ジェフ・ベゾス氏率いる航空宇宙企業の米ブルーオリジンは14日、有人での宇宙観光飛行を19日に再開すると発表した。同社は2022年の打ち上げでトラブルが発生して以来、有人飛行を停止していた。 ブルーオリジンは昨年終盤にロケット「ニュー・シェパード」を乗員なしで再び打ち上げていた。イーロン・マスク氏率いるスペースXの将来の重要な戦略的ライバルとされるブルーオリジンは、大型の軌道クラスロケットも建造しており、2020年代中に人類を月に輸送することを目指している。 ブルーオリジンによるテキサス州西部の施設からの有人宇宙飛行は7回目。前回の有人飛行は2022年8月だった。