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  • 【独自】「コロナ8割おじさん」西浦博、悲痛の告白「あんまりだという思いはあります」《コロナ専門家はなぜ消されたのか》(広野 真嗣) @gendai_biz

    1月17日に緊急出版される広野博嗣『奔流 コロナ「専門家」は、なぜ消されたのか』(講談社)が発売前から話題になっている。当事者である西浦博氏自身が、自身のXで「自分で言ったこととはいえ、この国に関するエピローグの締めくくりを読んでつらい気持ちになってしまいました」と語っている。 政権と世論に翻弄されながら危機と闘ったコロナ感染症「専門家」たちの悲劇とは何だったか? 弩級ノンフィクションの一部を紹介しよう。 海外では惜しみない拍手が 2023年9月5日、私は京都駅の上にあるホテルの喫茶店で、京都大学大学院教授の西浦博に会った。尾身茂が新型コロナウイルス感染症対策分科会の会長として最後に岸田文雄に面会してからちょうど1週間後のことだ。官邸からの去り際の朗らかな尾身の表情をどう見ていたのか。それを質問したかった。西浦は、こう答えた。 「あんまりだという思いはあります。キックアウトですよね」 なぜ

    【独自】「コロナ8割おじさん」西浦博、悲痛の告白「あんまりだという思いはあります」《コロナ専門家はなぜ消されたのか》(広野 真嗣) @gendai_biz
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    tanayuki00 2024/01/17
    ポチった。
  • ツール販売で「87億円」儲けた業者も…オンラインゲームの「チート」がなくならない理由(高橋 暁子) @moneygendai

    オンラインゲームに「チート」があふれている。チートとは英語でcheat、イカサマとかインチキという意味。ゲームのデータやプログラムを改ざんして、正規の利用では来できないことを、不正にできるようにする行為を指す。 「チーター(チートをする人)だらけだからゲームをやめた」という人がいるほどオンラインゲームにはチートがあふれており、運営会社が対応に追われている。 チートはなぜなくならないのだろうか? 成蹊大学客員教授でITジャーナリストの高橋暁子氏が解説する。 「オレ最強」を味わうことができる そもそも、なぜチートツールを購入するのだろうか。数千円から数万円を支払うだけで、ゲーム内でのストレスをすべてなくし、やりたい放題にプレイできるからと考えるとわかりやすいかもしれない。 ゲーム内通貨やレアアイテムを不正に増やしたり、キャラクターのスコアやステータスを急激に上げたりできるため、有利にゲーム

    ツール販売で「87億円」儲けた業者も…オンラインゲームの「チート」がなくならない理由(高橋 暁子) @moneygendai
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    tanayuki00 2022/02/15
    「チートツールは単純に儲かる。買うユーザーはいくらでもおり、それ故、売るユーザーも跡を絶たないのだ」
  • 量子力学が投げかける究極の問い──「物質は実在しない」は本当か?(吉田 三知世)

    相対論とならぶ二大物理理論・量子力学は、世界の見方を根幹から変えたことで知られています。量子力学が提示した世界観・物質観に猛然と異を唱えたアインシュタインは、量子力学の創始者の一人・ボーアと激しい論戦を繰り広げました。 「果たして実在とは何か」──大いなる問いをめぐる熱い論争の100年を克明にたどった近刊『実在とは何か──量子力学に残された究極の問い』(筑摩書房)が話題となっています。 同書の翻訳を担当した吉田三知世さんに、その深い魅力を語っていただきました! 量子力学の解釈問題 20世紀の幕開けに萌芽(ほうが)した量子力学は、1925年に理論的に定式化され、はや100年になろうとしている。その応用は着々と進み、エレクトロニクスを生み出して、情報通信技術や医療その他の産業を成り立たせている。スマートフォンなど、日常生活で触れる機器をとおして暮らしにも浸透している。 ジャーナリストのブライア

    量子力学が投げかける究極の問い──「物質は実在しない」は本当か?(吉田 三知世)
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    tanayuki00 2021/10/18
    在庫切れかな? 電子書籍化希望。
  • 西浦博教授が考える「ワクチン接種が進む日本」でこれから先に見込まれる“展開”(西浦 博) @gendai_biz

    今後の未来像は 予防接種という行為は、接種者自身はもちろんのこと、それ以外の方の感染機会を減らすことに繋がる。そのため、そのような間接的な防御が人口内で積み重なり、流行自体を防ぐ効果が得られたものを集団免疫効果と呼ぶ。そして、流行排除のための閾値について、従来株の場合、予防接種率が60%超程度ではないかと過去の記事で私も言及してきた。 実際に、イスラエルではロックダウン下で2回目接種が完了した者の割合が40%を超えたところで新規感染者数が減少傾向に転じたことから、国内外含めて予防接種に大きな期待が広がったのである。 残念ながら、上記の見通しは楽観的すぎた。それはどうしてなのか。加えて、現時点までの科学的な知見から今後の未来像をどのように見込んでいるのか。簡単ではあるが、稿で皆さんと共有したい。 いずれの要素も集団免疫閾値に直接的に影響を与える。特に、前回の記事でお伝えした通り、(1)に関

    西浦博教授が考える「ワクチン接種が進む日本」でこれから先に見込まれる“展開”(西浦 博) @gendai_biz
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    tanayuki00 2021/08/26
    5年程度の時間をかけて社会全体でテーパリング(投薬量を徐々に下げる)のが現実的な解だという指摘。プレミアリーグのサポーターの盛り上がりを見ると羨ましくなるが、まだ当面は自重せいと。
  • 田中碧が感じた「世界との差」…個人プレーに罰を与えるスペインの「サッカー教育」(島沢 優子)

    東京オリンピックサッカー男子は、準決勝で惜しくも敗退した。最後まであきらめず全力をつくした選手のひとりひとりに、心から敬意を表したい。ただ、スペイン戦、メキシコ戦で感じたのは「世界の強さ」でもあったのではないだろうか。ひとりひとりの「想い」「技術」ではない「何か」が大きく立ちはだかっているような印象。それは何なのか。 スポーツの現場や教育について長く取材してきたジャーナリストの島沢優子さんが、スペインサッカー指導の現場にあたる日人監督・高田純さんに話を聞いた。 吉田麻也キャプテンのもと、諦めずにプレーをし続けたサッカー男子日本代表。みな素晴らしい技術のある素晴らしいプレイヤーだからこそ、「何か」の理由を知る必要がある Photo by Getty Images 田中碧選手の「世界は遠い」のコメント 東京2020サッカー男子3位決定戦は、日がメキシコに1対3で敗れメダルを逃した。準決勝

    田中碧が感じた「世界との差」…個人プレーに罰を与えるスペインの「サッカー教育」(島沢 優子)
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    tanayuki00 2021/08/11
    「何かを親から強要されることはまずありません」「先生たちは、子どもを見守ることに徹しています」「何か目に見える成果が出るまでに時間はかかるかも知れませんが、どこかのタイミングでぐんと成長します」
  • 「アジア人差別」をしたフランス人が「差別じゃない」と本気で否定する理由(田中 晴子)

    6月にセルビアの女子バレーボールの選手、そして7月にサッカーのフランス代表の選手と、世界で活躍するスポーツ選手らによるアジア人差別ととれる言動が立て続けに報じられた。いずれのケースでも、人たちは「差別のつもりはなかった」と釈明している。なぜ彼らに差別の認識がないのか、疑問に思った人は少なくないだろう。 フランス在住で、現地で長年翻訳業に携わっている田中晴子さんに、アジア人に対する「無自覚な差別」が生まれる背景について綴ってもらった。 「アジア人は差別の対象ではない」という思い込み 先日、ホテルの部屋にゲームの言語設定にきてくれている日人スタッフたちを、サッカーフランス代表でFCバルセロナに所属する選手ウスマン・デンべレが撮影しながらコメントする数年前の動画が流出し、差別的だとしてSNS炎上したことがフランスメディアでも取り上げられました。 このビデオはフランス人でも一字一句全部は聞き

    「アジア人差別」をしたフランス人が「差別じゃない」と本気で否定する理由(田中 晴子)
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    tanayuki00 2021/07/21
    「勇気を振り絞って声をあげた人たち(わたしたちのために声をあげて状況をかえていってくれる人たち)を「たしなめ」たりするような行為は避けたいものです」
  • 「カミングアウトは嫌だった」紅白で性別を宣伝に使われ、苦悩したシンガーの告白(梅津 有希子)

    「紅白で私の心は死んだ」となぜ感じたのか 2006年にデビューし、翌年第58回NHK紅白歌合戦に出場したシンガーソングライター、中村 中(なかむら・あたる)は、男児として生まれ、女性として生きているトランスジェンダーだ。 デビュー年にリリースしたセカンドシングル『友達の詩』の発売時に、トランスジェンダーであることを公表。当時はまだトランスジェンダーという呼び方が一般的ではなく、「性同一性障害」といわれていた頃だ。今よりももっと理解がなかった時代を経てきた中村は、「LGBT」「多様性」という言葉だけが盛り上がりを見せている現状に「違和感を覚えている」という。 前編では、デビューしてすぐに紅白出場という、誰もが輝かしいと思う出来事の影に、自分の力が及ばないところで、勝手に作り上げられたストーリーと自分のセクシュアリティとのはざまで苦しみ続ける中村の姿があったことをお伝えした。 「紅白で私の心は

    「カミングアウトは嫌だった」紅白で性別を宣伝に使われ、苦悩したシンガーの告白(梅津 有希子)
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    tanayuki00 2021/06/28
    なぜ人は見ず知らずの他人を自分が知ってる「型」にはめようとするのか。目の前にいる本人を見ようともせずに。
  • トランスジェンダーを公表したシンガーが語る「紅白で私の心は死んだ」理由(梅津 有希子)

    ひとりのシンガーの14年前の出来事 「LGBT」「LGBTQ」(LGBTQIAと称することも)ということばを日常的に耳にするようになり、ヒット商品を作るうえでも「ジェンダーレス」がキーワードになっている近年、日の芸能界でもLGBTをカミングアウトする人が少しずつ増え、性の多様性が認知され始めている。 政府も性の多様性に関する「LGBT理解増進法案」を進める動きも出てきた。しかし、結局は推進を進める自民党の特命委員会の中にも差別的な発言が続出し、5月20日法案了承を先送りとなった。そもそもこの法案の趣旨自体、きちんと理解されていない象徴でもあるという声も多かった。LGBTをカミングアウトする人が増えたといっても、これが日の現状でもある。 2006年にデビューし、翌年第58回NHK紅白歌合戦に出場したシンガーソングライター、中村 中(なかむら・あたる)は、男児として生まれ、女性として生きて

    トランスジェンダーを公表したシンガーが語る「紅白で私の心は死んだ」理由(梅津 有希子)
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    tanayuki00 2021/06/28
    感動の押し売り。「VTRにしても手紙にしても、過剰にドラマチックにされて、もてあそばれているというか。きっとチューイングガムのようにクチャクチャ噛まれて、味がなくなったら捨てられるんだろうなって」
  • 「ネトウヨ化」した母にゲイだと打ち明けて気づいたこと(富岡 すばる)

    僕のカミングアウトを「安倍晋三」で遮った母 僕は数年前、まだ30歳になって間もなかった頃、自分がゲイであることを母に打ち明けた。 別に一生言う必要もないだろうと考えていたのだが、言わないことで何となく母に対して感じ続けていた心の距離を、ありのままを話すことによって縮めようと思ったのだ。女手ひとつで僕を育ててくれた母との関係を、30代になったということもあり、修復したかったというのもある。 そして僕は、いつもと変わらないある休日の夜、意を決して話した。

    「ネトウヨ化」した母にゲイだと打ち明けて気づいたこと(富岡 すばる)
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    tanayuki00 2021/06/21
    「カミングアウトしたあの日、ゲイだと打ち明けた僕に母が安倍元首相や日本政府の素晴らしさを説いたのは、彼女なりに僕を救おうとしてくれていたのだと。なぜなら、彼女にとってはそれこそが何よりもの救いになっ…
  • ついに大公開…!“国民的ヒット作”を次々生み出す「少年ジャンプ」逆説の企画術(飯田 一史) @gendai_biz

    新人マンガ家に対して「流行りなんか気にしなくていい。自分が描きたいこと、好きなものを掘り下げて作品をつくろう」と訴えるマンガの教則がある。週刊少年ジャンプ編集部・編の『描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方』(集英社)だ。 日でもっとも売れているマンガ雑誌であり、アンケートの結果によって連載打ち切りを決めることで知られる「少年ジャンプ」が新人に伝えるメッセージが「ターゲット読者や流行りに合わせて売れるものを作ろう」ではなく「好きを貫け」とは、一体どういうことなのだろうか? 「週刊少年ジャンプ」副編集長の齊藤優氏と、「少年ジャンプ+」副編集長の籾山悠太氏に「ジャンプ」が求める作品像や今後の新人育成について訊いた。 (前編「『鬼滅の刃』『呪術廻戦』…「ジャンプ」だけが「圧倒的一人勝ち」しているワケ」はこちら) 「流行は気にするな」と作家に言う理由 ――「ジャン

    ついに大公開…!“国民的ヒット作”を次々生み出す「少年ジャンプ」逆説の企画術(飯田 一史) @gendai_biz
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    tanayuki00 2021/04/08
    新人発掘と卒業はセット。たいへん厳しいが、鮮度を保つために必要で、かつ私情が入り込む余地のない合理的なシステム。
  • 『鬼滅の刃』『呪術廻戦』…「ジャンプ」だけが“圧倒的一人勝ち”している「納得の理由」(飯田 一史) @gendai_biz

    「週刊少年ジャンプ」は日でもっとも売れているマンガ雑誌であり、「少年ジャンプ+」はウェブ発でもっとも人気マンガを輩出していると言っていいウェブマンガ誌(マンガアプリ)である。 「ジャンプ」「ジャンプ+」が数あるマンガ媒体のなかでも特異なのは「新人の連載作品から大ヒットが連綿と生まれ続けている」ことにある。たとえば近年では、吾峠呼世晴『鬼滅の刃』や芥見下々『呪術廻戦』などがそうだ。 しかし常識的に考えれば、新人よりも経験のある作家と組んだ方が編集者も作品づくりはラクだろうし、売れる作品を作りやすいように思える。 にもかかわらず、「ジャンプ」はなぜ他誌と比べても圧倒的に新人に力を入れているのか? 有望な新人を発掘し、育成するために「ジャンプ」はどんなことをしているのか? 「ジャンプ」を最強たらしめる新人育成システムの全体像について、「ジャンプ」副編集長の齊藤優氏と、「ジャンプ+」副編集長の籾

    『鬼滅の刃』『呪術廻戦』…「ジャンプ」だけが“圧倒的一人勝ち”している「納得の理由」(飯田 一史) @gendai_biz
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    tanayuki00 2021/04/08
    自分たちの能力を過信しない。最後は市場が決めてくれるから。市場からのフィードバックをきちんと検証して次につなげる。
  • 「なぜ打たせてくれなかったの?」子宮頸がんワクチン、接種できなかった悲痛な叫び(及川 夕子)

    自費では約5万円、 高額すぎて払えない 「つい最近も、女子高校生2人を診察したばかり。外来診療で、16歳、18歳の細胞診の異常(子宮頸がんの手前、異形成の状態)が出始めています。ワクチンを打っていたら防げたのにと悔やまれます」(産婦人科医・高橋幸子さん) 「HPVワクチン(子宮頸がん等予防)を打つ機会を奪われた若者たちが無料で接種するチャンスをください」 6月1日、大学生と高橋さんら医療関係者有志の会「HPVワクチンfor Me」が、対象年齢を過ぎてもHPVワクチンを公費で打てるように求めるオンライン署名活動を始めた。2020年6月10日現在、署名数は1万7000件を超えた。 この署名活動を受けて、SNSや署名欄には、ワクチンを打ち逃した大学生や保護者などからのメッセージが次々と投稿された。自費でこのワクチンを打つとなると、3回接種で約5万円ほどかかる(2価、4価ワクチンの場合)。「無料期

    「なぜ打たせてくれなかったの?」子宮頸がんワクチン、接種できなかった悲痛な叫び(及川 夕子)
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    tanayuki00 2021/03/26
    「子どもたちに、正しい情報を与え、選択の機会を与えること、これは大人の責任です」
  • カズオ・イシグロの警告が理解できない、リベラルの限界(御田寺 圭) @gendai_biz

    「横」を見るだけでは不十分 2017年にノーベル文学賞を受賞した小説家カズオ・イシグロ氏の、あるインタビューが各所で大きな話題になった。 そのインタビューが多くの人から注目されたのはほかでもない――「リベラル」を標榜する人びとが自分たちのイデオロギーを教条的に絶対正義とみなし、また自身の感情的・認知的好悪と社会的正義/不正義を疑いもなくイコールで結びつける風潮の高まりに対して、自身もリベラリズムを擁護する立場であるイシグロ氏自身が、批判的なまなざしを向けていることを明言する内容となっていたからだ。 〈俗に言うリベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実はとても狭い世界の中で暮らしています。東京からパリ、ロサンゼルスなどを飛び回ってあたかも国際的に暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていないのです。 私は最近とよく、地域を超える「横の旅行」で

    カズオ・イシグロの警告が理解できない、リベラルの限界(御田寺 圭) @gendai_biz
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    tanayuki00 2021/03/22
    まず相手に興味をもって知ろうとすること。「スリー・ビルボード」に始まって「SKIN」「ヒリビリー・エレジー」、それに近々公開の「ノマドランド」などなど、映画界もその観客も相手を知ろうとしてきたよ。
  • 中国共産党の悲願「台湾併合戦争」の発動が今、現実味を増している(石 平) @gendai_biz

    台湾独立は戦争を意味する」 先月(1月)28日、中国国防省の呉謙報道官は記者会見で、台湾海峡で行っている中国軍の軍事活動についてコメントした。その中で彼はこうした軍事活動の正当性を主張したのと同時に、「台湾独立は戦争を意味する」という強烈な表現を用いて台湾への露骨な軍事恫喝を行った。 呉報道官が戦争発動の前提としている「台湾独立」とは何かは別として、中国軍の声を代弁する国防省報道官が公然と「戦争」という言葉を持ち出して、一定の条件下で台湾に対する戦争発動もありうると表明するのは異例なことである同時に異常なことでもあろう。戦争の発動が中国軍から公然と叫ばれたのである。 実は、去年9月から今年1月下旬までに、中国の習近平政権と中国軍が台湾との関連において取ってきた一連の行動から見ると、上述の「戦争発言」は単なる恫喝でもなさそうである。「祖国統一」という大義名分による台湾併合戦争の発動はこの5

    中国共産党の悲願「台湾併合戦争」の発動が今、現実味を増している(石 平) @gendai_biz
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    tanayuki00 2021/02/05
    現実味を帯びる台湾侵攻。もしバイデン大統領が「中国と一戦を交えるような大変な政治的決断に踏み切ることができないと判断した場合、中共政権はおそらく何の躊躇いもなく台湾併合戦争の発動に打って出る」
  • 殺人犯が「神父」になりすましていた…信者が「ニセ神父」を信じた理由(此花 わか)

    近年、「なりすまし神父」が毎年のようにヨーロッパ各地で出没しているという。ヨーロッパではキリスト教信者が年々減少していると聞くが、偽神父が頻繁に出現するのはなぜなのだろうか。この不思議な現象を、実話をもとに映画化した作品『聖なる犯罪者』が1月15日より公開中だ。 殺人犯が村で「神父様」と慕われるように… 第2級殺人罪で少年院に服役中の20歳の青年ダニエル(バルトシュ・ビィエレニア)。暴力に満ちた少年院で、ダニエルの唯一の救いはカトリックのミサだった。そんなダニエルは神父になるという夢を抱くが、犯罪歴がそれを阻む。 仮出所し、遠く離れた田舎の村にある製材所で働くはずだったダニエルは、ふと立ち寄った見知らぬ小さな村の教会で不審な人物だと怪しまれ、とっさに自分は司祭だと嘘をついてしまう。彼はその村の司祭代理となり、自己流のミサや風変わりな説教を行うように。村人たちはそんんなダニエルを「神父様」と

    殺人犯が「神父」になりすましていた…信者が「ニセ神父」を信じた理由(此花 わか)
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    tanayuki00 2021/01/25
    「パトリックは実はひとつの村だけではなく、様々な村で神父になりすまして逮捕され、起訴されていた。だが、騙された村人たちが「彼はよい人なので許してやってください」と裁判で証言し、彼は無罪放免になった」
  • 日本人が知らない「卵」のアブない現実…世界と「決定的な差」があった(森 映子) @gendai_biz

    は一人当たり年間338個の卵をべる世界第2位の消費国。しかし鶏舎の95%は狭いスペースでのケージ型で、動物が心身共に良好な状態でいる「アニマルウェルフェア(AW)」が担保されているとは言えない状態だ(*1)。 農林水産省は「AWは重要」としつつ、AWの国際基準作りでレベルの引き下げを求めるなど一貫性のない動きを見せる。 世界では欧州で従来型のケージ飼育が禁止され、大手品会社などがケージフリー(平飼いや放牧)の卵に切り替えるなどAWへとかじを切っており、日との差は広がっている。

    日本人が知らない「卵」のアブない現実…世界と「決定的な差」があった(森 映子) @gendai_biz
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    tanayuki00 2020/11/24
    「ユニリーバとネスレは20年中に欧米で、25年までに全世界でケージフリー卵への切り替えを発表」「スターバックスは20年、米マクドナルドは25年までに北米の店舗ですべてケージフリー卵に変えると公表」
  • 「愛が一番というのは嘘」63歳で初小説を発表した芥川賞作家・若竹千佐子が語る(此花 わか)

    2017年、8年の年月をかけて完成した小説『おらおらでひとりいぐも』で作家デビューを果たした若竹千佐子さん。63歳にして文藝賞を受賞し、その翌2018年にはなんと芥川賞も受賞している。60万部突破のベストセラーとなった作は田中裕子主演で映画化され、現在公開中。脇を固めるキャストも蒼井優や東出昌大と豪華な顔ぶれだ。 作は、子供たちが巣立ち、やっと夫婦水入らずで残りの人生を楽しもうと思っていた矢先に夫・周造に死なれ、心にぽっかりと穴が空いた75歳の「桃子さん」が主人公。ひとり暮らしの彼女の頭のなかで拡がる会話で進むストーリーは非常に内省的だが、東北弁のリズムが軽快で、桃子さんが発する一言一言が人生の示唆に富んでいる。 原作者の若竹さんもまた東北の出身で、55歳のときに夫に先立たれている。哀しみにくれ、自宅に引きこもっていた彼女を見かねた息子さんから小説講座を勧められたことがきっかけで、

    「愛が一番というのは嘘」63歳で初小説を発表した芥川賞作家・若竹千佐子が語る(此花 わか)
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    tanayuki00 2020/11/09
    表現するということ。「もちろん、「若い才能であふれている世の中で、私なんてもうお呼びじゃないかも」と思って寂しくなったことは何度かありましたが、書くことでしか“自分”でいられなかったんです」
  • 大学入試改革の深き闇…「Japan e-Portfolio」中止騒動がキナ臭すぎる(田中 圭太郎) @gendai_biz

    ギリギリでの方針転換 現在の高校3年生から実施される大学入試改革。これまでのセンター試験にかわって始まる「大学入学共通テスト」の英語民間試験と記述式問題の導入が見送られるなど、混迷を深めているのは周知の通りだ。 さらに8月に入って、改革のもう一つの柱ともいえる「調査書の活用強化」にも、大きな「事件」が起きた。「調査書の活用強化」のために利用されるはずだったシステム「Japan e-Portfolio」の導入見送りが決まったのである。 「調査書の活用強化」というのは、受験生の「主体性等」を適切に評価するため、高校から提出される調査書(いわゆる「内申書」をイメージしてもらいたい)を、従来よりも重視して合否を判断するもの。その際に調査書を電子化して出願するのに利用されるはずだったのが、一般社団法人教育情報管理機構が運営する「JAPAN e-Portfolio」というシステムだった。 そもそも「調

    大学入試改革の深き闇…「Japan e-Portfolio」中止騒動がキナ臭すぎる(田中 圭太郎) @gendai_biz
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    tanayuki00 2020/08/25
    ①共通テストの記述式問題:ベネッセグループが受注→見送り。②英語民間試験:ベネッセの検定試験採用→先送り。③調査書の活用強化:ベネッセに再委託→頓挫したがベネッセの連携サービスが全国の高校に導入済み。
  • 「右派が持っていて左派に決定的に足りないもの」とは一体何か?(ブレイディ みかこ,石戸 諭) @gendai_biz

    『ルポ 百田尚樹現象〜愛国ポピュリズムの現在地』著者でノンフィクションライターの石戸諭さんと、ベストセラー『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の著者で、新刊『ワイルドサイドをほっつき歩け』も大きな話題となっているブレイディみかこさんの特別対談、後編! 前編はこちら:安倍首相も小池都知事も「空虚だけど支持される」現実をどう理解するか 文学に人生を賭けようとした百田青年 石戸 僕は『ルポ 百田尚樹現象〜愛国ポピュリズムの現在地』の取材で、百田さんがあまり明かしてこなかったこと、しかし非常に大事なファクトを見つけました。彼は同志社大学の学生だった1980年に、『群像』の新人賞に小説を応募していることです。「古屋」という小説を書いていて、一次選考を突破し、紙面に名前も掲載されています。 当時の『群像』の新人賞は、百田さんが応募した前年は村上春樹さん、後年は笙野頼子さん、数年前には村上龍

    「右派が持っていて左派に決定的に足りないもの」とは一体何か?(ブレイディ みかこ,石戸 諭) @gendai_biz
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    tanayuki00 2020/07/29
    「右派的な本が売れるのが嫌だと思うのなら、草の根から自分たちの本を広げないといけない。どんなに高尚で正しいことをやっても、売り場で草の根を張ることができないとダメなんですよ」
  • ポンペオ長官“怒りの演説”が中国共産党に突きつけた「究極の選択」(近藤 大介) @gendai_biz

    アメリカ気で焦り出した いやはや、アメリカ中国が大変なことになってきた。 アメリカが7月21日、ヒューストンの中国領事館閉鎖を命じたかと思えば、中国は24日、成都のアメリカ領事館閉鎖を命じた。期限はそれぞれ72時間以内だ。これほど激しい米中の攻防は、1979年に国交正常化を果たして41年で、初の事態である。 先週のこのコラムでは、ドナルド・トランプ大統領の最側近の一人で、対中強硬派として知られるマイク・ポンペオ米国務長官が7月13日に発表した、「南シナ海の海洋主張に対するアメリカの立場」と題する声明の全訳を載せた。その上で今秋、アメリカが南シナ海に中国が建設した人工島を空爆する可能性について詳述した。 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/74262 ところが、ポンペオ長官によれば、中国批判は「4回シリーズ」なのだそうで、ロバート・オブライアン国家

    ポンペオ長官“怒りの演説”が中国共産党に突きつけた「究極の選択」(近藤 大介) @gendai_biz
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    tanayuki00 2020/07/28
    米国が中国をどう見てるか。「これはこれまで直面したこのない複雑で新たな挑戦だ。ソビエト連邦は自由世界から閉鎖されたが、共産中国は、すでにわれわれの国境の中に入ってきているのだ」