Debianパッケージの作成は、よく知らない人にすれば、実際よりもずっと難しく見える謎めいたプロセスである。その謎を少しでも解明できればと思い、この記事ではDebianパッケージを構築する2つの方法を取り上げる。標準のDebianパッケージングツールを使う方法と、CheckInstallユーティリティを使う方法だ。 この記事で取り上げるツール群はDebianとUbuntuでのパッケージ作成に用いたものだが、MEPIS、Xandros、Linspire、Freespireなど、Debianから派生した他のディストリビューションにも使えるだろう。紹介するツールや手法はこれらのディストリビューション全般にあてはまるはずだが、説明を簡単にするために、この記事では統一して「Debianパッケージ」という表現を用いることにする。 また、各ディストリビューションのパッケージングに関するポリシーの話には踏
cdn.debian.or.jp 試験運用開始 Debian JP Project は、利用者の利便性を考慮した Debian ミラーサーバとして cdn.debian.or.jp の試験運用を開始しました。 cdn.debian.or.jp は複数の Debian ミラーサーバを用いた DNS ラウンドロビン(+サーバによる重み付け) を行っており、特定ミラーサーバの障害影響を回避することが可能です (また、単なる DNS ラウンドロビンとは異なり、対象となっているサーバが障害で停止している場合は 死活監視による自動切り離しを実施し、利用者からは特に何も意識することなく利用できるようにしてあります)。 利用したい方は、/etc/apt/sources.list のサーバ指定を ftp.jp.debian.org などから以下のように変更ください (stable の部分は目的にあわせて t
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Debian boot ML のアナウンス文(英文)によると、Robert Millan氏が mingw32を使って Windows から Debian installer を起動させるランチャーを作成した。 ubuntuの同様のプロジェクトから発想を得たという。 CPUを自動認識してi386またはAMD のネットブート用カーネルイメージを取得し、grub4dos経由でDebian installerを起動する仕組みになっている。 このインストーラの利点として以下のようなものを挙げている。 CDやUSBストレージなどのメディアが無くても良い インストールのためにCDを焼いたり、BIOSをいじって(その時だけ)CDを優先ブートデバイスにする必要がない インストールメディアを持ってなくてもいつでもインストールできる 友人にインストールを勧めるときに、CDをあげる代わりにURLを書いた紙、一枚渡
Dunc-Tankとは、非公式な団体という立場からDebianにおける特定の活動に資金を提供しようという運動だが、その最初の試みとして実際にリリースマネージャへの報酬支払いが行われたものの、結果的にリリース期限を守れなかったことや一部プログラマが活動意欲を喪失したことがあったため、その是非に関する論争が現在もDebianコミュニティの間で続けられているところである。 以前の報告にもあるようにDunc-Tankとは、Debian Leaderを務めるAnthony Towns氏やSteve McIntyre氏などDebianの主要な開発者たちが運営している団体である。この団体は9月の設立当時から様々な論争を呼び起こしており、特に懸念されたのは、一部の開発者に報酬を支払うことはその他の参加者の意欲をそぐことにならないか、またDunc-Tankの構成メンバの顔ぶれからして部外者にこの活動はDeb
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Linuxディストリビューションの1つである「Debian」は、次期バージョンが12月4日までにリリースされる予定だったが、既に2週間以上の遅れが出ている。 現在、Debianのリリースマネージャーのうち1人が、カギを握る複数の個人を非難し始めている。 Andreas Barth氏は、米国時間12月18日に投稿したブログに、「これまで大きく貢献していた数人が、作業量を一気に減らしてしまった。私としてはどうしようもなく、当時は今回のリリースに私が全面的に関与するはるか前のことだった。だが、全体的にはまだその影響が残っている」と書き込んでいる。 Barth氏と、同じくリリースマネージャーのSteve Langasek氏は、「Etch」という
Debian憲章(Debian Constitution)にはリリースマネージャについての記述はないが、特にリリース準備の最終段階において、これほど影響力を持つ地位はDebianプロジェクトにはほとんどない。Steve Langasek氏とともにDebianのリリースマネージャを務めるAndreas Barth氏が最近、暫定的に12月上旬に予定されているEtchリリースの調整活動で忙しいなか、リリースプロセスの各段階、来るべきリリースの目標、役割を果たすにあたって直面している短期的および長期的な問題について語ってくれた。最悪の事態を危惧する一部の予想に反し、彼が話してくれたのは、しばしば賞賛されるオープンさを犠牲にすることなく順調な進展を見せるディストリビューションの様子だった。 Etchに取り組むDebianのリリースチームの陣容は、たいていの企業であれば大きな部門1つに匹敵する。リリー
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