書評に関するtakah-jugemのブックマーク (10)

  • コラム別に読む : きずなと思いやりが日本をダメにする [著]長谷川眞理子、山岸俊男 - 永江朗 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    精神論は有害だ 心がけで背は伸びない。以前、養老孟司さんから聞いたことばだ。ぼくの座右の銘にしている。世の中、精神論は役に立たない。 長谷川眞理子と山岸俊男の『きずなと思いやりが日をダメにする』を読んで、精神論は有害だとあらためて思う。 テーマとなるのは、少子化、空気といじめ、差別と偏見、グローバリズムと雇用など。並べるだけで気分がめいる。 これを長谷川は進化生物学の知見で、山岸は社会心理学の知見で読み解く。聞き手・話し手の切り替えぶりが巧みで、一気に読ませる。 人間が知性を持ったのは社会なしに生存できないから。人間の脳は他者の心を読もうとしてしまう。周囲の視線を気にしたり、集団内の裏切り者を見つけ出したりする能力を持つ。ふたりの対話からこうした特性が見えてくる。その起源は有史以前、農耕・牧畜をはじめた1万年前にさかのぼる。 脳は心がけでは変わらない。ぼくたちの脳に染みついた特性に従って

    コラム別に読む : きずなと思いやりが日本をダメにする [著]長谷川眞理子、山岸俊男 - 永江朗 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • 『ダメな統計学 悲惨なほど完全なる手引書』で科学の基盤をより確かなものにする - HONZ

    世界は数字であふれている。政治家の支持率から健康品が病気のリスクを下げる確率まで、ニュースや広告を介して、新たな数字が次々とわたしたちに届けられる。しかしながら、その数字がどのようにつくられ、どのような意味を持つのかを真に理解することは容易ではない。特に、数字の送り手に悪意がある場合には注意が必要だ。50年以上前に出版された世界的ベストセラーの『統計でウソをつく法』で知られるように、統計を恣意的に用いれば、多くの人を欺くことはそれほど困難ではないのだ。 それでは、きちんとした科学研究室・大学によって裏付けられたデータならば無条件で信用できるのだろうか。そうではない、と統計学の講師でもある著者のアレックス・ラインハートはいう。科学者たちに悪意があり、統計学を歪めて使用しているわけではない。科学者たちもまた、わたしたち一般市民と同様に統計学をきちんと理解していないというのだ。 科学者は、統計

    『ダメな統計学 悲惨なほど完全なる手引書』で科学の基盤をより確かなものにする - HONZ
  • なぜ、あなたがリーダーなのか[新版]――本物は「自分らしさ」を武器にする (ADL経営イノベーションシリーズ)の書評 - bookvinegarビジネス書まとめ

  • あなたの人生の意味――先人に学ぶ「惜しまれる生き方」の書評 - bookvinegarビジネス書まとめ

  • 【脳と心】『脳はいかに意識をつくるのか―脳の異常から心の謎に迫る』 - ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ

    『脳はいかに意識をつくるのか―脳の異常から心の謎に迫る』ゲオルク・ノルトフ 脳はいかに意識をつくるのか―脳の異常から心の謎に迫る 作者: ゲオルク・ノルトフ,高橋洋 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2016/11/05 メディア: 単行 の目次 序章 第1章 意識の喪失――心の背後に存在する脳を探究するにはどうすればよいのか? 第2章 意識――神経活動と心の変換メカニズムとは何か? 第3章 自己――この家には誰もいないのか? 第4章 抑うつと心脳問題――精神疾患は、実のところ心の障害ではなく安静状態の障害なのか? 第5章 世界を感じる――私たちは「世界‐脳」関係をいかに経験しているのか? 第6章 統合失調症における「世界‐脳」関係の崩壊――「世界‐脳」関係が崩壊すると何が起こるのか? 第7章 アイデンティティと時間――「世界‐脳」関係はいかに構築されるのか? 『脳はいかに意識をつ

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  • 『マラス』凶悪ギャングの心の底は - HONZ

    中米から米国へ不法入国する若者が急増している。それも、メキシコよりさらに南の中米諸国から。2014年夏、そんなニュースが著者の目に留まった。 2013年10月から2014年6月中旬までの間、単独で国境を超えようとして米・国境警備隊に拘束された未成年者の数は約52,000人に上る。そのうち75%が、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラスの中米3ヵ国の出身だった。 彼らが祖国から脱出したのは、経済的事情や、家族との再会といったこととは別の理由からだという。彼らの多くは、住んでいた地域を支配するギャング、「マラス」の脅しや暴力から逃げてきたのだ。 書は、マラスと呼ばれる中米諸国のギャングたちの実像に迫るルポである。都市部を中心に、一般人の暮らしにまで影響を及ぼすギャングは、一体どのような集団なのか。1990年にメキシコシティでストリートチルドレンを取材して以来、スペイン語圏を中心に様々な取材

    『マラス』凶悪ギャングの心の底は - HONZ
    takah-jugem
    takah-jugem 2016/12/19
    「読み進めるほどに、「環境」がマラスを生んでいるということを思い知らされる。彼らは暴力を「振りかざしている」というより、暴力に「支配されている」ということが分かる。」
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  • 『たった一呼吸から幸せになるマインドフルネス JOY ON DEMAND』 - HONZ

    IQ156の「メンタル弱い系」天才プログラマーは、コレ(JOY)で世界を変える「陽気な善人」になった ーー友人から見た著者チャディー・メン・タン 日はもちろん世界各国でベストセラーとなった、マインドフルネスとEQのバイブル的書籍『サーチ・インサイド・ユアセルフ』。そのベースとなった同名の研修プログラムはグーグル社内で最も人気となり、社外でも展開され15か国以上で1万人を超える人が受講し、その開発者で同書の著者であるチャディー・メン・タンはグーグルの重役からマインドフルネスの 世界的リーダーとなりました。親しい友人からは「メン」と呼ばれ、私もメンさんと呼んでいます。 国連でのTEDなどでマインドフルネスとコンパッション(深い思いやり)について講演するメンさんは、堂々としたリーダーの自信に満ちています。IQ156の天才プロ

    『たった一呼吸から幸せになるマインドフルネス JOY ON DEMAND』 - HONZ
  • 『「移動」の未来』はわたしたちの未来そのものだ - HONZ

    小雨降る冬の日、空腹を満たすために凍える外気にその身をさらす必要はない。ネットでピザをオーダーすれば、数十分で熱々のチーズがあなたの口元にやってくる。ピザが届くまでの数十分も、お気に入りのコーヒー豆で淹れた一杯があれば苦痛ではない。世界中のあらゆる動画や脳を刺激するゲームを与えてくれるスマートフォンが手元にあるのだから、暇を持て余すことなどない。ネットで買えるものより、ネットで買えない物を探す方が難しく感じる現代においては、50年前の人なら想像すら難しかったような贅沢が、部屋から一歩も出ることなく手に入る。 電子で繋がりあう21世紀には、物質の移動が重要性を失っているかのように錯覚するかもしれないが、もちろんそうではない。むしろ、わたしたちの生活はより多くの物の、より長い距離の移動に依存している。コーヒー豆はエチオピアからの長旅の末にあなたの部屋に辿り着いたのであり、30分で届けられたピザ

    『「移動」の未来』はわたしたちの未来そのものだ - HONZ
  • 「働き方」の教科書/出口治明~人間チョボチョボ論を説いたオススメの1冊 - 伝説の”レインボースーパーざかな”

    「働き方」の教科書:「無敵の50代」になるための仕事人生の基 作者: 出口治明 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2014/09/18 メディア: 単行 この商品を含むブログ (12件) を見る 日で初めての生命保険会社のベンチャー、 ライフネット生命を立ち上げた出口治明さんを知ったのは、 糸井重里さんの「ほぼ日」での対談企画だった。 で、その対談は、 この「働き方の教科書」について、 二人が語ったものだったんですが、 それがあまりに面白かった。 そして、その興味からこのを読んだら、 これがまたとんでもなく面白い! 出口さんは、 HONZというノンフィクションの書評サイトで、 たびたび記事を寄稿する、読書家でもあるんですが、 これまで読んできた読書量もハンパない人。 そんな経営者と稀代の読書家の視点から 語られる仕事論は非常にユニークです。 ぜひみなさんに薦めたいと思いました

    「働き方」の教科書/出口治明~人間チョボチョボ論を説いたオススメの1冊 - 伝説の”レインボースーパーざかな”
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