中国の深セン市にあるショッピングモールで、3月12日、犬カフェにいた約100匹のシベリアンハスキーが集団脱走するという事件が発生した。 ハスキーたちはモール内を縦横無尽に走り回り、店内はひっちゃかめっちゃか。全員を捕まえるのも大変だったようだが、彼らはひと時の自由を楽しんだようだ。
動物好きな家族が路上でさまよっている黒猫を迎え入れたのは2019年のこと。家族は室内飼いをし、家の中での生活に慣れさせようとしたのだが、もともと野良猫だったためか、ちょっと目を離した隙に、すぐに外に出かけてしまうという。 家族が名前を呼んだり、ご飯の器をカタカタさせるとすぐに帰ってくるのだが、外に向かうときはいつも同じ方角を目指しているようだったという。 家族は他に行きたい場所があるんじゃないかと思っていたそうだが、ある日のこと、黒猫はかわいらしいセーターを着て帰ってきた。 どうやら黒猫は野良猫時代、かわいがってくれていた家族がいて、どうやらその家の人が着せてくれていたようだ。しかも1着ではなく、様々な服を着せ代えてくれるという。
毎日見るものなので当たり前のように思っているかもしれないが、色の濃さは違えど基本的におしっこは黄色がベースである。というか黄色以外だったら、健康に問題が生じている場合もあるので要注意だ。 ではなぜおしっこは黄色なのか?科学者は100年以上もその理由に答えを出せないでいた。というか、そこに疑問を持ち研究している科学者ってすごい。 だがついにその謎が解明したという。 アメリカの研究チームによると、おしっこを黄色くする犯人は、お腹の中にいる腸内細菌だったことを明らかにした。その腸内細菌が作る「ビリルビン還元酵素」という酵素が、おしっこを黄色く染めていたのだ。 『Nature Microbiology』(2024年1月3日付)に掲載されたこの発見は、黄疸や炎症性腸疾患のような病気と腸内細菌叢(腸内フローラ)との関係を理解するヒントになるとのことだ。
クマのぬいぐるみ「テディベア」は今となっては子供から大人まで、世界中で大人気で、高級ブランドのテディベアを集めるコレクターもいるほどだ。 だが、セオドア・ルーズベルト大統領の逸話からヒントを得て名付けられたこのぬいぐるみは、当初は波乱万丈な歴史があったようだ。
中国浙江省にある千島湖の穏やかな水面の下には、時が止まったままの世界が沈んでいる。それは、600年前の帝国時代の名残り、古代都市の石城だ。 五獅子山に近いため獅城とも呼ばれることも多いこの都市が最初にできたのは、西暦25年から200年の漢の時代という説と、618年から907年の唐時代という説が議論されている。 だが、1368年から1912年の明と清の時代に最盛期を迎えたことは、専門家の意見が一致している。
NASAは、1600万kmの彼方から送信されたレーザー通信を受信することに成功したそうだ。 小惑星探査機「サイキ」は、カリフォルニア州にある光通信望遠鏡研究所から送信されたアップリンク・レーザーにロックオン。次にこれを参照してパロマー天文台にある「ヘール望遠鏡」にダウンリンク・レーザー通信を行った。 その通信距離は、月との距離の40倍に相当。史上最長の光を使った通信に成功した瞬間だ。 NASAがこのような長距離通信を実験しているのは、従来の電波による宇宙通信よりずっと高性能な光データ通信を可能にするためだ。 それが完成すれば、ほぼライブの火星の映像を地球でストリーミング配信する、なんてことができるようになる。
さて先日、激辛唐辛子の開発を行っているエド・カリー氏が生み出した「ペッパーX」が、スコヴィル値269万をたたき出し、「世界一辛い唐辛子」としてギネス世界記録を更新したという話をお伝えした。 ちなみにこれまでのギネス記録は「キャロライナ・リーパー」でこれもカリー氏が生み出したものだ。カリーだけに、とか言っている場合じゃない。 唐辛子は世界中で大人気だが、限度というものがある。人はなぜ、兵器レベルの辛いものを食べたがるのだろうか? ペッパーXの威力は壮絶で胃痙攣が14時間止まらなかった人もいるほどだという。
五大湖に生息するある二枚貝についてのドキュメンタリーを制作中に、128年前に行方不明になった難破船が偶然発見された。 映画製作者のイヴォンヌ・ドレバート氏とザック・メルニック氏は、ヒューロン湖で外来種であるオオノ目の二枚貝の一種「クアッガ」の撮影をしていた。 そのとき偶然に、1895年10月にオハイオ州からオンタリオ州に向かって石炭を輸送していて行方不明になった蒸気船「アフリカ号」を発見したのだ。 広告 2 filmmakers discovered a 128-year-old shipwreck 外来種の貝を捜索中発見した難破船 強風が吹きつけ荒れ狂う1895年10月のある晩、アフリカ号はヒューロン湖で忽然と姿を消してしまった。 ドレバート氏とメルニック氏もまた、外来種の貝を探しているとき、荒れた天候の真っ只中にあった。 「1895年の嵐のシーズン始めにアフリカ号が沈んだときと同じよう
トルコにある新石器時代の遺跡「ギョベクリ・テペ」と、その姉妹遺跡「カラハン・テペ」で、新たに人間や動物をかたどった彫像が発見された。 これらの遺跡は11,400年前から1万2000年前に作られたもので、世界四大文明よりも圧倒的に古く、世界最古の神殿とされている。 ギョベクリ・テペから発見されたのは、彩色された実物大のイノシシの像、カラハン・テペで発見されたのはイチモツを握りしめたリアルな表情の人物像などだ。 いずれも当時の人々の文化や暮らしを垣間見せてくれるユニークで貴重な発見である。
近い将来、実験でタコやイカなどの頭足類を使用する場合には、脊椎動物のサルと同じように人道的な扱いをすることが世界の常識になるかもしれない。 その一例として、9月7日、アメリカ国立衛生研究所「NIH」は、頭足類を使用する研究プロジェクトが政府の助成を申請をする際、倫理委員会の承認を受けることを義務付けるガイドライン案を作成し、その内容についてパブリックコメントを求めている。 こうした動きは欧州各国でも始まっており、これを歓迎する専門家がいる一方で、話はそう簡単ではないと、タコの福祉の難しさについて懸念する声もあるようだ。 尚これは実験用の頭足類に対する措置の話だ。倫理的な扱いをしないと研究の助成金が降りなくなるというもので、食用とはまた別の話となる。
近親交配で島のオオカミが減少 ミシガン州に位置するロイヤル島は、豊かな生物多様性で知られているが、ロイヤル島に最初のオオカミ集団が到着したのは、1940年代後半のことだ。 彼らのおもな獲物はヘラジカだった。 その後、捕食者と獲物のシステムに関する世界最長の研究が始まった。 だが、犬パルボウイルス感染症の発生で、1980年代までにオオカミの数が最高の50頭から12頭前後まで減少してしまった。 最終的にウイルスは消滅したが、オオカミの数はすぐには回復しなかった。 その理由は、深刻な近親交配のせいだ。純血種の犬によくみられる、脊椎変形といった健康の悪化だけでなく、繁殖力の低下など、種の存続に深刻な問題を引き起こしていたのだ。 もしあなたが、野生のオオカミだったとして、自分の体の8倍もあるムースのような獲物を倒さなくてはならない場合、仲間の数が減ってしまったら、生きていくのは相当厳しいものになるで
実験室で作られる培養肉は着実に進歩を遂げているが、その一方で価格の高さがネックとされている。 これを解決するために英国の新興企業「Moolec(ムーレック)」社が考案した戦略は、安価な大豆を利用するというものだ。 もちろん普通の大豆ではない。分子農業技術で、大豆にはブタの遺伝子が組み込まれており、植物であるというのにブタのタンパク質が豊富に含まれているのだ。
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