学校現場を歪めるモンスターペアレンツの存在が広く知られるようになりました。 モンスターペアレンツの最も好きな言葉は「人権」です。 つまり彼らは「ひとり人権団体」なのです。 そう考えると、モンスターペアレンツの出現は、人権団体の不当な要求を飲んできた地方教育行政や学校の当然の帰結というべきでしょう。 そして、モンスターペアレンツがいじめ犯罪の加害者側だった場合には、よほど学校がしっかりしていないと解決することは不可能です。 ある高校でかなり酷いいじめが起きた時の話ですが、その高校は非常に骨のある管理職がいたお陰で、加害者を停学処分や自宅謹慎処分にしました。 そしたら、加害者の親が乗り込んできて 「学校の処分のせいでウチの子どもが自殺したら責任取れるのか」とほざいたそうです。 処罰を苦に自殺しても、それが冤罪でない限り自業自得というものです。子ども相手に「自業自得」という言葉が厳しすぎるなら「