十年前に出た「突破力!」という新書にあった質問と堀紘一のアドバイスの要約。 【質問者】 取引先の社長の名刺を紛失してしまいました。しかも会社の前で落としてしまったようで、 それを知った社長がカンカンに怒っていると受付けの人に聞かされました。僕はどうすればいいでしょうか。 【堀紘一】 こういうピンチは、実は最大のチャンスでもある。君はまず頭を丸めてから、子犬を入れたバスケットを携えて謝りに行こう。 そして「この子犬を僕だと思って可愛がってください!」と社長に言うんだ。 こうなると社長も笑って許すしかなくなる。もし許してもらえなくても、君の名前が広く知られることになるだろう。