世の中には異性愛者と同性愛者しかいないと思っている。 年若いバイのアイデンティティを、“本当の”レズビアン/ゲイ/ヘテロ アイデンティティにいたる前に“あんなふうに”アイデンティファイしたのだ、と理解し支持している。 バイが自分と“反対の”性別の相手とカップルになるとヘテロにアイデンティファイするだろう、と思っている。 バイ男性がAIDS/HIVとその他のSTD(性感染症)をヘテロに広めている、と信じている。 バイのひとたちは優柔不断だ、と思っている。 バイのひとは私の性的ファンタジーや好奇心を満たしてくれるにちがいない、と思っている。 バイはバイではないものとして“パス”しようとしている、と思っている。 バイのひとたちは自らの可視性と権利について遠慮がなさすぎで厚かましい、と感じている。 仲睦まじいカップルが、二人とも女性ならレズビアン、男性同士ならゲイ、男女の組み合わせならヘテロである
前期授業、終了。 5校(オムニバスも含む)での講義、本日にてすべて終了。 あとは、試験(出張のため前倒しで多くは授業内試験)そしてキョーフの採点作業を残すのみ。 ここ数年、状況の変化を痛感していることは以前にも書いたが、もうひとつ、”不思議な現象”に出会った。某大学での講義*1のコミュニケーション・カードの内容。同性愛者に対する嫌悪感が、かなりの比率で増殖している、という現象。いや、こういうことを”現象”と称すべきではないのかもしれない。 「知らない人だったら良いけれど、自分の家族がホモとかレズだったら困る。引く。気持ち悪い。」 「親に育ててもらったのだから、その親が反対するような生き方はするべきではない。」 ほかにも、あまりにえげつなくて授業では紹介できないようなものもあった。「反論も歓迎します」なんて言っているからだろうか。しかも、初っ端から、「なぜこんな授業があるのか意味がわかりま
独身の30代男性会社員。大学以来親元を離れています。穏やかな性格に育ててくれた両親に心から感謝しています。 現在、仕事・私生活とも充実しており幸せなのですが、ある精神的要因から結婚は一生できないし、しないつもりです。その気持ちを両親にどう伝えるか(or伝えないか)で悩んでいます。 過去、真剣に交際していた元彼女を両親に紹介したことがあるので、私に結婚願望がないことは両親にとって青天の霹靂でしょう。 古くからの家のため両親は石器時代のように保守的で、長男の私には結婚して子供も沢山育てて欲しいようです。特に母は結婚の素晴らしさを伝道するような職に就き、相応の地位を得、今も熱心に活動中です。 最近、両親がしびれを切らせて私に見合いを薦めてきます。「俺は幸せやし、放っといてや」と云っても聞きません。放任主義が信条の親でしたが、結婚問題だけはどうしても譲れないようで多分に干渉してきます。両親の気持ち
『マーメイドライン』(金田一蓮十郎、一迅社)における細木数子型ホモフォビア 同性愛のほとんどは伝えてしまったらおしまいなのよ このお話(引用者注:「人魚姫」のこと)と一緒で“悲恋”になってしまうの ずっとそばにいたいのなら ずっと友達でいなくちゃいけないのよ (金田一蓮十郎. (2008). 『マーメイドライン』. 一迅社. p17.) やっぱり私は 同性愛の恋にまゆこの望むようなハッピーエンド(引用者注:『底抜けに明るくて読んでて幸せになる』ようなハッピーエンドのこと)はないと思う (金田一蓮十郎. (2008). 『マーメイドライン』. 一迅社. p101.) 『マーメイドライン』を読んで以来、これらの頭ごなしの決めつけのはた迷惑さは何かに似ていると思っていたのですが、ようやくわかりました。細木数子です。何も悪いことをしていない人に向かっていきなり「地獄に落ちるわよ!」と暴言をぶつける
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