NEC技報は、論文をはじめ、技術動向や導入事例などのわかりやすい記事を通して、NECグループの最新技術や、製品、システム・ソリューションを紹介しています。冊子体の販売はしておりませんので、ご了承ください。
■UXデザインとは ・人間が選択できる情報量と人間が処理できる情報量には大きな開きがある。 ・アマゾンの例 →WebとiPhoneではインターフェースがちがうのは、 利用目的によって設計が変わっている。 ▼ユーザの知覚と振る舞いに影響を与える・・・ ユーザーが目的を達成する手段としてのUI。 「ユーザーの行動の邪魔になりたくないんです。」 例えば、映画館サイトでチケットを購入する場合。購入して終了するサイトもある。 しかし、そこにユーザーの行動が見えていれば、 アクセス方法などに導いたりすることも考えられる。 「UXデザインとは、ユーザの体験に影響する要素を創造し、シンクロすること」 ▼なぜHCDを学ぶのか 直感力を養うため(IAシンキング) (自分の経験値の中で、デザインのパターンを作ると、それに基づいて提案ができる。) →引き出しを増やすためには、逆説的にWebサイトを解析して、 仮説
ユーザー中心のデザイン 米国コンピューター学会(ACM)のSIGCHI※1に代表されるヒューマン・インターフェース研究の分野では、それまでの技術主導のデザインに対する反動として、ユーザー中心のデザイン(User-Centered Design)の重要性が強調されるようになってきた。ユーザーの行動を観察分析し、ユーザーの立場に立ってシステム設計を行い、その初期の段階からモックアップやプロトタイプを用いてユーザーのフィードバックを集めるアプローチである。 ※1 米国コンピューター学会(Association for Computing Machinery)の分科会にあたるSIGCHI(Special Interest Group on Computer-Human Interaction)は、世界最大のヒューマン–コンピューター・インターフェース(HCI)研究団体のひとつ。 プロダクトデザイン
企業にアイデアをもたらしてくれる、「消費者イノベーション」。革新的なアイデアに出合うために、企業が探すべき顧客とは──。 神戸大学大学院経営学研究科 教授 小川 進=文 平良 徹=図版作成 「デコクロ」は消費者イノベーションと言えるのか 前回(>>記事はこちらから)はゼロから製品を作ったり、既製品に手を加えて改良する創造活動を行う消費者が無視できないほど存在し、英国では消費財メーカーが投入している研究開発費の約2.3倍の金額をそうした創造活動のために使っていることを紹介した。しかもそこで生み出された製品の多くが本人が使うレベルにとどまっており、企業の製品案として採用され製品イノベーションへと結実していることは非常に少ないということだった。 前回(>>記事はこちらから)の記事を読んだ人から質問を受けた。自分の身の回りのできごとが消費者イノベーションと呼べるのか、というものだ。例えばユニクロ
最近、UIEvolutionのビジネスが、単なる「テクノロジーのライセンス・ビジネス」から、「プロトタイプの構築」や「おもてなし設計」ビジネスにシフトしている。一昔前は、「UIEngineのJavaに対する優位性を説明して欲しい」などの技術的な問い合わせばかりが多かったが、最近は「○○向けのデバイスを作っているんだけど、おもてなしの設計の段階から手伝ってくれないか」という話が増えているのだ。「おもてなし設計」の重要性が業界でようやく理解されて来た兆候だと解釈している。 そこで今日は、そんな傾向をさらに押し進めるために、スマートフォン・タブレット・家電などの組み込みデバイスの開発における「おもてなし設計」の重要性の話。 ここのところ「Androidタブレットはヨドバシカメラの「Androidタブレットコーナー」に横並びにされた時点で負けだ」「なぜ横並びで展示されるAndroidタブレットを作
「Innovation Sprint 2011」 基調講演 野中郁次郎先生の講演メモです。 テープ起こしをしていませんので、間違っているところもあると思いますし、補った言葉が間違っているかもしれません。また、編集の過程で順序が変わってしまったところもあると思います。 会場の風景およびスライドなどは、スクラムの生みの親が語る、スクラムとはなにか? たえず不安定で、自己組織化し、全員が多能工である 〜 Innovation Sprint 2011(前編)の記事に載っています。僕の記事より読みやすいです。 ──────────────────────────────────── 基調講演 「Roots of Scrum」一橋大学 名誉教授 野中 郁次郎 ──────────────────────────────────── 今日は、イノベーションを生み出す組織について話をします。 ドクター・サ
[ ピックアップレポート ] 2010年12月14日 人間中心イノベーションとは~ビジネス・エスノグラフィが探求すること~ 田村 大 株式会社博報堂イノベーション・ラボ上席研究員 東京大学 i.school(イノベーションスクール)ディレクター イノベーションとはなんでしょうか。技術革新という訳語が最初に思い出されるかもしれません。ユーザニーズに基づく価値づくりをイメージされる方もいそうですね。一方、そのどちらにも拠らない、従来存在しなかった市場の創出をゴールに持つ第3のイノベーション戦略を、私は「人間中心イノベーション」と呼んでいます。換言すれば、「人間の知覚、習慣、価値観に不可逆の変化をもたらす価値の提供」ということになります。 その具体例として容易に思い出されるのは、米・Apple社でしょう。Appleは、iPod/iTunesをはじめ、MacBook Air、iPhoneなど、上の
場所:代々木ビジネスセンター二号館 13:20に開始 http://itpro.nikkeibp.co.jp/android/AUS2010/index.html ◆13:00 - 13:05 Android Application Award 2010-11 Winterの紹介 日経BP社 ITpro 菊池隆裕 春に開発者から聞いたらユーザビリティについてのセミナーが聞きたいということがあったのでセッティングした ◆13:05〜13:55 使いやすさをデザインするということ 講師:山中俊治氏(慶應義塾大学大学院教授、LEADING EDGE DESIGN代表) タッチパネル操作可能なスマートフォンは、幼い子どもでも扱えるユーザー・インタフェースを実現している点で画期的なデバイスです。 説明抜きに直感的に使えるユーザー・インタフェースは、どこがポイントで、どうやって実現できるのでしょうか。
Masaya Ando, Ph.D User Experience Scientist Chiba Institute of Technology , Faculty of Advanced Engineering, Department of Advanced Media Professor ux ux design user experience design user experience service design design social design human centered design workshop hcd education design education experience design altruistic ux community design ethnographic approach gta human-centered design web h
口頭の論文発表は24件ありました。 4つのテーマ毎にざっくりとした概要と、数件ですが発表の具体的な内容をオスソワケします。 ▼Paper Session #1:The way of industry 初日午前のセッションは5件。エスノグラフィックリサーチを社内でどうやって売り込んでいくかを各社が模索しているという現状の紹介が中心でした。リサーチの結果をどうやってステークホルダーに示すべきかとか、社員をインフォーマント(被験者)にして社内でエスノグラフィックリサーチを実践し知見を得ると同時に社内に売り込みをかけるとか、RicohだったりYahoo!だったりに所属するエスノグラファーたちの挑戦とこれまでの成果の一端が紹介された感じ。新興勢力が社内で確固たる立場を得ようとするときの必然的な流れとして、社内他部署とのコラボレーションが鍵になるし、変化し続けることが当たり前の消費者に受け入れられるモ
オーネットを利用して、会員同士または会員外の方と成婚された方は年間0000名※です。 0000年1月~12月実績。会員同士で成婚することとなったとの退会届を当社に提出された会員0000名と会員以外の方と婚約・結婚することとなったとの退会届を当社に提出された会員0000名を含む
先月、Cambridge大学の工学科でインクルーシブデザインの研究をしているIan氏にお会いした。Ian氏からは「Inclusive Design」と題されたスライドで、その社会的意義から実例などを紹介頂いた。 「高齢化に伴う身体能力の低下」「障害の多様性」「高齢者と若年者のギャップ」「可処分所得と自由時間の相関から推測した65歳前後のマーケットの可能性」「眼鏡/タイプライターが福祉用具から一般製品に転化した事例」「フェラーリのアクセシビリティ向上を謳った開発事例」「高機能化が必ずしもユーザー本位にならないこと(MS Word 1.0 は100種の機能、Word 2003は1500種の機能)」など、若干判を押した感は否めないが、客観データを積み上げて幾分かの切迫感を煽る展開は説得力がある。氏も関わられた「Inclusive Design Toolkit」に掲載されている障害度合いをシミュレ
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