 作者がこの動画を作るきっかけになったという
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