日本にある程度住んでいる人であれば、「児童ポルノ」という言葉を耳にしたことが無い人はいないのではないでしょうか。 少なくとも、このブログを読んでいる人は一度は見たことあるはずです。 この「児童ポルノ」について規制する「児童ポルノ禁止法」、正式名称は、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」といい、1999年に成立した法律です。法律の名称どおり、法律自体は児童買春も対象としているものです。 今では児童ポルノにまつわる問題では当然の前提となっている単純所持の罰則も、法律制定時にはなかった規制でした。 しかし、単純所持が犯罪化されそうになる、実際されるにあたって、「児童ポルノ」の範囲が創作物にまで広げられ、日本のマンガアニメゲームにおける表現の自由が危機にさらされる場面がありました。そして、その危機は今でも続いていると言っても過言ではなく、予断を許さない状