ポーランドのオシフィエンチムで撮影された、アウシュビッツ・ビルケナウ博物館のスタッフが二重底のマグカップから発見した金の指輪(2016年5月19日撮影)。(c)AFP/BARTOSZ SIEDLIK 【5月20日 AFP】ナチス・ドイツ(Nazis)による略奪を恐れ、マグカップに取り付けた二重底の中に隠されていた金の指輪とネックレスが発見された。アウシュビッツ(Auschwitz)強制収容所跡地にあるアウシュビッツ・ビルケナウ博物館(Auschwitz-Birkenau Museum)が19日、発表した。 第2次世界大戦(World War II)中、占領下にあったポーランドの同強制収容所が解放されたのは、約70年前。博物館のスタッフがさび付いたエナメル製のマグカップに隠された宝飾品を発見した。このマグカップは、現在博物館に展示されている台所用品数千点のうちの一つだという。 同博物館の広報