Springとは Spring Bootを紹介する前に、Spring Bootの基盤技術でもあるSpring Frameworkについて簡単に紹介します。 Javaを以前から使っているならば、Springという言葉を聞いたことがある方も多いはずです。Strutsなどが全盛期の頃は、Springと言えば現在のSpring Frameworkを指していました。そのため、現在でもSpring Frameworkのことを単にSpringと呼ぶ方もいます。 Spring "Framework"と呼ばれてはいますが、開発者にとってはフレームワークというよりも、DI(依存性注入)やAOP(アスペクト指向プログラミング)といったスタイルを実現するためのライブラリに近い位置づけかと思います。 そのため、Spring Frameworkはどのようなフレームワークを選んでいても、よく一緒に使われてきました。 現
Spring Boot 1.4からRestTemplateのBuilderクラス(org.springframework.boot.web.client.RestTemplateBuilder)が追加され、自動コンフィギュレーションされます。RestTemplateBuilderを利用すると、共通的なコンフィギュレーションを適用しつつ、個別のカスタマイズも簡単に適用することができるようになります。 Note: RestTemplateって何もの? RestTemplateは、Spring Frameworkが提供しているHTTPクライアントクラスです。デフォルトではJava標準のHttpURLConnectionが使われますが、Apache HttpClient、Netty 4、OkHTTP 2/3を利用してHTTP通信することもできます。 RestTemplateについては、TERASO
今回は外部設定値(プロパティファイル、JVMのシステムプロパティ、環境変数などに定義した設定値)をSpring Bootがどのように扱うのか紹介したいと思います。 なお、前回紹介した「Spring BootのAutoConfigureの仕組みを理解する」でも外部設定値を参照した条件付きBean定義の仕組みがサポートされていたり、各AutoConfigure用のコンフィギュレーションクラスの中から外部設定値を参照してBean定義していたりします!! 前提バージョン Spring Boot 3.1.1 (1.4.1.BUILD-SNAPSHOT→2.4.5) Spring Framework 6.0.10 (4.3.3.BUILD-SNAPSHOT→5.3.6) 変更履歴 [2023/6/25] 投稿から7年くらいたっても一定のViewが継続してあるので、最新のSpring(Spring Bo
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