2019-12-14 「男の人嫌いだよね」と言われたことが数回ある。嫌いというか、怖いんだ。 それは人生で、怖い、不安、不快な経験をたくさんしてきたから。*1 どうもそういう経験は交通事故・航空事故のように「滅多に遭遇しない」「人生であるかないか」程度に思う人も多いようだ。 1人の人間が多数遭遇していると知れば、見方が変わるのかなと書いてみる。 これは一個人の体験談である。女性全員の代弁をするつもりはないし、男性全員を責めるつもりもない。*2 被害・加害ともに男女関係なく起きうることでもある。もっと辛い目に遭った人も、酷く傷つく人も、そうでない人もいる。 こうしてほしいという主張も無いが、1点あるとすれば、私が怖がっているときに「気にしすぎ、過剰反応だ、お前が○○した・しないのが悪い、それぐらい許せ」など責めないでほしい。 次のような恐怖を感じてきたし、一度起きるとしばらく精神が削られるの
女性用ストッキング・タイツのメーカーとして老舗・アツギが燃えている。 発端を纏めている記事はこれだ。 アツギが「性的消費」と炎上。タイツを履いた女性のイラストで商品をPR https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5fa09fdec5b686950031a146 ここ最近、一般企業(オタク系企業と対比してこう呼ぶ)が、オタク系コンテンツを使ってPRをすることが本当に増えた。小学生のころから生粋のオタクで、好きなことを仕事にしている僕にとっては、良い時代が来たなあ、と感慨深い。 感慨深いのだけど、忘れてはいけない。 オタク文化はカルチャーの1つでしかないのだ。 それに対して、どういう目が向けられているのかを考え続けないといけない。 そして、一歩間違えばこういう事態が待っているのである。 ・参加絵師たちが大好きな僕の感想この件について、ネットでは
「フェミニストは萌え絵ばかり叩いてる!」と言ってる奴らの視野。 https://t.co/jt5CzkZfS1
100歩譲って無知故ならまだしも桜井誠がどういう人間か知った上で投票した都民はあれだけ居たのだとすれば、本当にゾッとする。在日コリアンに対して虐殺に近いくらいドス黒い願望を抱いている人間がそれだけ居るってことでしょ。
あのさ、自称「非モテ」に訊くけど、結局どうしたいの?。自分を変えたいの?。モテてたいの?。現実彼女欲しいの?。人気者になりたいの?。それとも自分は変わらず、周囲の理解を得たいの?。差別を無くして、イケメンと平等に扱われたいの?。すなわち、モテたい、ってこと?。 よく「非モテ脱出指南」みたいなエントリーに、「非モテを理解していない」みたいなブコメが付くけど、じゃあ、なんなのよ「非モテ」って。どうしてモテないのか、どうしてモテるような行動に移れないのか、個々のディープなコンプレックスや、その元になったトラウマまで理解できないよね。だからこそが万人に有効な「非モテ脱出指南」なんてものあり得ないんだけど。で、そこらへんの「リアルな非モテ事情」を理解してもらった上で、どうしたい訳?。モテ方を知りたい訳?。 そもそも「モテる」ってどういうことよ。恋人を持つことが出来るって事?。複数の異性に好意を持たれ
九段新報 犯罪学オタク、新橋九段によるブログです。 日常の出来事から世間を騒がすニュースまで犯罪学のフィルターを通してみていきます。 コンビニ大手3社が、8月末までに「成人向け雑誌」の販売を取りやめることを決めた。女性や子供、訪日客などへの配慮を理由としている。 表現の自由や「成人向け雑誌」「成人誌」の定義の曖昧さから、こうした判断を懸念する声も上がった。一方で、BuzzFeed Japanの記者がTwitterで「来店しやすくなる人がいるのか。非実在なんじゃ」などと発言し、多くの批判を浴びた。 実際には「コンビニに行きやすくなる」と歓迎する人はいる。BuzzFeed Newsはそういった人たちの思いを改めて取材した。 成人向け雑誌の販売をめぐっては、1月21〜22日にセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートが8月末で販売を中止することを決めた。大手3社が足並みをそろえた。 ファミリー
nlab.itmedia.co.jp タイトルの通りである。私の両親は共働きだったので、中学高校と6年間、自分で弁当を作って学校へ通っていた。なので、こういう「給食か弁当か」問題については、色々言いたいことがある。 結論から先に言うと、「『弁当か給食か』の議論は、私のような子供の存在を基準にして考えろ」だ。そして、そこから導き出される結論は1つ。「給食が最善。論点は予算の問題だけにしろ。余計な精神論を混ぜるな」だ。 「お弁当を作りたいお母さんの気持ち」?それよりも「弁当を毎日作らざるを得ない子供の気持ち」を考えろ! そもそも、公教育は、家庭の事情がバラバラな子供たちに、ある程度均一な教育を与えるためのものであり、その点に立ち返るなら、家庭の事情がバラバラな子供たちの食事事情を補うためにも、給食が望ましいのは当然の話である。 成長に必要なものを与えられる環境で育つのは、子供の権利であり、子供
Tik Tokという若者を中心に人気のアプリがある。 音楽に合わせリップシンクで振り付けを付けたりスマホでどこでも撮影できる手軽さで爆発的な人気になり、我が家の娘達も楽しんでいる。今は見る専門だがそう遠くないうちに投稿する側になってもおかしくない。 そんなTik Tokで中高生を狙う詐欺が起きているというニュースを見た。 news.livedoor.com 要約すると芸能界を目指す若い女性に話を聞きたいと声をかけてくる大人がいて、会うと「パパ活」まがいなことを求められ、拒むと脅されることもあるという。 もう心底無理だと思った。 こういう事件は昔からあるが、若者が純粋に楽しんでいるところに違う目的で来る大人が本当に気持ち悪い。 俺は娘が2人いるから、なおさらそう感じる。 ティンダーとかのマッチングアプリはSNS禁止されてる大企業リーマンもポケモンGOと同じくらいガンガン利用してるから、稼いで
2017.02.15 16:10 精神論を振りかざし電通の過重労働を擁護、自殺した娘の母をバッシングする評論家の暴力 本サイトを読まれる方が日頃手にすることがないであろうオヤジ雑誌群が、いかに「男のプライド」を増長し続けているかを、その時々の記事から引っ張り出して定点観測していく本連載。 広告代理店・電通の社員だった高橋まつりさんが2015年に過労自殺し、電通が労働基準法違反で書類送検された一件は、まつりさんの母親からの切なる訴えもあり、常態化している残業を中心に労働問題の再考へと繋がっている。母・幸美さんは、昨年12月25日、娘の命日に手記を発表した。「まつりの死によって、世の中が大きく動いています。まつりの死が、日本の働き方を変えることに影響を与えているとしたら、まつりの24年間の生涯が日本を揺るがしたとしたら、それは、まつり自身の力かもしれないと思います」としつつ、「生きて社会に貢献
カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。本名は竹山隆範(たけやま・たかのり)。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸… 続きを読む
4月6日に掲載されて炎上しているwithnewsの記事ですが、どこがどうダメなのか完全解説してみましょう。詳細は以下から。 朝日新聞東京社会部の原田朱美記者によるwithnewsの「LGBTが気持ち悪い人の本音『ポリコレ棒で葬られるの怖い』」が各方面で盛大に炎上しています。 記事内容は記者が「LGBTが理解できない」と明言する「ただの差別主義者」へのインタビューに愚にも付かない感想が貼り付けられたもの。社会問題を裏側から眺めてみて「簡単に答えの出ない難しい問題だ」と悩ましげに頭を抱えるだけの簡単なお仕事です。 とはいえこの記事には差別とは何かということ、多様性とはどういうことかということについて看過できない誤りを含んでいるため、徹底検証してみます。 ◆「心で思う」ことと「表現する」ことは完全に別物である まず指摘しておかなければならないのは、心の中で差別的な考えを持っていることと、その考え
「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかないんです」 今回の都議選の最中に、閣僚や自民党幹部から出た様々な発言の中で、安倍首相が発したこの言葉が、私にとっては最もインパクトがあった。 最終日、秋葉原で初めて街頭に立った安倍首相に対して、今回の政権を批判する人たちから発せられた「安倍やめろ」コールに怒り、「憎悪や誹謗中傷からは、何も生まれない!」と語気を強め、声のするとおぼしき方向を指さして、冒頭の言葉を言い放ったのだった。 それで思い出すのは、俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏が、カリフォルニア州知事に立候補し、選挙運動中に、演説会場で反対派から生卵をぶつけられた一件。彼は、そうした行為も「表現の自由」の一環だと述べ、「ついでにベーコンもくれよ」と笑い飛ばした。 そんな風にユーモアで切り返すのは無理でも、「批判を謙虚に受け止め」と大人の対応をするか、あえて知らん顔で主張を述べ続け
2017.06.18 「女ってのは、すぐその気になる」言説を撒き散らす男性向けマスメディアとオジ様芸能人 このところ、『ワイドナショー』で時事問題に言及する松本人志の見解に首を傾げることが多い。彼のコントや漫才を幼少期から好んで見続けてきたからこそ、力の強いほうに迎合していく見解を浴びるのが悔しくすらある。共謀罪について問われた松本は「僕はもう、正直言うと、いいんじゃないかなと思っている」と賛成の姿勢を示した。そのことにまず驚いたが、続いて「冤罪も多少はそういうことがあるのかもしれないですけど……」と言ってのけたのには呆れたし、周囲がそのまま見逃したことに愕然とした。「罪なき人が捕まることを容認する」というのは、その発言者が誰であれ、周囲が咎めるべき発言ではなかったのか。 俳優・小出恵介の未成年女性への淫行が発覚し、無期限活動停止が報じられると、松本は、未成年女性への罰則の必要性を強調し、
www.itmedia.co.jp 浅田真央の引退にかこつけて、安藤美姫をdisるこんな記事が出ている。 自分が個人的に安藤美姫のファンだったので、なんかとてもハラを立ててしまった。 浅田真央が引退して日本中が「真央ちゃんお疲れ様」ムードになっている時に水を差すようなことをあえていえば、浅田真央は「傑出したスケーター」ではあっても、なんというか、「圧倒的な強さ」を持った「女王」だったことはなかったような気がする。それにはもちろん、キム・ヨナという傑出したスケーター、しかも「圧倒的な強さ」を持った「女王」と同じ時代を闘っていた、ということもあるのだろうけれど、なんだろうそれだけでなく、私たちはというと主語が大きくなりすぎるが、少なくとも私はいつも、トリプルアクセルが成功するかしないかハラハラしながら彼女の演技を見てきた、と思う。本当に個人的な印象で、言いがかりに近いことになってしまうけれど、
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