RSウイルス感染症 大流行か 9月27日 16時43分 冬場にかけて流行し、乳幼児に肺炎などを引き起こすRSウイルス感染症の患者が、この時期としては異例のペースで増えていることから、国立感染症研究所は、これまでで最も大きな流行になるおそれがあるとして、手洗いなどの対策を徹底するよう呼びかけています。 RSウイルス感染症は、毎年、冬場にかけて流行する発熱や咳などの呼吸器症状を起こす病気で、主に乳幼児がかかり、初めて感染した場合は肺炎や脳症を起こして重症化することがあります。国立感染症研究所によりますと、今月18日までの1週間に、全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された患者の数は1414人で、去年の同じ時期の2倍近くになっています。9月のこの時期としては平成15年の調査開始以降、最も多く、研究所は、これから冬にかけてさらに患者が増え続け、これまでで最も大きな流行になるおそれがあるとし