ニューヨークの個展が無事に終わりました。たくさんの人に支えられて、背中を押されて、期待と責任を背負った今回の挑戦は、自分の今後の人生に大きく響く出来事であったことは間違いありません。 大口を叩いて強気な姿勢でギャーギャーと叫んでいましたが、企画発表から最終日を無事に終えるまで、本当に本当に恐かったです。 ですが、僕らのような仕事は、恐い場所に首を突っ込んで行くことを辞めた瞬間から、一か八かの勝負を続けることを辞めた瞬間から、緩やかなフェードアウトが始まってしまいます。 もう今さら引き下がることなんてできませんし、生き残るための選択肢が「やる」しか残されていないのです。加えて僕には、僕の背中を押してくださった方々に夢を見させる責任があります。 これだけ条件が揃ってしまったら、もう、やるしかありません。 続きを読む