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ブックマーク / movie.maeda-y.com (5)

  • 超映画批評『バタフライ・エフェクト』99点(100点満点中)

    『バタフライ・エフェクト』99点(100点満点中) 運命に挑戦した男の切ないラブストーリー アシュトン・カッチャー主演のタイムスリップ系サスペンス。アシュトン・カッチャーは米国ではTVのバラエティ番組等に出演し、アイドル的人気を博す若手俳優だが、日ではそれほど知名度が高くない。『バタフライ・エフェクト』は非常にシリアスで感動的な物語であるのだが、多くの日人にとっては主人公役の彼に対する先入観がないであろうから、よりニュートラルに作を楽しめると思う。そうした点まで含めて判断した高得点である。 主人公(A・カッチャー)は少年時代、記憶が時折ブラックアウトする症状に悩まされていた。成人後はすっかりよくなったかに見えたが、ある日当時の日記を読み返した彼は、失った記憶を突然取り戻した。しかもその恐るべき記憶を、彼はあとから変更する事ができるのだった。 さて、現在もこの主人公は、幼馴染の少女に恋

    teruwyi
    teruwyi 2010/02/12
  • 超映画批評『涼宮ハルヒの消失』80点(100点満点中)

    『涼宮ハルヒの消失』80点(100点満点中) 2010年2月6日からロードショー 2010年/日/カラー/163分/配給:角川映画 監督:石原立也 監督:武康弘 脚:志茂文彦 脚協力:谷川流 声の出演:平野綾 杉田智和 茅原実里 後藤邑子 小野大輔 桑谷夏子 人気が出るのもよくわかる入魂の一作 ライトノベルも深夜アニメも見ない私としては、涼宮ハルヒと遭遇する機会はまずないだろうと安心していた。だから角川の編集者に、いかに熱くその魅力を目の前で語られろうとも、これまでは軽くいなすことができた。 だが映画化されるとなれば話は別だ。もう避けて通るわけには行かない。 しかし、よりにもよってインターネット上でこのタイトルについて下手なことを書けば、間違いなく批評家生命を失うことになろう。そんな恐るべきプレッシャーの中で、しかし私は命がけでこの記事を書くことに決めた。 クリスマスが近いある日。

    teruwyi
    teruwyi 2010/02/12
  • 超映画批評『GOEMON』60点(100点満点中)

    GOEMON』60点(100点満点中) GOEMON 2009年5月1日、丸の内ピカデリー1他 全国ロードショー 2008年/日/カラー/128分/配給:松竹、ワーナー・ブラザース映画 監督・プロデューサー・脚・原案・撮影監督・編集:紀里谷和明、プロデューサー:一瀬隆重 出演:江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ゴリ/ガレッジセール、要潤、玉山鉄二 チェホンマンとキャシャーンが大暴れする時代劇 各方面に衝撃を与えた『CASSHERN』(04年、日)一作で、紀里谷和明監督が娯楽映画作りのコツを学んでしまったのだとしたら、ある意味日映画界は貴重な才能を失ったことになるのかもしれない。 能寺の変を経て、秀吉が天下統一したつかの間の平和。そこでは庶民の人気を集める義賊、石川五右衛門(江口洋介)が活躍していた。あるとき彼は、盗んだ品物の中に奇妙な箱を見つけるが、値打ちなしと判断し捨ててしまう。

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    teruwyi 2009/05/24
  • 超映画批評『ヤッターマン』85点(100点満点中)

    『ヤッターマン』85点(100点満点中) 2009年3月7日(土)より、全国ロードショー 2009年/日/カラー/111分/配給:松竹、日活 監督:三池崇史、原作:竜の子プロダクション、脚:十川 誠志 出演:櫻井 翔、福田沙紀、生瀬勝久、ケンドーコバヤシ、深田恭子 フカキョンドロンジョは、歴史に残る名ヒロイン 日映画界には妙な癖があって、到底実写じゃ成立しないような漫画・アニメ作品ばかり、なぜか好んで映像化する。ゴルゴ13、ルパン三世、デビルマン、そして二十世紀少年……。 その多くは事前に誰もが予想した通り、まれに見る珍作へと仕上がり、ダメ好きマニアの語り草となる。もはや、この国のお家芸といっても過言ではない。 しかし、ヤッターマンの映画化企画までもが気だったとは、さすがの私も予想だにしなかった。ましてや、興収50億を狙える記録的な大ヒットスタートになろうとは。映画業界は変人ばか

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    teruwyi 2009/03/12
  • ★前田有一の超映画批評★

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