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ブックマーク / xtech.nikkei.com (88)

  • 気鋭の縄文陶芸家はなぜC++のエキスパートなのか

    ITに全く関係ない分野からITに飛び込んで活躍しているエンジニア」や「ITIT以外の分野の境界を行き来しながら成果を上げているエンジニア」などを「越境エンジニア」と名付け、1カ月に一人ずつインタビューを掲載する。今月取り上げるのは村上原野(むらかみげんや)氏。縄文土器にインスピレーションを受けた創作を行っている陶芸家だ。同時にネットでは「狂える中3女子ボレロ村上」というハンドルネームでC++に詳しいプログラマーとしても知られている。今回は、縄文文化に深く影響を受けた生い立ちやプログラミングとの出会いなどを聞いた。 私の肩書は縄文造形家であり、陶芸の縄文アートを手掛けています。縄文アートとは、日の縄文時代の造形やスピリットにインスピレーションを受けたアートの総称です。私はその中でも、現代の窯で焼く陶芸とは全く異なる縄文時代の焼き方、土、造形技法といった縄文そのものの技法を再現して創作を

    気鋭の縄文陶芸家はなぜC++のエキスパートなのか
    takatoshiono
    takatoshiono 2018/01/17
    興味深い
  • メルペイ青柳代表が初めて明かしたメルカリ金融事業構想

    金融業界、インターネット業界の双方を知る人材は今でこそ珍しくはない。 だが、今より10年以上前、インターネットの可能性に魅せられ業界の垣根を飛び越えた人物は少ない。 青柳直樹氏。4年間勤務したドイツ証券を飛び出し、まだベンチャーだったGREEに参画。 CFO(最高財務責任者)としてGREEを上場へと導いた後、米サンフランシスコに拠点を置いたGREE InternationalのCEO(最高経営責任者)として、グローバル事業を率いた。 だが、2016年9月にGREE取締役執行役員常務を退任して以降、約1年間、表舞台からは姿を消していた。 2017年11月、フリマアプリを手掛けるメルカリは、金融事業を手掛ける子会社メルペイの設立を発表。招へいした代表取締役の名を見た多くの人は驚いた。 FinTechという、おあつらえ向きな業界に青柳氏は戻ってきた。 メルペイが描く構想を日経FinTechに初め

    メルペイ青柳代表が初めて明かしたメルカリ金融事業構想
  • [第7回]ディズニーも使う「ストーリーボード法」を我がものにせよ

    行動観察などで得た大量の情報を整理する手法に「ストーリーボード法」がある。ストーリーボードは、映画のストーリーを効率的に考えるためにウォルト・ディズニーが考え出したものだ。 これが映画だけでなくイベントの構成や雑誌の誌面プラン、さらにはプロジェクトの進捗状況チェックにも利用されるようになる。今回はデザイン思考でも大活躍するストーリーボード法の極意について解説したい。 ストーリーボード開発の契機 映画の製作ではストーリーを練る会議が開かれる。いわゆるストーリー会議である。この会議に出席するアニメーター達は、自分の頭の中にあるイメージを口頭で表現しなければならない。しかし自分の思いがなかなか相手にうまく伝わらない。 そのためアニメーターらは、あらかじめスケッチブックにイメージをラフスケッチしたり、その場で描いたりするわけだが、それでも映画としての一連の流れが見えてこない。ウォルト・ディズニー

    [第7回]ディズニーも使う「ストーリーボード法」を我がものにせよ
  • まつもと直伝 プログラミングのオキテ 第3回(3)

    図7 Mix-inによるStreamクラスの構築例<BR>クラス階層はツリー構造を保ちつつ,コードのコピーも避けている。 継承には2つの意味がある Javaのような静的型のオブジェクト指向言語の変数には,変数を介して呼び出されるメソッドを制限する働きがありました。ただし,制限がかかるのは「どのようなメソッドを持っているか」であって,「どのように実装されているか」ではありません。 今まで一まとめにして継承と呼んできましたが,実は継承には2つの異なる概念が含まれています。一つは,「どのようなメソッドを持っているか」あるいは「どのように振る舞うか」ということに着目した「仕様の継承」です。 もう一つは「どのようなデータ構造を使い,どのようなアルゴリズムで処理するか」ということに着目した「実装の継承」です。 静的型言語では両者の区別が重要になります*4。Javaでもこの2つを明確に区別しており,実装

    まつもと直伝 プログラミングのオキテ 第3回(3)
    takatoshiono
    takatoshiono 2015/12/02
    多重継承とmixinの話。とてもよい解説
  • 第20回 レゴブロックでバグを見える化する

    今回は最近TRICHORD開発チームで実践しているプラクティスを紹介する。デンマークLEGOのレゴブロックを使ってバグを見える化しようという試み「バグレゴ」だ。ここではバグレゴの登場経緯と実際の効果を紹介したい。 TRICHORDチームでは,Tracというソフトを使ってバグを管理している。Tracは,情報共有,進ちょく管理,タスク/バグ/仕様変更管理など様々な機能を持つオープン・ソースの統合プロジェクト管理システムだ。すべてのバグはいったんこのシステムに登録した後,重要度などを考慮して対応していく。読者の方々のプロジェクトでも,何らかのバグ管理システムを使ってバグを追跡していると思う。 こうしたシステムの問題は,いったんバグを登録してしまうと,何らかの形で定期的に「見る」という行為が必要になる点だ。もちろんメールによる通知機能を利用したり,バグ会議を開催して全体をチェックすることで,直接見

    第20回 レゴブロックでバグを見える化する
    takatoshiono
    takatoshiono 2015/05/29
    ブロックの位置で重要度を(手前にあるものほど重要),ブロックの積み上げ方でバグの依存関係を,ブロックの造形でその難易度を表現することにした
  • 「Haskellは企業でも十分実用になる」、NTTデータがソースコード解析サービスの舞台裏を披露

    NTTデータは、レガシーシステムのソースコードを解析して設計書として出力するサービス「設計書リカバリーサービス」を提供している(ニュースリリース、ITproの記事1)。このサービスは「Haskell」というプログラミング言語で実装されている(ITproの記事2)。2013年11月22日に開催されたイベント「数理システムユーザーコンファレンス2013」のセッション「COBOL meets Haskell ~ Haskellを用いたCOBOLのプログラム解析ツールの開発事例 ~」では、NTTデータ 技術開発部 ソフトウェア工学推進センタの岡田譲二氏が、このサービスをHaskellで実装した理由などを明らかにした(写真1)。

    「Haskellは企業でも十分実用になる」、NTTデータがソースコード解析サービスの舞台裏を披露
    takatoshiono
    takatoshiono 2014/12/09
    「Haskellは企業でも十分実用になる」、NTTデータがソースコード解析サービスの舞台裏を披露
  • まつもと直伝 プログラミングのオキテ 第15回 浮動小数点数の謎に満ちた世界

    前回はコンピュータにおける整数の扱いについて学びました。今回はさらに奥に入り,小数について調べてみましょう。コンピュータ上の小数は整数以上に複雑な謎に満ちているのです。 小学校に入学したばかりのころ,算数の時間に学んだ「数」は整数,それも正の数だけでした。しかし,学年が進むと1よりも小さい数を取り扱う小数が登場します。0.2や1.5ですね。高等学校では数の範囲が広がり,小数を実数の一種として考えます。 コンピュータにおける小数の扱い コンピュータでも小数を取り扱います。プログラムで小数点を含む数を書くと小数を表します。 このRubyのプログラムは0.2という数を1つ用意し,出力します。Rubyの場合,すべてのデータはオブジェクトですから小数もオブジェクトです。小数を表現するオブジェクトのクラスをFloatと呼びます。数なのにfloat(浮く,浮かぶ)とはおかしな名前ですが,これはコンピュー

    まつもと直伝 プログラミングのオキテ 第15回 浮動小数点数の謎に満ちた世界
    takatoshiono
    takatoshiono 2014/11/28
    勉強になる
  • 新横浜から日吉まで、東横線造り替え含む大工事

    <<前回の記事 「相鉄・JR直通線」の羽沢駅(仮称、横浜市神奈川区)を起点に東急東横線・目黒線の日吉駅(港北区)まで約10kmを結ぶ「相鉄・東急直通線」。前回の羽沢駅周辺に続き、今回は新横浜─日吉間の工事をリポートする。東急東横線を営業しながら高架橋を造り替えたり、直下にトンネルを掘削したりする大がかりな工事が待ち構える。 折り返し対応の新横浜駅 駅ビルがそびえたつJR横浜駅。円形の歩道橋が駅前を通る横浜市道環状2号線をまたぐ。この下に相鉄・東急直通線の新横浜駅(仮称)が設置される(写真:小佐野カゲトシ) 相鉄・JR直通線の施設として建設されている羽沢駅を除けば、相鉄・東急直通線の施設で現在もっとも工事が進んでいるのは新横浜駅(仮称、港北区)だ。 JR横浜駅の北側を通る横浜市道環状2号線の直下に位置する地下駅で、駅舎の最大幅は28.5m、深さは32.9m。駅はコンクリート4層構造で、ホ

    新横浜から日吉まで、東横線造り替え含む大工事
  • 第1回 mruby誕生の経緯を明かそう

    Webサービスの分野などで人気を博してきたオブジェクト指向のプログラミング言語「Ruby」に2012年4月、組み込み向けの軽量版「mruby」が登場した。 Ruby(CRuby)の生みの親である、まつもとゆきひろ氏が、組み込み分野に強みを持つ福岡県の企業や大学などと共同で経済産業省の「地域イノベーション創出研究開発事業」として開発したものである(Tech-On!関連記事01、同02)。 mrubyの最大の特徴は、実行環境(仮想マシン:VM)の大きさが最小構成で550kバイトと小さく、他のアプリケーションにVMごと組み込みやすいことだ。C言語などで記述した体のアプリケーションの中で、ネットワーク処理やテキスト処理などC言語の苦手な処理やRubyの得意な処理をmruby側にオフロードさせる、といった使い方ができる。 ネットワーク側とのやり取りが増えつつあるデジタル家電など組み込み機器での

    第1回 mruby誕生の経緯を明かそう
  • スルガ銀-IBM判決、ITベンダーも4割は「妥当」

    IBMに約74億円という巨額の賠償金支払いを命じた「スルガ銀-IBM裁判」の一審判決について、「妥当」と考える人は49%。「妥当でない」の31%を大きく上回った。ITpro上で行った読者アンケートの結果である。 調査は2012年4月12日から18日にかけて実施し、計1611人の回答を集計した。現時点で判決理由が公開されていないなど、判断材料が十分でない前提ではあるが、判決がIT業界に与える影響を考える上で貴重なご意見を頂戴した。協力していただいた方々に、この場を借りて御礼を申し上げたい。 調査ではまず、「ITベンダー側にプロジェクトマネジメント義務違反があった」として賠償を命じた今回の判決について、妥当と考えるかを選択式で質問した。回答者の属性をユーザー企業、ITベンダーで分類した結果を図に示す。

    スルガ銀-IBM判決、ITベンダーも4割は「妥当」
  • スルガ銀が事実上の全面勝訴 IBMの責任認めた判決の深層

    勘定系システムの開発失敗を巡りスルガ銀行が日IBMを訴えた裁判で、東京地方裁判所は3月29日に約74億円の賠償を日IBMに命じる判決を下した。4年間にわたった裁判は、ITベンダーとユーザー企業にそれぞれどのような教訓を残したのか。弁護士やIT業界の有識者への取材から、スルガ銀-IBM裁判の深層を探る。 「ある程度は過失相殺が認められると思ったが」。システム開発をめぐる紛争に詳しい、ある弁護士は、驚きを隠さない。勘定系システムの刷新プロジェクトが頓挫したことによって損失を受けたとして、スルガ銀行が委託先の日IBMに約115億円の損害賠償を求めた裁判の判決についてだ。東京地方裁判所は2012年3月29日、日IBMに約74億円の支払いを命じた。 金額だけを見ると、スルガ銀の請求のうち64%しか認められなかったように見える。だが実態は、スルガ銀の全面勝訴に限りなく近い。なぜなら、64%とい

    スルガ銀が事実上の全面勝訴 IBMの責任認めた判決の深層
  • サイボウズ、誕生と成長の裏話 | 日経 xTECH(クロステック)

    今年の「ITpro EXPO AWARD 2011」の大賞に選ばれたのは、サイボウズの業務アプリ開発用PaaS「kintone(キントーン)」です。実は3年前の「ITpro EXPO AWARD 2008」でもサイボウズのグループウエア「ガルーン2 次期版」が大賞を受賞しています。 サイボウズが設立されたのは1997年8月8日のこと。そしてベストセラーのグループウエアソフト「サイボウズOffice」をインターネットで販売し始めたのは同年10月10日でした。そこから急成長して2000年には東京証券取引所マザーズに上場、2002年には設立からおよそ4年半で東証 市場第二部への上場を果たしています。 サイボウズOfficeが生まれ、サイボウズという会社が成長していく過程では、驚きや感動、失敗、迷いなど、様々な出来事があったようです。その裏話を同社の青野慶久社長自らが連載『青野社長直伝 グループワ

    サイボウズ、誕生と成長の裏話 | 日経 xTECH(クロステック)
  • 集約率高い仮想クライアントシステムを構築

    写真●主なプロジェクトメンバー。左から順に、ニッセイ情報テクノロジーの望月洋平氏、高倉禎氏、日立製作所の加藤雄一朗氏 ニッセイ情報テクノロジーは大規模なシンクライアントシステムを構築し、2010年10月1日から利用を開始した。アプリケーションを仮想クライアントのサーバーに配信、それをシンクライアント(PC)に画面転送するものである。 利用開始当初は、同社でシステム基盤の設計や構築を担当する約1000名のITエンジニアが、WebブラウザーやOfficeソフトウエア、決済システム、勤怠管理システム、グループウエア(Lotus Notes/Domino)など10種類ほどのアプリケーションを利用する。段階的に利用者を増やし、最終的には対象を全社員と協力会社の社員の計1万人に広げる計画である。 採用したソフトウエアやハードウエアは、比較的新しいものが多い。例えば、仮想クライアントの構築ソフトは201

    集約率高い仮想クライアントシステムを構築
  • [詳報]ドコモの新Android端末GALAXY Sは2年契約で3万円を切る、GALAXY Tabは4万円超

    NTTドコモと韓国Samsung Electronics(以下Samsung)は2010年10月5日、「ドコモ スマートフォン GALAXY S」と「ドコモ スマートフォン GALAXY Tab」を発表した。ともにAndroid 2.2を搭載する。GALAXY Sは4インチ有機ELディスプレイを搭載するスマートフォン、GALAXY Tabは7インチ液晶ディスプレイと3G(第3世代携帯電話)ネットワーク機能を搭載するタブレット型端末である(関連記事)。2機種とも「ドコモ スマートフォン」中の機種と位置付け、販売する。また10月5日から開催のCEATEC JAPAN 2010で展示する。 NTTドコモの山田隆持 代表取締役社長は「2010年度でスマートフォンを100万台売る」と宣言している。山田氏は記者会見で100万台の達成に自信を見せた。2010年4月に発売したソニー・エリクソン・モバイルコ

    [詳報]ドコモの新Android端末GALAXY Sは2年契約で3万円を切る、GALAXY Tabは4万円超
  • 「改変を強要された」、スルガ銀-IBM裁判で日本IBM副会長

    「議事録や提出資料の内容を、スルガ銀行にとって都合がいいように変更するよう求められた。『日IBMが悪かった』という表現を議事録などに織り込むようにも迫られた」。日IBMの金田治副会長は3月4日午後2時40分、東京地裁の411号法廷で証人尋問に臨み、こう主張した。 この証人尋問は、スルガ銀行がシステム開発の失敗で被った損失など111億600万円の支払いを日IBMに求めた裁判についてのもの(表)。2008年3月にスルガ銀行が日IBMを提訴してからちょうど2年。裁判は非公開での弁論準備手続が続いていたが、この2月から3月にかけて、3回の証人尋問が公開形式で行われた。 日IBMからはプロジェクト当事全社の営業責任者を務めていた金田副会長、スルガ銀行からは乾精治常勤監査役のほか、両社の開発現場における責任者を務めていたメンバーが出廷した。 今回の証人尋問で注目されるのは、現役の日IBM幹

    「改変を強要された」、スルガ銀-IBM裁判で日本IBM副会長
  • COBOLこそスピード経営に必要

    家電通販最大手のジャパネットたかた。同社における開発言語のメインはCOBOLだ。通信販売で取り扱う商品は日々追加され、客先でのセッティングといった付帯サービスも多様化している。情報システムを統括する星井龍也専務執行役員は、「こうした状況変化に迅速に対応するためには、COBOLの高い生産性が必要だ」と語る。(聞き手は井上英明=日経コンピュータ、写真は林田大輔) メインの開発言語にCOBOLを据えていると聞く。 2008年1月、基幹システムをメインフレームからUNIXサーバーにオープン化するプロジェクトを開始する際に、「当社はメインの開発言語をCOBOLとする」と宣言しました。26人いる情報システム部員の全員が、COBOLを読み書きできるようにしています。それまでは、COBOLを読み書きできる部員は3人だけでした。 当社のシステムにおいて基幹となるのは、販売管理システムです。お客様からの注文や

    COBOLこそスピード経営に必要
  • ムダと一緒に捨てたもの

    怖い話を聞いた。某大メーカーの幹部が雑誌をパラパラとめくっていたら、大口取引先であるメーカーの広告が載っていた。さっそくその幹部はそのメーカーを訪ね、「いやあ結構なことですな、このご時勢に広告をお出しになる余裕があって」と皮肉ったらしい。そう言われた中堅メーカーでは即日、広告出稿を停止したという。 業績不振で広告宣伝費を大幅に削減している大手メーカーの心証を悪くしたくないという配慮であろう。「余裕があるとみられたら、必ずや厳しく値下げを求められる」という現実的な理由もある。とにもかくにも、大切な顧客に「余裕がある」と見られてはならないのである。 かく言う私だって、上の人から「みんな忙しそうなのに、君は余裕だねぇ」などと言われたら、その瞬間からものすごく忙しそうなフリをして「いやぁ、ヘラヘラしているように見えるかもしれませんが実はすごく大変なんでして」とか、思いつく限りの悲壮ネタを披露するこ

    ムダと一緒に捨てたもの
  • “リーグ制”で事業の順調度を可視化、経営人材の育成進み、9事業が開花

    変化の激しいインターネットを主戦場とするサイバーエージェントは、5年前まで営業赤字から脱却できないでいた。社員が新事業に挑む意欲を失うことなく、利益を出せる企業に変貌できたのは、事業を“リーグ分け”する制度「CAJJプログラム」の成果。現在の約20事業の半数が新事業だ。 サイバーエージェントグループの事業ポートフォリオ管理の仕組みであるCAJJプログラムは、全事業をリーグ分けし、事業リーダーにリーグ昇格への意欲をかき立てている。「昇格すれば、昇格を祝うポスターがあちこちに掲示され、事業を越えてみんなから賞賛される。この仕組みはリーグごとに業績目標と達成期限が明確なので、事業責任者が部下との間で目標と方向性を共有しやすい」 こう語るのは、ブログサイト「Ameba(アメブロ)」の運営会社であるサイバーエージェントの子会社、cybozu.net(サイボウズ・ドットネット、東京・渋谷)の椿奈緒子取

    “リーグ制”で事業の順調度を可視化、経営人材の育成進み、9事業が開花
  • ソースコードから見るグーグル気質、規律を持つ気さくな開発者集団

    グーグルはWebブラウザ「Google Chrome」など100種類を超えるオープンソースプロジェクトを社外に公開している。「Google Code」という開発者向けWebサイトでは、ソースコードだけでなく、グーグル社員同士のやり取りや仕事の進め方まで公開されている。そこから垣間見えるグーグル気質を分析する。(日経コンピュータ) グーグルのことを、「『世界中の情報を整理する』という大きな野心に向けて突き進むエリート集団」と思っている読者も多いだろう。そのような会社のプログラマであれば、書いたソースコードも厳しい規律に従う秩序だったものに違いない、と思うのが自然だ。 確かに、グーグルの開発スタイルの厳格さはよく知られている。例えば、グーグル法人の鵜飼文敏氏が行った講演を見ると、同社は、デザインドキュメント(コーディングの前に設計情報を文書化するプロセス)、コードレビュー(他のチームメンバ

    ソースコードから見るグーグル気質、規律を持つ気さくな開発者集団
  • サイボウズがグループウエア開発でマイクロソフトと協業

    サイボウズは2009年9月28日,グループウエア製品の開発とマーケティングにおいてマイクロソフトと業務提携することを発表した。「Microsoft Office SharePoint Server」を開発プラットフォームとしたグループウエア新製品を開発し,2010年上半期に発売する計画だという。 サイボウズの青野慶久代表取締役社長(写真右)は,今回の業務提携を同社製品の「海外展開への足がかり」と位置づける。同社は2001年6月に米国現地法人を設立したが,2005年7月に清算しており,米国市場参入は失敗に終わった。「単独の事業展開には限界を感じた。今度は,グローバル展開しているマイクロソフトとパートナー連携することにより,世界展開を狙う」(青野氏)。 一方,マイクロソフトの樋口泰行代表取締役社長(写真左)は,「当社はワールドワイドで共通のプラットフォームを作っており,細かなローカル文化への対

    サイボウズがグループウエア開発でマイクロソフトと協業