タグ

ブックマーク / blog.tinect.jp (8)

  • 仕事ってどうやったらできるようになるのかが何となくわかってきた。

    かつて仕事の覚えが悪くて色々と悩んでいた時期の時の話である。先輩医師から 「物覚えの良し悪しなんて、仕事質ではない」 「ぶっちゃけた事をいえば、仕事なんてのは99%の人にはやってれば自然とできるような性質のものでしかない」 「そういうほっておいたら誰でもできるような部分ではない部分にこそ、仕事当の大切なモノがある」 と言われた事があった。 当時は単なる慰めぐらいにしか思わなかったのだが、中堅ぐらいの年齢になった今、彼の言っていた事の意味が痛いほどによくわかる。 実際、仕事の”やり方”自体を身に着けられないという人はほぼ居ない。 多少は習得スピードに差はあるが、それでもせいぜい1~2年もあればその差は埋まる。 じゃあ誰でも仕事が同じようにできるようになるのかというと、それもまた否だ。 この差が何に起因するのか長い間よくわからなかったのだけど、最近になって「受験勉強への取り組み方で上手

    仕事ってどうやったらできるようになるのかが何となくわかってきた。
    sol1og
    sol1og 2022/12/23
    ハイキングのルートを把握してショートカット部分の崖をのぼると良い説
  • ド田舎と大都会の間には、「世界」が感じられるぐらいには豊かな領域がまだまだある

    東京と田舎、東京と地方を見比べ、どちらかを称賛したり罵倒したりする言説はネット上では事欠かない。 そうした時、東京を持ちあげたい人は田舎や地方は不便だと腐し、東京を悪く言いたい人は一極集中だ、お受験地獄だ、土地代の高騰だのを挙げる。 田舎や地方は自然に触れやすく、大都市圏は自然に触れにくい、といった言い草もありがちだ。 当は、首都圏でも案外自然には触れやすく、田舎や地方でも意外と自然に触れにくいものなのだが。 東京への一極集中が再び始まった -日経ビジネス たとえば日経ビジネス『東京への一極集中が再び始まった』という記事がアップロードされた時にも、記事に言及していた人の多くが東京と地方、とりわけ大都市圏と田舎を比較していたのをよく覚えている。 そうした比較の多くは、地方の国道沿いで暮らしている私の肌感覚には馴染まないものだった。 東京と地方を比較する言葉には、重要な中間項が抜けていると私

    ド田舎と大都会の間には、「世界」が感じられるぐらいには豊かな領域がまだまだある
    sol1og
    sol1og 2022/06/14
    “立派なイオンモールで、日用品はもちろん、文化や娯楽の一大中心地としてまとまっている。”というのを見て、地方都市ではまとまったもの以外の選択肢から選ぶという自由がなさそうだと感じた。
  • なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるのか。

    ちょっとまえ、面白い記事をツイッターで拝見した。 企業の採用担当が、面接時に見ているポイントを端的に表現したものだ。 曰く、「事実と意見を分けて説明できるかは圧倒的に重要で、これができない人はかなり厳しい。」とのこと。 クローズな勉強会などで話をしたら好評だったのでブログに書きました / 面接時に見ているポイント – VOYAGE GROUP techlog https://t.co/64ehNAYLAi — Masanori KOGA (@makoga) October 29, 2019 彼がこれを重視する理由としては 「事実と意見を分けて説明するのがうまい人が書いた障害報告書は読みやすい」とある。 確かに読みやすい文章を書く人は、知的能力が高い事が多いので、採用の精度は良いのではないかと推測する。 ただ、この文章を読んで感じるのは、 「なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるの

    なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるのか。
    sol1og
    sol1og 2019/11/05
  • 「若手に劣るベテラン」問題と、「トッププロ」の凄まじさについて。

    前から疑問に思っていた事の一つに、若手に負けるベテランの存在があった。 普通に考えれば、ベテランというのは経験豊富な方々だ。知識も経験もそこそこあるわけだから、少しぐらい仕事を覚えた若手になんて負けるはずがない。 そう、負けるはずがないのだ。 けど現実問題、僕の周りにはビックリするぐらい使えないベテランがいたり、異なる専門分野からやってきた門外漢の方が、専門分野にいる人間よりも博学だったりする事例があまりにも多すぎるのである。 これ、ほんと何でなのか疑問で疑問で仕方がなかったのだけど、最近になって 「素人」と「プロ」、そして「トッププロ」の違いがどこにあるのかがようやく腑に落ちてきた。 というわけで今回は、この3つの人種について、段階を追って説明していこう。 素人とプロの違いがマニュアルを使えるかどうか 日の医者のほとんどは、医学部を卒業し国家試験を合格した後、病院勤めを開始する。 普通

    「若手に劣るベテラン」問題と、「トッププロ」の凄まじさについて。
    sol1og
    sol1og 2018/04/10
  • みんな、リーダーに対して「身内びいき」を期待する。たとえそれが「不公正」であっても。

    知り合いの劇画原作者から聞いた話をしよう。 彼の知人が勤めていた病院で、こんなトラブルがあったらしい。 知人は小児科医で、その病院には、NICU(新生児特定集中治療室)があったため、小児科医が夜間も常駐していた。 ただし、その病院では、一般向けの小児科の夜間外来は行っていなかった。 そこまでやるにはマンパワーが不足していたし(そもそも、小児科医不足の時代に、NICUを運用するのは、かなりの負担だったのだ)、大きな街にあったので、軽症の子どもの診療は、他の病院に任せて、紹介されてくる重症の子どもの治療を担うことに決めていたのだ。 もちろん、周囲の病院もそれを理解していた。 ある夜、彼が当直をしていると、電話がかかってきた。 受付からの電話の内容は、その病院の偉い人(医者ではない)が、「自分(偉い人)の知り合いの子どもが熱を出しているそうなので、診てほしい」と連絡してきた、というものだった。

    みんな、リーダーに対して「身内びいき」を期待する。たとえそれが「不公正」であっても。
    sol1og
    sol1og 2018/03/16
  • 「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話

    この記事を読んで、昔塾講師やら家庭教師やらを掛け持ちしていた頃のことを思い出しました。 AI研究者が問う ロボットは文章を読めない では子どもたちは「読めて」いるのか? これまでのところ、テストを受験した公立中学校生340人のうち、 約5割が、教科書の内容を読み取れておらず、 約2割は、基礎的な読解もできていない ことが明らかになってしまった。 以前Books&Appsさんに寄稿させて頂いた記事でも触れたんですが、塾講師を「出来る子をもっと伸ばす」人と「出来ない子をなるべく救い上げる」人に分けたとしたら、私はもっぱら後者でした。 で、私が塾講師をやっていた頃も、「問題文を読解する」という段階で苦戦する子は何人もいました。 手前みそですが、上記記事からの引用です。 塾講師時代、子どもの「勉強わからない」に対処するうちに学んだこと 国語で印象に残っているのは、「そもそも数行以上の文章を、意味を

    「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話
    sol1og
    sol1og 2016/11/19
  • 他者を変えようとする努力は、大抵徒労に終わる。変えるのは人でなく環境。

    彼がが仕事をきちんとしてくれないのですが…… とか 部長がイマイチで…… といった愚痴とも、指摘ともつかない話をよく聞く。 そして、セットで語られる悩みが「あの人をどうやったら変えられるでしょうか?」だ。 行動を起こす人も多い。「やっぱりじっくり話をすることが必要」とか、「危機感を持ってもらわなきゃダメですかね?」といった抽象的ななものから、「先週、ビシっと言ってやりましたよ」といった具体的なものまで、数々ある。 もちろん、彼らは真面目に考えており、当人たちに気で「変わってほしい」と願っている。 「変わらなければ生き残れない、彼らのためでもある」 と純粋に信じている。 だが、残念ながら、というか当然、というか、上司や同僚、そして部下を変えようとする努力は、大抵徒労に終わる。 人は、人の心を変えることに関しては、ほとんど無力である。 例えば、かつてこんなやり取りがあった。 彼は有能な技術

    他者を変えようとする努力は、大抵徒労に終わる。変えるのは人でなく環境。
    sol1og
    sol1og 2016/10/11
  • 知識を扱う現代のリーダーと、労働力を扱う旧来のリーダーの6つのちがい

    リーダーシップの重要性が強調されて久しいが、未だに「有能なリーダー」は 組織に不足している。 もちろんこれは日だけの話ではない。先進国でも、発展途上国でも、世界のあらゆる場所で リーダーは絶対的に不足している。 なぜリーダーが不足しているのだろう。 それは、簡単に言うと「知識を扱うリーダー」がどのようなものか、キチンと教えられたことがなく、 目にしたこともないひとが多いからだ。 たとえば幼少期の頃を思い出して欲しい。 「リーダー的な人はいましたか?」と聞くと、ガキ大将を挙げる人も多い。 では、ガキ大将は当にリーダーだったのだろうか? 一昔前の会社、戦時中、緊急時においてはそういったリーダー像は間違っていないだろう。 だが、現代の平時においてこれは多分に疑わしいと言わざるを得ない。 単純にチカラが強く、権威によって人を従わせることができるだけではもはやリーダーの役割は果たせない。 「知識

    知識を扱う現代のリーダーと、労働力を扱う旧来のリーダーの6つのちがい
    sol1og
    sol1og 2015/12/07
  • 1