ブックマーク / snow36.hatenablog.com (101)

  • 青い星空の下に - 野の書ギャラリー

    こんにちは。ご無沙汰しています。 お元気でいらっしゃいますか。 暖かくなって、山もふんわりと衣替え。 薬師堂の草むらの紫のムスカリは、以前 うっかり落としてしまった球根から増えました。 以前に書きかけたものですので 話題も写真も古いです。書き直していないところもありますが、よろしくおつきあいください。 ネモフィラ ペニーブラック 初めも佳き姿。 🌙 きりの良いところで仕事をおいて、洗濯物を干していると、深夜の国道を サイドマーカーを光らせながらトラックが走って行くのが見えます。 月の美しい夜には、柔らかい光を受ける瓦と低く続く山並み。 月の無い夜には、静かな星が輝いて。 お仕事中の人もおられることですが、晴れた夜のささやかな楽しみです。お休みしていた外干しも花粉がおさまってきましたので再開です 風が描く羽根模様。早朝の霧が消えた後の冬の朝には、こんな空がよく見られた気がします。 最近 手

    青い星空の下に - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2023/05/07
    小さな地球がどれほど大切でかけがえのないものなのかという言葉に共感しました。お義母さまへの気遣いがやさしくて、なかなか母たちに寄り添えないわたしにはまぶしく感じます。ご自分のことも大切にされて下さい♡
  • 大津市 長等 三橋節子美術館にて - 野の書ギャラリー

    この記事は、私の都合で昨夜更新した記事と差し替えております。 昨夜の記事に、スターやコメントをくださった皆さま、当に申し訳ありません。 こんにちは。 お元気でいらっしゃいますか。 近くの山も紅葉が進んできました。陽が落ちて辺りが暗くなり始める頃には、時折鹿の声が聞こえて参ります。 ずっと行ってみたくて 行けなくて。 今日は、滋賀県大津市立長等(ながら)創作展示館・三橋節子美術館へ伺ったお話です。 また長くなって申し訳ありませんが、よろしくおつきあいください。 こちらには、画家 三橋節子(みつはしせつこ)さんの人生の結晶のような作品が展示されています。 長等創作展示館・三橋節子美術館/大津市 33歳で 鎖骨腫瘍のために 利き腕の右腕を失いながら、35歳で亡くなる間際まで描き続けた画家。 三橋節子さんの絵の花は、いつまでも心に残る野の花です。 池畔 ワレモコウ、ドクゼリ、スズメノエンドウ、ヤ

    大津市 長等 三橋節子美術館にて - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2023/01/03
    三橋節子さんの絵から繊細さと優しさを感じました。見ることができてよかったです。動画も見せていただきました。わたしも明石に行った際には、文化博物館に立ち寄りたいです。今年もよろしくお願いします♡
  • 千年の桂 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 お元気でいらっしゃいますか。 前回も連れ合いに 温かなメッセージをいただきまして、ありがとうございました。ふたりで感謝しております。 ・・・ 先日、また手が滑って下書きを投稿してしまいました。 慌てて戻しましたが、すぐ前の記事が新しい記事として出てしまったようです。 前の記事にもう一度来てくださった皆さまに 当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ごめんなさいね。 農道を歩いていますと、麦刈りが終わって稲が植えられた田んぼに 山が映る季節になりました。写真は、数日前のものです。 日々 稲は成長して、今は 一面若緑の原っぱのようになっています。 田植え前の土の上をタニシが這った跡は道路地図のようです。 梅雨に入って 少々の雨でも囀りを忘れないのは、竹藪のウグイスと曇り空に舞い上がるヒバリ。いつもながら 大きな声です。 *** 兵庫県美方郡香美町にある たじま高原植物園 和池の大カ

    千年の桂 - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2022/08/23
    記事にお邪魔するといつも心を洗われます。山の中の植物園の様子、きれいですね~。娘さんを信じるsnowさんの在り方が尊敬で、わたしもそうありたいと感じています。まだ暑さが残りますがお体ご自愛下さい。
  • ひとときの安らぎを - 野の書ギャラリー

    こんにちは。度々ご無沙汰しまして。 暖かくなりましたね。高いところからヒバリの囀りが賑やかに聞こえてきます。 桜も散り初め、車を運転していると 花吹雪の降る中を走る幻想的な眺めが見られます。 早くも実をつけて 風になびくようになってきた麦畑の畦を歩くと、新鮮な空気に包まれるようです。ヒノキの花粉は最盛期です。 逆光になった電線に、下から見てもわかるオレンジ色のお腹をよく見るようになりました。望遠でないから写せないだろうと思って眺めるだけにして歩いています。 ギビービー(?)と鳴いたり、きれいな囀りも聞かせてくれるヤマガラもよく見かけますので、どちらなのか迷いますが、 田畑の辺りでは、羽根の白い斑が目立つ丸い小鳥たちが並んで留まっています。 以前はジョウビタキよりスズメの方がたくさん飛んでいたように思うと、見かける野鳥の移り変わりを感じます。 ヒメウズが薬師さんの斜面に広がっています。白い花

    ひとときの安らぎを - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2022/05/13
    ご主人様大丈夫ですか。ひとりひとりの気持ちに寄り添うやさしいsnowさんだから、ご自分に寄り添う時間も大切になさってください。たくさんの春を感じられて幸せな気持ちです。ありがとうございました。
  • 久しぶりの神戸と、ぽんす会はヒラメ狙いの岡山。 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 ご無沙汰しております。 寒いですね。お元気でいらっしゃいますか。 自分の都合で休んでいましたのに、優しいコメントやブックマーク、スターをいただきまして当にありがとうございました。 読み返しては、元気をいただいていました。 おかげさまで 義母は体調も戻り、普段通りに過ごすことができるようになりました。 遅くなりましたが、 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 *** 元町の大丸のトアロード玄関東の通りです。明かりが温かく点ります。 一帯が旧居留地と呼ばれ親しまれているところです。 古いことですみませんが、11月の末と12月の初めに、二度続けて神戸へ出かけました。 二年ぶりの神戸。あちらこちらを散策してみたい気持ちになります。 コロナの流行が落ち着いていた時でしたが、家には義母も待ってくれていることですので、二度とも 二つ程度の目的地に行って寄り道をしないで帰りました。 神戸

    久しぶりの神戸と、ぽんす会はヒラメ狙いの岡山。 - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2022/02/05
    地下道の壁面のクジャクの尾羽、きれいでかわいいですね~✨今年も…なんてもう2月ですが💦どうぞよろしくお願いいたします。
  • 鯉を育てる山 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 次第に季節は移り、冬の気配に羽織る上着も温かなものになってきました。 お元気でいらっしゃいますか。 この季節から冬の間にかけて、お天気になる日の朝は 川面に湯気のような霧が漂っています。 日によっては10時頃まで山間の集落は 深い乳白色の靄に包まれますので、自転車の通学や、出勤の車の運転もたいへんだろうなと思います。 今回は ブログにはあまり書いたことのない鯉のお話です。 よろしくおつきあいください。 連れ合いは 魚釣りの好きな「ぽんすおじさん」ですが、時々 趣味で20cmくらいの小さな鯉を買っています。見て楽しむための鯉です。 始まりは、中学生だった息子が 近くの小川で釣った真鯉を育ててみたことからでした。 こちらは、新潟県にある養鯉場さんの野池です。(眺めの美しいところですのに、ひたすら養鯉場巡りの旅行と聞きまして、私はまだ行ったことはありません) 写真で見るばかりの遠い

    鯉を育てる山 - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2021/12/25
    野池の写真にみとれました。こんな場所が新潟にあるのですね~✨笹だんごはスキー場へ行ったときによく食べました。久しぶりにsnowさんの言葉に触れて、懐かしさでいっぱいの気持ちです。よいお年をお迎えください♡
  • 昨日の花 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 お元気でいらっしゃいますか。ご無沙汰しております。 ひと月前から、拝見したブログにも 私のブログにいただいたコメントにも、私がつけた通りにスターがついていないようでして、 ちゃんとついていることもあれば、中途半端にしか反映していない時も多いことに 遅蒔きながら気づきました。 当に申し訳ありません。 ここ2、3日は ようやくトラブルがなくなったように思います。 🎐 暑くなりましたね。 日中、こちらでチイチイゼミと呼ばれる 4cm足らずの大きさの ニイニイゼミが高い声で鳴いています。 夜 お風呂へ行こうと外へ出ると、外灯に 何度も突撃しては落下を繰り返していました。(我が家のお風呂は これといった理由もありませんが、玄関から出てすぐの別棟の中にあります。と言うと、露天風呂かと 友人にからかわれます。ごく普通の家庭用のお風呂です😊) お風呂から戻って来ると、持っていた洗濯物か

    昨日の花 - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2021/08/14
    こちらこそご無沙汰しております。ご主人様大丈夫ですか。風蘭のバニラの香り、かいでみたいです^^毎年行っている海に今年は行けず、snowさんの写真で海を見れてうれしいです。
  • 額の花 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 先週 紫陽花が咲き始めたよと連絡をもらって、朝 連れ合いの友人のお庭に伺いました。 お出迎えは、ユキノシタの白い花。 今年は、例年に比べてこちらの紫陽花は全体的に花が少ないとのお話でした。山の影になって元々日照時間が十分ではない土地なのです。 花が少なくても 紫陽花の木を多く育てていらっしゃいますので、拝見する楽しみがあります。 紫陽花は、手毬咲きや額紫陽花など 八重咲きも華やかですし、種類も多様ですね。名前を教えていただいたのに、ついごっちゃになってしまいまして。 朝の新しい空気と、瑞々しい紫陽花の花と葉に とても清々しい気持ちになります。 藤棚には、テイカカズラがどこか扇風機の羽根を思わせる陽気な愛らしい花をつけていました。 桑の実が鈴なりです。例年になく多く生ったそうです。 途中から 花を観に来られた方がありましたので、そこからは 私ひとりでほかのお花も撮らせていただき

    額の花 - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2021/06/27
    snowさん、お久しぶりです。色とりどりの紫陽花、きれいですね✨よくみるピンクの可愛らしい花はユウゲショウというのですね。子どもたちに伝えられます♡ありがとうございます。
  • 懐かしく思うもの カロライナジャスミン。古いミシン。 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 お元気でいらっしゃいますか。 *** 先月、連れ合いの伯母の持ち物だったミシンをもらいました。 一昨年亡くなった伯母の家には、古い箪笥などが まだいくつか残ったままになっています。 このミシンは ずっと気になっていながら 使いこなせない私には勿体ないかもしれないと思い、ほしいと言い出せませんでした。 連れ合いが、要らんか?と聞いてくれました。 「要らんかったら、捨てるんやさかいな(要らないのなら、捨てることになるからね)。」と、ぎょっとするようなことをあっさりと申します。 それなら、喜んで。 ミシン体も鉄脚の付いたテーブルも重くて、連れ合いと ちょうど帰省していた息子が、私の作業場になったばかりの物置き部屋 (全く愛想のない部屋ですが、東の窓が大きくて 父の作品を自然光で撮ることができます✨) へ運び入れてくれました。 脚元を見ると、間に合わせにちぎったダンボールを敷いてく

    懐かしく思うもの カロライナジャスミン。古いミシン。 - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2021/04/30
    ご無沙汰しております。なんて素敵なミシンでしょう~。古箪笥も気になります!竹籠など古くから日本にあるものに、興味津々です。snowさんがお元気そうでうれしいです。
  • 今日一生を - 野の書ギャラリー

    こんにちは。ご無沙汰しています。お久しぶりですね。 お元気でいらっしゃいますか。 昨日の朝は 吹き荒れる雨の音が明け方まで続いていました。 近くのお寺の梅が 優しい香りを放って咲き始めたのは、義父の初七日の頃でした。よく晴れた日でした。 スマートフォンは、私の撮り方では相変わらずきれいに写せません。 季節が巡り、暖かな日差しにほっと和みます。 昨年6月に、義父は療養型の病院へ移りました。 その節には 優しいコメントをたくさんいただきました。ありがとうございました。 今年になって 1月の終わり頃 危篤の状態との知らせがありました。 2週間後、義父は亡くなりました。最後の5年は、意思の疎通が難しくなっていた義父。長い間 施設や病院のお世話になりました。穏やかな最期と聞きました。 昨年病院に移ってからは、家族の見舞いでも病室へ入ることが叶わなくて、 電話で教えてもらうか、モニターで見せてもらうこ

    今日一生を - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2021/03/15
    心よりご冥福をお祈りいたします。枯れるように、衰弱して眠ることが希望ですが、看取る側はそれを見つめ続けることは大変だということをやっと考えました。家族と対話し続けたいと思います。
  • 深みどりの風吹く。 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 また急に冷え込んできましたね。 たいへん遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。 雪が降り 少し積もっては解けるを2、3度繰り返して、辺りは枯れ枝ばかりで寂しくなりました。 折れた花が伏せてばかりのところに なんとか雪に負けずに立ち上がって咲いている水仙を見つけました。近づくとほんのり爽やかな香りがします。 🍂 金曜日 用事の後に少し時間があったので 大きな公園へ回ってみました。 神戸の六甲山高山植物園や神戸市立森林植物園には行く機会がなくて残念ですが、こちらの県立森林公園も広々として落ち着けるところです。 森の遊歩道に入ると、椎の仲間のスダジイや樫の種類のアラカシが 冬でも葉が暗く茂る姿で立ち並んでいて 深みどりの空気に全身が洗われていくような感覚になります。木の匂い。葉の香り。暖かい日差しに新しい風が吹いてきて 鳥の鋭い鳴き声が聞こえてきます。 歩いてい

    深みどりの風吹く。 - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2021/01/30
    落ち葉が沈んでいる写真がすごく好きです。生態系を守ることの必要性、わたしも学んで強く感じています。素敵な記事をいつもありがとうございます。
  • 絵を刻む - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 週が変わって寒くなってきました。昨夜から雪になり朝にはあちらこちらで少し積もっていました。 お元気でいらっしゃいますか。 木瓜は、12月に入って白から桃色に色を深める可愛らしい花を3輪咲かせていました。 先週 長らく畑で逆さまに干していた黒豆を収穫したからと、友人が少し分けくれました。 一反は、300坪(990㎡)でしたか。間を開けて植えるので、二、三反の広さの田んぼから100kg程度の黒豆が取れるとのことでした。 コンバインで黒豆を収穫するのと同時に、枯れた枝と莢を燃やす煙が漂う夕暮れの一日が 冬の初めの風物詩です。 友人から分けてもらった取れたての黒豆は、1日干すようにと教えてもらい 伏せた籠の下に広げました。 農協へ出荷するのには、お正月向けの出荷と年明けの出荷の分とは時期が違うので 乾燥具合を調節しているそうです。 黒豆を撮るのは 私にはちょっと難しいようです。一握り

    絵を刻む - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2020/12/23
    一年無事に過ごせてよかったです。娘さんもお元気そうですね😊かわいいリースがたくさん。金柑の焼酎煮が美味しそう。来年もまた、よろしくお願いいたします。
  • 小さなお城の跡で。 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。 農道を歩いていると、かわいらしい花が咲いています。ホトケノザと手前はヒメジョオンでしょうか… 冬の雲が出ると寒さを感じます。ここ数日の昼間は スミレの咲く暖かさがしばらく続いていたようです。 庭の鉢植えのヒイラギの花は目立ちませんが こちらも可憐で近寄ると清楚な香りがします。 固く枯れた葉の棘もしっかりとしています。 ヒイラギから ひいらぐ(疼ぐ)…痛いという言葉を昔習ったことを思い出します。 柚子の枝の棘も そこまで と思うほど長くて鋭いものです。 実をひとつ取ろうとした時に 枝の棘ばかりを気にしていましたら、実のヘタのそばに生えていた小さな棘に気づかず 指先が当たってしまいました。相変わらず何かするとやらかしてしまいます… 枝から切ったばかりの実を手に取ると、切り口のところから柚子の香りが爽やかに立ち上ります。 日中は日差しが暖かいですが、日が

    小さなお城の跡で。 - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2020/12/14
    幽閉される場所への道、そのときの心情を想像しようとして苦しくなりました。本当はどんな人生を歩みたかったのでしょうか…。snowさんがお元気そうで、良かったです♡
  • 秋に憩む - 野の書ギャラリー

    こんにちは。今日は寒い雨でした。 晴れた昨日に 家の近所を久しぶりに歩いてみました。 高い空に雲が流れます。 最近は、普段より用事が立て込んで しばらく歩いていませんでした。 イヌタデの咲く原を過ぎると、小さな水路の奥の方までミゾソバが咲いていました。後ろで枯れたように何も立っているのは、穂が綿となって散り終えた蒲です。 イヌタデもミゾソバも、可憐な花は花びらではなくて萼なのですね。そんな花が多いことを知るようになりました。 使われなくなったコンクリートの焼却炉から、イヌタデがこぼれるように咲いていました。咲きだしてから かなり経ちます。 引いてから焼こうと捨てられたものが根づいたようです。それでも長く咲き続ける野の花の気丈を感じて ここを通る度に眺めてしまいます。 青みのある赤い花は、ノアサガオの仲間でしょうか。朝夕と寒くなってきていますが、しぼんでは新しい花が咲いています。 庭に戻る

    秋に憩む - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2020/11/08
    服の匂いで誰のものか分かってしまう。柔軟剤やタバコの香りで伝わる背景もあります。イヌタデという名前なのですね。可愛い花でなんという名前なのか気になっていました。
  • 秋の日。少し遠出をしてみる (2) - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 最近の朝は深い霧で、7時過ぎになると漸く辺りに薄明かりが射してきます。 農道脇や 我が家の近く薬師堂の丘の下の石垣では、2週間前には彼岸花が並んで咲いていました。今はヨメナが咲き始めています。素朴で愛らしい姿は 色の寂しい秋の野の景色に優しさを添えます。 水路の花。 石垣の花です。 🌿 これまで 2、3度書いたことのある場所に出かけました。よろしければどうぞお付き合いくださいね。 京都市内から、京丹後市へ向かう途中 由良川の辺りは 降りとなり山あいの集落は、雨のなか白く靄んで霧のような雨粒が車の窓に降りかかります。 やがて日海側に出るまで 厚い雲に覆われたり薄日が射したりを繰り返す空の下を走り続けます。 🌿🌿 丹後半島にある海辺の宿に着くと 道路沿いの藪に薄紫のツリガネニンジンの花が咲いていました。 たしかに 冴え冴えと冷えた秋の音色が チリンと聞こえてくるような気

    秋の日。少し遠出をしてみる (2) - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2020/10/31
    こちらにもシュウメイギクが…。同じ思い出を持って下さるかたがいる。それだけで救われる思いがします。ご家族みなさんお元気で何よりです♡
  • 秋の日。少し遠出をしてみる (1) - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 また日が空いてしまいました。お元気でいらっしゃいましたか。 夜は、マツムシと鈴虫の音がよく聞こえてきます。ほかにもいくつかの虫の声が静かに重なり合って、昼間とは違う湿った空気に包まれます。寒くなりましたが 最近では曇り空にひとつ輝く火星を見ながらひと時を過ごして一日を終わります。 *** 少し立て込んだ日が続いたので、気晴らしをと思い京都へ出かけました。 もうおとなになった子どもたちに声をかけましたら、意外にも一緒に行くと申します。車で1時間程ほどの所に住む息子は 拾って参ります。 この度は 私のわがままで、京都伊勢丹の 美術館「えき」京都 へまず行くことにしてもらいました。 車であれば、駐車場から美術館のある7階のフロアに直接行くことができます。 娘とこちらで落ち合いました。 伊勢丹の美術館「えき」では、10月25日まで 「キスリング展 エコール・ド・パリの巨匠」を開催され

    秋の日。少し遠出をしてみる (1) - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2020/10/18
    久しぶりにご家族揃ってお出かけされたのですね。皆さんお元気そうでよかったです✨焼き枝豆初めて知りました。食べてみたい…作ってみます(#^^#)
  • 黒い岩。奔る滝 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 お久しぶりです。お元気でいらっしゃいますか。 秋分の日の空です。爽やかなよいお天気でした。 最近小雨が降り続いたからか、夏の名残りが薄葉紙を折り畳むように片付けられて 新しい秋が静かに始まったと感じます。 今夜は、肥えてきた月が 雨に濡れた屋根を白く浮かび上がらせています。 🍂 鉢に植えた 姫フウロソウは、くすんだ色の小さな花を夏の間咲かせ続けていました。花が終わると 人差し指を曲げるようにして頭を下げます。 最近 やっと元気を取り戻して花色も再びはっきりとしてきました。かわいい花です。 姫フウロソウとは別に ヒメフウロという種類の花もあるのですね。ゲンノショウコの仲間は、どれも可憐で種類が多いですね。 夏の前から来年の準備を始めている石楠花。 今年は 気の毒なほど か弱い花が僅かに咲いただけでした。来年の春には、香り豊かな優しい花々を見せてくれればと思います。 こちらは、

    黒い岩。奔る滝 - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2020/09/30
    虫の音が歌声になり、青空は高くて気持ちがいいですね。青いツユクサを見つけるとsnowさんを思い出しています。以前は気にも留めなかったのに。小さな発見をありがとうございます。
  • 川辺の小さな美術館から - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 大きな台風が過ぎまして、昔は影響を受けにくかった当地もほっとしております。 被害に遭われたところの方々が一日も早く日常を取り戻されますようにお祈りいたします。 メドーセージは、花を散らしては咲いてを繰り返し、長く楽しませてくれます。葉の香りも爽やかに 元気で生き生きとした植物です。 🌿 先週 久しぶりに外に出かけました。時々お世話になるお店に電話をしました。 他にお客はふた組だけの静かな夜です。お店には、80年代の洋楽が流れています。ニューヨーク・シティ・セレナーデ。映画は ライザ・ミネリが好きでした。 お品書きから 穴子のお刺身とオコゼの薄造りをお願いしました。 穴子は、しっかりとした感で 噛むほどに身の旨味がじんわりと広がってきます。品のよい甘みを壊さないように、わさびと醤油はほんの少しでいただきました。繊細なお味を大切に味わいたく思いました。 左上は穴子の肝で 右

    川辺の小さな美術館から - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2020/09/12
    ジブリ作品のシシ神様やナウシカの腐海の世界がコロナと似ているという記事も読みましたが、背景画にも深さがありますね。映像ではじっくり見ることができないので、見られる機会があったら行ってみたいです。
  • 百日紅と小さなお堂 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 前回は、たくさんの方にご覧いただきコメントをいただきまして ありがとうございました。ブックマーク、スターもたくさんいただきました。悩みながら書いただけに、当に有り難いことと思いました。皆さまに心から感謝いたします。 ☀️ 日中は ミンミンゼミが、辛抱強い鳴き声で鳴いています。 薬師堂の斜面に桜の木が植えてあり、野鳥や虫が住んでいます。ミンミンゼミにアブラゼミの声とツクツクボウシが重なるように聞こえてきます。クマゼミは 今年は聞こえてこないようです。 今の季節は、時間によっては マムシ(こちらでは、はめ と呼ぶ人もおられます) と鉢合わせをするので、すぐに草まみれになる無人の薬師堂の敷地へは入ることはできません。 マムシなど長いものについては、時々ご近所からいろんなお話をお聞きします。我が家でも一昨日、ヤマカガシの子どもが 礼儀正しく玄関から訪問しようとしていたなど (なぜそ

    百日紅と小さなお堂 - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2020/08/29
    きれいな写真がいっぱい✨いつもありがとうございます。最近わたしの住む地域でもヤマカガシが出て驚きました。自然の中で保育をしているので、本当に注意が必要だと思っています。残暑厳しいですがお体ご自愛下さい
  • くずれぬへいわを - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 暑い日が続きますが、お元気でいらっしゃいますか。 この時期、「カラスの山」から、「ヒグラシの山」になってしまう手前の丸い山の裾に広がる田んぼが美しく育つさまを眺めながら歩いています。 例年なら あちらこちらの田んぼで山田錦の幟が立ちますが、日酒の売り上げの不振のための減産とのことで寂しく感じます。背の高い酒米 山田錦の姿を今年は見かけません。 夕方遅くに 少し気温が下がると、ここから さざめくような蜩の声が聞こえてきます。 *** この度は、父の作品のことで かなり個人的なことを書き留めております。長くなり申し訳ありませんが、よろしければ どうぞおつきあいくださいね。 7月の終わりに、明石市文化博物館に父の作品 51点を収蔵していただくことになりました。 広島県出身で 後に越した山口県岩国市に実家のある父は、兵庫県神戸市へ移ったあと 明石市に終の住処を得て、亡くなるまでの

    くずれぬへいわを - 野の書ギャラリー
    tayorako
    tayorako 2020/08/22
    snowさんのお父様の作品から熱くて優しいメッセージが伝わってきました。「広がる未来があって 毎日が新しくて 悩みも楽しいことも全身で」みんながそう生きられる社会であり、未来でありますように♡