ブックマーク / gendai.media (6)

  • 男女平等になるほど、男と女の「性差」は拡大する…驚きの研究結果(橘 玲) @gendai_biz

    男女平等の社会になれば、男性と女性の「違い」は段々となくなっていくはずだ——そう考える人は少なくないだろうが、じつはそうした想像とはまったく逆の結果を示す研究が多数発表されている。『女と男 なぜわかりあえないのか』(文春新書)を刊行した橘玲氏が解説する。 ジェンダーギャップ、世界最底辺の日 両性生殖のすべての生物と同様に、人間の男と女も生殖機能に明らかなちがいがある。この生物学的な性差が人間社会にどのような影響を与えているかについては、これまで多くの議論がなされてきた。 安倍政権が「女性が活躍する社会」を掲げて7年以上たつが、その間、社会的な性差を示すジェンダーギャップ指数で日の順位は下がりつづけ、2020年の数字でも153カ国中121位と世界最底辺に沈んだままだ。 その理由は「政治」と「経済」における男女の格差が極端に大きいことで、国会や地方議会に女性議員がほとんどいないのはもちろん

    男女平等になるほど、男と女の「性差」は拡大する…驚きの研究結果(橘 玲) @gendai_biz
    suna_kago
    suna_kago 2020/07/25
    男女平等な社会では個々人が自由に生きられるため、結果として男女間の生得的な差異が強調される。たとえば数学の分野では、男女平等な社会ほど男女間の成績差が拡大する。
  • 「オタク」であり「フェミニスト」でもある私が、日々感じている葛藤(中村 香住) @gendai_biz

    オタクフェミニズム」がつらい 私は、オタクであり、フェミニストである。少なくとも、自分ではそうだと思っている。そんな私は、とくに2019年の終わり頃から、SNS上で「オタクフェミニズム」という構図が作り出されているように感じ、なかなかしんどい気持ちになっていた。 確かにSNSを見ていると、男性向けオタクコンテンツ全般を嫌悪し、同時に女性の権利を訴えるようなアカウントに出会うことはある。そういうアカウントばかりが目に入ると、フェミニストを自認する人はみなそういうものだと考えてしまうかもしれない。しかし、フェミニストがみなそうであるわけではない。 ジェンダーの観点から問題含みな表現や表象が作られ、とくにそれが公共の場において多くの人の目に触れるものである場合、フェミニストは確かに批判をする。その問題含みな表現が、時にオタクコンテンツと呼ばれるものの中で発生することも実際にある。 しかし、

    「オタク」であり「フェミニスト」でもある私が、日々感じている葛藤(中村 香住) @gendai_biz
    suna_kago
    suna_kago 2020/06/28
    現実のフェミニストたちはこの人の主張に反する活動をしていると思う。つまり、この人は単純に嘘をついているのか、さもなければ、現実とは無関係のネバーランドについて語っているだけだ。
  • 二次元イラスト炎上論争「“悪い”表現」は、いったい誰がどう決める?(御田寺 圭) @gendai_biz

    二次元イラスト炎上論争「“悪い”表現」は、いったい誰がどう決める? 「累積的な抑圧経験」は根拠になるか 「性的モノ化」の論理 「現代ビジネス」で12月8日、ジェンダー論を専門とする社会学者の小宮友根氏が『炎上繰り返すポスター、CM…「性的な女性表象」の何が問題なのか』と題する小論を発表し、話題となった。 現在インターネットで猛威をふるう「『女性の表象(とりわけ「萌え系」表現)』への非難・バッシング」の理論的背景や、その正当性について説明を試みるものであったようだ。 同小論では、「反ポルノグラフィ」運動の端緒を拓いた著名なフェミニスト、キャサリン・マッキノンとアンドレア・ドウォーキンによる「性的客体化(sexual objectification)」理論、そしてその理論を発展的に引き継いだフェミニスト哲学者のマーサ・ヌスバウムの論を援用している。 ヌスバウムは、マッキノンとドウォーキンが主張

    二次元イラスト炎上論争「“悪い”表現」は、いったい誰がどう決める?(御田寺 圭) @gendai_biz
    suna_kago
    suna_kago 2019/12/28
    「論争によって妥当な落としどころを探ろうとするのであれば、『私がもっとも傷ついたのだ』と言ったもの勝ちになってしまうようなロジックを持ち出すべきではない」
  • なぜいまビジネスの世界で「哲学」が求められるのか(岡本 裕一朗,深谷 信介) @gendai_biz

    テクノロジーが急速に進化し、情報が広告化する世界において、いかに考え、いかに伝えるか。哲学者・岡裕一朗と広告マン・深谷信介が対話して見えてきたものとは――(稿は『ほんとうの「哲学」の話をしよう』の一部を再編集したものです)。 人間とAIがどうなっていくか 深谷  ビジネスを取り巻く環境は急速な変化を遂げており、数年先の未来さえも予測不可能です。近年広告などビジネスにおいて、プロセス変革への期待が高まっていて、物事の根的かつ普遍的な価値を問う哲学的アプローチが注目されています。 岡 「哲学と広告」と言えば、今まで重なることのない無縁の領域と見なされてきましたが、哲学と広告の関係をとらえ直し、今後の可能性を探る、『ほんとうの「哲学」の話をしよう』を深谷さんと共著出版しました。 ここでは、社会の未来像について少し考えてみたいと思います。 深谷  いま、人々の関心は、AIとの共存、AIとの

    なぜいまビジネスの世界で「哲学」が求められるのか(岡本 裕一朗,深谷 信介) @gendai_biz
    suna_kago
    suna_kago 2019/10/11
    自然に生かされている人工ではなく、自然と人工の対立でもなく、自然が人工に生かされるようになるかもしれない未来。人間は自分以外の自然を征服してきたしこれからも征服していくだろうと思います。
  • 上野千鶴子氏の東大スピーチ「納得と、それでも消えない疑問」(御田寺 圭) @gendai_biz

    4月12日に行われた東京大学学部入学式で、社会学者で東京大学名誉教授の上野千鶴子氏が登壇し、祝辞を述べた。東京大学公式ウェブサイトでは全文も掲載されている。このスピーチが、インターネット上では多くの賞賛の声を呼んでいる。 上野氏のスピーチはあくまで東大の新入生に向けられたものだが、しかしその反響はもはや単なる祝辞の枠を超えている。NHKをはじめ全国のマスコミでもその内容を含めて報じられ、内外で大きな議論を呼んだ。 上野氏が現代社会をどのように捉えているのかが端的に垣間見える部分も多くあり、検討する価値は大いにあるものと考える。よって今回、もはや何番煎じともわからない状況とはなってしまったが、私も取り上げたいと考えた。 「階級社会」への移行を映し出す言葉 とくに評価が集中しているのが、新入生に対して「ノブレスオブリージュ」を説くこの箇所である。 〈そしてがんばったら報われるとあなたがたが思え

    上野千鶴子氏の東大スピーチ「納得と、それでも消えない疑問」(御田寺 圭) @gendai_biz
    suna_kago
    suna_kago 2019/04/22
    どちらかといえば私自身は「懸命に努力してきた合格者に冷や水を浴びせるのは如何なものか」という立場なので、上野千鶴子のスピーチが取りこぼしている別の弱者の存在が云々みたいなのは関心ない。
  • なぜ日本人はこんなにハイデガーが好きなのか、その「もや」を晴らす(轟 孝夫)

    なぜ日人に人気なのか 2013年以降、ハイデガーの主著『存在と時間』の新訳が相次いで三種類、刊行された(熊野純彦訳、高田珠樹訳、中山元訳)。古くからある数種類の翻訳に加えてのことである。また『存在と時間』の解説書もここ数年、新たなものがコンスタントに刊行され続けている。 このように日人がハイデガーの哲学、特に『存在と時間』に対して示す関心の高さはほとんど異様とも言うべきものである。 日人のハイデガーに対する偏愛は昨日今日に始まったことではない。1927年に『存在と時間』を刊行する前、まだ彼がフライブルク大学で師フッサールの助手を務めていた1920年頃には、第一次世界大戦後のドイツに大挙して押し寄せた日人留学生のあいだで彼の名はよく知られていた。 1924年には年俸1万円という破格の待遇で日の研究所に招聘する話さえ持ち上がった。当時マールブルク大学で教鞭を執っていたハイデガーにこの

    なぜ日本人はこんなにハイデガーが好きなのか、その「もや」を晴らす(轟 孝夫)
    suna_kago
    suna_kago 2017/08/29
    この手の仮説に対しては私は常に慎重でありたいと考えている。そもそも日本人は外国人よりもハイデガーが好きなのだろうか(フランス現代哲学に対するハイデガーの影響も極めて大きい)。
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