社会現象となっている人気漫画「鬼滅の刃」が週刊少年ジャンプ24号で最終回を迎えた。人気絶頂での連載終了に驚きと終了を惜しむ声が上がっている。同時に「終わらせるな」と怒りの声も多い。声を上げているのは昭和のおじさん世代だ。 「『鬼滅の刃』はジャンプの売り上げを大きく左右する看板漫画です。そのため、宿敵との決着がついた後、新たな敵が登場して連載が続くのではないかと言われていました。これまでのジャンプを見れば、そうなるのが当然だと誰もが思ったはずです」(漫画誌編集者) アンケートの結果で連載漫画の動向を決定する「アンケート至上主義」でジャンプは大きく部数を伸ばし、ナンバーワン漫画誌の地位を築いた。そのため、人気漫画はずるずると連載を引き伸ばし、アンケートの順位が低い漫画は話の途中でも平気で終了させる。 その最たる例が鳥山明の「ドラゴンボール」だ。ドラゴンボールは人気絶頂のため何度も連載が引き伸ば