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Systems Thinkingに関するt28atenaのブックマーク (7)

  • システム思考で問題を解決する(5)「構造は同じままで、悪循環を好循環にひっくり返す」

    仕事が忙しくなってくると、残業したり休出したりと、仕事時間が長くなってしまいます。仕事時間が長くなると、どうしても睡眠時間を削ることになってしまいます。十分な睡眠が取れないまま、仕事に出かけると、疲れが蓄積してしまうので、仕事の能率が落ちてしまいます。すると、同じ仕事をやるのにも元気なときよりも時間がかかってしまい、仕事時間がさらに長くなってしまいます......。 上の図1に示したこのループは、いったん悪いほうに回りだすと、どんどんと悪循環になってしまいます。この悪循環にはまってしまうと、とてもつらくなります。 でも、この構造自体は、いったんよい方向に回れば、好循環になることがわかります。疲れがなくなれば能率も上がり、仕事時間も短くてすむので睡眠時間が確保でき、ぐっすり眠れればますます疲れなくなるという、うれしい状況です。 このようなときには、構造自体を変えるより、「どのように悪循環を好

    システム思考で問題を解決する(5)「構造は同じままで、悪循環を好循環にひっくり返す」
  • システム思考で問題を解決する(4)望ましくないループを弱める

    アクセルを踏む前にブレーキをはずす 望ましくないループを完全に断つことはできなくても、弱めることはできます。これまでうまくいっていたことがうまくいかなくなった場合、「うまくいっていた」パターンをつくり出していた望ましいループをもう一度強めようと働きかけをすることが多いのですが、実際には、その望ましいループがある程度回り出すことによって、望ましくないループが動きだして足を引っ張っていることも多いのです。 そのような場合、かつての望ましいループをどんなに一生懸命回そうとしても、ブレーキがかかっているのに気づかずにアクセルを踏むようなものですから、うまくいきません。そういうときには、アクセルを踏み込むのをいったんやめて、足を引っ張っている望ましくないループを見いだし、それを弱めるほうが、より効果的な解決策になることがあります。 あるスポーツジムでは、「販促活動を一生懸命やったおかげで、新規会員と

    システム思考で問題を解決する(4)望ましくないループを弱める
  • システム思考で問題を解決する(3)望ましくないループを断つ

    次の事例は、日のある研究所で実際にあった話です。この研究所では、各研究者はそれぞれの個室で研究をしていました。研究者の管理者は、研究者同士の学際的な刺激や意見交換から生まれる画期的なアイディアを増やすにはどうしたらよいかと考えました。研究者同士が意見交換などのやりとりをしている様子があまり見られなかったのです。 なぜこのようなタコツボ状態に陥っているのか、様子を観察していると、ふつうだったらほかの研究者とおしゃべりや意見交換をしていてもよいと思われる休憩時間や昼休みも、自分の個室から出てこない研究者が多いことに気がつきました。その理由はなぜかと、さらに様子を観察したり、研究者と話す中で、各研究者の個室にそれぞれコーヒーメーカーが設置してあることが理由のひとつであることがわかりました。 休憩時間や昼休みになっても、自分の部屋でコーヒーを入れて休めるため、あえて共有ルームに出ていく必要がなか

    システム思考で問題を解決する(3)望ましくないループを断つ
  • システム思考で問題を解決する(2)「望ましいループを強める」

    すでに存在しているループを「いかに強めるか」 すでに望ましいループは存在していても、そのループがしっかりと回っていない場合は、望ましい結果を生み出すことができません。そのような構造であることがわかれば、すでに存在している望ましいループを「いかに強めるか」を考えることができます。 あるNGOでは、「もっと活動を広げ、効果を生み出していくにはどうしたらよいか?」を考えました。何年にもわたって一生懸命活動を続けているのですが、もっといろいろなことをやりたいのに、自分たちの思うようなスピードで活動が広がっていないと感じていたためです。 まず、この数年間の活動でわかってきた「すでに存在している望ましいループ」を考えてみました。「ある活動をやって結果が出ると、その分野での経験が蓄積できるよね」とある人が言いました。「うん。それで経験が増えてくると、行政や企業とのコラボレーションの仕方や一般の人たちとの

    システム思考で問題を解決する(2)「望ましいループを強める」
  • システム思考で問題を解決する(1)「望ましいループをつくり出す」

    システム構造の変え方 システムを変えるときの全般的な戦略には、(1)望ましいループをつくり出す、(2)望ましいループを強める、(3)望ましくないループを断つ、(4)望ましくないループを弱める、(5)構造は変えずに悪循環を好循環にひっくり返すなどがあります。実際の例を見ていきましょう。 問題の構造を特定する かつて、米国の環境保護庁が頭を悩ませていた問題がありました。産業界(特に化学産業)が、産業活動によって利益を上げ、ビジネスを拡張すればするほど、そのプロセスで有害化学物質が大気中や水中に排出され、環境を汚染してしまっていたのです。 環境保護庁はどうやってこの問題を解決したのでしょうか? まず、現状の問題構造をループ図にすると、図1のようになります。まず上半分から、たどりながら読んでみてください。 企業活動が盛んになればなるほど、売上が上がります。売上が上がれば上がるほど利益が出ます。そう

    システム思考で問題を解決する(1)「望ましいループをつくり出す」
  • Systems Thinking Case Study | ProPerforma Simulation

  • システム思考概要(前編)

    ユーザーインタビューからその後どうするの?�得られた情報を「UXデザイン」に落とし込む方法 | UXデザイン基礎セミナー 第3回Yoshiki Hayama

    システム思考概要(前編)
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