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書評に関するtakeosa75のブックマーク (11)

  • 17年に及んだ山形浩生の「CUT」連載が終了 - YAMDAS現更新履歴

    山形浩生の「CUT」連載が終了した。ワタシはかつて渋谷陽一信者で、「CUT」は創刊号から(たまに買い、主に立ち読みで)目を通してきた雑誌だが、山形浩生の連載が一番の目当てだった。その連載が終わり、氏が書くように「ジャニ系男性アイドル中心の雑誌になる」のなら、もうこの雑誌を手にとることもないだろう。 ただここ数年、氏の連載を以前ほど楽しめなくなっていたのは正直に認めないといけない。彼が変わったのか、ワタシが変わったのか。 両方変わったに決まっている。 それでもこの連載を通じ、いろんな面白いを教えてもらったのは間違いない。以下、個人的に思い出深い回を紹介することでこの連載を勝手に振り返ろうと思う。 掲載号については、インデックスページと個別ページの記述にズレがあったりして正確を期すことができないので割愛させてもらう。 1991年~1992年 『ブッシュ・オブ・ゴースツ』と『ドバラダ門』は偉大

    17年に及んだ山形浩生の「CUT」連載が終了 - YAMDAS現更新履歴
  • 2007-04-06

    ちょっと前のことだが、NHKスペシャルで二日続けて中国の「いま」に関する硬派のドキュメンタリー「激動中国」が放送された。4月1日放送分の「富人と農民工」は、あまりに描き方が図式的過ぎ、かえって「富人」達が莫大な富の蓄積を行うことを可能にしている社会制度上の問題や、「民工荒」や「新農村建設」など農民をめぐる状況や政策がめまぐるしく変化するなかで民工たちの生活がどう変化しているのか(取材を行ったのがいつのことなのか正確な情報がないのは残念だった)、という点について十分に踏み込めていない印象が強く、あまり感心しなかった。 しかし2日に放送された中国の新興週刊誌『南風窓』編集部に密着取材した「ある雑誌編集部 60日の攻防」は大変見ごたえのある内容だった。『南風窓』と陳中社長は、実は以前に取り上げたグラナダテレビの番組にも登場しているが、そこでは基的に「政府の干渉も恐れずタブーに切り込む反骨精神に

    2007-04-06
  • 東大教師が新入生にすすめる本 2007年「UP」4月号より

  • asahi.com:周恩来秘録 上・下 [著]高文謙 - 書評 - BOOK

    周恩来秘録 上・下 [著]高文謙 [掲載]2007年03月25日 [評者]野村進(ジャーナリスト・拓殖大学教授) ■皇帝型権力の専制に振り回されて ここ十年ほどの間に刊行された『毛沢東の私生活』や『マオ――誰も知らなかった毛沢東』などにより、中国建国の雄たる毛沢東像は地に堕(お)ちた感がある。代わって定着したのが、猜疑心(さいぎしん)の虜(とりこ)となった“現代の始皇帝”というイメージで、書もそれを補強こそすれ、訂正を迫るものではない。書で大きく塗り替えられているのは、ナンバーツーだった周恩来像の方である。 周が死んだとき、八十を超えた毛が爆竹を盛大に鳴らして喜んだという暗いエピソードから書は始まる。毛の異常な猜疑心は、打倒した劉少奇や林彪だけでなく周にも向けられ、歴史的な米中国交回復で見せた周の鮮やかな手際までが、毛の猜疑を掻(か)き立てたというのだから、驚くほかはない。つねに周は

  • 共産主義が見た夢 - 池田信夫 blog

    著者は、ソ連史の第一人者である。レーガン政権で対ソ政策の顧問をつとめた経歴からも想像されるように、書の共産主義についての評価は全面否定だ。特にロシア革命について、「レーニンは正しかったが、スターリンが悪い」とか「トロツキーが後継者になっていたら・・・」という類の議論を一蹴する。一部の陰謀家によって革命を組織し、その支配を守るために暴力の行使をためらわなかったレーニンの残虐さは、スターリンよりもはるかに上であり、ソ連の運命はレーニンの前衛党路線によって決まったのだ。 しかし共産主義がそのようにナンセンスなものだとしたら、それがかくも広い支持を受けたのはなぜだろうか。著者も認めるように、財産や所有欲を恥ずべきものとする考え方は、仏教にもキリスト教にもプラトンにも、広くみられる。ハイエク流にいうと、それは人類に遺伝的に植えつけられている部族感情のせいだろう。つまり人間は個体保存のために利己的

  • 今年の○冊 - chirashino☆ura

    各所の2006年の○冊。気が向くままに随時追記していく(かも)。(17日エントリ作成) ブロガー http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/266d99c86c786c081db2f7c36d974700 酒と泪と馬と鹿 - 今年の10冊 gachapinfanのスクラップブック - 今年の十冊(18日追記) 立岩真也氏:http://www.arsvi.com/0w/ts02/2006085.htm(24日追記) 2006-12-17(24日追記) http://d.hatena.ne.jp/eirene/20061218/p1(24日追記) 恐家の献立表 - 今年の10冊(24日追記) 不未之奇 - 2006年のベスト(24日追記) 今年のベスト読書 - 評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」(24日追記) このがスゴい2006: わたしが知らないス

    今年の○冊 - chirashino☆ura
  • Powell’s Books | The World’s Largest Independent Bookstore

    Think about the last good book you read. Did it make you feel more connected to others? Maybe it served as a welcome escape. Maybe it helped you rediscover the beauty in life. Did it surprise you? As an independent bookstore, we strive to offer the same variety and richness of experience as the books on our shelves. And because the only people we’re beholden to are our customers and ourselves, we

  • 2006-10-21

    Jeffrey T. Richardson, Spying on the Bomb: American Nuclear Intelligence from Nazi Germany to Iran and North Korea, Network: Norton, 2006, Chap.4 Mao's Explosive Thoughts: The People's Republic of China through 1968. 各国の核開発を米国がどの程度のレベルまでつかんでいたのか、書は世界各国の核拡散の歴史と米国の情報機関が各国の核開発情報をどこまで把握しており、どのような対応をとろうとしたのかを明らかにしている。 中国の核開発が格化したのは1950年代後半であり、第二次台湾海峡危機と米国の国府への核配備が毛沢東の核開発への意欲を強める結果となった。1957年2月に蘭州が核開発の

    2006-10-21
  • asahi.com: 日中アニメの草創期を記録 持永只仁監督の自伝出版 - ひと・流行・話題 - BOOK

    日中のアニメ史に名を刻み、99年に亡くなったアニメ監督持永只仁が残した自伝「アニメーション日中交流記」(東方書店、2500円)が出版された。 映画「桃太郎の海鷲(うみわし)」などに携わった後、「満州映画協会」に入った著者は終戦後も中国に残り、手がきアニメの基礎を教えるとともに人形アニメに取り組む。53年に帰国し「ちびくろさんぼのとらたいじ」などを監督。川喜八郎や岡忠成ら人形アニメ作家を育てる一方、度々訪中し日中交流にも尽力した。 同書は日中アニメ草創期の貴重な記録であり、中国の20〜50年代の生活も伝える。持ち前の器用さと工夫で機材や画材を手作りし、制作上の困難を乗り越えていく様が印象的だ。戦中、戦後の苦労も力みなくつづる筆致から、穏やかな人柄がしのばれる。

  • http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/dokusho/news/20060813ddm015070022000c.html

  • asahi.com: 国境を越える歴史認識 [著]劉傑ほか - 書評 - BOOK

    歴史上、加害者と被害者に分かれた人々の間で歴史認識を一致させることは難しい。例えば広島と長崎への原爆投下をめぐっては、多くの米国人と日人との間で見解が異なる。それほどの相違はないだろうが、日中間に確かに存在する歴史認識のずれが、しばしば政治問題化してきたことは周知の事実だ。 書は、30代や40代の比較的若い歴史家が中心となり、近現代史における代表的な争点を日中双方の観点から解説した論文集である。取り上げられたのは、琉球所属問題や義和団事件、日露戦争、田中上奏文、南京での大虐殺、汪兆銘政権、歴史教科書、台湾の日統治時代、靖国神社、戦争賠償と戦後補償など、いずれをとっても彼我の認識上の深い溝をはらむ大きな問題ばかりだ。 11名の著者たちは、こうした難問に対し、わかりやすく効果的な一次資料を随所に示しながら、事実をもって日中双方に存在する認識の誤りを正していく。日中間の歴史認識問題が最近始

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