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「5冊だけの本屋」という選書サービスを行っている「5冊だけの本屋 ミホコ」です。本好きな方にも、普段は本を読まないという方にも、読書を楽しんでもらうための活動をしています。 SNSで話題のTSUTAYAから独立系書店まで、魅力的な本屋が集まる名古屋。今回はそんな名古屋で、本好き・本屋好きなら行ってみたい本屋を巡ります。 東京駅
今回の列車旅ポイント ターミナル駅である池袋駅は旅行の基点として便利 池袋駅の徒歩圏内に異国感を味わえるお店がたくさん 東京駅から列車で1本。サクッと立ち寄ることもできる池袋 「池袋にガチ中華のお店が増えている、かなり異国感が味わえる」 そうだっけ? と思った。池袋に4年近く住んでいたので、なんとなく雰囲気は知っている。確かに中華料理のお店や看板は多い気もしたけど、そこまでだったっけ……? 東京駅 「梅舎茶館」で中国茶を愉しむ というわけでJR東京駅から山手線で約30分、JR池袋駅へ向かいます。少しだけディープな池袋中華の旅に出ましょう。 これからご紹介するお店のほとんどが池袋駅西口エリアにあります。ちなみに、ご紹介するお店よりはるかにディープなところもあるのですが、初見では非常に入りにくいので、入りやすさを考慮したお店を巡っていきます。 この写真も西口なのですが、今から紹介する「梅舎茶館
今回の列車旅ポイント 名所もお店も豊富で徒歩圏内! 旅の拠点になる山形駅 山形駅の発車メロディは山形県の民謡「花笠音頭」 バリアフリーが整い、雄大な景色が眺められる村山駅 山形で「肉」といえば米沢牛が有名ですが、それだけじゃないんです。鶏肉、馬肉、そして羊肉も絶品のスポットがあるんですよ。日本各地のローカルフードを愛するライター、白央篤司が今回は「肉」をテーマに、山形を旅します。 東京駅
遠出すると必ずスマホの地図アプリを使ってGPSログをとる、(一応)IT系ライターの荻窪圭です。今回の旅先は、個性的で見ても乗っても楽しい栃木県のローカル線、「真岡(もおか)鐵道」と「烏山線」。さらに、列車の歴史好きにはたまらない保存車両の宝庫へも行ってきました。もちろんGPSログをとったり地図アプリを見たりしながらの列車旅。 東京駅
※本記事は、前編/後編の2回に分けてお届けします。 こんにちは、phaです。 日常に疲れた四十路のおっさん2人、phaと友人の櫛ヶ浜(くしがはま)が動物やスイーツに癒やしを求める、というコンセプトで3泊4日の北海道旅行にやってきました。 前編では、北海道新幹線の中でアニメを見ながら東京から北海道まで移動して、登別で「大湯沼川天然足湯」に入ったり「のぼりべつクマ牧場」で飼い慣らされたヒグマを見たり、札幌でスープカレーを食べたりパフェを食べそこなったりしました。 今回の後編では札幌と函館を巡る予定です。何か日常を忘れられるような素敵なものに出会えるでしょうか。
※本記事は、前編/後編の2回に分けてお届けします。 どうも、phaです。 なんだか最近いつも疲れていてやる気がなくて困っています。いや、僕のことを知っている人なら、前からずっとそうじゃないかというかもしれないけれど、最近は昔よりさらにだめになっている気がする。 多分年齢のせいだ。中年になるにつれて体はどんどん硬くなってあちこちが痛むようになり、もうどうしようもないですね。そんな毎日を少しでも紛らわせるために、遠くへ旅行でもしてみようかと思う。 今回は同じように疲れ気味の同い年の友人、櫛ヶ浜(くしがはま)を誘ってみた。 櫛ケ浜とは、僕が20代の終わりに上京したばかりの頃、ネットを通じて知り合った。それからもう十数年のつきあいで、会うたびに「昔に比べて老けたな」と思うのだけど、多分向こうも同じことを思っているのだろう。 この疲れたおっさん2人で3泊4日の北海道の旅に出かけてみようと思う。何か人
新潟県内の美味しいラーメンを求めさまよう、新潟ラーメン.comです。 今回は、新潟出身の筆者が新潟県外に住む方に向け、新潟駅周辺のおすすめグルメと、列車好きな方におすすめの施設、さらにその施設近辺のおすすめ店をご紹介。新潟グルメの魅力にせまっていきたいと思います。 JR東京駅からJR新潟駅までは、上越新幹線に乗車し約2時間で到着します。 新潟駅構内やその周辺には、新潟でしか食べられない各種ご当地グルメがたくさんあります。 東横 駅南店
旅行の思い出作りに欠かせないものといえば、写真。どうせ撮るなら、きれいで楽しい写真を残したいものです。東日本を旅して、素敵な写真を撮影してきてくれるびゅうたびライターのみなさんに、「すぐに試せる」「簡単」なテクニックを教えてもらいました。 【目次】 旅行先で食べ歩き写真をおいしそうに撮りたい ひとり旅の写真、風景ばかりで寂しいかも おしゃれな色味の写真を撮りたい 流行中のフィルムカメラ、難しいの? 旅行先で食べ歩き写真をおいしそうに撮りたい 楽しい旅先での食べ歩き。せっかくの食べ物をおいしそうに撮影したいけど、なかなかうまくいかない……という方は多いのでは。人が多い観光地では、食べ物を置く場所も、キレイな背景もなかなか見つかりません。 例えば、おいしかったソフトクリームも、普通に撮影するとこんな感じに……。
八戸という場所がある。JR東京駅から東北新幹線「はやぶさ」で約2時間50分で着いてしまう、青森県の南東部にある街だ。農業、漁業、工業が盛んで、八戸港は1966(昭和41)年から1968(昭和43)年には水揚げ日本一を記録している。 そんな街に鮫町(さめまち)という場所があり、鮫駅にはサメの立体的な顔ハメが存在するそうだ。ということで、サメを持って鮫町の鮫駅に行って、サメと一緒にサメの顔ハメをしたいと思う。サメだらけだけど、サメ以外もあるのでご安心を。 東京駅
暮らしのエッセイを書いている柳沢小実と申します。旅も好きで、台湾好きが高じて、台湾を紹介する『わたしのすきな台北案内』『わたしのすきな台湾案内』(ともにマイナビ出版)という著書もあります。 ここ何年か、年に4回、計1~2カ月は台湾へ通っています。特に、屋台から高級レストランまで、バリエーション豊富な台湾料理の数々に、とても惹きつけられます。 食を求めてせっせと台湾へ通っていましたが、東京でもとっておきの台湾と出合うことができます。どこの料理も、現地に匹敵するほどのレベルの高さ。胸を張って紹介したい名店ばかりです。今回は、私の行きつけのお店をご案内します。 五反田 台湾の定番朝ごはんを JR東京駅から山手線で約20分、まずはJR五反田駅に向かいます。 五反田駅から徒歩5分ほどのところにある「東京豆漿生活(トウキョウトウジャンセイカツ)」は、台湾の朝ごはんを体験できる話題のお店。神田「東京豆花
こんにちは。温泉と山を愛する女子旅ブロガー、月山ももです。 暇さえあれば、温泉&登山の旅を楽しんでいる私。今回は、「冬の女子旅」をテーマに「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」に泊まり、冬しか見ることのできない絶景を楽しむことになりました。 もちろん、雪見の露天風呂、魚介やりんごなど青森のおいしいものも堪能してきたいと思います! 【行程】 東北新幹線に乗って八戸駅へ 奥入瀬渓流ホテルにチェックイン 氷瀑ライトアップツアーへGO! 「青森りんごキッチン」で地元グルメを味わう 冬だけのお楽しみ、氷瀑の湯 雪景色に見とれる…奥入瀬渓流ガイドツアーへ! 「八食センター」の魚介七輪焼で旅を締めくくる 東北新幹線に乗って八戸駅へ
温泉オタクのながちと申します。ブログやTwitterで細々と温泉愛を語っていたら、びゅうたびで記事を書くことになりました。最高。インターネットに愛を垂れ流していてよかったと、マジで思いましたね……。 乗り込むのは、秋田~青森の日本海側を縦断する「リゾートしらかみ」。
数分間隔で運行される電車が目の前で行ってしまった時、悔しいと感じた。 同時に、自分は生き急いでいるのではないかと思った。 会社員として働いていたころ、常に余裕がなく、焦っていたように思える。フリーライターになって落ち着くかと思えば、もっと余裕がなくなった。 そんな時はきっと、思いっきりゆっくりする必要がある。急ぐ必要のない場所で、心ゆくまで落ち着きたい。 そんな思いをもって、栃木県奥鬼怒の「加仁湯」という温泉宿を目指した。 SL大樹に乗って鬼怒川温泉へ JR新宿駅から特急電車で約2時間、栃木県の下今市駅に到着した。僕は人生で初めて、ある乗り物に乗る。 それがこちら、SL大樹(たいじゅ)だ。2017年に東武鉄道が約半世紀ぶりに復活運転を行ったSLで、東武鬼怒川線下今市駅から鬼怒川温泉駅までの12.4㎞を走る。大変かっこよく、蒸気と汽笛も相まって迫力が凄まじい。 蒸気を帯びている。蒸気に興奮し
はじめまして、ダーリンハニー吉川正洋です。2歳のころから鉄道が大好きで、今では日本全国に乗りに行っています。そんな私がご紹介したい路線はこちら。 みなさまは、ご存じですか、鶴見線。 さらっと五・七・五のリズムで書いてみましたが、鶴見線は鉄道ファンには超がつくほど有名な路線です。タモリ電車クラブ仲間の土屋礼央さんは「今日はロケの前に鶴見線に乗って気分を落ち着かせてきた」と言っていたことがありましたが、その気持ちよくわかります。 「つ、鶴見線? 一体どこを走っているの?」という方は、こちらをご覧ください。
「ホタルイカの身投げ」という現象をご存じでしょうか? 早春から晩春にかけ、富山湾の深海底にすむホタルイカたちが産卵の時期を迎え、一斉に岸に押し寄せ、やがて打ち上げられます。これが「身投げ」です。 ホタルイカの発光器は刺激を受けると光るのですが、打ち上げられる際にパッと青白く光り、とても幻想的な光景を醸し出します。「身投げ」は「ホタルイカ群遊海面」として国の特別天然記念物にも指定されています。 一方でホタルイカといえば春を彩る美味のひとつ。鮮度が落ちやすく、とれたてが一番うまいとされているため、真のおいしさは産地に行かないと味わえません。 さらに、「身投げ」の見られる海岸では、一般の人でも岸に押し寄せるホタルイカを網ですくってとることができるのです。 美しく光るホタルイカを自らすくいとり、鮮度抜群なまま調理すれば、信じられないほどおいしいのではないか……。 ということで、美しい光景と究極なる
ふと思う。最近、寒すぎるのではないか。 ヒートテックを何枚着ても貫いてくる寒波。バンプ・オブ・チキンだって、「君の冷えた左手を僕の右ポケットにお招き」しているヒマがあったら、さっさとコタツに入って汁粉でも飲みたい気分だろう。 誰にも会いたくない。 何も考えたくない。 寒さのあまりすべてのやる気がなくなったとき、どうすべきか。 そんな僕を救ったのは、ある温泉旅館へのひとり旅だった。 場所は、群馬県・宝川温泉。 「群馬」と聞くと、インターネット民はすぐに「グンマー!」と馬鹿にするが、そんなに荒野ばかりの地ではあるまい。せっかくならこの目で確かめてみようと思ったのが、群馬を選んだ理由だ。 結論、ひとり旅で行くなら、ベスト・チョイスな行き先だったのではないか? と思えてしまうほど癒やされたので、体験レポをお届けしたい。 日々の仕事や寒さに飽き飽きした皆さんが、「群馬に行こう」と思えますように──。
愛車と一緒に乗車して自転車旅ができる列車。 そんな夢のような列車が……あるんです! サイクリストの皆さま、お待たせしました! 2018年1月6日より、JR両国駅と房総半島を結ぶサイクルトレイン「B.B.BASE」が運行を開始しました。 「B.B.BASE」は、「房総半島(Boso)を、自転車(Bicycle)で、駆け巡るための基地(BASE)」をコンセプトに作られた、サイクリストのための特別列車です。 「内房」「外房」「佐原」「銚子」の4つのコースが設定され、毎週末、週替わりで運行します。 今回は、そんな夢の列車「B.B.BASE」に体験乗車してきました! 愛車と一緒に乗り込んで出発進行! 旅の始まりは両国駅から。今回は館山駅まで乗車します。 「B.B.BASE」は、自転車と一緒に車両に乗り込むことができるため、最初から最後まで自転車を解体する必要がありません。 ロードバイクは自転車として
こんにちは! 高円寺の銭湯・小杉湯の番頭でイラストレーターのenyahonamiと申します。週5日は小杉湯、週2日は銭湯、スーパー銭湯、サウナ、温泉を巡る、無類のお湯好きです。今回は真冬の青森でイラストを描きつつ、秘湯を巡ります! 今回のお目当ては“ランプの宿”として知られる青荷(あおに)温泉! そしてユニークな入浴方法“トド寝”ができる古遠部(ふるとうべ)温泉。どちらも“秘湯”で知られ、アクセスが大変だとか……? おまけに電波も届かないとか……? 事前情報の時点でもうハラハラドキドキしつつも、JR東京駅へ! 乗り換え4回!片道7時間の旅が始まる
学生街というものがある。大学がある街のことで、特に大きい大学がある街では、学生が満足するようなお店が軒を連ねている。具体的に言うと、安くて大盛りの飲食店があるのだ。 もちろん学生にとって、そのようなお店はうれしいけれど、学生でなくても「安くて」「大盛り」はうれしい。今回はそんな街を歩き、安くて大盛りのグルメを堪能したいと思う。 早稲田の白富士
2017年は、「国宝」という言葉が誕生してから120年目の節目に当たります。明治維新後、それまでの価値観が大きく変わり、神社仏閣の宝物が破壊されたり、海外へ持ち出されたりするものまで出てきました。そうした時代に「国の宝を守り、後世まで伝えなければならない」との人々の思いが、1897年に「国宝」を誕生させたのです。 2017年11月現在、国宝の指定件数は1,108件。数ある国宝の中でも、1951年に文化財保護委員会が国宝建造物第1号と認定したのが「中尊寺金色堂」です。また中尊寺周辺は、「平泉の文化遺産」として2011年に世界遺産に登録され、世界デビューも果たしています。 今回は記念すべき年にふさわしい旅先として、代表的建造物であり、金箔に彩られた「中尊寺金色堂」を拝観する旅に出かけます。ほかにも平泉の世界遺産、そして岩手のおいしい料理が待っているとあれば、すぐにでも出かけたくなります。 JR
何の前触れもなく「旅に出たい!」と思うことはありませんか? そんな時、着の身着のまま思いついた電車に飛び乗れたらよいのですが、なかなかそうはいかないもの。次の長い休みを待つのももどかしい時は、たとえ一泊二日だとしても、普段暮らす街から少し離れるだけで気分転換になるものです。 唐突に飛び出したくなった時に思いつくのは、いつも鎌倉と熱海でした。鎌倉は日帰りでも充分楽しむことができるので、今回はもう少し足を延ばして熱海へ。私なりの熱海の楽しみ方を、ご紹介させていただきます。 熱海の個性的な街並みを散策 熱海は静岡県にあるため、都内からだと一見遠いように思えますが、東海道新幹線を使用するとJR東京駅からたった45分ほど。座って落ち着いた頃、うとうとする間もなく到着します。 かつて、企業の社員旅行や団体旅行でにぎわった面影には及ばずとも、昨今の熱海人気は盛り返し、駅前には旅が始まる期待にあふれた、た
画集やWebサイトで出合った絵に、心を動かされた経験はありませんか? 音楽や小説、演劇と同じように、絵画は人に大きな感動を与えるものです。 アニメや小説の舞台となった場所を実際に訪れる、いわゆる「聖地巡礼」が盛んに行われていますが、絵画の世界でも同じような試みが可能です。それは作品を所蔵している美術館・博物館へ実際に足を運ぶことです。 筆者は、展覧会で目にし、感動した作品を観るために所蔵先の美術館を訪れます。旅の目的として「絵を観に行く」ことを筆頭に挙げることは、なかなかないかと思いますが、これはこれでとても趣のあるものです。 アジア最大規模のダリ常設美術館 さて、今回は2016年に東京・六本木にある国立新美術館で開催された「ダリ展」で出合った1枚の作品に再び会うために、磐梯朝日国立公園内にある諸橋近代美術館を訪れました。ここはサルバドール・ダリの作品を日本一多く所蔵している美術館であり、
「ウニとは、ほんの少し盛られたものを、ありがたがって食べるもの」 もちろん私だって、そう思っておりました。 高級ですもんねー、ウニ様! ところが、青森に行けば「ウニ? 食べ飽きるほどあるよ」だそうで……。 ええっ。そ、そんなの、ぜひ食べ飽きたいんですけど! さっそく八戸へゴーゴー! まずは隠れた名店で、地物ネタ寿司を満喫! JR東京駅から、東北・北海道新幹線に3時間半ほど乗ると、JR八戸駅着。 駅に隣接したホテルにチェックインしたら、さっそくお寿司を食べに出かけましょう! おじゃましたのは、八戸駅からはタクシーで20分ほどの「鮨 まつさか」。 住宅街にほど近い場所にある、落ち着いた雰囲気のお寿司屋さんです。 大将の松坂広美さんは東京や札幌の江戸前寿司店で修業後、約25年前に地元である八戸に自分のお店をオープン。 ってことは、もしやバリバリの江戸前が食べられるのかしら……! カウンター6席の
東京では、多くの特別展がひっきりなしに開催されています。人気のある展覧会だと入場に1時間以上かかる場合もあり、さらに館内は大混雑。絵を観に来たのか、人を観に来たのかわからなくなってしまうこともありますよね。 今年の夏はそんな大混雑する企画展を避け、ゆったり涼しく楽しめる、魅力的な常設展が充実した美術館を巡ってみませんか。 絶対はずせない!国立西洋美術館 まずは絶対はずせないのが、JR上野駅公園口から徒歩すぐの国立西洋美術館です。西洋美術館といえば、2016年に「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」として世界文化遺産に登録され大きな話題となりました。日本一(もしかしたら世界一)駅から近い、すぐ会いに行ける世界遺産かもしれません。 館内に入ると、中庭にあるロダンの彫刻「考える人」や「地獄の門」が出迎えてくれます。ル・コルビュジエ建築特有の自由な空間、ピロティ部分にチケット
「趣味は自転車で、週末は100kmくらい走ります」と言うと「えっ!?」と驚かれることが多いのですが、より速くより遠くに行くことを目的に作られたロードバイクなら、女性でも軽々と100kmを走ることができます。 ただ、自分の家から自走で行ける範囲には限界があります。 そんな時に使えるのが「輪行(りんこう)」。 自転車を専用バッグに入れて、電車や飛行機など公共交通機関を使って運ぶ方法で、日本中どこへでも自転車旅ができちゃいます! グルメ・景色とも大満足! 自転車旅と相性ぴったりの房総半島 ロードバイクの魅力はなんといっても、自分の脚で走っていろんな所に行けること。とくに房総半島と自転車は相性良すぎなんです! 房総半島が自転車旅に向いているポイントは3つ。 走りやすい一本道で迷子知らず! きれいに舗装され車も比較的少ない。 道の駅や飲食店が豊富で、おいしいものがてんこ盛り。疲れたらいつでも休憩でき
本州最北端の青森県。とても遠いイメージを持たれているかもしれませんが、東北新幹線「はやぶさ」に乗ってしまえば、ほんの3時間ほど。都会では味わえないアートやおいしいものへの期待に胸を膨らませていると、あっという間に着いてしまいます。 今回は青森県内にある話題の2大アートスポット(青森県立美術館と十和田市現代美術館)を巡る1泊2日の旅です。2つの美術館を軸に、「青森アートを満喫する10のポイント」をご紹介します。 これを読んだら、今すぐにでも新幹線で出かけたくなりますよ!きっと。 1:開館10年目を迎えた青森県立美術館 最初の目的地である青森県立美術館は、新青森駅からバスまたはタクシーで10分のところにあります。開館して約10年がたちますが、雪の中に映える美しい白い外観は、時の経過を感じさせません。 外からですと低い建物に見えますが、地下部分に広い展示空間があるので、一歩美術館の中へ入ると、そ
鉄道は、地域によってその良さが異なるから面白い。ローカル線にはローカル線の良さがあり、山岳鉄道には山岳鉄道の良さがある。でも東京の面白さは独特だと思うのである。 ひとことでいえば迫力。 路線がいくつもあり、一編成が10両以上の長い電車が多く、それがひっきりなしに走っているのである。 今までカメラを持って都内を歩き回った経験から、東京ならではの電車の迫力を、最短の移動時間、最高のバリエーションで味わえるよう組んでみた。 まずは東京駅からスタートだ。 王子の「北とぴあ」は絶好の鉄道ビューポイント 東京駅から京浜東北線に乗って王子駅へ。1883年開業の古い駅だが、停まるのは京浜東北線のみなので要注意。 目指すは王子駅北口から徒歩2分の、北区の施設「北とぴあ(ほくとぴあ)」だ。ここの17階展望ロビーからの眺めが絶品なのである。 展望ロビーに出ると、眼下には新幹線、京浜東北線、東北本線などの線路が全
純喫茶の雰囲気とおいしいコーヒーに惹かれて、日々、純喫茶巡りの記録をブログ「純喫茶コレクション」につづっている難波里奈です。 「純喫茶がたくさんある地域はどこですか?」という質問を受けることがしばしばあります。そんな時に思いつくのは「中央線沿線」。浅草や新宿などの繁華街、学生街の神保町や早稲田などにも素敵な純喫茶が多数あって、1つのエリアでたくさん巡れるのはとてもありがたいのですが、続けて訪れると、すぐにコーヒーや甘いものなどで満腹になってしまうのが悩みです。 そこで今回は、この日の宿がある東京駅へ向かう途中に散歩や買い物などを挟みつつ、好きな時にふらりと寄れる「中央線沿線の魅力的な純喫茶」についてお話しします。 【八王子】22種類のコーヒーが自慢の「憩」 まずは、来年で創業50年となる、八王子の「憩」へ。初代マスターであるおじいさまとおばあさま、二代目マスター夫婦の家族で営業しているため
大好物を食べているとき、「一口ちょうだい」と言われたらどう思うだろうか? ぜひ食べてほしい、このおいしさを共に分かち合いたい、と手放しで喜べるだろうか? たいへん心の狭いことを承知で言う。私は嫌である。一口くらいなら……としぶしぶ分けるものの、すべて独り占めしたかったというのが本心だ。それも、こちらが想定していたよりも大きめの“一口”だった日には、恨み節のひとつも言いたくなる。 そもそも、大好物を人に分け与えてもいいというのは、好物への愛が足りないと思う。「一口ちょうだい」は例えるなら、自分の恋人を「一晩貸して」と言われているようなものではないか。恋人を毎晩独り占めしたい、と思うように、大好物も一口一口すべてを独り占めしたいと思わないのか。 さらにいえば、「どんなに好きでも、三食カレーは嫌だ」というのもよくわからない。いくらでも食べたいと思うから、大好物なのではないか。三食ずっと食べ続ける
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