料理上手な母を持ち、学生時代から友達を手料理でもてなしていたという井上。芸人になったあとも「クック井上。料理会」と銘打ち、響や我が家・杉山、流れ星ちゅうえいらを自宅に招いて腕を振るっていた。これがきっかけでテレビ番組に“シェフ芸人”として出演。料理教室の講師を依頼されるなど、料理に関係する仕事が増えた。「料理が上手な芸人はいっぱいいますが、ちゃんと教えられるのは僕くらい。料理研究芸人です」と自身の強みを語る。 キャベツ、サバ缶、焼肉のタレ、ポン酢といった身近な食材や調味料を使う、現実的な料理の手順を教える本作。本人も「普段料理をしていない人でも、これを観れば簡単に料理のコツや感覚を掴むことができます」と話す自信作だ。タイトルで示しているように“ザックリ”が大きなテーマとなっており、面倒な計量の必要もない。「芸人だからこそできた16年間の集大成」と井上が力を込める同DVDを、気になる人はぜひ